防水工事業者はランキングよりも中身を重視!業者選びのポイント4つ

2021.4.30

防水工事業者はランキングよりも中身を重視!業者選びのポイント4つ

防水工事業者はランキングだけを見て決めるのではなく、サービス内容や実績、フォロー体制などもしっかりと確認して決めましょう。

ランキング上位の業者が必ずしも自身にとって最適な業者とは限らないからです。たとえランキング上位であっても希望の工事方法に対応していなかったり、費用が予算より高くなってしまったりということも考えられます。

そのため防水工事業者選びではランキングよりも、自分の希望に沿った工事をおこなってくれるかを重視しましょう。当記事では防水工事業者を選ぶときのポイントや工事の費用相場などをご紹介します。ぜひお役立てください。

防水工事業者選びで押さえたいポイント4つ

希望どおりの防水工事をおこなってもらうためには、まず信頼できる防水工事業者を見つけることが大切です。ですから、防水工事業者ランキングだけで決めずに以下のようなポイントもしっかりと確認しましょう。

〇施工実績や施工例
防水工事は施工する業者によって仕上がりに大きく差が出ることがあります。そのため依頼する前にはその業者の施工実績を確認しておきましょう。ほとんどの業者は自社サイトなどで過去の事例や実績を公開しているので、いちど見てみてください。

〇評判
その業者の対応や工事の質など、より詳細な情報を知りたいときは口コミなども合わせて調べてみましょう。ただしあくまで個人の感想ですので参考程度にとらえてください。

〇アフターフォロー
防水性能は時間が経つと再び落ちていくので、長期保証や定期点検などのアフターフォローは大切です。ほかにも、工事後に万が一不備が見つかった場合の保証があるかも確認しておくとよいでしょう。

〇資格をもった人がいるかどうか
防水工事を実施するにあたって必要な資格はとくにありませんが、実際は関連する資格の取得を社員に推奨している業者が多いようです。たとえば国家資格の「防水施工技能士」があります。

資格をもっている人が在籍している業者はより質の高い工事が可能であるといえるでしょう。業者を選ぶさいには業者のサイトなどで、資格についても確認してみてください。

さらに、防水工事をおこなう業者の種類とその特徴についても知っておきましょう。詳しくは以下で解説します。

防水工事専門業者の特徴

防水工事専門業者の特徴
防水工事専門業者はその名のとおり、防水工事を専門に請け負う業者です。屋上やベランダなどの外工事からお風呂などの内部工事まで幅広く対応しているので、迷ったときは防水工事専門業者に依頼するのが確実でしょう。

塗装業者の特徴

塗装業者は塗装工事を専門に請け負い、防水工事はメインではありません。しかし塗装工事と工程が似ているウレタン防水なら対応可能というところもあります。そのため、ウレタン防水を選んださいには塗装業者への依頼も選択肢のひとつとなるでしょう。

リフォーム業者の特徴

リフォーム業者は防水工事だけでなく室内や水周りのリフォームまで幅広く対応します。防水工事と合わせてさまざまな工事を同時におこなう予定がある場合におすすめです。

防水工事の種類と耐用年数・費用相場

防水工事業者ランキングや業者の選び方と合わせて、どのような防水工事の方法があるのかも知っておきましょう。ここでは4つの防水工事の方法と費用相場をご紹介しますので、最適な方法を見つけてみてください。

1.ウレタン防水

1.ウレタン防水
液体のウレタン樹脂を直接床面に塗って、防水層を作る方法です。費用相場は1平方メートルあたり【約4,500円~7,000円】となっています。以下にメリットデメリットをまとめます。

〇メリット

  • 軽くて建物への負担が少ない
  • 価格が安い
  • 複雑な場所でも施工できる

〇デメリット

  • 紫外線に弱く定期的な塗り替えが必要
  • 下地の状態が悪いと施工が難しい
  • 仕上がりが職人の技術に左右されやすい

2.シート防水

塩化ビニール製またはゴム製の防水シートを床面に接着して、防水層を作る方法です。費用相場は1平方メートルあたり【約4,000円~7,000円】となっています。メリットデメリットを以下にまとめます。

〇メリット

  • 広い場所でもいちどにむらなく施工できる
  • 下地の状態に影響されない
  • 紫外線に強く耐久性がある

〇デメリット

  • 形が複雑な場所は施工が難しい

3.FRP防水

FRP(繊維強化プラスチック)塗料を塗った上にガラスマットを敷き、さらにFRP塗料を塗り重ねて防水層を作る方法です。費用相場は1平方メートルあたり【約6,000円~8,000円】となっています。以下にメリットデメリットをまとめます。

〇メリット

  • 防水性能が非常に高い
  • 軽量で長持ちする

〇デメリット

  • 伸縮性がないので、木造かつ広い場所には不向き
  • 費用が高額

4.アスファルト防水

溶かしたアスファルトでアスファルトシートを貼り重ねて防水層を作る方法です。費用相場は1平方メートルあたり【約5,000円~8,000円】となっています。メリットデメリットを以下にまとめます。

〇メリット

  • 耐用年数が長い
  • 古くからある工法で信頼性が高い

〇デメリット

  • 工法によっては臭いが発生する
  • 工法によっては高度な技術が必要で、施工できる業者が限られる

屋根(屋上)とベランダの防水工事費用の内訳

ここからは、屋根(屋上)とベランダの防水工事費用についてもう少し細かく見ていきます。費用の内訳は以下をご覧ください。

内訳1.屋根(屋上)の防水工事

内訳1.屋根(屋上)の防水工事
屋根(屋上)の防水工事費用の内訳は以下のとおりです。屋上(屋根)は広さがある分、各工程の費用が高額になりやすい特徴があります。

  • 防水層工事:種類による
  • 高圧洗浄:約200円~500円/1平方メートル
  • 下地処理と補修:約500円~2,000円/1平方メートル
  • 排水口の設置:約1万円~2万円/1ヶ所
  • 脱気筒の設置:約1万円~2万円/1ヶ所
  • 廃材の処理運搬:約1万円~5万円(ない場合は不要)
  • 人件費:工事費用の約5~10%
  • 足場費用:約500~1,000円/1平方メートル

内訳2.ベランダの防水工事

さらに、ベランダの防水工事費用の内訳についても見ていきましょう。ベランダは施工範囲が狭いため屋上に比べると費用が安くなります。

  • 防水層工事:種類による
  • 高圧洗浄:約200円~500円/1平方メートル
  • 下地処理と補修:約200円~300円/1平方メートル
  • 排水口の設置:約1万円~1万5千円/1ヶ所
  • 廃材の処理運搬:約1万円~3万円(ない場合は不要)
  • 人件費:工事費用の約5~10%

防水工事費用が高くなるケース

最後に屋上やベランダの防水工事費用が高くなるケースについても見ておきましょう。よくある例としては以下のようなものがあります。

  • 屋上の形が複雑
  • 屋上に障害物が多い
  • 下地の状態が悪い
  • 繁忙期に施工を依頼した
  • 足場を組む必要がある  など

これらは一例なのでまずは業者に現場を見てもらい詳細な見積りを出してもらいましょう。弊社では雨漏り修理業者を多数ご紹介しております。調査と見積りは基本的に無料で、見積りを確認後にキャンセルをしてもキャンセル料などは発生しません。まずは実際の費用を確かめてみたいという場合には、お気軽にご相談ください。

まとめ

防水工事業者はランキングだけでなく実績やサービス内容、アフターフォローの体制なども考慮して選ぶようにしましょう。たとえランキング上位の業者であっても、その業者と相性が合わないと結果的に損してしまうことも考えられるからです。希望する防水工事の種類や予算と照らし合わせながら、複数の業者をじっくり比較するとよいでしょう。

防水工事業者をお探しのさいはぜひ弊社にお電話ください。弊社の加盟店の中からお客様のご希望に沿った業者をご紹介いたします。



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