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マンション屋上の防水工事の耐用年数を工法ごとにご紹介!費用相場も

投稿日:2020-06-23 更新日:2020-06-23

マンション屋上の防水工事の耐用年数を工法ごとにご紹介!費用相場も

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

マンション屋上の防水工事の耐用年数は、工法によって異なります。また、耐用年数以内でも、建物の状況は定期的に確認しておかなければなりません。建物の状況によっては、耐用年数以内でも防水工事が必要となる場合があるからです。

この記事では、種類ごとの耐用年数についてご紹介します。また、それぞれの工法の特徴や費用相場も解説します。「耐用年数を知って防水工事のタイミングを知りたい」「どの工法を選ぶかを決めたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

マンション屋上の防水工事の耐用年数

マンション屋上の防水工事の耐用年数は、工法ごとに異なります。それぞれの耐用年数を、以下にまとめました。

ウレタン防水:10~15年程度
シート防水:12~15年程度
FRP防水:10~15年程度
アスファルト防水:12~20年程度

それぞれの工法の特徴や施工の際にかかる費用については、次の章でご説明します。新しい防水工事の工法を選ぶときには、耐用年数とあわせてそちらもチェックしてみてください。

耐用年数内でも防水工事が必要になるケースも

建物の状況によっては、耐用年数以内でも防水工事が必要となります。防水工事をしたほうがよい建物の状況について、以下にまとめました。

  • 防水シートが破れている
  • 防水シートが浮いている
  • 苔や雑草が生えている
  • 水たまりができやすい

防水工事の改修工事のタイミングがわからない方は、こちらのポイントに当てはまっているかをチェックしてみてください。また、これらのポイントに当てはまっていない場合にも、定期的に状況をチェックして、防水工事が必要なタイミングを逃さないようにしましょう。

防水工事の工法は4種類!特徴と費用相場

防水工事の工法は4種類!特徴と費用相場

防水工事をおこなう際は、ウレタン防水・シート防水・FRP防水・アスファルト防水の工法のうち、どれかひとつを選ぶことになります。ここからは、4種類の防水工事の特徴と費用相場についてご紹介するので、新しい防水工事の工法を選ぶ判断材料にしてみてください。

ただし、改修工事をおこなう場合、施工の仕方によっては新しい工法を自由に選べないことがあるため、注意しなければなりません。

改修工事の施工の仕方は、大きく分けて”撤去工法(古い防水層を撤去する方法)”と”かぶせ工法(既存の防水層の上に新しい防水層をかぶせる方法)”の2種類があります。

撤去工法は、かぶせ工法と比較すると工法の選択肢が増えます。ただし、撤去する手間がかかるため、工事の際の騒音も大きくなり、また、工期も伸びます。一方、かぶせ工法は騒音も少なく工期も短いものの、古い防水層と新しい防水層の相性が合わないときには施工することができません。

そのため、以下でご紹介する内容でそれぞれの工法についての基礎知識をつけたうえで、最後は業者の方と相談しながらどの工法にするかを決めるとよいでしょう。

ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂を塗る方法です。液体状の樹脂を塗るため、比較的複雑な形状の屋上でも施工が可能です。ただし、ウレタン防水はほかの工法と比べて耐用年数が短いため、改修工事の頻度が高くなるデメリットがあります。そんなウレタン防水には、以下のような工法があります。

密着工法:ウレタン樹脂を直接下地に塗る方法
通気緩衝工法:床に通気緩衝シートを敷き、その上からウレタン樹脂を塗る方法

それぞれの1平米あたりの施工費用は、密着工法が2,800~5,000円程度、通気緩衝工法が4,900~8,500円程度と、密着工法のほうが安く済ませることが可能です。しかし、密着工法では、「膨れ(防水層の内部にある湿気が逃げようとして、防水工事をおこなった箇所が膨れ上がること)」ができるおそれがあります。

一方、通気緩衝工法では、膨れを防止することが可能です。通気緩衝工法は湿気を抜く脱気筒が取り付けられるため、防水層の内部にたまった水分や湿気を逃がすことができます。

シート防水

シート防水とは、防水シートを貼り付ける工事のことです。シートの色やデザインの選択肢が広いため、人目につきやすい場所や、デザインにこだわりたい方におすすめです。

ただし、シート防水は、凹凸のある地面には施工できません。もし凹凸のある場所に施工すると、シートと下地の間に隙間ができて、水が入ってしまうおそれがあるからです。シート防水の工法は、以下の2つの方法に分けられます。

密着工法:防水シートを直接下地に貼り付ける方法
機械式固定法:下地の上に通気シートを敷き、その上から専用器具を用いて防水シートを張り重ねる方法

ウレタン防水と同様に、密着工法は安価で施工することが可能ですが、膨れが起こってしまうことがあります。その点、機械式固定法は、膨れを抑えることが可能です。また、シート防水は、使われるシートがゴムシートと塩化ビニールシートといったものに分けられます。費用は、工法と使用されるシートの2つの要素によって異なるので、以下にまとめました。

【密着工法】

ゴムシート:1平米あたり2,500~4,500円程度
塩化ビニールシート:1平米あたり3,500~5,500円程度

【機械式固定法】

ゴムシート:1平米あたり3,000~5,000円程度
塩化ビニールシート:1平米あたり4,000~7,500円程度

ゴムシートは、塩化ビニールシートに比べて安く施工することが可能です。また、ゴムシートは伸縮性があるため、地震などの衝撃を受けたときでもひび割れが起こりにくいのです。一方、塩化ビニールシートは、施工費用は高額になりますが、耐久性が高いメリットがあります。それぞれのシートの特徴を比較して、自分に合ったほうを選びましょう。

FRP防水

FRP防水とは、軽くて丈夫なFRP(繊維強化プラスチック)というプラスチックを使った防水工事の方法です。耐久性や耐摩耗性に優れているので、人の出入りが多い屋上に向いているでしょう。また、FRPは硬化が早いため、工期が1~2日程度ととても短いです。施工期間を短縮させたいという方にも向いているでしょう。

しかし、伸縮性が低いため、地震などの衝撃を受けるとひび割れが起こりやすいといわれています。そんなFRP防水の施工費用は、1平米あたり4,000~8,000円程度が相場です。

アスファルト防水

アスファルト防水とは、溶かしたアスファルトに防水シートを重ねる方法です。昔から用いられてきた方法で、信頼性が高いといわれています。また、耐水性が高く、先ほどの章でご紹介したように耐用年数が長いメリットがあります。そのため、メンテナンスの頻度を抑えたいという方におすすめです。

ただし、アスファルト工法は工期が長く、6~10日程度かかるといわれています。そんなアスファルト工法は、熱工法やトーチ工法などの種類があります。それぞれの特徴について、以下にまとめました。

熱工法:アスファルトを熱して溶かし、その上から防水シートを重ねる方法
トーチ工法:防水シートの裏面にあるアスファルトを熱することで、貼り重ねる方法

このうち、熱工法はアスファルト特有の臭いが発生するため、現在ではほとんど用いられていないようです。一方、トーチ工法は臭いが発生しないため、現在では広く用いられています。トーチ工法は、1平米あたり8,200円程度が費用相場だといわれています。

防水工事業者を選ぶときのポイント4つ

防水工事業者を選ぶときのポイント4つ

納得した施工をおこなうためには、業者選びも重要です。ここでは、防水工事業者を選ぶときのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

1.見積書が明瞭であるか

業者から見積りを取るときには、費用とあわせて見積書が明瞭であるかどうかもチェックしましょう。見積書が不明瞭な業者は、「この施工は見積りには含めていない」と後から追加で料金を請求してくる可能性があります。

トラブルを避けるためにも、見積書がきちんと内訳まで書いてあるかどうかを確認し、わからないことがあれば業者に聞いて解決しておきましょう。

2.会社の実績が多いか

防水工事は、専門性の高い工事です。そのため、確かな腕をもつ業者に依頼したいものです。業者の技術力を見極めるには、会社の実績を確認するのがよいでしょう。

会社の実績が多い業者であるほど、より経験豊富であるといえるため、技術力が高い業者である可能性が高いのです。ホームページに記載されている施工事例などをチェックしてみてください。

3.アフターサービスがあるか

防水工事は人がおこなうので、いくら技術力の高い業者を選んだとしても施工後に不具合が起きる可能性はゼロではありません。もしものときに備えて、アフターフォローがある業者を選ぶとよいでしょう。内容にもよりますが、アフターフォローのある業者に依頼すれば、万が一不具合が起こったときでも無料で対応してもらうことができます。

4.スタッフの説明が丁寧か

防水工事は専門性が高いため、施工方法やサービス内容などでわからないことが出てきてしまうかもしれません。しかし、丁寧に説明してくれる業者であれば、施工方法やサービス内容などをしっかりと理解することができます。

見積りの際にスタッフに質問をしてみて、スタッフが丁寧に説明してくれるかをチェックしてみるとよいでしょう。

また、ここまでのポイントを読んでも、「どんな業者に依頼すればわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、弊社までご相談ください。弊社では、防水工事をおこなう業者をご紹介します。

マンションの屋上防水を長持ちさせる2つの対策

新しく防水工事をおこなった後は、以下の方法を試してみてください。防水を長持ちさせることができる可能性があります。

1.ドレン掃除

1.ドレン掃除

ドレンと呼ばれる排水口の掃除をおこなわないと、ドレンに砂やゴミがつまり、雨水が流れていかなくなります。その結果、雨水がたまったままになり、防水が劣化しやすくなってしまうのです。だいたい3か月に1回程度はドレンの掃除をして、つまりを防ぎましょう。

2.トップコート施工

防水工事をおこなうときには、防水層を守るために、防水層の上にトップコートと呼ばれる保護塗料を塗ります。そのトップコートは、紫外線の影響によって時間とともに劣化していきます。

そのため、トップコートを定期的に塗り替えることが大切です。だいたい5年に1回程度、トップコートの塗り替えを依頼するとよいでしょう。

まとめ

マンション屋上の防水工事をおこなうタイミングを見極めるとき、ひとつの目安となるのがマンション屋上の防水工事の耐用年数です。ただし、建物の状況によっては耐用年数内であっても、防水工事が必要となるので、建物の状況をチェックしてみましょう。

また、防水工事の方法には、ウレタン防水・シート防水・FRP防水・アスファルト防水の4種類があります。それぞれの特徴や費用を比較しながら、自分に合ったものを選んでください。

納得した防水工事をおこなうためには、業者選びも大切です。弊社では、防水工事をおこなう業者をご紹介します。業者選びにお悩みの方は、ぜひ弊社までご相談ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2020-06-22 12:16:01
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