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雨漏りする原因はどこ?応急処置と修理費用・期間についてもご紹介!

投稿日:2018-04-05 更新日:2020-06-29

屋上から雨漏り!雨漏りの修理費用にはいくらかかる?安くするには?

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

「ふと気づいたら天井にシミができていた……」「リビングに水滴が落ちてくる!」など、雨漏りを発見したら業者に調査や修理を依頼しましょう。雨漏りは住宅の構造によって、原因となる箇所の特定が難しいものです。

また、放置してしまうと雨漏り以外にも二次被害が起きてしまうリスクがあります。雨漏りによる被害を拡大させないためにも、確実に原因を突き止めて適した修理をおこなう必要があるのです。

この記事では、雨漏りの主な原因箇所とその構造、それぞれの修理にかかる費用や業者選びのポイントなどをご紹介します。ご自宅の雨漏りを解決するためにお役立てください。

雨漏りの原因箇所と構造

雨漏りというと、屋根をイメージする方が多いかもしれません。じつはほかにも雨漏りの原因となる箇所は存在しているのです。まずは、一般的な雨漏りの原因箇所とその構造についてご紹介します。

屋根

日本瓦

屋根は瓦やスレート(薄い板状の屋根材)などでできていますが、その下には複数の素材が重なっています。まず屋根の骨組みに板を張り、そのうえに防水シートが敷かれています。そして一番上には私たちが目にする瓦などが設置されているのです。

屋根から雨漏りしている場合、この構造のどこかに原因があります。

防水シート
屋根や屋上には防水シートが施されていることがあります。とくに勾配がほとんどない陸屋根などでは、防水シートを施工することで雨を防いでいるのです。この防水シートが災害や経年劣化などの何らかの原因で傷んでしまうと、雨漏りを起こすことがあります。

板金
屋根には板金という金属が施工されています。たとえば、屋上に設置した手すり壁の上部に取り付ける笠木板金というものや、屋根材を接続するために施されている板金があります。この板金が損傷することでも雨漏りが起きるのです。

保護コンクリート
屋上がある場合、保護のためにコンクリートが施工されていることがありますが、これにヒビが入ったり割れたりしても雨漏りが起きることがあります。

排水口
屋根や屋上にたまった雨水を排出するための排水溝が詰まったり、壊れたりしても雨漏りは起きます。これは、防水シートや保護コンクリートなど、ほかの部分の破損にもつながるので、注意しなければならないことです。

外壁

一般的な外壁の内側には断熱材や防水シートが施されています。そのうえにはサイディングボードやタイルなどの外壁材が設置されているのです。外壁の雨漏りは、おもに以下のような原因が考えられます。

外壁材
サイディングボードなどの外壁材にヒビ割れが生じることで雨漏りすることがあります。強風で物が飛んできて外壁にぶつかったり、強い地震が起きたりしたときの衝撃で外壁にヒビ割れができてしまうことがあるようです。

コーキング
外壁材のつなぎ目には、コーキングといって目地を埋める施工がされています。コーキングは劣化によって剥がれたりヒビ割れが起こったりすることで、その隙間から雨漏りすることがあるようです。

サッシ
窓の結露ではなく窓枠あたりから室内に水が侵入している場合は、サッシに原因があるかもしれません。サッシに取り付けられた金具が緩んでいたり、外壁とサッシのあいだにあるコーキングにヒビが入っていたりすると雨漏りが起こります。

ベランダ

意外かもしれませんが、ベランダも雨漏りの原因となります。ベランダにも板や防水シートが施されていて、ほかに雨水などを溜めないように排水口も設置されています。

床のヒビ割れ
ベランダの床にヒビ割れがある場合、防水シートや下地の板が破損しているおそれがあります。ベランダも重いものを落とした衝撃などで、床や防水層にヒビ割れが生じて雨漏りしてしまうのです。また、防水シートが劣化により変形していることも考えられます。

排水口の詰まり
ベランダに設置された排水口が詰まると、雨水がたまって排水できない状態になってしまいます。排水溝にゴミが溜まっているだけなら、掃除をして解決できるかもしれません。

雨漏りしてしまう原因

どの場所からの雨漏りでも、必ず何かの理由があります。その理由としてよくあるものを3つご紹介します。

劣化
ご紹介したとおり、どんなものにも寿命があります。その寿命は素材にもよりますが、防水シートや保護コンクリートなどは、一般的に5~10年が寿命だといわれています。

コーキングの寿命は10年程度で、外壁材よりも早く劣化することがあるでしょう。寿命を迎えれば、防水機能を保てなくなり雨漏りを引き起こすことがあるのです。

施工時の不具合
施工時に何らかのミスがあった場合にも雨漏りは起きます。ひどい場合は施工が完了してから短期間で雨漏りが発生することもあるようです。ただ、新築時の施工不良が原因で雨漏りしている場合、無料で修理できる可能性があります。

品確法といって、施工時のミスが原因で欠陥がある住宅は、新築10年未満であれば施工業者が保証する法律があるのです。この条件に当てはまる場合は、まず施工業者に連絡してみましょう。

素材の選択ミス
正しい手順で施工されていても、状況にあった素材を使用していなければ雨漏りを起こすことがあります。建築基準法で防火性や耐震性を定めた法律があるにもかかわらず、防水性を定めた明確な法律がありません。そのため、施工会社の判断によって素材が決められてしまうことも素材の選択ミスで雨漏りが起きる一因になっているようです。

雨漏りを放置するのは危険!

多少の雨漏りだからといってそのまま放置していると、大切な家に大きな被害をもたらしてしまいます。雨漏りによる二次被害は複数あるので確認しておきましょう。

漏電
屋根裏には電気の配線が通っています。配線の内部に水分が侵入すると、漏電してしまいます。漏電していると雨が降るたびにブレーカーが落ちたり、使用していないはずの電気料金がかかっていたりします。また、漏電から感電や火災に発展する危険があるのです。

害虫
雨漏りによって家に発生するおそれがある害虫にはシロアリやダニがいます。住宅に住みつくシロアリにとって、湿気の多い場所は快適な環境です。湿った木材をエサとするため、知らないうちにシロアリの被害にあってしまうかもしれません。シロアリは1度住みつくとどんどん繁殖して家屋を食害しつづける危険な害虫なのです。

また、ダニも湿度が高い場所にやってきます。ダニが家の中に発生すると、噛まれたりアレルギー症状を引き起こしたりするおそれもあります。

カビ
住宅内部の木材が湿った状態で湿気がこもってしまうと、カビが発生することもあるでしょう。嫌なニオイだけでなく、空気中に舞うカビの胞子を吸い込んでしまうとアレルギー症状などの健康被害にもつながります。

雨漏りの原因を特定できたらまずは応急処置しよう!

雨漏りをその場ですぐに修繕するのは困難ですが、放っておけば室内が水浸しになってしまいます。まずは応急処置をして二次被害を防ぎましょう。

必要なもの

バケツや洗面器 
タオル
新聞紙
防水テープ

家の中でできる応急処置として、水滴が落ちてくる場所にバケツや洗面器を置きます。バケツなどに落ちた水が周辺に飛んでしまうかもしれないので、下にタオルや新聞紙などを敷いておくとよいでしょう。

ほかにも、市販されている防水テープなら室内の雨漏りしている箇所に貼り付けて一時的に室内を保護することができます。貼り付ける場所の水分をしっかり拭いてテープを接着させましょう。

また、家の外側から屋根や外壁の雨漏り箇所にブルーシートをかぶせる方法もありますが、高所での作業は危険がともないます。さらに、屋根から雨漏りしている場合、自分では原因箇所の特定が難しいため、広範囲に設置する必要があるでしょう。

ブルーシートを設置する場合は、十分に安全を確保したうえで作業し、シートが飛んでいかないようにテープなどを使ってしっかりと固定してください。

陸屋根の屋上は雨漏りしやすいので、定期的なメンテナンスが大切です

マンションの場合は対処に注意が必要

マンションで雨漏りした場合、原因によっては修繕費用を負担しなくてよい場合があります。自室のベランダ掃除をしなかったために排水口が詰まって雨漏りするなど自分の過失ではなく、マンションの老朽化や施工不良による雨漏りなら、一般的に管理会社や管理組合が対処することになります。

修繕費用を誰が負担するのかは原因の調査が必要になるため、どちらにしてもまずは管理会社などに連絡しましょう。

雨漏り修理の費用や期間について

雨漏りを発見したら、二次被害を引き起こさないためにもプロに修理を依頼しましょう。ここからは、雨漏り修理にかかる費用の相場や修理期間について修繕方法ごとにご紹介します。費用は目安なので、参考までにご覧ください。

注※以下の費用相場に消費税は含まれていません。(2020年6月時点)

屋根

屋根を修理する方法として、屋根材を撤去せずに上から新たに屋根材を設置するカバー工法や、劣化した屋根材を新しく葺き替える方法があります。

カバー工法 80~150万円
葺き替え 60~200万円
屋根材の交換 1~5万円
雨樋修理 3,000~10万円
陸屋根雨漏り修理 5~30万円
棟板金修理 3~10万円

葺き替えは古い屋根材を撤去する必要があるため、費用が高額になるようです。屋根の大きさや屋根材の種類などによって費用に差があります。屋根の葺き替えの修理期間は長い場合で1~2週間ほどかかるようです。

外壁

外壁の修理では、ヒビ割れの補修やコーキングの打ち直し、外壁材の張り替えといった方法があります。

ヒビ割れ補修 50~120万円
コーキング 10~50万円
外壁材の張り替え 50~300万円
窓枠の雨漏り修理 3~15万円
出窓雨漏り修理 12~15万円

※金額は30坪の住宅での費用の目安です。

外壁材の張り替えとなると、作業が大掛かりになるため施工する面積によって費用が高額になります。施工期間も2週間ほどかかるようです。

ベランダ

ベランダの床には防水層やそれを保護するトップコートが施されています。表面のトップコートのヒビ割れや、防水層全体の補修方法があります。

ヒビ割れ補修 3~15万円
防水層の補修 20~50万円
排水溝の交換 10~15万円

防水層の補修は、5日ほどかかることもあるようです。ベランダの下地の処理も含めると修理費用は高額になるでしょう。

業者選びのポイント

いざ雨漏り修理をしようと思ったとき、どのような業者に依頼したらよいかと悩むことがあるでしょう。雨漏り修理は原因箇所を正確に特定しなければいけません。工事にかかる費用も安くないため、業者選びに失敗しないためにも、以下のポイントを確認しておきましょう。

・現地調査をしている
・施工事例がある
・工期や費用について確認できる

調査には目視や打診だけでなく、散水調査や赤外線カメラでの調査もあります。正確に雨漏り箇所を特定できるかどうかが雨漏り修理には重要です。雨漏り修理には専門的な知識や経験が必要なのです。

雨漏り修理の実績があるかどうかは業者のホームページなどで施工事例を確認してみるとよいでしょう。また、見積りの段階で工事内容や工期、費用についての詳細を確認しておくと後でトラブルになることもないでしょう。

工事が終了してから追加料金を請求されるようなことがないように、明瞭な見積りを提示してくれる業者を選んでください。雨漏り修理業者の選び方のコツを確認して、雨漏りを解決しましょう。

弊社では、無料で現地調査や見積りをおこなう業者をご紹介しています。雨漏り修理のプロが原因を調査して確実に修理をおこないます。相談窓口は24時間受け付けておりますので、お気軽にお電話ください。

火災保険に入っている方は要チェック

雨漏り修理にかかる費用は高額になってしまうことも多いため、少しでも費用を抑えたいものです。そこで頼りになるのが「火災保険」です。どのような状況で雨漏りをしたときに保険が適用されるのか確認しましょう。

適用される条件

雨漏りの原因は屋根の破損だけ?

火災保険の適用条件は自然災害で起きた雨漏りです。以下のような災害が原因であれば修繕費用に保険を使える可能性があります。

風災
ひょう災 
雪災

台風などの強い風で屋根材が浮いてしまったり、ひょうが降って外壁が破損したりと、上記の自然災害が原因していることが条件となります。加入している火災保険の補償内容を確認してみましょう。

注意点

申請には被害状況の写真が必要です。応急処置をするまえに雨漏りの状況を写真に残しておきましょう。また、火災保険を雨漏り修理に適用させるなら、決められた期間内に申請をおこなう必要があります。

火災保険の申請は、一般的に3年間です。まずは加入している保険会社の申請期間を確認して、必要な手続きをおこなってください。

雨漏り防止には定期的なメンテナンスが大切

屋根や外壁、ベランダは天候の影響を受けやすいため、破損や劣化がないか定期的にメンテナンスしておくことが大切です。ご紹介してきたとおり、屋根材や外壁材など素材によって寿命が異なります。耐用年数に応じて点検をおこなうことをおすすめします。

屋根

屋根材にヒビや色あせ、サビがないか確認しましょう。サビに強い素材でも、寿命とともに劣化していきます。金属の素材はサビから腐食してしまうこともあるため、変色などを見つけたら業者に相談するとよいでしょう。

外壁

外壁やコーキングにヒビ割れがないか定期的に目視しましょう。知らないあいだに衝撃が加わって外壁が破損していることもあるため、普段から確認することを習慣にしておくと、少しの変化でも見つけられるかもしれません。

ベランダ

ベランダの床や壁のヒビ割れも普段から確認しておくことをおすすめします。また、排水口に枯葉や髪の毛、ゴミなどが詰まっていたら、その都度取り除きましょう。劣化部分を放置してしまうと、状況がさらに悪化してしまうおそれがあります。定期的にメンテナンスをおこなっておくことで、雨漏りを防止することができるでしょう。

まとめ

雨漏りは屋根だけでなく外壁やベランダが原因になっていることもあります。それぞれの構造によって原因もさまざまで、自分で修理をすることは難しいでしょう。

雨漏りを発見したら、応急処置をしてから業者に修理を依頼することをおすすめします。雨漏り修理の費用は高額になることもあるため、事前に工事内容やかかる費用について確認しておくとよいでしょう。

火災保険が適用されることもあるので、一度加入している保険内容を確認してみてください。確実に修理をしてくれる業者を選んで、雨漏りを解決しましょう。

(この記事は2020年6月29日に加筆・修正しています)

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2020-06-29 16:14:47
https://www.seikatsu110.jp/repair/rp_lhr/61130/
家の修理
「ふと気づいたら天井にシミができていた……」「リビングに水滴が落ちてくる!」など、雨漏りを発見したら業者に調査や修理を依頼しましょう。雨漏りは住宅の構造によって、原因となる箇所の特定が難しいものです。また、放置してしまうと雨漏り以外にも二次被害が起きてしまうリスクがあります。雨漏りによる被害を拡大させないためにも、確実に原因を突き止めて適した修理をおこなう必要があるのです。この記事では、雨漏りの主な...
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