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雨漏り被害が台風で発生!原因となる屋根や外壁の箇所と対策方法

更新日:2021-04-30

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

台風で雨漏りしてしまった場合、まず大事なのは「原因を突き止めること」となります。原因ごとに対処方法が違ってくることもあるからです。やみくもに修理しても雨漏りは止まりません。

ここではその原因についてご紹介していきますので、参考にして突き止め、適切に対処しましょう。ただ、原因となっている場所は素人には発見が難しい場合もありますし、屋根に上るなどしないといけないこともあります。そのような場合は無理をせず、業者に調査をお願いするとよいでしょう。

まずは原因を特定しよう!その➀:台風ならではの場所

日本は台風の通り道になることが多く、住宅が大きなダメージを受けることが多くなります。台風の場合だとただの雨とは違い、強風によって横殴りの雨が襲うこともあります。そうなると、台風のときは普段から雨が当たる屋根だけでなく、外壁など住宅の側面から雨漏りすることがあるのです。

このような場所から雨漏りしてしまう場合、どのようなことが原因となるのでしょうか?ここでは3つの場所別に雨漏りの原因を見ていきます。

外壁

雨漏りが外壁から発生している場合、その原因は、おもに以下の3つのようになります。

・コーキングの劣化によるひび割れや剥がれ
・壁材の劣化によるひび割れ
・水切り金具(雨を流すために取り付けられる金具)の劣化によるひび割れ、破損、釘の浮き

このような部分がないか、外壁を見て確認しましょう。

サッシ

窓のサッシ部も意外と雨漏りしやすい箇所となります。サッシの場合は以下の3つのようなことが雨漏りの原因となることが多いです。

・サッシと外壁のすき間を埋めるコーキングの劣化によるひび割れ、剥がれ
・(引き違いの場合)サッシ同士の境目にある隙間
・サッシの防水処理の不具合

このような部分がないか見てみましょう。ただ、見ただけではわかりにくい部分もあるので、もし可能なら少量の水を色んな角度からサッシにかけてみて、雨漏りをチェックするのも手です。

換気口

もうひとつ雨漏りの原因となるのが、換気口です。換気口からの雨漏りの原因となるのは、以下の3つのことが多くなります。

・換気口と外壁のすき間を埋めるコーキングの劣化によるひび割れ、剥がれ
・換気口の防水カバーの劣化によるひび割れ
・換気口に雨が入ってしまう

換気口の場合、雨漏りの原因はそもそもの構造にあることもあります。カバーがあまり深いものでない場合、横殴りの雨が降るとそのまま雨水が浸入してしまうことがあるのです。その際、換気口と室内をつなぐダクトの構造が外側に向け下るようになっていないと、余計に雨漏りしやすくなってしまいます。

まずは原因を特定しよう!その➁:屋根

台風の強い風は、屋根材を浮かせたり、ひび割れを引き起こすなどして屋根に損害を与えることがあります。そうして生じた隙間が原因となり、雨漏りが発生してしまうことがあるのです。

その場合、屋根の種類によっても原因が変わるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。また、屋根の原因をチェックする際は高所作業になることがあります。最初に注意点を確認してから、できそうであればチェックをおこなってください

チェック時の注意点

屋根の原因をチェックする際、地面から確認するのは難しいこともあるでしょう。そのような場合は、屋根や天井裏に上ってチェックをします。その際、以下のようなことを念頭に置いておかなければいけません。

・高所作業のため、落下の危険がある。
・屋根材を踏みつけることで、さらに損傷を広げてしまう。
・天井裏のハウスダストが室内に漏れ出すことがある。
・屋根に上っても全ての雨漏り箇所を発見するのは難しいこともある。

このように、危険を伴ううえ、原因がわからないこともあります。不安を感じるのであれば、原因の特定は雨漏り修理の業者に任せるとよいでしょう。

瓦屋根の場合

瓦の耐用年数は40年超とも言われ、非常に頑丈なので簡単には割れません。ただし、その接着や目地の充填に使われる漆喰(しっくい)部はもろいです。構造によっては漆喰に雨が頻繁に当たり、ひび割れが多発していることがあります。

スレート屋根の場合

スレート屋根には瓦屋根ほどの耐久性はなく、台風や地震といった自然災害で割れてしまうことがあります。棟板金(むねばんきん)というスレート屋根を覆う部分や釘が浮き上がり、そこから雨漏りが発生することも多いです。

また、スレート屋根は経年劣化しやすいという欠点があります。そのため、葺き替えから時間がたったスレート屋根は、叩きつけるような雨や、強風による飛散物の衝突によって割れてしまうこともあるので、定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。

金属屋根の場合

スレート屋根と同じように、金属屋根も棟板金や屋根材の破損、浮き上がりが雨漏りの原因となることが多いです。とくに沿岸部では塩害によってさびが発生しやすく、そこから穴が開いて雨漏りすることも多いのです。

陸屋根の場合

マンションの屋上など、陸屋根は外壁と同じです。セメントがひび割れている箇所がないか確認します。またマンションのベランダも雨漏りしやすい場所なので、防水工事などのリフォームを検討する手もあります。

天井裏からも確認しよう

天井裏に入ることで、内側から雨漏りの発生箇所を探ることができます。ただし雨水は流れ落ちますので、必ずしも天井裏の濡れている部分と、屋根の損傷部分とが同じ場所とは限りません。

雨漏りの問題箇所が発見された場合の応急対策

雨漏りの原因となっている部分がわかったら、次は対策をしていくことになります。しかし、雨漏りの対策は素人には難しいです。なぜなら、建物の構造に熟知し、どのような部分をどうやったら修理できるのか的確に判断したうえで、適切な技術でおこなわないといけないからです。そのため、対策は業者にお願いすることが基本になります。

ただし、応急処置であれば自分でおこなうこともできます。雨漏り業者に対策を依頼したが時間がかかってしまう場合などは、以下のように応急処置をしましょう。高所での応急処置になる場合は、安全についてしっかり配慮しておこない、不安を感じるなら業者が来るまで待ってください。

自分でできる応急処置

DIYで雨漏り対策として簡単なものが、コーキングの補修です。コーキングは屋根や壁の継ぎ目を埋める充填剤のことで、シリコンなどを用いたコーキング剤を用いて屋根や外壁の密閉性を高めます。このコーキング剤を使ってひび割れなどを埋めていくのですが、使用するときは、不要な部分にコーキング剤がはみ出ないよう、マスキングテープで周囲を保護しながら充填するのがポイントです。

DIYでできる雨漏りの応急処置の手順としては、以下です。

1.カッターなどで古いコーキング材を剥がす
2.剥がした後は、ゴミやほこりを雑巾などで拭き取る
3.マスキングテープでコーキングを打つ両サイドを保護する
4.プライマー(コーキングの密閉性を高めるもの)を塗り、乾くまで待つ
5.コーキング剤を打つ(コーキング材を流し込む)
6.マスキングテープを剥がし、完了

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ただしコーキングの耐用年数は5年程と短く、雨漏りの原因の場合、施工ができないこともあります。

たとえば瓦屋根にコーキングをすると、瓦屋根本来の排水機能がなくなってしまうので、絶対におこなわないようにしてください。また瓦屋根以外でも屋根材にすきまがないと、雨水の排出機能がなくなってしまうので、完全に密閉するのではなく、専用の道具で隙間をつくる必要があります。

修理は雨漏りの修理業者へ相談を

雨漏りの修理業者は、専用の道具や知識を用いて問題解決に当たります。コーキングの充填や漆喰(しっくい)の塗り固めから、屋根全体の葺き替えまで、状況に応じた施工をおこなってくれます。

雨漏り修理の施工技術はもちろんですが、目視や触診による点検だけでなく、赤外線カメラや紫外線に反応する発光液を使った正確な調査方法で対応してくれます。

屋根に上らないといけない、雨漏りを調べる範囲が広範囲に及びそうだという方は、雨漏り調査の時点から依頼されることをオススメします。相談や調査なら無料で依頼できる業者もいますので、一度検討してみてください。

雨漏り修理にかかる費用は状況により異なってきます。業者によっても異なりますので、複数(3社以上がオススメ)の業者に見積りを依頼し、費用と内容を比較するとよいでしょう。

台風の雨漏り修理には保険や保証がきくかも

雨漏り修理にかかる費用は高くなってしまうことがあります。しかし、ケースによっては費用の負担が全くなくなる、もしくは一部で済むことがあるのです。それは、火災保険が適用された、新築時の保証が適用された場合になります。その適用条件について詳しくみていきましょう。

火災保険

火災保険には多くの場合、「風災補償」というものが含まれています。これにより、台風の風が原因で屋根が破損したのであれば、火災保険が適用され、費用がかからなかったり一部負担で済んだりするケースがあるのです。

そのため、雨漏りが発生した際はまず、保険会社に確認を取ってみるとよいでしぃう。風災補償の対象と思われる場合は調査を受け、認められれば適用され保険がおります。ただし、経年劣化による雨漏りとなった場合は、補償の対象となりません。

保証

2020年現在、法律により新築住宅には10年間の雨漏り保証をしなければいけません。そのため、上述した風災補償の対象となる自然災害を原因とする雨漏りでなくても、費用負担がなくなる可能性が高いのです。

ただし、こちらの保証で修理をおこなう場合は、基本的に修理業者を選ぶことができないでしょう。住宅の施工をおこなった業者が修理をおこなうことになっているからです。

まとめ

雨漏りが台風によって起こってしまったら、まずは原因の特定をおこないましょう。その後可能であれば応急処置をおこない、雨漏り修理の業者を呼んでしっかり対策をしてもらいます。

ただし、調査や応急処置は素人ではうまくいかないこともあります。そのようなときは、それらも雨漏り修理の業者にお願いしておこなってもらうのがよいでしょう。

雨漏り修理は費用がかさんでしまうこともあります。しかし、放置していると必要な修理の規模が大きくなり、より多くの費用がかかることもあるので、早めに対処してもらうようにしましょう。

その費用も保険や保証によって負担しなくていいこともあります。修理を依頼する前に確認をしておくのがオススメです。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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