雨漏りが直らないのはなぜ?業者の選ぶポイントや修理費用について

2021.4.30

雨漏りが直らないのはなぜ?業者の選ぶポイントや修理費用について

雨漏りが直らない原因は、業者が雨漏りの原因を特定できていない場合や施工不良の場合が多いです。なぜなら、雨漏りの発生場所の特定はとても難しいから。経験のない業者が施工すると、正しく施工できておらず、雨漏りしているということが考えられるのです。

この記事では、雨漏りしたときに依頼すべき業者を選ぶポイントや雨漏り修理にかかる費用について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

しっかり雨漏り調査をしてくれる業者を選ぼう!

雨漏りが直らないのは、雨漏り修理のときに雨漏りの原因をしっかり調査してもらっていないからかもしれません。なぜなら、雨漏りの原因は目視だけではわからないことも多いからです。

そのため、費用がかかってもきちんと調査してもらうことが大切です。
そんな雨漏り調査の方法には、以下のものがあります。

目視調査:無料~3万円くらい

目視調査:無料~3万円くらい
人間の目で直接見て、雨漏り箇所を確認する方法です。検査する人の経験や実績で、原因を特定できるかどうかはかわってきますが、あくまで見た目でしかわからないためほかの方法と併用しておこなわれることが多いです。

散水調査:3~35万円くらい

この方法は、実際に屋根や外壁に水をかけて雨漏りの原因を見つける調査方法です。水をかけることで雨漏りの状態が再現できるため、目視よりも高い確率で原因を特定することができます。

発光液調査:5~25万円くらい

雨水が侵入していると疑われるところから発光塗料を流し込み、屋根裏から赤外線をあてて、光ったところから雨漏りしている場所を特定する方法です。これは散水調査や目視調査で大体の雨漏り箇所が特定できたあとおこなわれることが多い調査方法です。

サーモグラフィー調査:10~50万円くらい

温度を感知する特別な機械で温度変化を確認して、雨漏りしている箇所を特定する調査方法です。

たとえば雨漏りしている箇所が発見できても、家の中ではとくに変化がない場合があります。そのような場合は断熱材が水を吸ってしまって、室内からはわからないということも考えられます。

しかしながらここでサーモグラフィー調査をおこなえば、断熱材まで雨水が浸透しているかどうか、ということまではっきりわかるのです。

雨漏り修理にはいくらぐらいかかる?

雨漏り修理にはいくらぐらいかかる?
雨漏りの修理は、修理内容や修理範囲によっても違いがあります。また、費用は足場を組むかどうかによっても違いが出るでしょう。そんな雨漏り修理費用のおおよその費用は以下の通りです。

・屋根からの雨漏り
コーキング(すき間を埋めるときに使われる液体)の補修:5~20万円
漆喰の補修(漆喰:屋根や天井に使われる塗料のこと):18~45万円
屋根全体の交換:60~200万円
屋根の下地の補修や張り替え:5~30万円
谷樋(屋根にある雨水を正しい方向に導くための樋のこと)の交換:8~80万円

・外壁からの雨漏り
コーキングやひび割れ補修:5~10万円
コーキングの打ち替え:10~50万円
外装塗装:60~160万円
外装全体の張り替えや重ね張り:120~300万円

・天井からの雨漏り:10~15万円

ただし、これらはあくまで相場価格です。雨漏りの原因や屋根の広さ・高さなどなど、さまざまな要因によって費用は大きく変動します。そのため、まずは一度業者に依頼・調査をしてもらい、見積り価格から出してもらうとよいでしょう。

雨漏り修理をできるだけ安くおこないたい場合

雨漏りした原因が自然災害という場合は、火災保険で修理できる可能性があります。なぜなら火災保険では火災だけでなく、風災や雪災でも補償が適応される場合があるからです。そのため、まずは火災保険会社に一度確認してみましょう。

しかしながら、雨漏り修理が必要になった原因が経年劣化という場合は、日ごろのメンテナンス不足というようにみなされ、火災保険の補償には含まれません。この点も火災保険会社に補償適用内と認められるものなのか、まずは聞いてみましょう。

また、ほかにも雨漏り修理を安くおこなえる方法もあります。それは新築から10年以内に雨漏りした場合です。このような場合は購入した住宅メーカーや工務店に無料で直してもらえます。

なぜなら、施工した事業者は「住宅瑕疵担保責任保険」というものに入っており、無料で直す義務があるからです。築10年以内は建築基準法で定められた性能を保証できていなければいけない、ということになっていますので、これに当てはまる方はぜひ利用しましょう。

また購入した事業者が倒産していた場合でも、修理する業者が代わりに「住宅瑕疵担保責任保険」を使い、無料で直してくれますので大丈夫です。

良い業者を選ぶためのポイント!

良い業者を選ぶためのポイント!
雨漏りが直らない場合は、いい業者に依頼できていないおそれがあります。雨漏り業者を選ぶときは、以下のポイントに注意しながら依頼するとよいでしょう。

  • 調査をしっかりおこなってくれるか
  • 見積りや説明を納得できるまでしてくれるか
  • 修理後の保証がついているか
  • 建築士や雨漏り診断士の資格を持っているか

調査をしっかりおこなってくれる

雨漏りの原因を確実に見つけるために、しっかり雨漏りの調査をおこなってくれる業者に依頼しましょう。なぜなら雨漏りの原因は詳しく調べないとわからないからです。専門的な方法で丁寧に調べるのか、まずは調査方法について聞いてみることをおすすめします。

見積りや説明を納得できるまでしてくれるか

こちらが質問したことにきちんと納得できるまで説明してくれる業者でないと、なかなか信用できません。たとえば修理に使う材料や修理方法にも、きちんとした理由を伝えてくれるような業者であるとよいでしょう。

修理後の保証がついているか

修理したあとに雨漏りが再発しても、きちんとアフターフォローのある業者は安心です。なぜなら、修理技術に自信があるからこそ保証はつけられるものだからです。ただし保証内容は業者によってバラバラですので、期間や条件を確認してから依頼しましょう。

建築士や雨漏り診断士の資格を持っているか

建築士は、建物の設計や工事監理をおこなうための国家資格です。この資格を持っているということは、家の構造をよく理解しているという証明になります。

また、雨漏り診断士という資格もあります。雨漏り診断士はNPO法人が認定している資格で、雨漏りの調査を研修や講習で経験を積んでいます。

そのため、雨漏り修理を依頼するときはこのように建築士や雨漏り診断士の資格を持っている修理業者にお願いするとよいでしょう。

まとめ

雨漏りが直らないときは、業者が雨漏り原因の特定ができていなかったり、施工不良だったり、ということが多いです。雨漏りの修理に入るまえに、きちんとした調査方法で原因を特定してくれる業者を選らばなければなりません。

また、雨漏り修理の費用は大きく差があります。なぜなら雨漏りの調査内容や修理内容、修理方法によって差が出るからです。そのため、修理を依頼するときは、よい業者に依頼する必要があります。

しかしながら、自分で業者を探すのは不安だと感じるかたも多いでしょう。そんなときは、弊社にご相談ください。弊社であれば、優良な雨漏り修理業者をご紹介することができます。

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※状況によっては全体修理をおすすめする場合もございます。

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