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屋根の雨漏り原因は屋根材や防水施工の経年劣化!調査と修理の方法

投稿日:2020-08-04 更新日:2020-08-04

屋根の雨漏り原因は屋根材や防水施工の経年劣化!調査と修理の方法

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

屋根で雨漏りが起きる原因はおもに経年劣化ですが、原因となる箇所を調べるにはまず屋根の構造を知りましょう。屋根は複数の素材を使って作られています。そのため、素材によって寿命が異なるので、経年劣化といっても原因となる箇所はさまざまです。

この記事では屋根の雨漏りの原因を解説するとともに、応急処置・調査方法・修理についてもご紹介していきます。ぜひ参考にして、雨漏りに対処してください。

屋根で雨漏りが起きる原因

屋根はおもに4つの層で構成されています。まず下地となる野地板、次に野地板を守るルーフィング、板金、そして屋根材です。これらは全て素材が違うので、劣化のスピードも異なります。

屋根材の劣化

屋根材の劣化
一番外側で雨から建物を守っている屋根材は、雨風にさらされ続け、寿命を迎えると素材ごとにさまざまな症状が現れます。瓦は割れてしまいますし、スレートは水を吸収してしまうようになり、吸収しきれなくなった水は内部に漏れます。金属屋根ですと、サビが原因で穴が開いてしまいます。このような症状が現れたら、雨漏りが起きるのは当然でしょう。

板金の劣化

屋根材の下に敷かれる板金は寿命が短く、雨漏りの原因になりやすいところです。それでいて雨水がたまりやすい箇所に設置されるので、余計に劣化が早いです。経年劣化によりサビやへこみが発生し、最終的には穴が開いてしまいます。

ルーフィングの劣化

ルーフィングは屋根の内部に入り込んだ雨水から野地板を守る防水シートです。下葺き剤とも呼ばれます。

屋根材や板金の下に隠れているため、普段目にすることはありません。しかし、隠れたところで劣化は進んでいます。ルーフィングはタッカーを使って野地板に貼りつけるため、劣化するとタッカーの穴が広がって雨漏りしてしまうことがあります。寿命は製品によって10~30年程です。

施工不良

あってはならないことですが、業者の施工不良によって雨漏りが起きてしまうこともあります。施工不良が起きてしまう原因は技術や経験不足、手抜き工事などが考えられるでしょう。

また、屋根と外壁には必ずつなぎめとなるところがありますが、別々の専門業者が施工することによって適切なつなぎめの施工がされないことがあります。これは業者同士のやり取りがしっかりとおこなわれなかったことによる、連絡不足などが原因となります。

このように屋根の雨漏りの原因といっても、原因はさまざまです。また、どの部位に原因があるかによって、修理の対応も異なってきます。詳しくは後述の「屋根の修理方法」を参考にしてください。

外壁からも雨漏りは起きる

天井からの雨漏りは、必ずしも屋根に原因があるとはいいきれません。原因が屋根ではなく、外壁の上部などにあって、そこから水が漏れてきている可能性もあります。

防水塗装の劣化

防水塗装の劣化
新築時、外壁には防水塗装がほどこされているはずですが、経年劣化とともに防水機能が失われてしまいます。防水機能がなくなると、外壁が水を吸収してしまうようになるので、建物の内部にまで水が漏れてしまいます。このような場合は、防水塗装を塗り直しましょう。

ひび割れ

外壁は経年劣化でひび割れが生じます。ヘアクラックと呼ばれる、髪の毛のような細かいひび割れなら、すぐに雨漏りにつながることはあまりないでしょう。しかし3mm以上あるひび割れは、奥までひび割れが生じている危険性が高く、雨漏りしやすい状態です。とくに窓のまわりの外壁で起こりやすい現象です。

コーキングの劣化

外壁材同士をつなぎあわせているのがコーキングです。コーキングはゴムでできているため、建材のなかでもとくに劣化が早くなっています。劣化するとひび割れたり、ぼろぼろと剥がれ落ちてしまうため、そこから雨漏りが起きてしまうのです。

このように屋根に雨漏りの原因があると思われても、外壁に原因があることもあります。屋根に不具合がなさそうだった場合は、外壁の可能性を検討してみましょう。

雨漏りが起きたときの応急処置方法

雨漏りは調査や修理に時間がかかってしまうケースも多いです。その間にまた、雨漏りが起きてしまっては被害が広がるばかりです。応急処置をして被害の拡大を食い止めましょう。

ブルーシート

ブルーシート
雨の侵入を防ぐために、屋根をブルーシートで被う方法です。風で飛ばされないように、しっかりと固定してください。また、高所での作業となるので、十分注意して作業をおこないましょう。

防水テープ

屋根の雨漏りの原因となる場所がわかるのであれば、防水テープを貼って雨水の侵入口をふさいでしまうという方法もあります。貼る前にほこりや汚れを取り除き、テープが剥がれてしまわないようにしましょう。

バケツやタオル

室内に漏れてきた水は、バケツやタオルなどを使って対処しましょう。床などのほかの建材にも被害がおよぶと、後々大規模な修理が必要になってしまうことも考えられます。しっかりと対策して、被害が広がるのを防ぎましょう。

雨漏りの原因箇所の調査方法

業者に依頼するとまず屋根の雨漏りの原因を調査してくれます。調査方法は5つあり、どの方法でおこなうかは業者と相談して決めていきましょう。

目視での調査

屋根材にひび割れ・ズレ・浮きなどがないか、目で見て確認していきます。内部までは確認できないため、十分な結果を得られないケースもあります。

散水する調査

雨の代わりに散水することによって、雨漏りを再現して調査方法です。雨を再現するために長時間の散水が必要になります。また、雨漏りが再現できなかった場合は、場所を変えて散水して調査をしていくため、時間がかかってしまうこともあるのが欠点です。

発光液をもちいた調査

原因箇所と思われるところから発光液を流し込み、発光液が漏水しているかどうかを紫外線を使って確認します。紫外線を当てると発光するので、どのような経路で漏水しているのかを特定することができます。数日経てば紫外線を当てても発光しなくなりますし、変色などの心配もありません。

赤外線カメラを使った調査

赤外線カメラで建物の温度を調査します。同じ建材なのに温度が違う箇所があった場合、そこに雨漏りの原因があると考えられます。

ファイバースコープを使った調査

ファイバースコープを屋根の内部に入れる方法です。内部の映像をモニターに写しながら調査することができます。

屋根の修理方法

屋根に雨漏りの原因がある場合、屋根本体を修理する方法と原因箇所だけを修理する方法があります。また、屋根本体を修理する場合にも、さらにカバー工法と葺き替えの2つの方法があります。

カバー工法

カバー工法
屋根本体を修理する方法のひとつです。今ある屋根をそのままにして、上に新しい屋根を取り付けるという方法です。

既存の屋根の解体作業がいらないため、工期が短くなりますし、葺き替えより安価にできます。ただ、今ある屋根の下地の状態を確認できないため、何か不具合があっても発見しにくいというデメリットもあります。また、カバー工法をすると、次の修理ではカバー工法は使えないため、葺き替えしか選べません。

葺き替え

葺き替えは既存の屋根を解体して、新しい屋根を取り付ける方法です。解体作業があるため、カバー工法よりも工期が長くなりますし、費用も高くなります。

しかし、屋根を解体することによって、下地の状態を点検できるというメリットがあります。下地の状態によって適切なメンテナンスをほどこせるので、屋根の寿命を延ばせるといえるでしょう。

葺き直し

屋根材だけ、もしくは板金だけを修理する方法です。不具合があるところだけを、部分的に施工することができます。

一部の不具合だけなら葺き直しがよいでしょうが、葺き直し後あまり日が経たないうちに本体の修理が必要になると、二度手間になってしまいます。業者に屋根全体の状態をよく確認してもらい、相談のうえでどの工法で修理するかを決めていくとよいでしょう。

まとめ

屋根は屋根材・板金・ルーフィングといった違う素材で構成されているため、屋根に雨漏りの原因があるといっても、どこに不具合があるかはさまざまです。また、外壁が原因となっていることもあります。

雨漏りは解決まで時間がかかることも多いので、しっかりと応急処置をし、まずは業者にしっかりと雨漏り調査をしてもらいましょう。屋根の修理にはカバー工法・葺き替え・葺き直しがあります。どの方法で修理をおこなうか、業者とよく相談してください。

弊社にお問い合わせいただければ、雨漏り専門の業者をご紹介しております。親身にお客様のご相談に乗らせていただきますので、ぜひご連絡ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2020-08-03 12:29:14
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シェアリングテクノロジー株式会社

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