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火災保険による屋根修理トラブルを防ぐには│詐欺事例や対策方法など

投稿日:2020-07-13 更新日:2020-07-13

火災保険による屋根修理トラブルを防ぐには│詐欺事例や対策方法など

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

風災が原因で屋根が壊れた場合、火災保険を利用して修理することができます。ただし、必ずご自身で申請することが大切です。代行会社に依頼すると手数料がかかるなど、トラブルに巻き込まれるおそれがあるからです。

この記事では、なぜ火災保険で屋根修理が可能なのかについてご紹介していきます。火災保険による屋根修理トラブルの事例や対策方法についてもお伝えしていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

火災保険を屋根修理で受け取るには

火災保険とは、火災はもちろん、水災、落雷、風災などが原因で建物・家財に損害が出た場合に補償してくれる保険のことです。この章では、なぜ火災保険で屋根の修理費用がおりるのか、屋根以外にどの範囲まで対象なのかについて紹介してきます。

火災保険には風災が適用される

火災保険を屋根修理で受け取るには
風災とは、強風や台風などによる自然災害です。屋根の修理が火災保険補償対象となるのは、以下のような風災や雪災、ひょう災が原因であるケースが多くを占めています。

【火災保険が適用されるケース】

・台風で屋根が飛んでいってしまった
・強風で飛んできたものが屋根にぶつかり穴が開いた
・積雪に耐えられず屋根が壊れた
・ひょうが降って屋根にへこみができた

このように、台風や積雪、ひょうによる屋根の破損は火災保険が適用されます。ただし、災害で破損した部分以外で発生した雨漏りなどは保険の適用外となるので注意しましょう。次は、保険の適用外となるケースについてみていきましょう。

経年劣化は保険適用外

火災保険の適用外となるケースは、以下のとおりです。

【火災保険の適用外となるケース】

・経年劣化による雨漏り
・地震による雨漏り
・業者の施工不良による雨漏り

経年劣化による屋根のひび割れから発生した雨漏りは、保険が適用されません。たとえ、屋根のひび割れが風災によるものであっても、すぐに保険会社に申請をしなければ経年劣化とみなされて補償を受けられないこともあります。そのため、自然災害が原因とわかっているのであれば、すぐに保険会社に連絡することが重要です。

そのほか、『地震によって瓦がずれてしまった』、『業者の施工不良で屋根材が剥がれてしまった』などについては保険の適用外となってしまいます。

地震は個別に『地震保険』というものがあるので、そちらに加入している必要があります。また、業者の施工不良の場合は、直接業者に連絡をとって交渉する必要があるでしょう。

屋根以外で保険がおりることも

多くの火災保険は、保険の対象を自分で選ぶことができるようになっています。『建物』だけ、『家財』だけ、『建物と家財』の両方というように、自分が必要と思うところだけを対象にすることが可能です。

【補償の範囲】

・建物のみ:建物全体、雨どいや車庫など敷地内に設置・保有しているもの
・家財のみ:家具や電化製品、衣類など
・建物と家財の両方:上記のものすべて

建物は、建物全体以外にも『建物のなかにあって動かせないもの』も補償の対象となります。たとえば、システムキッチンやトイレ、お風呂などが該当します。一方、家財は『敷地内に収容できる動かせるもの』です。たとえば、机やいす、テレビ、自転車などです。

ただし、宝石や絵画といった美術品(明記物件)については、ひとつの価額が30万円を超えるものでないと補償対象にならないので、注意が必要です。

火災保険の屋根修理トラブル事例

屋根の修理に利用できる火災保険。しかし、火災保険が詐欺に使われるといった事案が発生するなど、火災保険が適用できることを利用したトラブルが多発していることも事実です。ここからは、火災保険の屋根修理トラブル事例について3つご紹介していきます。

【1】火災保険がおりなかった

【1】火災保険がおりなかった
『必ず保険がおりるといわれて安心して工事を契約したが、実際はおりずに工事費用がかかってしまった』というものです。工事が始まってしまうと、途中で中止したくても違約金が発生してしまうといったトラブルに巻き込まれてしまいます。

先ほどもご紹介したように、火災保険の対象となるにはいくつかの条件をクリアしていることが必要です。保険会社は申請を受けてから、必ず鑑定人が原因を調べに現場にきます。

そこで『火災保険の対象外』と判断されれば、保険金はおりません。そのため、業者の言葉をそのまま信じるのではなく、保険会社に裏付けをとることが大切です。

【2】虚偽の申請をさせようとする

『保険会社に経年劣化による破損を、突風など災害によるものなどと虚偽報告するように業者が指示する』といったケースです。自分は業者の指示どおりに申請をおこなったつもりでも、保険会社からすると、虚偽の報告をしてきたのは『あなた』になってしまいます。悪気はなくても、共犯者とみなされて裁判沙汰になることもあるため注意しましょう。

【3】保険金を支払っても工事がおこなわれない

『保険が適用されたので契約した工事業者に支払いをしたのにもかかわらず、工事がおこなわれなかった』という非常に悪質なケースです。これは、代理人として保険会社に請求することで、手数料をもぎ取ろうというものです。

詐欺業者は、『保険金の請求手数料として保険金の何割かを支払うこと』といった誓約書にサインを求めてきます。手数料分が手に入れば、そのままフェードアウトしてしまう場合もあります。そもそも工事をするつもりなどなかったり、工事がおこなわれたとしてもいい加減であったりするのです。

火災保険や屋根修理のトラブル対策方法

トラブルに巻き込まれないようにするには、『保険金がおりる根拠』を明確に示してくれる業者に依頼するようにしましょう。また、保険金を受け取れていない段階で契約をせまってくる業者には注意が必要です。そのため、保険金が手元に入ってから契約を結ぶようにしましょう。

ここでは、火災保険の屋根修理トラブルに巻き込まれないようにするために、大切な対策方法を2つお伝えします。

保険会社への申請は必ず自分でおこなう

先ほど、保険金の申請手数料を目当てに近づいてくる業者がいるとご紹介しました。そのような業者の被害に遭わないためにも、申請は必ず自分でおこなうようにしてください。

自分で申請すれば手数料はかからないので、トラブルにもなりません。支払い対象となるかどうかもきちんと確認するようにしましょう。

【火災保険の申請から工事までの流れ】

〈1〉保険会社に連絡して必要書類を送付してもらう
〈2〉保険会社が現地調査をおこない、保険金を算出する
〈3〉保険金の支払い内容の確認がされる
〈4〉保険金がおりる
〈5〉工事が開始される

保険金の請求に必要な書類については、保険会社や内容によって異なります。そのため、まずは保険会社に連絡して、必要な書類を送ってもらうようにしましょう。

屋根の修理依頼は複数の業者に見積りを出してもらう

複数の業者に見積りを出してもらうことで、費用の比較検討ができます。極端に費用が高かったり低かったりする場合は、理由を聞いて納得したうえで工事をしてもらうようにしましょう。不信感が残る場合はすぐに契約してはいけません。ほかの業者をあたってみるようにしましょう。

まとめ

屋根の修理に火災保険を利用する場合は、いくつか注意しなければならないことがあります。たとえば、以下の原因による屋根修理は保険の適用外となってしまいます。

  • 経年劣化
  • 地震
  • 施工不良

そのため、火災保険の対象となるかどうかは保険会社に直接確認することが重要です。保険金がおりるか確かでない状態で屋根修理業者と契約を結んでしまうと、途中で工事を中止できず、保険金がおりなかった場合はすべて実費となってしまいます。

利用できれば万々歳の火災保険ですが、トラブルも多発しているため注意が必要です。業者のいうことを鵜呑みにしていると、火災保険の屋根修理トラブルに巻き込まれるおそれもあるため、保険会社への申請は必ず自分でおこなうようにしましょう。

「自分で業者を探すとトラブルに巻き込まれそうで怖い……」という場合は、弊社までご連絡ください。弊社はお客様と屋根修理業者を結ぶマッチングサービスをおこなっています。弊社と提携している業者は優良先ばかりですので、ご安心ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2020-07-10 16:08:56
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