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屋根の塗装と葺き替えには判断基準がある!工法別の費用相場も解説!

投稿日:2020-06-23 更新日:2020-06-23

屋根の塗装と葺き替えには判断基準がある!工法別の費用相場も解説!

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

家の屋根は、紫外線や風雨など気候環境などによって経年劣化していくため、長く住むためには定期的にメンテナンスすることが大切です。しかし知識がない場合は、屋根を塗装するか葺き替えするか判断するのが難しいかもしれません。

また、家に合ったリフォームをしないと無駄な費用がかかってしまうこともあるのです。屋根に適した工事をするためには、判断基準となるポイントを知っておきましょう。

当記事では、屋根工事の種類や判断基準となるポイントなどについて解説します。費用を安く抑えるためのポイントにもふれていますので、屋根のリフォームを検討されているかたは、ぜひご覧ください。

おもな屋根のリフォーム工事は3種類

リフォーム工事は種類によって費用や工法が異なるため、自分の家に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、それぞれの工事の特徴をメリットとデメリットをふまえて解説します。

工法(1)塗装工事

工法(1)塗装工事

塗装工事は経年劣化してサビが出た屋根など、軽度な症状のメンテナンスや補修としておこないます。

既存の屋根に塗装をして新しく塗膜を作るため、屋根リフォームの中ではもっともコストが低く済ませることが可能です。塗料によっては、遮熱性や断熱性など耐久性が高まるものもあります。

ただし、塗装は屋根材の劣化の進行を止めることはできても、雨漏りを防ぐことにはならないので、屋根材の寿命が近いような場合には塗装工事はおすすめできません。もし雨漏りなどが発生している場合には、このあと解説する重ね葺きや葺き替えが適しているといえるでしょう。

工法(2)重ね葺き

重ね葺きは、既存の屋根に新しく屋根材を重ねる方法で、カバー工法ともいわれます。重ね葺きのメリットは屋根を解体する必要がないため工期も5日前後と短く、葺き替えするよりも費用が安く済む点です。

ただし、屋根を重ねることから耐震性が下がってしまうことはデメリットといえます。また、屋根の種類によっては、この工法ができない場合があるので注意しましょう。屋根の下地が傷んでいる場合も重ね葺きによる工事をおこなうことができません。

また、重ね葺きをしたあと将来的に葺き替えをおこなう場合は、屋根を重ねていることから撤去費や処分費などが多くかかってしまうこともあることも知っておくべきです。このため、重ね葺きするかどうかは慎重に決めることが大切になります。

工法(3)葺き替え

葺き替えは既存の屋根を撤去して、新しい屋根を取り付ける工法です。メリットは外観が一新できるだけでなく、軽い屋根材を選べば耐震性が高くなり家の寿命を延ばすことができることです。

デメリットとしては、既存屋根の解体や処理などがあるため屋根リフォームの中ではもっとも費用がかかることです。また既存屋根を外す作業などがあるため、工期が1~2週間と長くかかり、工事中に雨漏りが発生するリスクがあることも知っておきましょう。

屋根リフォームの判断基準となるサインを確認しよう

屋根の劣化の速さは気候環境や既存の屋根の施工状態などによっても大きく変わりますが、10~20年程度で葺き替えが必要になるといわれています。費用を安くしたいからといって屋根の状態に適していないリフォームをしてしまうと、短期間で雨漏りが発生するなど再度工事が必要になるおそれがあるため注意しなくてはいけません。

目安となるのは屋根の状態で、いくつかのサインから自分でも屋根リフォームの必要性を判断できる場合があります。ここでは、塗装や葺き替えなどが必要になる具体的な症状を見ていきましょう。

塗装が必要なケース

まずは屋根の塗装工事が必要なケースです。屋根に以下のような症状が出ている場合には、傷みが進行する前にメンテナンスをして劣化を防ぐことをおすすめします。

  • 色が褪せている
  • 塗膜が剥がれている
  • ひび割れが起きている
  • 金属部分にサビがある
  • チョーキング現象が起きている

チョーキングは白亜化といわれることもあり、紫外線や風雨の影響で塗装の表面にチョークのような白い粉がつく現象のことをいいます。軽度な症状の場合は、塗装工事で済むことがほとんどです。

葺き替えや重ね葺きが必要なケース

次に、葺き替えや重ね葺きが必要になるケースを見ていきましょう。以下のような症状の場合は雨漏りのほか、家の老朽化を早めてしまう可能性があるため早めに対処することをおすすめします。

  • 築年数が20年以上経っている
  • 雨漏りが発生している
  • 下地が劣化している
  • 瓦が割れている、または欠けやズレが生じている
  • コケやカビが発生している
  • 釘が浮いてきている

ただし屋根は高い場所にあることから、確認がむずかしいことがあるかもしれません。とくに屋根の下地などは外見からは傷み具合がわからないものです。屋根の確認ができず不安に思う場合は、プロの業者に相談してリフォームが必要か調査してもらうのもよいでしょう。

屋根リフォームにかかる費用を把握しておこう

屋根リフォームは使用する塗料や工法、また屋根材などによって費用は大きく異なります。家に適した屋根リフォームの費用がどれくらいかかるかを把握しておきましょう。ここでは、約30坪の一般的な住宅で屋根の塗装工事や葺き替えなどにかかる費用の相場をそれぞれ解説します。

費用相場(1)塗装工事

費用相場(1)塗装工事

塗装工事は、高圧洗浄などで表面の塗膜をきれいにしたあとに下塗りや上塗りなどを重ねて仕上げるのが基本です。塗装工事にかかる費用は屋根の面積や形状のほか、塗る回数によっても変動します。塗り替えに使われる塗料は、おもにアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素の4種類があり、価格が高いものほど耐久性に優れています。

塗料の種類 費用目安 耐用年数
アクリル樹脂塗料 25~35万円前後 約5~8年
ウレタン樹脂塗料 25~35万円前後 約8~10年
シリコン樹脂塗料 35~40万円前後 約8~15年
フッ素樹脂塗料 45~65万円前後 約15~20年

費用相場(2)重ね葺き

重ね葺きにかかる費用の相場は80~120万円前後です。ただし、屋根材の下にある野地板や防水シートの状態が悪い場合には、重ね葺きすることはおすすめできません。

既存の屋根に新しい屋根をかぶせるため、下地の傷みが劣化すれば葺き替えが必要になります。この場合、新しい屋根と既存屋根の撤去や処分の費用が余計にかかって損をしてしまう結果になるのです。重ね葺きは、屋根の状態を見極めるのがポイントになります。

費用相場(3)葺き替え

葺き替えにかかる費用相場は140~200万円前後です。屋根材によっても費用が異なり、スレート屋根では140~180万円前後、金属屋根になると160~200万円前後が相場になっています。おもな内訳としては、以下のようなものがあげられます。

葺き替え作業のおもな内訳 費用目安
下地の補修費用 20~30万円前後
屋根材および設置費用 45~90万円前後
既存屋根の撤去費用 15~20万円前後

また屋根の状態によっては、下地のみを交換して屋根材は再利用する「葺き直し」や、部分的に補修や瓦の交換をおこなう「部分補修」という方法を選ぶことができます。

葺き直しにかかる目安は100~180万円前後で、部分補修であれば50万円前後の低価格に抑えることもできるのです。どの工法が適しているかは、業者に屋根を調査してもらったうえで検討しましょう。

屋根の工事費用を抑える方法もある

葺き替えなどには多くの費用がかかることから、できれば少しでも安く抑えたいものです。ここでは、屋根リフォームの工事費用を安く抑えるための方法を解説します。

(1)火災保険が適用されるか確認する

(1)火災保険が適用されるか確認する

火災保険に「風災補償」が含まれていて保険会社に認められれば、屋根修理の費用をかけずに直せる場合があります。ただし、適用には条件があるので注意しなくてはいけません。保険金を受け取るためのおもな条件には、以下のようなものがあげられます。

  • 屋根の破損などが風災によるものであり、経年劣化や地震が原因ではないこと
  • 屋根修理の費用が20万円以上であること
  • 申請は代行ではなく自分自身でおこなうこと

など

保険会社によって条件などが異なる場合があるので、くわしくは保険の契約内容を確認してみましょう。またカバー工法の場合は下地が原因と見なされることがあるので、火災保険を利用して修理できる可能性は低くなることも覚えておきましょう。

(2)補助金や助成金を活用する

地域の自治体では、さまざまな助成金や補助金の制度があります。中には屋根のリフォームを対象としたものがあり、補助金や助成金を受けることで費用を安く抑えることができるのです。補助金や助成金を受けるためのリフォームは大きく分けて以下の2つになります。

  • 耐震リフォーム
  • 省エネリフォーム

たとえば、屋根材を瓦から軽量な金属の屋根材に交換すると、耐震性が高まることから耐震性能を向上させるリフォームとして受給の対象となります。また断熱や遮熱の機能をもつ塗料に塗り替えることで、省エネリフォームの対象になることもあるのです。

ただし、助成金や補助金の制度は自治体によって受給条件や支給金額に違いがあります。くわしく知りたい場合は、自治体のホームページや窓口などで事前に確認しておくことをおすすめします。

(3)誠実に対応してくれる業者を選ぶ

屋根の修理は、業者の選び方が非常に重要です。安易に選んでしまうと手抜き工事による施工不良などの被害にあうおそれがあるほか、不当に高い費用を請求されてしまうケースもあるので注意しなくてはいけません。失敗しないための業者選びには、いくつかのポイントがあります。

・見積りは必ず出してもらうこと
初期費用が安いからといって安心してはいけません。修理作業を依頼する際は、必ず見積りを出してもらうようにしましょう。内訳まで目を通し不明瞭な料金などがあれば、作業前に業者へ確認しておくようにしてください。また別途料金の有無についても聞いておきましょう。確認しないままだと、施工後に高額な追加請求をされてしまうおそれがあります。

・専門的な知識や技術力があるか
これまでの経験が豊富で実績も多ければ、さまざまなノウハウをもった業者といえます。とくに火災保険や自治体の制度を利用する際は、業者の協力が必要になる場合もあるのです。屋根修理を依頼する前には、ホームページに掲載されている実績や実際に業者を利用した人の口コミなどを参考にしてみましょう。

また建築業にまつわる国家資格を保有していることは知識と技術を有している証になるので、判断基準のひとつにしてもよいでしょう。ここまで解説してきたように、屋根リフォームにかかる費用は決して安くないため信頼できる誠実な業者を選ぶことが大切です。

もし屋根修理をおこなう業者をお探しであれば、ぜひ弊社にご相談ください。弊社では屋根修理をおこなうプロの業者を数多くご紹介しております。屋根の状態が気になるというかたも一度調査をご検討されてみてはいかがでしょうか。まずは、お気軽にご連絡ください。

まとめ

屋根の塗装工事や葺き替えは、家の寿命を延ばすためにも定期的におこなうことが大切です。メンテナンス時期は、屋根の状態から自分でも判断することができます。また工法には種類があり、家に合った方法でメンテナンスしないと結果的に損をしてしまうことがあるので、将来的なことも考え慎重に決めなくてはいけません。

そして、それぞれのリフォームにかかる費用や特徴も把握しておきましょう。火災保険や補助金・助成金を活用すれば負担をおさえて屋根の修理ができることや業者の選び方などを知っておけば、失敗のない屋根リフォームができるはずです。

弊社では、屋根修理をおこなうプロの業者をご紹介しております。屋根のお困り事があるときや一度調査してもたいたいというかたは、どうぞお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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