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雨仕舞って何?雨仕舞と防水の違いとよくあるトラブルについて

投稿日:2018-03-16 更新日:2020-04-15

定期的にチェック!雨仕舞の確認箇所

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

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梅雨どきに長雨が続いたり、台風によって大雨が降ったりすると心配になるのが雨漏りです。そんな雨漏りを防ぐためには雨仕舞(あまじまい)が重要だといわれています。

しかし、この言葉を聞き慣れないという人も多いでしょう。雨仕舞は、雨水を受け止める雨樋(あまどい)とは違い、水の流れを誘導するものです。建物の雨漏りといった被害を防ぐ、大切な役割があります。

そこで、今回は雨仕舞についてご紹介します。雨樋だけでなく雨仕舞の状態も確認し、雨漏りといった被害を受けないようにしていきましょう。

そもそも雨仕舞とは?防水との違い

最初に雨仕舞という言葉についてご説明します。雨仕舞とは建物への雨水の侵入を防ぐこと、およびそのための施工方法を指します。それだけを聞くと防水と似ていると思うかもしれません。しかし、防水と雨仕舞は明確に違うものなのです。

防水は水の侵入を防ぐというものです。そのため、防水シートを貼ったり樹脂で防水層を形成したりすることで、雨水の侵入を防いでいます。一方、雨仕舞は水を受け流したり、誘導したりすることで雨漏りの原因となるような浸水を防ぐというものになります。

つまり、単なる防水とは違い、雨仕舞には水を誘導するための知識が必要ということです。そのため、雨仕舞を施工するときは、信頼できる業者に頼んだほうがよいでしょう。

そもそも雨仕舞とは?防水との違い

雨漏り防止には防水よりも雨仕舞!

実は、雨漏りを防止するためには防水よりも雨仕舞のほうが重要だとされています。その理由はいくつか考えられますが、代表的なものとしては以下のようなものが挙げられます。

防水をしていても雨仕舞が悪いと劣化が早まる可能性が

雨仕舞がきちんとしていないと、雨水が溜まりやすくなります。そうなると、せっかく防水工事をしていても、そこで作られた防水層が劣化しやすくなってしまうかもしれません。

日本では完全に雨を防ぐことが難しい

日本には梅雨があることもあり、降雨量が多い国だとされています。そのため、完全に雨を防ぐことは非常に困難です。そうした観点から見ると、防水で水の侵入を防ぐことよりも、雨仕舞で水の流れ自体を誘導してやることのほうが重要だということでしょう。

こうした理由から、防水よりも雨仕舞のほうが重要だとされていると思われます。
もちろん、雨漏りを防ぐためには防水も大切です。しかし、雨仕舞に気を使わないと大雨の後などに水溜まりができてしまい、せっかくの防水工事が十分に効果を発揮できないかもしれません。

雨漏り防止には防水よりも雨仕舞!

雨仕舞の構成と雨を受け流す仕組み

雨仕舞の構成は場所によって異なりますが、今回は屋根の雨仕舞を例にとってご説明します。屋根の雨仕舞は、基本的に3つの要素で構成されています。それは、コーキング水切り金具、そして防水紙です。

一番下に防水紙が敷かれていて、そのうえにある木部を防水シートとの間に挟むようにして、水切り金具が設置されていることが多いようです。そして、水切り金具の下に隙間があった場合、それを埋めるためにコーキングがされているようです。

このように作られている雨仕舞は、その形状や傾斜によって雨水を誘導することができます。たとえば、斜めに傾斜が作られていればその傾斜に沿って雨水が流れますし、屋根の軒下に直角の水切りがあれば雨水はその水切りから下に落ちます。このように雨を受け流すことができるのです。

雨仕舞の種類

雨仕舞の種類

雨仕舞の種類には代表的なものが4つあります。それぞれ用途や使用箇所が異なるため注意して見ていきましょう。

○棟包み屋根役物
屋根の棟の部分に取り付ける雨仕舞です。本来の機能のほかに、家屋に熱がこもらないように作用したり、結露を防いだりする機能があります。

○軒先水切り
軒先の部分に取り付ける雨仕舞です。軒先の先端にある「鼻隠し」と呼ばれる部分にも使用します。

○ケラバ水切り
屋根の雨樋がついていない側の端を「ケラバ」と呼び、そこに取り付ける雨仕舞です。屋根材に合わせて種類を変更します。

○雨押え水切り
屋根と壁の継ぎ目に取り付ける雨仕舞です。

このように一口に雨仕舞といっても取り付ける場所などによってさまざまなものがあります。適した場所に適切な雨仕舞を取り付けることで、雨漏りによる浸水を防ぐことができるでしょう。

定期的にチェック!雨仕舞の確認箇所

雨仕舞は雨漏り防止のために重要なものです。そのため、劣化しないように定期的なチェックが欠かせません。確認する箇所としては、主に以下の場所が挙げられます。

ベランダ床

ベランダと外壁が垂直に接している場所は確認が必要です。なぜかというと、もともと直角部分は施工が難しいうえに、ベランダ床は頻繁に水と接触することが予想されるからです。雨仕舞を劣化させないためにも、ベランダの排水溝を掃除して水を溜めないということも大切でしょう。

屋根の谷部分

屋根の谷部分

2つの屋根部分が交わる場所のことを屋根の谷といいます。この場所は水の通り道となることが多いため、水との接触が多い場所です。そのため、雨仕舞がきちんとしていないと雨漏りの原因箇所になってしまいます。

屋根と壁の境

2階建てのうち一部だけが1階建ての場合、屋根と壁が接する場所が生まれます。この場所も雨仕舞の施工が難しいうえに雨との接触が多いため、定期的に確認することが重要でしょう。

雨仕舞に起こるトラブルの主な原因

きちんと雨仕舞をしたつもりでも雨漏りが起きてしまったという場合は、以下のような理由が考えられます。

雨仕舞の施工不良

雨仕舞には専門的な知識がいるため、しっかりとした知識を持っていない人間が施工すると、施工不良が起きて雨漏りが起きてしまう可能性があります。

雨仕舞の経年劣化

きちんとした業者が雨仕舞を施工したとしても、時間がたつにつれて劣化してしまうことが考えられます。施工して10年以上たっている家でこうした劣化が見つかったら、経年劣化だと考えてよいかもしれません。

自然災害による破損

台風や突風、竜巻といった強い風にさらされた場合、雨仕舞が壊れてしまう可能性があります。これ以外にも、落雷の衝撃や積雪の重みによって壊れてしまうことが想定されるので、こうした自然災害に遭遇した際は念のために雨仕舞の様子を確認するとよいでしょう。

定期的にチェック!雨仕舞の確認箇所

雨仕舞の補修は信頼できる施工業者へ

雨仕舞は、雨水の流れを誘導することで雨漏りを防ぐすぐれものですが、だからこそ補修工事にも知識や技術が必要となります。

雨仕舞に必要な技術や経験を持ち合わせている業者に頼まないと、せっかく補修工事をしてもらっても、施工不良ですぐに雨仕舞が役目を果たさなくなるかもしれません。そうなると、結局雨漏りしてしまったという状況になりかねません。

そうした事態を防ぐためには、信頼できる業者に依頼することが一番よいでしょう。施工の際の料金だけで決めるのではなく、納得のいく説明がもらえるかどうか、その業者が信頼できるかどうかという点でも業者選びを行うとよいでしょう。

雨仕舞の補修は信頼できる施工業者へ

まとめ

今回は雨仕舞についてご紹介しました、雨仕舞は防水とは異なり、雨水の流れを誘導することで雨漏りを防ぐというものでした。

雨漏りを防止するためには、防水よりも雨仕舞のほうが重要だといわれています。そのため、雨仕舞には定期的な確認が欠かせません。

とはいえ、経年劣化などで雨仕舞がうまく機能しないときもあります。そうした場合は信頼できる業者に依頼をして、雨仕舞を修理してもらうとよいでしょう。雨漏りに困っている場合は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

(この記事は2020年4月15日に加筆・修正しています)

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この記事を書いた人
編集者:まこと
家の掃除が得意。特技を活かし、ライターになった。短時間で家の掃除ができる効率的な手法を編み出すのが得意。

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2020-04-15 11:58:28
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