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屋根で重要なルーフィング|雨漏りから防水してくれるシートについて

投稿日:2020-07-31 更新日:2020-07-31

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

ルーフィングは雨漏りから家を守るために、とくに重要な役割をしています。それは、どんな屋根材でもすきまから雨水が内部に侵入してしまうおそれがあるからです。その雨水から屋根の野地板を守っているのがルーフィングなのです。

この記事ではルーフィングの機能、種類などについて解説していきます。ルーフィングの交換を検討中の方は参考にしてください。

屋根材より大切といっても過言ではないルーフィング

屋根は3つの層により構成されています。一番下には野地板とよばれる、下地となる板が敷かれています。その上にルーフィング、さらに一番上に屋根材という構造です。

普段目にする屋根は、屋根材しか見えていないため、ルーフィングについてはあまり重要視されないことも多いです。しかしこのルーフィングをおろそかにすると雨漏りの原因になってしまいます。

一次防水と二次防水

屋根には一次防水と二次防水という考え方があります。一次防水の役割をになうのが屋根材、二次防水がルーフィングです。

ほとんどの雨は一次防水の時点で、屋根の傾斜にそって流れ落ちていきます。しかし、屋根材には必ずすきまがあるので、どうしてもそこから雨水が屋根の内部に侵入してしまうことがあるのです。

その雨水から野地板を守るため、重要となってくるのが二次防水となるルーフィングです。野地板が濡れてしまえば、そこから腐食や雨漏りが起きてしまいます。

それを防ぐルーフィングは、屋根材と同様もしくはそれ以上に、しっかりとした素材選びや施工が必要になってくるといえるでしょう。屋根は一次防水と二次防水の両方がそろうことによって、雨漏りを防ぐことができるのです。

ルーフィングの劣化による雨漏り

ルーフィングは屋根材の下にあるため、自分の目で確認することが難しい場所です。しかし、経年劣化は起きているはずです。もっとも一般的なアスファルトルーフィングというものですと、10年が寿命といわれています。

また、なんらかの理由で破れてしまっているケースもありますし、ルーフィングの取り付けに使用されるタッカーの穴が広がっていることもあります。そのようなルーフィングは雨漏りする危険性がとくに高いです。寿命に近い年月が経っているのであれば、一度業者にルーフィングを見てもらったほうがよいでしょう。

劣化してしまったルーフィングは、新しいものと交換する必要があります。ルーフィングにもたくさんの種類があるので、ぜひご自宅の環境や希望にあったものを選んでみてください。

ルーフィングの種類

一般的にルーフィングといったら「アスファルトルーフィング」を指すことが多いです。それくらいアスファルトルーフィングが普及しているといえるでしょう。しかし、ルーフィングが重要視されていないために、ほかの種類を選択するということがないともいえます。

先にも述べたとおり、ルーフィングは雨漏りを防ぐために重要なものです。アスファルトルーフィング以外にも優れた性能を持つルーフィングがあるので、それぞれの特性を知ったうえで選ぶとよいでしょう。

アスファルトルーフィング

もっとも普及しているアスファルトルーフィングは、その名のとおりアスファルトが使われています。フェルト状のシートにアスファルトを染み込ませ、表裏の両面に鉱物質の粉末を付着させたものです。

アスファルトは道路のようにしっかりとした防水機能を持ちますが、低温高温に弱いところが欠点でもあります。ルーフィングの中では比較的安価なものといえるでしょう。

改質アスファルトルーフィング

ゴムアスファルトルーフィングともいわれており、アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を配合しています。そのため、通常のアスファルトルーフィングよりも高い防水性を持っているのです。

ゴムの伸縮性によって伸びや曲げはもちろん、タッカーの穴からの雨漏りも最小限に抑えることができます。アスファルトルーフィングの弱点であった低温高温にも強くなっています。

高分子系ルーフィング

合成繊維などを原料としたルーフィングです。アスファルトルーフィングに比べて軽量なため、建物への負担が軽減されます。それでいて、性能は改質アスファルトルーフィングに引けを取らないものとなっています。

透湿ルーフィング

防水性能があることはもちろんですが、透湿性があり、野地板の湿気を外に逃がすことができるルーフィングです。野地板に湿気がたまると、結露や腐食などの原因となります。透湿性のあるルーフィングなら野地板の劣化を抑えられるでしょう。

遮熱ルーフィング

アルミ反射層を表面にほどこされたルーフィングです。外からの熱を反射し、室内の熱を外に逃がさないので、冷暖房の効率がよくなります。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるでしょう。また、透湿性能もあります。

ただ、施工には屋根材と遮熱ルーフィングの間にすきまが必要です。そのため、ルーフィングに直貼りをする屋根材には使用できないため注意が必要です。

ルーフィングの貼り方

ルーフィングは野地板に貼りつけるように施工されます。このときの施工方法によっても、後々雨漏りに影響してくることがあるので、注意していただきたいポイントです。

タッカー

大型のホチキスのような道具がタッカーです。このタッカーを使って、ルーフィングを野地板に貼りつけます。そのため、必ずルーフィングに穴が開いてしまいます。

この穴はルーフィングの収縮性や、太陽の熱で溶けたルーフィングによってタッカーにぴったりと密着し、雨漏りが起きることは基本的にありません。しかし、穴が開いたことには変わりないため、経年劣化の影響を受けやすい場所です。

また、施工する業者の技術も大きく影響してきます。タッカーを打ち込む角度や強弱が適切でないと、雨漏りの危険性が高まってしまうのです。

粘着テープ

ルーフィングの片面に粘着テープが取り付けられているタイプのものがあります。これを使用すれば、タッカーを使わずに貼りつけることができるため、穴が開くこともありません。ルーフィングの雨漏りを防ぐためには、なるべく粘着テープを使った施工をおすすめします。

修理時に気をつけたいこと

ルーフィングは屋根材の下に施工されます。だからこそ注意していただきたいのが3つのポイントです。

寿命

ルーフィングに寿命があるように、屋根材にも寿命があります。そして選んだルーフィングと屋根材の素材によっては、寿命が異なってきます。ここで起きやすい問題が、屋根材の寿命は長いのに、ルーフィングの寿命は短いというケースです。

ルーフィングを交換するには、必ず屋根材を一度撤去しなければなりません。そのため、せっかく寿命の長い屋根材を選び、まだ使用することができても、ルーフィングの交換のために撤去しなければならないとなるともったいないです。

そこで、なるべく屋根材とルーフィングは寿命が近いものを揃えるか、屋根材より寿命の長いルーフィングを選ぶようにすることをおすすめします。無駄な施工を避けることができるでしょう。

天気

ルーフィングの施工をする際には、天気にも気をつけていただきたいです。ルーフィングには防水機能があるので、屋根材の施工が終わっていなくても多少の雨ならしのぐこともできます。しかし、何日も雨が続いたり大雨が降ったりした場合には、ルーフィングのつなぎめから水が侵入して野地板が濡れてしまう危険性があります。

野地板が濡れてしまうと、ルーフィングがあるためになかなか乾くことができません。また、ルーフィングの施工が途中の段階で野地板が雨にさらされてしまうのは、もちろんよくありません。業者と相談して余裕のある施工スケジュールを組み、天気のよい日に施工をするようにしましょう。

施工確認

屋根材が施工されると、その下にあるルーフィングを見ることができません。そのため、屋根材の施工前に、ルーフィングの施工状況を確認しましょう。

これは施工不良を防ぐためです。ルーフィングの雨漏りは施工不良が原因だったというケースもあるのです。自分の目で確認できれば一番よいですが、高所で危険もあるため、業者にカメラなどで撮影してもらうとよいでしょう。

まとめ

屋根は屋根材が一次防水、ルーフィングが二次防水として機能することで、雨から建物を守っています。しかし、寿命や劣化などが進むとルーフィングから雨漏りが起きてしまいます。

ルーフィングというと一般的にはアスファルトルーフィングを指すことが多いのですが、ルーフィングにもいろいろな種類のものがあります。ご自宅の環境に合わせてルーフィングを選ぶとよいでしょう。また、ルーフィングの施工時に穴を開ける必要のない、粘着テープ式のものもおすすめです。

ルーフィングの施工は業者とよく相談して、雨の日の無理な施工を避けられるよう余裕を持ったスケジュールを組みましょう。また、屋根材の施工前にルーフィングの施工状況の確認も忘れないようにしてください。そうした対応をしっかりとおこなってくれる業者を弊社ではご紹介しています。業者をお探しの際は弊社までご連絡ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2020-07-30 13:52:00
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シェアリングテクノロジー株式会社

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