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雨漏り防止対策はDIYでできる?屋根・外壁など部位別に説明します

更新日:2021-04-30

雨漏り防止対策はDIYでできる?屋根・外壁など部位別に説明します

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

雨漏りの修理をDIYでできるかどうかの判断基準のひとつは、修理場所に両手が届くかどうかです。屋根や2階以上の外壁など高所での作業は、危険をともなうためです。

ほかにも雨漏りの防止をDIYでできるかどうかの基準もありますので、今回の記事ではそのチェック方法と、実際のDIYの道具や手順もあわせてご紹介します。もしDIYでできそうであれば、修理費用がおさえられますのでぜひチャレンジしてみてください。

雨漏りの防止をDIYでおこなえるかどうかのチェック方法は4つ!

まずは雨漏りをDIYで修理できるかどうかを調べてみましょう。チェックするポイントは、次の4つです。

両手が届くかどうか

雨漏りがしている場所が両手で届く範囲であれば、DIYで修理が可能です。脚立やベランダの手すりに片手でつかまったりしながら作業をするのは、落下のおそれがありますので大変危険です。屋根などの高所での作業は業者に依頼をしましょう。

雨漏りの場所が特定できているかどうか

外壁のすき間から水が入り込んでいる状態など、雨漏りの場所が特定できているときはDIYで修理ができるでしょう。一方で、原因ではないところを補修しても、雨漏りは解消しません。もし雨漏りしている場所がわからないときは、業者に相談をしましょう。

道具が入手できるかどうか

道具が入手できるかどうか
ホームセンターなどで、DIYでの道具の購入ができることも大切です。外壁や床のひび割れをうめる程度であれば、ほとんどの道具はホームセンターなどで購入できます。

しかし、外壁が大きく割れているなど交換が必要なときは、同じ建材を自分で用意するのは困難でしょう。このときは業者に修理をまかせることをおすすめします。

雨漏りの被害が軽度

雨水がポタポタ落ちてくる程度の雨漏りは、防水テープを貼るなどをしてDIYで修理ができるでしょう。しかし、雨漏り箇所まわりの建材が腐っている、大きな割れが生じているときは、修理に技術が必要です。一般の方にはこのような修理はむずかしいものですので、業者に相談をしたほうがよいでしょう。

以上のポイントを確認して、DIYでおこなえるときは次の「DIYでの雨漏り修理に使う道具や方法をご紹介」で具体的な方法を説明していますのでチャレンジしてみてください。

もしできそうにないときでも、応急処置や被害を広げないための方法を「DIYでは修理できない屋根の雨漏り被害を防ぐ対策とは?」 でご説明しますので、ぜひご参照ください。

DIYでの雨漏り修理に使う道具や方法をご紹介

ここではDIYでの雨漏り修理について、使う道具や方法をご紹介します。可能であればチャレンジしてみてください。

穴やすき間をふさぐ防水テープ

防水テープは、高い粘着力で水がもれないようにするものです。屋内・屋外両方で使えます。
穴やすき間があいた外壁・サッシの表面に貼る、配管に巻きつけるなどして補修することが可能です。一般的な幅5cm、長さ20mのもので約500円、すき間をふさぐ発泡体やゴムがついたテープは、幅2cm、長さ2mのものであれば約500円で購入できます。

・手順
1.防水テープを貼る面の汚れをきれいにとります。
2.空気が入らないように、引っ張り上げるように下から上へと貼っていきます。

コーキング材の劣化を修復

コーキング材の劣化を修復
外壁のつなぎ目などにあるコーキング材が劣化していたときは、コーキング材を補修、交換します。コーキング材は1本約500円~2,000円で購入可能です。チューブから直接出してすき間に充填するものや、コーキングガンが必要なものがあります。コーキングガンは安いもので200円ほど、高いものでは約2,000円~1万円です

・手順
1.既存のコーキングをカッターナイフなどではがして撤去します。
2.コーキングを充填する溝にそってマスキングテープを貼りつけます。修理箇所以外の余分な場所にコーキング材がつかないようにするためです。
3.コーキング材を充填します。
4.表面をヘラでならします。
5.コーキング材が完全に乾かないうちに、マスキングテープを外したら完成です。

ベランダの雨漏り防止には防水塗料

ベランダなどの広い面積の場所でツルツルとした表面がなくなり、防水塗料がむきだしになっていると雨漏りの原因になります。古い防水塗装をすべてはがすことはむずかしいですが、トップコートという上塗りの保護塗料を塗るのはDIYでも可能でしょう。

しかし表面がひび割れている、すでに雨漏りがするときにはトップコートのみの施工では防止することはむずかしいので、業者に相談をしましょう。

トップコートは、5平方メートル前後(約2.5畳)の重ね塗りが2回可能なものが約3,000円で販売されています。ほかにもローラーやハケ、塗装ローラー用バケツが必要で、どれも200円~1,000円ほどで購入できます。

・手順
1.金属ヘラなどでこすって古いトップコートをはがしたり、高圧洗浄機で汚れをきれいに落としたりするなどして、施工面を整えます。
2.トップコートを2回にわけて重ねて塗装します。

外壁の小さなひび割れにはモルタル

外壁のモルタルにできた割れ目の深さが5mm以下なら、DIYで修理ができるでしょう。モルタルはセメントや砂、水を混ぜて粘土状にしたもので、外壁の仕上げなどに使われています。コーキングをした後に、再度モルタルを塗装します。

DIYには水を混ぜるだけでモルタルができる「インスタントセメント」が便利でしょう。5cm厚で30cm角の面積が塗装できるものは、約300円で購入できます。

・手順
1.ヒビ割れの部分にコーキングをしておきます。
2.インスタントセメントと水を混ぜてモルタルを作ります。
2.コーキングに、コテを使ってモルタルを塗装します。

雨漏りを根本的に解消するには業者に依頼をしよう

これまでにご紹介したDIYは、あくまで被害を拡大させないための応急処置といえます。今後リフォームを考えている方など、一時的に雨漏りを止めたい場合などはそのまま様子をみるのもよいでしょう。

しかし今後も長く住み続けるのであれば、雨漏りの再発を防ぐためにも業者に一度相談しましょう。目に見えていなくても、下地が腐っていたり、防水シートが破れていたりといった被害があるかもしれません。そのため、業者にくわしく調査をしてもらうことをおすすめします。

DIYでは修理できない屋根の雨漏り被害を防ぐ対策とは?

DIYでの雨漏りがむずかしい場所で、業者がすぐに対応できないときなどにできる応急処置や日頃の雨漏り予防対策をご紹介します。被害の拡大を防げるかもしれないので、できる範囲でおこなってみてください

ブルーシートをかぶせて応急処置

屋根の一部分やベランダなどの雨漏りをできる限り防ぐためにも、その場所にブルーシートをかぶせておきましょう。風で飛んでいかないように、テープや重りで固定をしておくことも大切です。

屋根などの手が届きにくい場所は、必ず2人以上で作業をしてください。もし安全に作業ができないときは、無理におこなわないようにしましょう。

定期的に雨どいの掃除をしよう

建物の雨どいをきれいに掃除しておくのも効果があるでしょう。雨どいとは、屋根などに水がたまらないように雨水を集めて排水する筒状の部品です。

雨水を集める雨どいに枯れ葉や土がたまっていると、正しく排水できないので屋根に負担がかかってしまいます。雨どいは2階などにも設置してありますが、手が届く1階部分だけでも定期的に掃除をしましょう。

業者がおこなう雨漏り防止対策をご紹介

DIYでの雨漏り修理ができないとき、またはこれまでにご紹介した方法でも解消できなかったときは業者に相談をしましょう。ここでは業者がおこなう修理方法をご説明します。

高所作業も安全に作業

高所作業も安全に作業
手が届かない場所の作業は、業者に修理を依頼しましょう。足場を組んでの作業、さらに安全フックで足場と体をつなぐなど、業者は安全を確保するための体制をとっておこなっています。

雨仕舞いで雨漏りしにくい家に

「雨漏りの原因と思われる場所をDIYで修理したのに直らない」というときは、排水対策が十分におこなわれていないことも考えられます。雨水が建物に侵入しないようにすることを「雨仕舞い(あまじまい)」といいますが、これをもう一度見直すことで雨漏りを防止できるかもしれません。

雨仕舞いは、雨水が流れやすいように雨どいを設置したり、壊れた水切り金具などを交換したりなどの対策をおこないます。雨が屋根や外壁のどの部分を通って流れていくかなど、雨仕舞いを熟知している業者に相談をすることをおすすめします。

雨漏り箇所が多い屋根は葺き替え工事

屋根の損傷がはげしいときは、葺き替えという工事をおこなう場合があります。葺き替えとは、既存の屋根を撤去して、新しい屋根をのせる工事です。

葺き替えをしたほうがよいかの判断は、サーモグラフィなどで天井温度を測定する、点検口から屋根裏に登るなどの現地調査をしておこないます。

まとめ

雨漏り防止をDIYでおこなう方法を中心にご紹介しました。実際に自分でできるかどうかは、両手が届くかどうかなど4つのポイントを確認したうえでおこなってください。もし当てはまらないときは、業者に相談することをおすすめします。

DIYでの修理は、防水テープやコーキングなどの方法があります。どれもホームセンターで入手できる道具でおこなえますので、雨漏りの被害が広がらないようにすぐにおこないましょう。

しかし条件によっては、DIYではむずかしい修理もあります。屋根全体が傷んでいるときは、新しく工事をする必要があるためです。また、家全体の排水機能が十分でない場合の雨漏りの対策は、十分に知識がないとできません。

「DIYでの修理は自分にはむずかしそう……」
「雨漏りの防止の的確なアドバイスをしてくれる業者に相談したい」
というときは、まずは弊社までお知らせください。建物の状態についてくわしくお話をお聞かせいただいたら、適切な工事をおこなえる業者をご紹介させていただきます。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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