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自分で混合水栓を交換する方法を解説!失敗しないために選び方が重要

投稿日:2019-08-22 更新日:2019-08-22

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

毎日使う混合水栓は時間とともに劣化していきます。水漏れなどの不具合が発生することがありますし、デザイン的にも住宅の雰囲気にそぐわなくなり、混合水栓を交換したいと思う人も多いでしょう。

水栓は建物にもとから作り付けられているようにも感じますが、日々酷使される消耗品でもあるため、交換することができるのです。このコラムでは、混合水栓を自分で交換する方法を解説します。

混合水栓はデザインも機能も、新しい製品が次々に生み出されています。ただし、どんなものでも好き勝手に交換できるというわけでもありません。交換が可能な水栓の選び方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはどの混合水栓にするか選ぼう

水栓にはデザインや機能などさまざまなものがたくさんあって、迷ってしまうかもしれません。ただ、混合水栓を交換しようとするときに最初に注意しなければならないのは、設置可能な種類かどうかということです。

設置場所の形状などによっては、取り付けられない種類の水栓もあります。まずは、自宅に設置できる水栓の種類を確認しておきましょう。
まずはどの混合水栓にするか選ぼう

混合水栓の種類

混合水栓は設置方法、設置場所、形状などによっていくつかの種類にわけられます。現在自宅に設置されている水栓がどのタイプかを知ることで、交換できる水栓の種類もわかるのです。

設置方法の種類
設置方法にはワンホール、ツーホール、セパレートといった種類があります。ワンホールとツーホールの違いは文字通り、設置場所にあけられている、水栓と配管をつなぐ穴がひとつかふたつかということです。

設置場所の台にひとつの穴が開いていて、筒状の水栓を差し込むように取り付けられているのがワンホールタイプです。水栓に台や足が付いていて、設置場所のふたつの穴にまたがるように取り付けられているものをツーホールタイプといいます。セパレートタイプは、水栓のレバー部分と蛇口部分とが離れて設置されているもので、洗面台や公共施設のトイレなどによく使われています。

穴の数は設置場所によって決まっていますので、別のタイプに変更するにはシンク全体の交換などといった大掛かりな工事になってしまいます。

設置場所の種類
水栓には、台付きタイプと壁付きタイプがあります。キッチンなどに台があり、その平面に水栓が設置されているのが台付き、壁面に設置されているのが壁付きです。これも、台付き用の水栓を壁に取り付けるといったことはできません。

ツーホールもセパレートタイプも穴は2つあるけど…?

設置場所の穴の数があっている水栓は基本的には設置可能ですが、セパレートタイプの場合は注意が必要です。セパレートタイプの設置場所にもふたつの穴が開いていますが、ここにツーホールタイプの水栓を取り付けることはできません。

セパレートタイプは蛇口とレバーが別々になっている水栓で、セパレートタイプの設置場所に開いている穴の片方はレバー用のものです。配管や内部の構造が異なるため、ツーホールタイプの水栓を取り付けることはできないのです。

ツーハンドルからシングルレバーへの交換はじつは簡単!

水栓は形状や機能によっても分類することができます。水栓のおもな種類は、ツーハンドルタイプ、レバータイプ、サーモスタットタイプです。

水とお湯、ふたつのハンドルが付いていて、それぞれの水量によって温度を調節するのがツーハンドルタイプです。水栓に付いているレバーを上下左右に動かすことで温度や水量を調節するのがレバータイプ、温度調節のハンドルが付いているのがサーモスタットタイプです。

設置場所と設置方法が同じであれば、水栓の形状や機能が違っていても交換ができます。ただし、設置場所に開いている穴の数はあっていても、サイズがあわない場合もありますので注意しましょう。また、ツーホールタイプの場合は穴と穴との距離も確認しておく必要があります。

設置する場所と方法を確認したら、それに適合する好きなタイプの水栓を選びましょう。

ワンホール・ツーホール水栓の交換手順

自宅のタイプと好みに合う水栓がみつかったら、実際に交換していきましょう。混合水栓の交換はそれほど専門的な知識や技術がなくても、自分でおこなうことができます。

ただし、いくつか注意点もありますので事前にしっかりと手順を確認してから作業をはじめましょう。ワンホールタイプとツーホールタイプの交換方法はある程度共通していますので、一緒に解説します。

止水栓を閉める

水道関係の作業をおこなう際には、必ず止水栓を閉めましょう。止水栓は水栓に水が流れるのを止める弁です。これを閉めておくことで、水栓を取り外したときに水が流れ出てしまうのを防ぐことができます。

止水栓の場所は水栓の種類や住宅の構造によって異なります。壁付きタイプの水栓の場合、止水栓は水栓の脚部分に付いていることが多いです。脚部分に大きなねじが付いていますので、マイナスドライバーなどで閉めましょう。

水栓に止水栓が見当たらない場合、水栓下の給水管に止水栓が付いていることもあります。シンク下などを開けてみると、給水管の途中にレバーやハンドル、ねじなどがあるはずです。この部分を閉めることで、水を止めることができます。

水栓付近にも止水栓がないという場合は、水道の元栓を閉めてしまいましょう。元栓は水道メーターの近くにあります。元栓を閉めた場合、交換する場所以外の蛇口からも水が出なくなりますので注意しましょう。

配管部分を外す

交換する水栓の下を覗いてみると、給水管までつながっているホースがあります。このホースまでが水栓の部品ですので、取り外します。

取り外したときにホース内に残っていた水がこぼれてくることがありますので、あらかじめタオルなどを敷いておくといいでしょう。ホースと給水管を接続しているナットをモンキーレンチなどで緩めて、ホースを取り外しましょう。

水栓を外す

次に水栓本体を台に固定しているナットを緩めます。本体が台から外れたら、水栓をホースとともに上から引き抜きましょう。金属製のホースの場合は引っかかってなかなか抜けないこともありますが、ある程度曲げることができます。ホースの角度を調整しながら引き抜いていきましょう。

新しい水栓を取り付ける

今度は逆の要領で、新しい水栓を取り付けます。台に開いている穴に新しい水栓のホースを通して、ねじの位置をあわせて締め、水栓本体を固定しましょう。水栓のホースを給水管にしっかりと差し込んでナットを締めます。取り付け方法は水栓によって多少異なることもありますので、取扱説明書でご確認ください。

もとに戻して水漏れチェック

取り付けが完了したら止水栓を戻して、通水テストをおこないます。水を流しながら、各部品の接続部分などから水が漏れていないか、しっかりとチェックしておきましょう。通水してから水漏れが発生するまでには時間差があることもありますので、数分後にもう一度全体をチェックしておくと安心です。

ワンホール・ツーホール水栓の交換手順

セパレートタイプ水栓の交換手順

洗面台などによく使われているセパレートタイプの構造は、ワンホールタイプやツーホールタイプと少し違います。交換の手順を確認していきましょう。

止水栓を閉める

セパレートタイプの混合水栓を交換する際にも、水漏れなどの事故を防ぐためにまずは止水栓を閉めることが重要です。洗面台の止水栓はシンク下の給水管に設置されていることが多いので、確認してみましょう。

配管と水栓を取り外す

セパレートタイプの水栓はレバー部分と吐水口部分が、シンク下でホースがつながっている構造です。まずはレバー部分と吐水口部分のホースを切り離す必要があります。

ホースはナットやホースソケットと呼ばれる部品で接続されていますので、この部分を取り外しましょう。古い水栓を確実にもう使わないという場合には、ニッパーなどで切断してしまうことも可能です。ホースを外した際にはなかに残っていた水がこぼれてくることがありますので注意しましょう。

レバーと吐水口をつなぐホースを外したら、今度は水栓と給水管をつなげているホースを外します。給水管の接続部分にあるナットをモンキーレンチなどで緩めて外しましょう。次に、レバー部分と吐水口部分をホースとともに上から引き抜きます。

水栓を取り付ける

古い水栓を外したら、新しい水栓を取り付けていきましょう。レバー部分を穴に差し込み、次に吐水口部分を取り付けます。新しい水栓に固定する部品やパッキンが付属していますので、説明書をよく読んでそれぞれしっかりと固定しましょう。

配管部分を接続する

水栓を固定したら、それぞれのホースを接続していきます。給水管と水栓をつなぐホースを給水管に差し込み、ナットをしっかりと締めましょう。次にレバーと吐水口をつなぐホースを、ホースソケットに接続します。

もとに戻して水漏れチェック

接続が完了したら、止水栓を戻して通水し、水漏れがないかを確かめましょう。少し時間をおいて、それぞれの接続部分から水が漏れていないかをよくチェックすることが大切です。

壁付き水栓の交換手順

壁付きタイプの混合水栓の交換手順をみていきましょう。壁付きタイプはほかのタイプと違ってホースの接続がありませんが、取り外しや取り付け時に壁内の配管を傷つけたり、ねじったりしないように注意が必要です。

元栓を閉める

壁付きタイプの水栓を交換するときも、作業中の水漏れを防ぐことが大切です。壁付きタイプは多くの場合、水栓自体に止水栓が付いていますが、これを閉めても水栓自体を取り外してしまえば意味がありません。

そのため、壁付きタイプの水栓を交換する場合には水道の元栓を閉める必要があります。元栓は基本的に水道メーターと同じところにありますので、自宅の元栓の位置を確認しましょう。

水栓と脚を取り外す

壁付きタイプの水栓は、水栓本体と壁内の給水管とを脚でつないでいる構造です。まずはじめに、脚部分から水栓本体を取り外します。脚と水栓の接続部分にあるナットをモンキーレンチなどで緩めて取り外しましょう。

次に、脚自体をねじの要領で回して、壁から脚を取り外します。このとき、力任せに回すと壁内の配管が破損してしまうことがありますので、慎重に少しずつ回すのがポイントです。

脚を取り付ける

取り付け部分に残っている古いシールテープなどのゴミを取り除いたら、新しい水栓を取り付けていきます。新しい水栓を付けるときは、今度は脚から取り付けていきましょう。

配管と脚の隙間を埋める役割を果たすシールテープを、脚のねじ部分に巻き付けます。外したときと同じように、脚のねじを回して壁の配管に取り付けましょう。

ここで、ねじを締めすぎないように注意が必要です。無理に締め付けると、配管を破損させるおそれがあります。また、本体を取り付けるときに角度を調整しますが、一度締めすぎたねじを再び緩めるとシールテープが破れるなどして隙間ができ、水漏れの原因になります。左側の脚だけを緩めにしておくのが、調整をしやすくするポイントです。

水栓を取り付ける

水栓本体を取り付けるときには、まず左の脚部分を取り付けます。その状態で、水栓のねじ部分が右の脚に届くところまで左の脚を回して調整しましょう。水栓が水平になるように調整したら、水栓と脚の取り付け部分のナットをしっかりと締めて固定します。

もとに戻して水漏れチェック

元栓を開いて通水し、水漏れがないかどうか確認しましょう。とくに壁内の配管に水漏れがあると大変な被害になります。水漏れの症状が現れるまでには通水してからしばらくかかることもありますので、時間をあけて何度かチェックするのがいいでしょう。

こんな場合は業者に任せましょう

混合水栓の交換は自分でもできますが、状況によっては業者でなければ対応できないこともあります。あまり無理をすると水漏れなどの事故が発生し、ほかの箇所にも被害が及ぶおそれもあるのです。
こんな場合は業者に任せましょう
そうなると、余計な修理費用などがかかってしまうことにもなります。それを思えば、自分ではできないと判断したら無理をせずに業者に任せるのが賢明でしょう。ここでは、どんな場合に業者に頼んだほうがいいのか、その判断基準を解説していきます。

ナットやねじが固くなっている

水栓を固定しているねじやナット、止水栓のハンドルなどはさびや汚れなどで固まり、回らなくなっていることはよくあります。このようなときに力任せに回すと、もろくなったパイプや配管が一緒に削れて穴が開いてしまうことがあるのです。

また、無理に回そうとしてねじ頭が潰れたり、ナットの角が削れてしまったりすると、いよいよ自分では回すのが困難になります。ねじなどが固くて回らないという場合には、業者に任せるようにしましょう。

交換したが水漏れしてきたとき

水栓を自分で交換したら、どこかから水漏れが発生したという場合、取り付け方に不備があったおそれがあります。どこかのパッキンを入れ忘れていたり、適合していなかったりするかもしれません。ねじの締め付けなどが甘かったということも考えられます。取り付けた水栓に欠陥があるということもあり得ないとはいえません。

また、交換の作業中に配管などを傷つけ、そこから水が漏れているおそれもあるでしょう。その場合は業者でなければ修理はできません。水漏れが発生している場合には原因の特定も含めて、業者に相談するのが安心です。

途中で取り付け方がわからなくなったとき

とくにはじめての人にとっては、水栓の交換は簡単な作業ではありません。はじめてみたはいいものの、途中で方法がわからなくなってしまうことも珍しくはないのです。そんなときに、あてずっぽうに取り付けてしまっては後々水漏れなどのトラブルが発生するかもしれません。

方法がわからなくなったときには、まずは業者に相談してみましょう。電話で教えてもらえばわかるかもしれませんし、駆け付けてくれればすぐに解決します。水栓を交換する際にはそういった不測の事態に備えて、すぐに駆け付けてくれそうな業者をあらかじめ探しておくこともおすすめです。

まとめ

混合水栓にはいくつかの種類があります。混合水栓を交換する際には、自宅の取り付け場所に適合する水栓を選ぶことが必要です。水栓のタイプ、取り付け場所の穴の数とサイズ、穴と穴の距離などをあらかじめ確認して、適合する水栓を選びましょう。

方法さえわかれば水栓の交換は自分でもできますが、水回りの作業は失敗すると大変な被害をもたらすことがありますので注意が必要です。交換の途中で方法がわからなくなったときや、交換後に水漏れが発生したときなどには、無理せずすぐに業者を呼ぶのがいいでしょう。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2019-08-22 14:09:45
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