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屋根葺き替えとカバー工法はどう違う?状況別で最適な施工方法を紹介

投稿日:2020-06-19 更新日:2020-06-19

屋根葺き替えとカバー工法はどう違う?状況別で最適な施工方法を紹介

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

屋根をリフォームしたいのであれば、耐震性を重視したい方は屋根葺き替え、費用の安さを重視するならカバー工法を選ぶのが最適です。なぜなら、前者は屋根材をすべて新しいものに入れ替えることができ、後者は上からかぶせる手順で施工するため比較的工期が短くてすぐに施工を終わらせられるからです。

このように、各施工方法によって得られるメリットが違うため、よいリフォームをしたいなら屋根葺き替えとカバー工法の特徴をよく知っておく必要があります。この記事では屋根葺き替えとカバー工法の違いや費用についてなどを解説していくので、屋根をリフォームするときの参考にしてみてください。

屋根葺き替えとカバー工法の違いとは?特徴を紹介

屋根葺き替えとカバー工法では施工の特徴や手順がかなり違います。まずは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて見てみましょう。

屋根葺き替えのメリット・デメリット

屋根葺き替えとカバー工法はどう違う?状況別で最適な施工方法を紹介

屋根の葺き替えによる施工は、古くなった屋根やルーフィング(防水シート)などを解体して取り除き、すべて新品のものに張り替える手順でおこなわれます。屋根が新しいものに生まれ変わるので、施工後の見栄えがよく屋根の耐震性も保ちやすいのが特徴です。形の複雑な瓦屋根でも葺き替えが可能な点もメリットといえます。

しかし、屋根葺き替えはカバー工法と比べて大掛かりなリフォームになるため、そのぶん多くの費用や施工期間がかかることに注意しましょう。また、古い屋根材の処分費用がかかることもあります。

屋根葺き替えのメリットとデメリット
メリット デメリット
・屋根の耐震性を保ちやすい
・施工後の見栄えが良くなる
・屋根材を選ばず施工可能
・費用が高くつきやすい
・施工期間が長くなる
・廃材処理で出費が出る場合あり

カバー工法のメリット・デメリット

カバー工法は、古い屋根材の上から新しい屋根材を直接貼る手順でおこなわれるリフォーム方法です。屋根葺き替えとは違って屋根に取り付けるだけなので、施工の規模も小さく費用と工期を抑えてリフォームがしやすくなります。さらに、層が厚くなることで屋根の断熱性や遮音性が上がるのも大きなメリットでしょう。

ただし屋根葺き替えと比べカバー工法は、対応可能な屋根材に制限があることに注意が必要です。瓦屋根のような形の屋根をカバー工法することはできず、新しい屋根材は基本的「ガルバリウム鋼板」のような金属系の屋根に限られ、屋根の重量も重くなります。

また場合によっては、カバー工法で修理した屋根に対して火災保険が適用されない可能性もあります。カバー工法の屋根の破損原因が災害による保険対象のケースなのか、古い屋根の経年劣化による保険対象外のケースなのか判別がつきにくいためです。

カバー工法のメリットとデメリット
メリット デメリット
・費用を安く抑えて施工しやすい
・工期が比較的短い
・断熱性と遮音性が上がる
・施工対象や屋根材に制限がある
・屋根が重くなるため耐震性が気になる
・火災保険適用が難しくなる可能性あり

自身の状況に合わせてベストな方法を選ぼう

ここまで解説した屋根葺き替え・カバー工法のメリットとデメリットを考慮すると、それぞれの施工方法に向いている人は以下のようになります。参考にして、自分に合った方法で屋根のリフォームをしてみてください。

各施工方法に向いている人まとめ
屋根葺き替えに向いている人 カバー工法に向いている人
・建物の耐震性を保ちたい人
・火災保険に入っている人
・瓦屋根の家に住んでいる人
・リフォーム予算が少ない人
・急ぎで屋根を修理してほしい人
・断熱性や遮音性を上げたい人

また、どの施工方法でリフォームするか迷っているなら屋根葺き替えを選ぶのがおすすめ。なぜなら、屋根葺き替えはカバー工法と違って古い屋根材を取り換えるので、根本的な解決ができるうえに屋根材の耐久性も維持しやすいからです。地震などの万が一の事態や、災害によるトラブルも考慮すると、屋根葺き替えが無難な選択といえるでしょう。

屋根葺き替え・カバー工法の施工費用相場を紹介!

屋根リフォームにかかる費用はどれくらいなのか知りたいという方も少なくないでしょう。ここでは、屋根葺き替え・カバー工法にかかる施工費用の相場についてご紹介します。なお、実際にかかる施工費用は場合によって異なるため、あくまで参考適度に考えてみてください。

屋根葺き替えの施工相場

屋根葺き替えとカバー工法はどう違う?状況別で最適な施工方法を紹介

屋根葺き替えの施工相場目安は約150~200万円になり、カバー工法と比べて高額になりやすいです。また、屋根葺き替え先の屋根材によっても相場が変わってきます。たとえばスレート屋根であれば比較的に相場が安いですが、瓦屋根のような耐久性の高い屋根材の場合は材料費が高くなりやすいでしょう。

カバー工法の施工相場

カバー工法の施工相場目安は約50~100万円になります。このように、屋根葺き替えと比べカバー工法は、費用を安く抑えて屋根全体をリフォームすることも可能です。予算が少ない方はこちらの方法で施工を検討するとよいでしょう。

屋根葺き替え・カバー工法にかかる費用の内訳

屋根葺き替え・カバー工法の費用相場には、屋根材やルーフィング(防水シート)などの材料費や高所作業のための足場代、施工費といったものが含まれます。また、場合によっては雪止め用の金具の設置やアスベストの除去などの費用がかかる場合もあるでしょう。

なお、これらの細かい費用は固定でかかるものではなく、基本的に「1平方メートルあたり〇〇円」というように値段が設定されています。そのため、屋根が広ければ広いほど、屋根葺き替えやカバー工法にかかる費用は大きくなりやすいです。

屋根葺き替え・カバー工法のリフォーム時期を見極める3つのポイント

屋根葺き替えやカバー工法による屋根のリフォームは、時期を見極めて最適なタイミングでおこないましょう。時期が早すぎると余計な施工費用がかかりますし、反対に遅すぎると地震などの災害により家が倒壊するリスクが高まってしまいます。ここでは、屋根葺き替え・カバー工法の最適な時期を見極める3つのポイントをご紹介します。

屋根材の寿命年数に達したとき

屋根葺き替えとカバー工法はどう違う?状況別で最適な施工方法を紹介

屋根材には、種類によってそれぞれ寿命の目安というものがあります。この寿命目安を参考にしつつ、最適な時期に屋根葺き替え・カバー工法を施工することが大切です。ここでは代表的なものとして、以下5種類の屋根材の寿命目安をご紹介しましょう。

【屋根材の寿命目安】
日本瓦:約30~50年
スレート屋根:約20年
ガルバリウム鋼板:約20~30年
トタン屋根:10~20年
アスファルトシングル:約20年

屋根材に劣化がみられるとき

先ほど解説した寿命目安に近づいていくにつれ、屋根材の劣化が進んで強風や大雨などの影響で屋根材にトラブルが起きやすくなります。寿命目安に達していなくても、屋根材にひび割れや全体的なサビや穴あきなどがあれば、屋根葺き替えやカバー工法によるリフォームを検討してもよいでしょう。

また、割れやすいものやサビやすいものなど、屋根材の種類によって注意したい屋根トラブルの症状が違うため注意が必要です。

【屋根材別で注意したい症状】
日本瓦:漆喰のはがれ、割れ、全体的にコケが生えるなど
スレート屋根:割れや欠け、屋根材の浮きなど
ガルバリウム鋼板:コケが生える、サビにおおわれる
トタン屋根:ヒビや塗装のはがれ、色あせなど
アスファルトシングル:塗料が粉状になる、塗膜の膨れなど

雨漏りが発生しているとき

雨漏りが起きた場合も、屋根葺き替えやカバー工法によるリフォームをしておきたいタイミングです。たとえば天井から雨水が垂れている、天井にシミができているといった症状がある場合は、屋根材の劣化による雨漏りの可能性があるため、早急に問題を解決しましょう。

なお、雨漏りの原因は必ずしも屋根とは限らないため、屋根葺き替えやカバー工法でのリフォームをする前に、雨漏り修理業者に現地調査を依頼して原因を特定することが先決です。また、弊社では雨漏りの現地調査が可能な業者をご紹介することができます。もし雨漏りのことでお困りでしたらぜひご相談ください。

屋根葺き替え・カバー工法が施工可能な業者の選び方

最後に、屋根葺き替え・カバー工法でのリフォームを業者に依頼するときに気をつけておきたい選び方についてご紹介します。屋根の全体的なリフォームは大掛かりな作業になるので、腕がよくて丁寧に施工対応してくれる業者を選ぶことが大切なのです。

実績豊富な業者であるか

屋根葺き替えとカバー工法はどう違う?状況別で最適な施工方法を紹介

施工実績が豊富な業者であれば、安心して屋根葺き替えやカバー工法を依頼しやすいでしょう。実績を見るにはその業者のホームページなどを確認して、業務歴は何年になるのか調べるのも参考材料になります。また、業者のブログなどがあればそこで施工事例を詳しく紹介しているかも、業者選びのポイントです。

専門資格があるか

屋根葺き替えやカバー工法の業者選びに迷った場合は、資格の有無も判断材料にしてみるとよいでしょう。たとえば「1級かわらぶき技能士」や「瓦屋根工事技士」などの資格をもっている業者であれば、瓦屋根の葺き替えに強い業者を探しているときの決め手のひとつになります。

現地調査を十分におこなってくれるか

屋根の葺き替えやカバー工法を施工する前の現地調査を、丁寧におこなってくれる業者を選ぶと安心して依頼をしやすいでしょう。たとえば現地調査後の見積りで、現在の屋根の状況や見積り金額の内訳について詳しく解説してくれるかも、よい業者を選ぶポイントです。

まとめ

屋根の葺き替えやカバー工法の違いや特徴を知ることで、後悔のない屋根のリフォームがしやすくなります。今回ご紹介した内容を踏まえて、屋根の葺き替えやカバー工法どちらがベストなのか考えてみるとよいでしょう。

また、屋根のリフォームをおこなうタイミングや、依頼する業者の選び方に気をつけることも、うまく屋根のリフォームをするためのコツ。もし屋根の葺き替えやカバー工法の業者選びでお困りでしたら、ぜひ弊社にご相談ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2020-06-18 10:56:06
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