防水工事の保証期間は最長10年が基本!条件や業者の選び方など

2021.4.30

防水工事の保証期間は最長10年が基本!条件や業者の選び方など

防水工事の保証期間は、一般的には最長10年とされています。保証期間の長さは、建物の状態や施工方法によって変わってきます。建物の築年数によっては、同じ工法で工事をおこなっても品質を維持できないことがあるからです。

そのため、放水工事をする際には保証以外にも、アフターサービスが充実した業者を選びましょう。この記事では、防水工事の保証期間がどのように決まるのかについてご紹介していきます。業者選びのポイントについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

防水工事の保証期間が決まる仕組み

防水工事は一般的に、施工業者と塗料などの材料を製造しているメーカーの2社が連名して保証期間を決めます。さらに元請業者がいる場合は、3社連名保証となるのです。

保証期間は、メーカーが提供する材料の品質保証年数と、施工業者と請負業者が建物に対して保証しても問題がないとした年数で決まります。基本的に保証期間は最長で10年ほどですが、建物の築年数や使用する材料によるため10年未満になる場合もあります。

保証を受けるための条件

防水工事の保証を受けるためには、決められた条件があります。

・施工する下地の状況に合った工事をおこなう
・塗料などの材料はメーカーで指定されたものを必ず使用して、規定通りの工法をおこなう

また、保証を発行することができる業者であることが前提となります。

破損状況によっては保証対象外となる

防水工事の保証は、あくまで施工不良や材料による不良に対してのみ有効です。基本的に下記の状況に当てはまる場合は保証を受けられません。くわしくは保証書に記載されています。

・自然災害による破損(竜巻などの直接的な被害や台風による飛来物が原因の物損など)
・施工箇所以外からの破損
・故意や過失による破損
・建物の欠陥による破損

台風による大雨など自然災害が原因で雨漏り修理が必要となった場合は、火災保険の適用が可能となる場合があります。ご加入の保険会社に問い合わせてみましょう。

陸屋根やマンションの防水工事業者の選び方

防水工事には保証がついてくることがほとんどですが、実際のところは形だけであまり意味のないものとなっているのが現状です。そのため保証だけではなく、工事後のアフターサービスが充実している業者を選ぶことが大切です。

そこで続いては、防水工事業者の選び方についてお伝えしていきます。

定期点検をおこなっている

防水工事の保証にくわえて、定期点検をおこなっている業者だと劣化や異常時にすぐに対応してもらえるため安心です。10年保証の場合、アフターサービスがあれば1~2年おきに定期点検が実施されることが多いです。定期点検は業者から直接提案を受けることもあれば、問い合わせが必要な場合もあります。

相見積りをとる

防水工事を業者に依頼する際には、1社だけで決めるのはおすすめできません。複数の会社から見積りをとって、どのような施工をおこなっているのか比較しましょう。その際に、保証は受けられるのか、どのようなアフターサービスがあるかなど、きちんと質問して明確にしておくことが大切です。

相見積りなら、施工内容だけではなく費用の比較検討も可能です。そのため業者へ見積りする際には、同じ条件を提示するようにしましょう。

防水工事の保証期間をより長くするためには

最初にお伝えしましたとおり、基本的には防水工事の保証期間は最長で10年となります。しかし、防水工事の工法や使用する材料によっては、最長15~30年ほどの保証期間にすることも可能です。もちろんその分、高額な工事費用がかかるうえに建物の状態もよくなければいけません。

そのため、予算内で最適な工法を選ぶことが大事です。また有償となりますが、一度防水工事を受けたあと規定の期間後に再度同じ業者に施工してもらうことで保証期間を延長することができる場合があります。

業者に防水工事を依頼する際には、保証の延長が可能かどうかも確認してみるとよいでしょう。

まとめ

防水工事の保証期間は最長10年ほどですが、施工方法や使用する材料、建物の築年数によってはそれよりも短くなる場合があります。また、保証があっても何か異常が出てから対応してもらえる仕組みとなっています。

そのため、定期点検などのアフターサービスをおこなってもらえる業者だとより安心です。業者に見積りを依頼する際には、アフターサービスの有無も確認しておきましょう。

弊社では、さまざまな場所に対応できる防水工事業者を紹介しています。相談はお電話にて24時間受け付けていますので、まずはお気軽にご連絡ください。

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