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雨漏りもDIYで直しちゃう!?雨漏り個所ごとの原因と対処法!

2018-09-28

雨漏りをDIYで応急処置する際の方法は?ケース別でまとめました

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

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室内にいるのにポタポタと水が降ってくる……。
雨漏りは、家具や家電を傷めるだけでなく住宅自体の寿命を縮めかねない非常に厄介なトラブルです。すぐに修理をおこないたいところですが、業者に頼むと時間がかかるしそれまで心配だ、といった方も少なくないのではないでしょうか。

近年は雨漏りをDIYで応急処置するためのグッズも広く市販されていて、自力での応急処置もかなり敷居が低くなっています。可能な限り被害を抑えるためにも、応急処置は欠かさないようにしましょう。

本コラムでは、雨漏りの発生した状況や場所をケースごとに分けて、応急修理の方法をご紹介いたします。大切な家を雨漏りから守るためにも、自分でできる応急処置の方法を確認してみましょう。

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雨漏りを放置しているとどうなるの?

最初に、雨漏りによって起こる悪影響について解説していきましょう。雨漏りを応急措置せず、室内に水が入ってくるままにしていると、さまざまなトラブルの原因になります。

①家財が濡れる

わかりやすい悪影響の1つが、家具や電子機器が濡れてしまうことでしょう。家具が濡れてしまうことで、中に保管しておいた資料などが使い物にならなくなったり、湿気が溜まってカビが発生する原因になったりしてしまいます。

また、家電が水浸しになると故障してしまうだけでなく、漏電が原因で感電してしまうおそれさえあるでしょう。最悪の場合漏電によって火災が発生する危険性さえあるため、雨漏りによって家電が濡れるのは必ず避けておきたいところです。

②家屋が劣化する

雨漏りを放置していると、被害箇所から柱や壁がどんどん腐食していってしまいます。そうなると地震が起きた際に倒壊のリスクが高まるほか、売却した際の価格が下がってしまいかねません。

また、マンションやアパートなどの賃貸住宅の場合、雨漏りによって床や壁が著しく劣化していると、退居の際に多額の原状回復費用が必要になる場合があります。もしそうなれば、金銭面での負担が増大するのは避けられないでしょう。

③シロアリの侵食

木材を食べる害虫として有名なシロアリは、湿った木材を好んでいるとされています。そのため、雨漏りによって湿ってしまった木材は、シロアリが発生しやすくなってしまうのです。事実、シロアリ被害の原因の約8割は雨漏りだとされています。

建材に湿気がこもれば家自体の劣化が早まり、カビが発生しやすく、また湿った木材を好むシロアリが住み着きやすい環境になってしまいます。

こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、一刻も早く雨漏りは修理するようにしましょう。次の項目から、雨漏りをDIYで対策する方法について説明していきます。

雨漏りを放置しているとどうなるの?

「屋根」の雨漏り応急処置法

一般的に雨漏りと聞いてイメージされるのは、天井から水滴がポタポタ垂れてくるタイプのものでしょう。このタイプの雨漏りは、屋根の瓦がはがれていたり、屋根に亀裂が生じてそこから水が入り込んだりするのが主な原因となります。

屋根の応急処置は被害箇所の特定が重要

屋根の雨漏りをDIYで応急処置する場合は、まず何が原因で屋根に水が入ってきているかを確認しておきましょう。被害箇所を特定できたかどうかで、応急処置の方法も変わってくるからです。
 

①ブルーシートで覆う

雨漏りの被害箇所を特定できない場合、ブルーシートで広範囲を覆うことで応急処置をしましょう。雨漏りが起きていると思しき場所をブルーシートで覆っておき、砂利などを詰めた袋を置いてしっかり固定するようにしてください。

なお、ブルーシートの固定にロープを使うと思わぬ箇所を傷つけるおそれがあるため、使わないようにしてください。また、袋に細かい土を詰めると泥水になって流れてしまう場合があるため、必ず砂利のような目の荒いものを詰めるようにしましょう。
 

②防水テープを貼る

雨漏りの被害箇所が特定できている場合、防水テープを貼ることで応急処置が可能です。トタン屋根や陸屋根でしか使用できない方法ではありますが、ブルーシートで覆うよりも効果的な応急処置ができるはずです。

防水テープを使う場合、まずは被害箇所についたほこりなどの汚れをきれいに拭き取ってください。掃除が終わったら、下から上へ、ヘラなどを使って空気を抜くように貼っていきましょう。やみくもに貼ってしまうと、別の場所の雨漏りを誘発するおそれがあるからです。
 

③コーキング剤を使用する

コーキング剤は効果的な応急処置ですが、誤った場所に使用すると屋根の景観が損なわれるほか、新たな雨漏りの原因になりかねません。ですので、被害箇所が特定できている場合のみコーキング剤を使用するようにしましょう。

使用の手順は、以下の通りになります。

1.雨漏りの被害箇所を掃除して、ほこりや油などの汚れを取り除く。
2.被害箇所の周囲にマスキングテープを貼り、コーキング剤が付着しないようにする。
3.コーキング剤の効果を高めるため、被害箇所にプライマーを散布しておく。
4.プライマーが乾いたら、コーキングガンを使って被害箇所をコーキング剤で埋める。
5.コーキング剤が乾く前にマスキングテープを剥がす。

なお、コーキング剤にはさまざまな種類が存在しています。詳しくは「DIYでも大人気!コーキング剤の種類を用途に合わせて選ぶポイントとは」にて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
 
屋根裏の雨漏り応急処置法|【ケース2

「外壁」の雨漏り応急処置法

天井からの雨漏りだけでなく、壁から水が染み出てくるケースもあります。住宅の外壁は施工から大体10年から15年程度で塗装がはがれ、ひび割れが起きてしまう可能性があるのです。壁のひびから入った雨が壁裏を通して室内に侵入してしまっているかもしれません。
 

①コーキング剤で応急処置

外壁から雨漏りしている場合はすぐに補修が必要ですが、とにかく急場をしのぎたいといったときには、補修テープやコーキング剤が役に立ちます。

補修テープやコーキング剤で応急措置をする場合は、まずは水の漏れている箇所をきれいに拭き掃除しましょう。ゴミやほこり、油汚れはテープやコーキング剤の定着を悪くし、噴き出る水の圧力に負けてはがれてしまう可能性があります。

補修箇所をきれいにしたら、ヘラを使ってテープやコーキング剤がしっかりと壁に密着するよう空気を念入りに抜いていきます。雨漏り補修は水の染み出す力と補修材の接着力のパワー勝負です。空気や汚れを除去し、補修材の接着する面積をできるだけ広げることが大切になります。
 

②防水スプレーで応急処置

防水スプレーとは、外壁やコンクリートのひびを埋める液体を散布する道具のことです。外壁の被害箇所にこの防水スプレーを散布しておくことで、雨漏りを一時的に防ぐことができるかもしれません。

防水スプレーを使う際は、使用前にごみやほこりを取り除き、2,3回塗り重ねるようにしてください。なお、防水スプレーが乾くまでは1日はかかるとされているため、雨が降っている間は使用してもすぐに洗い流されて意味がないことは留意しておきましょう。

外壁から雨漏りしている場合、どこから雨が入ってきているか特定するのが難しいかもしれません。また、外壁の劣化は塗料を塗りなおさないと防ぎづらいでしょう。
そのため、壁の雨漏りはDIYで修理するより、外壁塗装の専門業者に補修を依頼するほうが確実です。
 
雨漏りはなぜ起こる?雨漏りにも種類がある

外に出られないときの雨漏り応急処置法

土砂降りや暴風雨が吹いていて外に出れない場合、雨漏りの根本的な補修は困難になります。しかし、家具や家電を守るためにも雨漏りを放置するわけにもいきません。
そんなときは、雨漏りの応急措置を室内からおこなってみましょう。
 

①バケツで雨水を受け止める

天井が原因になっている雨漏り対策で重要なのは、いかに雨水が床や柱に侵食しないようにするかです。雨漏りしている場所の下に新聞紙を敷き、その上にバケツを置くようにしましょう。単純な方法ですが、これで床が雨水で腐食するのを防ぐことができるでしょう。
 

②雑巾で水を吸い取る

窓とサッシの隙間から雨漏りしているときは、サッシに雑巾やタオルを詰めることで当面の浸水を食い止めることができます。その際、カーテンは取り外すか短くまとめることで、雨水が付着しないようにするのをおすすめします。
 

③屋根裏から補修する

もし屋根裏に上がれる場合は、屋根裏に「吸水シート」を敷き詰める対策が有効です。ホームセンターなどで市販されている吸水シートは雨水を吸い込んでおけるため、天井の下まで水が滴らないようにすることができます。

雨漏りの補修は、家に住み続ける上で必ずおこなわなければならない作業です。
そのため、補修ができないときは被害が広がらないよう時間を稼ぐようにしてください。
もちろん、雨が降り終わったら雨漏りをDIYで応急処置するようにしましょう。
 
室内の雨漏り応急処置法|【ケース4】

【必読!】雨漏りをDIYで応急処置するときの注意点

これまで雨漏りをDIYで応急処置する方法を紹介していきましたが、最後に気を付けておきたいことをいくつか説明していきましょう。

賃貸マンション・アパートの場合は管理者に相談

賃貸のマンションやアパートで雨漏りが発生した際、最初におこなうべき対処は「管理者(不動産会社や大家さん)への連絡」です。上下にも隣にも部屋のある集合住宅の場合、水漏れの原因が雨漏りとは限らず、ほかの階で起きた水道のトラブルの可能性があるためです。

賃貸住宅での雨漏りは、まずは水が漏れ出てきている原因を明らかにして、どのような対処が必要かを管理者と相談することが重要となるでしょう。独断で応急処置をしたり業者に依頼したりするとトラブルの原因になるため、必ず相談を最初にしてください。

なお、マンションやアパートの場合、補修の後も退居の際に元に戻さなければならない可能性があります。そのため、不要になったときにすぐに剥がしやすい補修材を応急処置に使うのがおすすめです。

高所での作業は危険!

屋根における雨漏り被害の応急処置をおこなう場合、屋根の上という高所での作業となります。そのため、滑落には十分に注意しましょう。油断していると、命の危険に直結する大けがを負うおそれさえあるからです。

事故に遭わないためにも、屋根の応急処置は雨が上がって屋根が乾いた後、必ず2人以上で作業に取り組むようにしてください。
また、作業の際には必ずヘルメットなどの防具を装備するようにしましょう。

高所での作業は、ちょっとした不注意から命にかかわる事態にもなり得ます。もし個人での対処が難しいと少しでも感じたら、屋根に上るのは控え、室内でできる応急処置で対処するようにしてください。

本格的な修理は業者に任せよう

応急処置をした結果雨漏りがなくなって、これなら修理をする必要もないと安心してしまう方もしれません。ですが油断してはいけません。今回紹介したのはあくまで応急処置であって、修理したとは言い難いからです。

たとえば、外壁の亀裂が原因で起きている雨漏りを室内から完全に塞いだとしても、雨水が壁の中に降り込んでいることに変わりはありません。
そのため、水の流れる経路が変わって、結局別のところから雨漏りが起きるだけになってしまうことさえあります。

室内の雨漏りを防いだと思っていても、室内からでは判別できない別の場所に雨漏りが移動し、その結果発覚が遅れて大きなトラブルにつながりかねません。
そのため、雨漏りの修理をおこなう際は、何が原因でどこから雨が降りこんでいるかをしっかり確認して、根本から原因を断つような対処が重要になるのです。

雨漏りを根本的に解決するのは難しい作業になります。ですので、応急処置で満足せずに、必ず業者に依頼して雨漏りを修理してもらうようにしましょう。

賃貸マンション・アパートで雨漏りした時の応急処置法|【ケース1】

雨漏り修理のおすすめサービス

まとめ

雨漏りは住宅の寿命を大きく縮め、家具や家電にも被害が及びかねない非常に厄介なトラブルです。なるべく早く応急処置を施すことで、被害を拡大させないようにしましょう。

しかし、雨漏りをDIYによる応急措置だけで済ませてしまうと、今後雨が降った際に雨漏りを防ぐことはできないでしょう。しょせんは応急処置なので、根本的な解決には本格的な修理が必要でしょう。

雨漏りはDIYでも修理が可能なこともありますが、事故の危険や失敗のおそれが付きまとう作業となります。そのため、実績のあるプロに依頼するのがベストといえるでしょう。
家にながく住み続けるためにも、雨に対する万全の防御体制を維持するようにしてください。

雨漏り修理の相談や依頼について

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「雨漏り修理」をご覧ください。

(この記事は2018年06月08日に加筆・修正しています)

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