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水漏れの原因と発生箇所を特定する方法!放置すると大変なことに

投稿日:2019-08-22 更新日:2019-08-22

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

蛇口などから水漏れが発生すると音が気になったり、水道料金が高くなったりするのではと、不安になる人は多いでしょう。すぐに修理したいところですが、水漏れがどこで発生しているのか分からないというのもよくあることです。

水漏れの原因となっている場所が分からないとなると、さらに不安が増幅されてしまいますよね。そんな不安を解消するために、このコラムでは水漏れの原因と水漏れ箇所のみつけ方、修理方法をご紹介します。水漏れの不安に悩まされている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

水漏れが起こりやすい場所

水漏れは、家のなかのさまざまな場所で発生します。まずは、水漏れが起こりやすく注意が必要な箇所を、場所ごとにみていきましょう。

キッチン

キッチンは、水漏れの発生率が高い要注意の場所です。使用頻度の高いキッチンの蛇口は、日々劣化していきます。接続部分のナットが緩んだり、パッキンが劣化したりすることで水漏れが発生するのです。

また、キッチンでは排水部分からの水漏れも起こります。排水口の下には排水トラップという設備があり、ここに排水口に流れてくるゴミなどが詰まって、水漏れが発生することがあるのです。排水トラップは、排水パイプなどで排水管につながっていますが、これらの接続部分のナットやパッキンの劣化も水漏れの原因になります。
水漏れが起こりやすい場所

浴室

水を大量に使う浴室も、水漏れが発生しやすい場所です。シャワーのヘッドやホースの破損、パッキンの劣化によって水漏れが発生します。常に湿気が多い状態の浴室では、パッキンなども劣化しやすい環境になっているのです。

浴室の蛇口は、シャワーと吐水口を切り替えられることが多いですが、この切り替えを制御している内部の部品が劣化して、水漏れにつながることもあります。壁のなかや床下から水が漏れる音がする場合、給水管や排水管に破損などがあって水が漏れているおそれもあるでしょう。

給湯器につながる配管から、バスタブ内に水が漏れていることもあります。また、バスタブにためたお湯が少しずつ抜けているという場合には、バスタブのひび割れや排水口の栓に劣化があり、そこから水が漏れているということもあるでしょう。

トイレ

トイレも水を使う量が多い場所です。タンクに水を供給している給水管の接続部分からの水漏れや、レバーなどの部品の不具合によってタンク内に水が漏れることもよくあります。便器が破損していたり、トイレットペーパーなどで排水管や下水管が詰まったりすることも水漏れの原因です。

洗面所

洗面台では、蛇口からの水漏れがよくあります。蛇口の接続部分の劣化や蛇口に内蔵されているシャワーホースの亀裂などが原因です。排水トラップや配水管の劣化や詰まりによっても、水漏れが発生します。また、洗濯機の給水ホースと蛇口の接続部分や、排水ホースからも水が漏れることがあります。

野外

野外に設置されている蛇口は雨風にさらされているため、各部品が劣化しやすい環境です。また、屋外の蛇口には凍結を防ぐために、蛇口内の水を抜く水抜栓というものが取り付けられています。この水抜栓が劣化により故障すると、そこから水が漏れてしまうのです。

見つからない水漏れを放置するリスク

あらゆる場所で発生する水漏れの原因を特定するのは、簡単ではありません。しかし、どこで発生しているか分からないからといって、そのまま放置しておくのはよくありません。水漏れを放置しておくと、どんなことになってしまうのかもみていきましょう。

水道代がとても高くなる

給水管などから水漏れしていた場合、水漏れで流れてしまった水の分も水道代に加算されることになります。たとえわずかな量でも流れ続けていれば、それだけ水道代が跳ね上がることになるのです。1mm程度の太さの水漏れを1か月放置した場合、水道代は約2,000円高くなるというデータもあります。
見つからない水漏れを放置するリスク

床や壁が傷む・腐る

漏れた水が床に垂れたり、壁を伝ったりしていた場合、その箇所にカビが発生することがあります。カビが発生すると悪臭を放つだけでなく、口から吸いこむことでアレルギーの原因になったり、感染症を引き起こすこともあるのです。また、湿気は家の木や鉄の素材を腐食させます。柱など住宅の基礎部分まで水漏れが広がってしまえば、家全体の強度を弱めることにもつながるでしょう。

どこか分からない水漏れ場所を特定する方法

水漏れを放置すると大変なことになりますので、一刻もはやい対処が必要です。そこで、水漏れが発生している場所を探す方法を解説します。水漏れ場所が特定できないという方は、この章を参考にして確認してみてください。

音を頼りにする

水漏れが発生すると水が垂れたり、流れたりする音が聞こえることがあります。その音がどこから聞こえるかによって、水漏れの原因を探ることができるのです。

蛇口を閉めたときに異音が聞こえる
蛇口内のバルブやパッキンに異常があるおそれがあります。

トイレの水を流していないときにタンク内から水が流れる音がする
タンク内の部品の破損などによって、水が漏れていると考えられます。

トイレの配水管の奥から異音が聞こえる
排水管の詰まりが原因で水漏れが発生しているかもしれません。

床下から異音が聞こえる
排水管や排水トラップから水が漏れていると考えられます。

天井から異音が聞こえる
上階のトイレやお風呂からの水漏れ、または雨漏りの可能性もあるでしょう。

壁のなかから水が流れる音が聞こえる
壁内の配管から水漏れしているおそれがあります。
どこか分からない水漏れ場所を特定する方法

水道メーターをみる

水漏れの原因を探るためには、水道メーターを確認してみるのも有効な方法です。水道メーターをみてみると、パイロットという小さな丸い部品がついています。

家のなかで水を使うと、このパイロットが回転してメーターを回すのです。家で水道をまったく使っていない状態で水道メーターをみたときに、パイロットが回転していたら水漏れが起こっている証拠だといえます。

水道メーターを活用すれば、水漏れが発生している場所も絞り込むことが可能です。以下にその手順を解説します。

①家のなかの、1箇所の蛇口だけ止水栓を閉めます。止水栓は蛇口への水の流れを止めるための弁で、蛇口本体や蛇口近くの給水管に設置されています。
②水道メーターのパイロットを確認します。もしもパイロットが回っていれば、水漏れの原因は①で止水栓を閉めた蛇口ではありません。
③①で閉めた止水栓を戻し、別の蛇口の止水栓を閉めます。
④②と③を繰り返し、パイロットが止まったときに止水栓を閉めていた箇所の蛇口や配水管で、水漏れが起こっていると考えられます。

それでも見つからなかったら

これらの方法を試してみても水漏れの箇所が分からないという場合には、水漏れ修理をおこなっている業者に相談してみましょう。なにより放置が一番危険ですので、後回しにせずにはやめに対処することが大切です。

水漏れの原因とは

水漏れしている箇所が分かったとして、なぜそこで水漏れが発生してしまったのかを突き止めることが必要です。原因が分かれば、修理方法や再発の防止方法が分かります。ここで、よくある水漏れの原因を解説します。

フィルターやパイプの汚れ

キッチンの排水トラップや排水パイプ、洗濯機の排水フィルターなどにゴミや汚れがたまるとつまり、水漏れの原因となることがあります。フィルターやパイプに詰まりが発生した場合には、パイプクリーナーなどを使って汚れやゴミを取り除きましょう。
水漏れの原因とは

接続部の緩み

配管や蛇口の部品を接続しているナットなどは、小さな振動などによって少しずつ緩むことがあります。ナットが緩んだことによって隙間ができ、そこから水が漏れてくるのです。この場合、接続部分のナットなどを締め直すことで、水漏れは解決するでしょう。

パッキンやカートリッジの劣化

蛇口などの接続部分には、隙間を埋めるためにゴムパッキンが取り付けられています。このゴムパッキンが劣化し、隙間ができて水漏れが発生するのです。また、レバー式の蛇口には温度や水量を調節する、バルブカートリッジという部品が内蔵されています。この部品も時間とともに劣化し、水漏れを引き起こします。

パッキンやカートリッジといった部品は交換が可能ですので、新しいものに取り換えれば水漏れは解消されるでしょう。

パイプの劣化・破損

排水管や給水管が地震や凍結、経年劣化などによって破損することもあります。サビなどでもろくなったパイプに衝撃が加わり穴が開いたり、亀裂が入ったりということがあるのです。パイプ内の掃除をしているときに、その衝撃で穴をあけてしまうこともありますので注意しましょう。

水漏れの修理方法

水漏れの原因によっては、自分で修理することが可能です。ここでは自分で水漏れを修理する方法を、水漏れの箇所ごとに解説していきます。

パイプの接続部からの水漏れを修理

パイプの接続部からの水漏れは、接続しているナットの緩みが原因であることがあります。その場合は、モンキーレンチなどを使ってナットを締め直すことで修理が可能です。

ナットを締めても水漏れが直らなければ、接続部のパッキンが劣化していることが考えられます。その場合はパッキンを交換しましょう。パッキンを交換する方法を以下に解説していきます。

①パッキンは使用されている箇所によって形状や大きさが違います。適合するものを確認して新しいパッキンを用意しましょう。
② 修理をはじめる前に、作業中に水があふれてしまうのを防ぐため、止水栓を閉めます。止水栓が見当たらないという場合は、水道の元栓を閉めましょう。
③水漏れしている箇所のナットを緩め、パイプを外します。
④古いパッキンを外し、新しいパッキンを取り付けます。
⑤パイプを元通りに取り付け、ナットをしっかりと締めましょう。
⑥止水栓を戻して水を流し、水漏れがないか確認します。
水漏れの修理方法

蛇口の先端からの水漏れを修理

蛇口の先端から水が漏れるのは、ハンドル式の蛇口の場合はコマパッキン、レバー式の場合はバルブカートリッジという部品の劣化が原因と思われます。いずれも部品を交換する必要があります。

①蛇口のメーカーや型番を確認して、適合するコマパッキンやバルブカートリッジを用意します。
②作業中の水漏れを防ぐため、止水栓または水道の元栓を閉めます。

ハンドル式の場合
③ハンドル上についているナットを緩めて外し、ハンドルを取り外しましょう。
④コマパッキンの先端が見えますのでピンセットなどでつまんで抜き取ります。

レバー式の場合
③レバー上部のカバーを外し、上に引っ張ることでレバー部分を引き抜くことができます。
④まずバルブカートリッジが収まっている固定ナットを緩めて取り外しましょう。固定ナットを外すと、バルブカートリッジを取り出すことができます。

⑤新しいコマパッキンやバルブカートリッジを取り付け、元通りに組み立てます。
⑥止水栓を戻して通水し、水漏れがないことを確認しましょう。

パイプが破損しているときの水漏れ修理

パイプに穴や亀裂がある場合、補修テープなどでふさぐ方法もありますが、これはあくまで応急処置です。パイプの欠損部分には水圧がかかり続けていますので、そのままにしておくと破損が広がって、さらにひどい水漏れが起こるおそれもあります。パイプに破損がある場合は自分で直そうとせず、業者に相談したほうがいいでしょう。

自分で水漏れを修理するリスク

自分でできる水漏れ修理の方法をご紹介しましたが、水漏れの原因はさまざまなことが絡みあっていることもあります。素人が水道関係の作業をすることにはリスクもともなうことを、心得ておく必要があるでしょう。

正常な部分まで壊してしまうおそれ

作業をしていくなかで、接続部分のナットやねじを締めすぎて配管を破損してしまったり、関係のない壁や床などに傷をつけたりしてしまうおそれもあります。また、蛇口内部の小さな部品を紛失してしまうこともありえるでしょう。そんな風に本来修理の必要がなかった部分を壊してしまうと、修理費用がかえって高額になってしまうリスクもあるのです。

業者に頼む費用

水漏れ修理業者に依頼するときの料金は、「基本料金+作業費+材料費」といった形式がほとんどです。基本料金はおおむね4,000~8,000円前後で、作業費は水漏れの箇所や作業内容によって変わってきます。作業費の相場はパッキンの交換程度なら3,000~5,000円程度、蛇口の交換の場合は4,000~10,000円程度といったところのようです。

業者によっては、さらに出張費や深夜早朝料金といった、追加費用がかかる場合もあります。業者に依頼する際には、あらかじめ見積もりを取って、料金の詳細を確認するのがいいでしょう。

まとめ

水漏れの原因は蛇口やパイプの接続部分の劣化、パイプの詰まりや破損などさまざまです。キッチンや浴室など、それぞれに水漏れが発生しやすい箇所がありますので、水漏れが疑われる場合はチェックしてみましょう。水漏れ箇所が分からない場合、音や水道メーターを確認することで特定する方法があります。

水漏れはある程度なら自分で修理することもできますが、経験のない人が作業することは被害を広げてしまうリスクもともないます。自分で修理する自信がない場合や、水漏れの原因を特定できないという場合には、業者に相談してみるのが確実な方法です。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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