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防水効果が高い!アスファルト防水工事の種類とメリット・デメリット

投稿日:2020-07-13 更新日:2020-07-13

防水効果が高い!アスファルト防水工事の種類とメリット・デメリット

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

雨漏り対策のために屋上の防水工事を考えるなら、アスファルト防水工事が最適。アスファルト防水工事とは、液状のアスファルトやシートなどを組み合わせてつくられた防水層をつくる工事のことで、マンションやビルで使われるほど人気の工法です。

なぜなら、アスファルト防水工事は耐用年数が長く、防水機能を長期間維持して雨漏り対策をすることが可能だからです。さらに、防水工事のなかでは比較的施工期間が短いといううれしいメリットもあります。

当記事では、雨漏り対策に有効な防水工事であるアスファルト防水について詳しく解説していきます。また、メリット・デメリットはもちろん、施工する際の費用相場もご紹介しているため、この記事1つでアスファルト防水工事を十分に検討することも可能です。

アスファルト防水の種類

アスファルト防水の種類

アスファルト防水工事を検討するうえでまず知っておきたいのが、アスファルト防水の種類です。ここでは、アスファルト防水で可能な「熱工法」「トーチ工法」「常温工法」の特徴を解説していきます。

熱工法

熱工法とは、220~270度の高温まで熱して液状となったアスファルトを施工箇所に流し込み、防水シートと重ねて防水機能を高める施工方法のことをいいます。

しかし、施工するためには「溶融釜(ようゆうがま)」とよばれる専用の設備を現場まで持っていく必要があります。また、高温処理により煙や臭気が発生するため、夏場は施工できないなどデメリットが多いです。

しかしながら熱工法は昔から長く使われている施工方法であり、その分防水機能の高さと耐久性はほかの種類よりも優れているのが大きなポイント。熱工法は色々と制限があるものの、防水性能をとくに重視したい方にとっては検討したい施工方法といえるでしょう。

トーチ工法

トーチ工法はアスファルトの含まれる防水シートを熱していき、下地に貼り付けていく施工方法です。トーチ工法では手持ちの専用バーナーを使用するため、熱工法のように大きな設備が必要ありません。

そのため、施工時の臭気がそこまで強くないのが大きなメリットです。さらに、防水層の重量も軽めで耐震性能に優れ、短期間で防水機能を高めることができます。

ここまで聞くと熱工法の上位互換かのように思えますが、トーチ工法にもデメリットがあるのです。それは、どんなプロでも正確な施工が難しいほど難易度が高い防水工事であること。ゆえに、トーチ工法の仕上がりは依頼する業者の“施工技術の高さ”に大きく左右されます。

常温工法(冷工法)

前者2つとは違い、アスファルトを熱することなく施工して防水機能を高めていくのが常温工法です。またの名を「冷工法」ということもあります。

常温工法は「アスファルトルーフィング」という防水層を何枚も重ねていくという手段でおこなうため、施工時の臭気や騒音がほとんど発生しません。さらに、低コストで済むというのもうれしいポイントです。

ただし重ねて貼るという施工の性質上、全体的な建物の重量が大きくなり、ほかと比べて耐震性能が落ちやすい点には注意が必要です。また、トーチ工法と同じく施工の難易度が高いため、業者選びは慎重になる必要もあります。

それぞれのアスファルト防水工事方法の種類については以上となります。その施工方法も一長一短の特徴を持っているため、どれがベストなのかわからず悩んでしまいますよね。そこで以下に比較情報として、ここまで解説してきた特徴についてまとめました。ぜひ検討時の参考にしてみてください。

アスファルト防水工事の種類
施工方法 メリット デメリット
熱工法 ・昔ながらの施工方法
・防水機能に優れる
・耐久性も良好
・設備を使う場所が必要
・煙や臭気が発生する
・夏は施工自体ができない
トーチ工法 ・臭気はやや控えめ
・短期間で施工できる
・比較的重量が軽い
・業者の腕に左右される
常温工法(冷工法) ・臭気や騒音で困らない
・低コストでおこなえる
・建物の重量が大きくなる
・業者の腕に左右される

アスファルト防水のメリット・デメリット

アスファルト防水工事はほかの防水工事方法と比べて、どんなメリット・デメリットがあるのかも押さえておくことが大切です。これらのデメリットを踏まえて、本当にアスファルト防水工事をおこなうべきか検討してみてください。

メリット

アスファルト防水のメリット・デメリット
■耐用年数(寿命)に優れる

【各防水工事の耐用年数】

アスファルト防水:15~20年
ウレタン防水:10~13年
シート防水:12~15年
FRP防水:10~13年

上記のように、アスファルト防水工事はほかの防水工事方法と比べて耐用年数が長いです。メンテナンスの頻度やその地域の環境によって年数は左右されますが、最大で20年も防水機能を保ってくれるのは心強いでしょう。

■防水機能が高い
アスファルト防水工事は耐用年数だけでなく、防水機能においても高い性能を持っています。アスファルトはとても硬い素材でできており、マンションやビルの屋上で採用されているほどとても頑丈で雨水に強いです。その防水機能の高さから、屋上で植物などを育てたいときにも役立ちます。

■古くから使われている工法である
アスファルト防水工事は、今おこなわれている防水工事の種類のなかで最も歴史の長い工法だといわれています。そのため、ほかの防水工事よりも施工に関するノウハウや技術が進んでおり、精密な施工がしやすいのです。

ただ、トーチ工法や常温工法は難しい施工方法であるため、施工の精密さを考えるなら熱工法を検討してみましょう。

デメリット

■工期が比較的長めである

【各防水工事の工期目安】

アスファルト防水:6~10日
ウレタン防水:約4日
シート防水:4~5日
FRP防水:1~2日

もし緊急で防水工事をしなければならないときは、ほかの防水工事を選ぶほうがベストです。とはいえ、よほど余裕のない状況ではない限り、アスファルト防水工事はそこまで気にするほど長い工期ではありません。

■工事の際に悪臭や煙が出る
ここまで説明したとおり、アスファルト防水工事では施工するときに強いにおいや煙が出ることが多いです。自身の住宅の状況によっては、近所などから苦情がくるかもしれないため、依頼するまえに問題ないかよく考えておく必要があります。

とはいえ常温工法の場合は煙や悪臭が出ることはあまりないため、気にせず施工をおこないたい場合はそちらを選ぶことをおすすめします。

アスファルト防水工事を業者依頼したときの費用相場

防水工事などの雨漏り対策をするうえで、やはり気になるのは業者に依頼するときの費用相場でしょう。防水工事は大掛かりな作業になりますから、できるだけ費用を抑えておきたいところですよね。

アスファルト防水工事の費用相場は1平方メートルあたり6,000~8,000円。ほかの防水工事方法とくらべてやや高めの相場となっています。

しかし、大きなメリットである耐用年数・防水機能の高さも考慮して考えると、アスファルト防水工事はむしろ費用対効果が高いです。頑丈な素材で防水機能を長期間維持させることが可能なので、長くお世話になる建物に施工するならうってつけの防水工事といえるでしょう。

相見積りをとるようにしよう

アスファルト防水工事を業者依頼したときの費用相場
アスファルト防水工事を業者に依頼するときは、少なくとも2社以上から見積りを取るようにしてみてください。アスファルト防水工事の費用は依頼する業者によって変わるため、各業者でそれぞれ提示された費用を比較すれば、安く施工できる可能性が上がるからです。

また相見積りをすると同時に、その業者の施工技術やサービスの質もチェックしておくとよいでしょう。業者の施工実績や保証期間などのサービスを比較して、自身が納得した価格と内容で施工することで、後悔せずに防水工事をしやすくなります。

まとめ

アスファルト防水工事は細かく分けて「熱工法」「トーチ工法」「常温工法」の3種類があります。それぞれ施工方法や特徴が違いますが、いずれも防水性能は高く、屋上を雨漏りからしっかりと守ってくれます。

アスファルト防水工事は費用が高くなりやすいものの、耐用年数が最大20年と高く、衝撃にも強いです。施工費用を高いとみるか、悪くないとみるかは人それぞれですが、屋上の防水工事を真剣に考えたいなら前向きに検討してもよいでしょう。

アスファルト防水工事をしたい、またはどの防水工事にするか迷っているという場合は弊社に一度ご相談ください。弊社では、お客様の雨漏りや防水工事に関するお悩みをヒアリングし、最適な業者をご紹介するサービスを展開しています。

また、防水工事で必要な現地調査と見積りが“無料”でおこなえる業者とも多数提携。相見積り先の選択肢としても選びやすくなっていますよ。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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