車も雨漏りするって本当?!考えられる原因3つと対策法とは何か?

2021.7.15

車も雨漏りするって本当?!考えられる原因3つと対策法とは何か?

「雨漏り」と聞くと、自宅やビルの雨漏りを想像する方が多いと思います。しかし車でも雨漏りするのです!運転していて突然雨漏りしてきたらビックリしてしまいますよね。

また車の雨漏りは屋根部分から水が侵入するというよりは、外と接する部分(ドアや窓)から水が侵入する場合がほとんどです。その箇所を改善することによって解決する可能性があるのです。

車の雨漏りはあまり頻繁に起こる現象ではありませんが、部品の劣化により車でも雨漏りすることがあります。今回は車その原因と危険性についてご紹介したいと思います。

車が雨漏りする原因

車が雨漏りするいくつかの原因をご紹介します。車種にもよりますがほとんどの原因はゴム製のパーツ劣化による雨漏りが一番多いようです。

ウェザーストリップの劣化

ウェザーストリップとは車のドア周りに装着されているゴム製品の枠です。ドアを閉めることで車体とドアの間にウェザーストリップが挟まることで水の侵入を防いでいます。

このウェザーストリップはゴム製であるため、年式が古い車種や紫外線を多く浴びる環境で使用することによりゴムが劣化します。ウェザーストリップの劣化が原因の場合は、新しいものに交換することで解決できます。

パッキンの劣化  

ウェザーストリップと同じくフロントガラスやテールガラス、ランプなどと車体の間にあるパッキンもゴム製の素材でできています。このパッキンも年式が高くなるにつれて劣化してしまい、パッキンの隙間から水が侵入してしまうことがあります。この場合もパッキンを交換することで改善されます。

車のひび割れ

事故車の場合、車の骨組みが破損している状態です。そのためボディ部分にも亀裂やヒビが入っていることも多々あり、それが雨漏りの原因となってしまうことがあります。修復して間もなくは雨漏りしていないとしても、亀裂部分が錆びて雨漏りにつながる場合もあります。

      車が雨漏りする原因

車の雨漏りを放置する危険

最近の異常気象により、突然豪雨に見まわれることがあります。古い中古車に乗っているとゴム製品の劣化によりその雨が車内に侵入してくることがあります。そんな車の雨漏りを放置しておくと様々なトラブルが起こる原因となってしまいます。

例えば「鉄板の錆び」「カーペットにカビが生える」「漏電」などです。カーペットがカビてしまうと車の中に悪臭が漂い、とても運転できる状態ではなくなります。

またシートの下には電子制御をするためのユニットが入っています。それらに水がつくと漏電の原因となり破損する恐れがあります。破損だけならいいのですが、漏電で引火して、最悪の場合火災につながることもあります。

車の雨漏りのチェック方法

自分で車の雨漏りをチェックする方法としては、雨が降った日にトランクやマットが濡れていないか確認してみてください。また、洗車機にかけて車内から確認してみるのもいいかもしれません。自分の車の雨漏りは意外と本人は気づかない場合があります。同乗者に見てもらい客観的にチェックしてもらうのもひとつの方法です。

      車の雨漏りのチェック方法

車の雨漏りの修理方法

もし自分の車が雨漏りしてしまった場合、新車の場合は補償期間内である3年以内であればディーラーに修理や交換を依頼することができます。中古車の場合でも購入から1週間以内に雨漏りが発覚した場合は無償で修理してもらえる場合がほとんどです。

実際、どのように修理を行うかというと車の雨漏りの原因はゴム製品の劣化がほとんどであるため、その劣化したゴム製品を新しいものへ取り替える作業になります。穴があいている場合や、車体の貼り付けボンドの接着不良が原因で雨漏りする場合も稀にありますが、その場合は穴を専用塗装でふさいだり、再度ボンドで接着します。

雨漏りの場所によっては自分での修理も可能です。雨漏りする穴がはっきりとわかる場合は、シリコンコーキングでふさいだり、シールを貼る方法があります。いずれもカーショップで入手することができますので、コストを抑えて修理したいという方は参考にしてください。

修理するべきか?買い換えるべきか?

年式が古い車や走行距離が多い車は雨漏りする確率や、故障する確率が高くなります。修理費が高いと、直すべきか悩むところです。大切な車は乗り続けたい、という気持ちもわかりますが場合によっては売ってしまって乗り換えたほうがお得な場合もあります。

中古車は年式が1日でも早ければ早いほうが査定に有効とされています。修理費用の見積もりをとって、査定金額と比較した場合どちらが納得できるか考えたうえで決断してみてもいいかもしれません。

まとめ

車でも雨漏りするとは意外だったかもしれませんが、古い車に乗っていればじゅうぶん考えられる現象です。

ただ、素人ではどこから水が侵入してきているのか判断しにくいですよね。たとえ雨漏りする場所が特定できたとしてもガムテープや新聞紙などでは防ぎきれないので、車のことをよく知る専門業者にみてもらうことが一番いい方法だと思います。漏電や火災など、最悪な状況を未然に防ぐためにも、自分で判断せずプロにお任せすることをおすすめします。

雨漏り修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「雨漏り修理」をご覧ください。

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※状況によっては全体修理をおすすめする場合もございます。

雨漏りを放っておくと天井や屋根が腐り、被害が拡大することも。天井から音がしたり、シミがあるなら、できるだけ早くプロに相談して対策しましょう!

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