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屋根の葺き替え工事は調査から!スレートほか素材別の費用相場

投稿日:2020-02-14 更新日:2020-02-21

屋根の葺き替え工事は調査から!スレートほか素材別の費用相場

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

屋根の葺き替え工事を検討しているなら、まず業者に屋根上を調査してもらうことから始めましょう。屋根やそのまわりの劣化状況によっては、葺き替えよりも別の工法のほうがよい場合があるからです。

当記事では葺き替え工事の費用相場や業者依頼時のポイントなどを解説しますので、依頼時の参考にしてください。

屋根の葺き替え工事は「屋根上調査」から始めましょう

屋根の葺き替え工事とは、屋根材をまるごと交換する改修工事です。メリットとしては耐久性が高くなる、家自体の寿命が延びることなどが挙げられます。しかし、屋根の範囲が広いこと、既存の屋根材の処分費などがかかることなどから、費用が高くなるというデメリットもあります。

そのため、ご自宅の屋根に葺き替え工事が必要かどうか判断するために、まずは業者に「屋根上調査」をしてもらうことから始めましょう。屋根上の劣化状況によっては葺き替えではなく、「重ね葺き工法(既存の屋根のうえに新しい屋根材を被せる)」や「塗装工事」で済む場合もあるからです。

調査時間は1~2時間を目安に考えるとよいでしょう。また、屋根上調査にあたってはご自身で確認しておかなければならないこともあります。以下で紹介する内容を確認してみてください。

屋根の種類

前もって屋根材の種類や費用相場についても確認しておきましょう。屋根材の種類はおもに金属系、スレート系、セメント系、粘土系の4種類です。屋根材によって葺き替える際の費用などに差がでてくるため、事前に種類を把握しておきましょう。

ちなみに、葺き替えをする際は必ずしも今と同じ屋根材を選ぶ必要はありません。そのため、屋根材の種類を変えることによって費用を抑えることも可能です。

費用相場や特徴については、本コラム内の「屋根の葺き替え工事の流れ・費用相場」で紹介しておりますので参照ください。

住宅の築年数と工事歴

住宅の築年数と工事歴

屋根の状態を判断するひとつの目安として、築年数や工事歴があります。業者に調査依頼する際に築年数などの情報があれば、より正確な調査をしてもらえるでしょう。

築年数は建物の登記簿謄本を確認することでもわかります。工事履歴はあとから確認することが難しいので、業者とのメールや書類などを残すようにしておくとよいでしょう。

住宅の図面

図面があると家の情報をより詳しく確認することができます。家を建てたときの図面があれば準備しておきましょう。業者が屋根のサイズを計測する際も、図面と比較をしながら計測するため、より正確な数値をだすことができます。

雨漏りの有無・経験

屋根が雨漏りをしている場合や過去に雨漏りを直していることも調査に影響がでるようです。調査を依頼する際は、「いつ雨漏りが発生したのか」「どこで雨漏りが発生したのか」などを調査業者に伝え調査の際に確認してもらいましょう。調査業者は、場合によっては屋根裏を確認するなどして、状態を正しく判断していきます。

屋根の葺き替え工事の流れ・費用相場

屋根の葺き替え工事の流れ・費用相場

屋根の葺き替え工事は、まず屋根上調査で屋根の面積を測量し、どこが劣化しているのかを調べます。葺き替え工事が必要となった場合の一般的な流れは以下のとおりです。

1.劣化した屋根材を撤去
2.野地板を設置
3.防水シートを設置
4.新しい屋根材を設置(完了)

屋根葺き替えに関する工事費用の相場は、選ぶ屋根材や屋根の面積によっても変わりますが、一般的な家のサイズの場合100万円前後から250万円程度が相場です。
屋根材別の詳しい費用相場と内訳は以下をご覧ください。

1.スレートの場合

スレートの費用相場は、1平米あたり4,500円から8,000円程度です。スレートは、住宅の屋根で一番使われているほど人気の屋根材です。セメントと繊維を混ぜ合わせた素材で、軽量で耐震性が高く、施工がしやすいのが特徴です。メンテナンスが必要なことと、色あせしてしまうことがデメリットでしょう。耐久年数は20年から25年です。

2.ガルバリウム鋼板の場合

ガルバリウム鋼板の費用相場は、1平米あたり6,000円から9,000円程度です。ガルバリウム鋼板は金属系の屋根材のひとつで、軽量で耐震性が高く一般的なグレードのものは価格も安いのが特徴です。しかし、断熱性と防音性が低いためそこを補うためにはグレードの高いものを選ぶ必要があります。耐久年数は30年から50年です。

3.瓦の場合

瓦の費用相場は、1平米あたり8,000円から15,000円程度です。瓦は粘土系の屋根材で、日本瓦とも呼ばれます。粘土を高温で焼き上げて作るので、耐久性が高くおよそ50年から100年は持つと言われています。ただしとても重いので耐震性はほかよりも弱い屋根材です。日本瓦に見た目が似ている洋瓦もありますが、洋瓦は製造の仕方が違い耐久年数は30年から40年です。

・屋根材の施工以外にかかる費用と作業項目
屋根材の施工以外にかかる作業ですが、基本的な部分はどの屋根材であっても同じです。作業内容と費用相場を見ていきましょう。

◆既存の屋根材を撤去する作業 1平米あたり1,500円から3,000円程度
古い屋根材をすべて取り外していきます。

◆既存の屋根材を処分する作業 1平米あたり2,000円から3,000円程度
取り外した屋根材を処分するための費用です。

◆屋根の下地を補修する作業 1平米あたり2,000円から3,500円程度
屋根材の下地を補修します。野地板を張り替える、重ねて張るなど状態によっても方法が変わります。

・防水シートの張り替え作業 1平米あたり500円から1,500円程度
防水シートを張り変えます。防水シートを張ることで屋根から雨漏りすることを防ぎます。

・足場の設置・撤去作業 1平米あたり600円から1,500円程度
屋根の葺き替え作業をおこなうために足場を設置します。

ほかにも業者によっては「諸経費」や「管理費」といった費用がかかる場合があります。見積りをもらった際は確認しておきましょう。ここで紹介した金額はあくまで一般的な屋根の形状や大きさをもとにだしている相場です。業者や地域、既存の屋根材など条件によっても変わってきます。

屋根の葺き替え工事に関して【建築確認申請と火災保険】

屋根の葺き替え工事に関して【建築確認申請と火災保険】
屋根の葺き替え工事に関して、費用以外にも知っていただきたいことがあります。それは「建築確認申請」と「火災保険を適用できるのか」についてです。まず建築確認申請とは、建築基準法や都市計画法等などに適合しているか確認するための手続きです。手続きは業者がおこないますが、申請主は建築主となるので知っておきましょう。

また「火災保険を適用できるのか」については、「風災による損害がある」と認められた場合のみ適用することができます。経年劣化では適用できないので注意しましょう。それぞれのさらに詳しい話は以下でご説明します。

リノベーションで建築確認申請が必要な建物

「木造2階建て以下の住宅」以外の家で大規模な修繕、大規模な模様替えをおこなった場合は、建築確認申請が必要です。この大規模な修繕とは、家の主要とされる建材(屋根、はり、柱、床、壁、階段)を半分以上修繕することを指します。

葺き替えは、屋根全体を修繕する作業になるため、建物種別によっては該当することになります。

ほかには「10平米以上の増築工事」、「準防火地域、防火地域の増築工事」が該当します。葺き替え以外に増築作業もおこなっているという場合は、対象になる可能性があるので確認しておきましょう。

風災による損害として認められる条件

風災として認められる条件に「最大瞬間風速が秒速20m以上に風によって生じた損害」、「20万円以上の工事」、「風災による破損事故から3年以内」があります。条件を満たしていれば、修繕の終わったリフォーム後の申請でも大丈夫ですので、申請をしていなかった場合は申請するようにしましょう。

申請後に「損害保険鑑定人」が調査をおこない、風災として認められれば保険が適用されます。

まとめ

屋根は家の中でも重要で、範囲の広い場所です。どうしても葺き替え作業は高額になってしまうでしょう。あとで後悔しないためにも、費用相場や屋根材の種類、使える保険などしっかり準備をすることが重要です。

屋根上調査は、適正な金額で見積りをだすためには必ず必要な調査です。屋根の状態を見極め、本当に必要な屋根修理はなんなのか教えてもらいましょう。

弊社では、屋根上調査や葺き替えなどの屋根に関するあらゆる作業に対応できる業者をご紹介しております。24時間365日弊社のスタッフが電話対応させていただきますので、お見積りのご相談だけでもお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
編集者:まこと
家の掃除が得意。特技を活かし、ライターになった。短時間で家の掃除ができる効率的な手法を編み出すのが得意。

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2020-02-21 10:18:34
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