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屋上防水工事をするならアスファルト防水|防水工事の種類や工法

投稿日:2019-12-26 更新日:2019-12-26

屋上防水工事をするならアスファルト防水|防水工事の種類や工法

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

耐久性の高い屋上防水をおこなうには、アスファルト防水という方法がおすすめです。アスファルト防水は昔からある工法で、メンテナンスをしなくても20年ほどもち、耐久性が優れています。

アスファルトはもともと原油からできているため、その油分から防水性に優れていることも特徴です。アスファルトは紀元前から接着剤や防腐剤として人々の生活を支えてきました。

このコラムでは、屋上防水の工事を考えている方に向けて工事方法をご紹介します。複数の工法があるなかでアスファルト防水をおすすめする理由も解説し、信頼できる業者の選び方もまとめていますので、工事を検討している方はぜひ参考にしてください。

屋上防水工事には3つの種類がある

ビルやマンションなどの雨漏り対策のための防水工事には、3つの種類があります。それぞれの耐久性や工事方法などをご紹介いたします。

防水工事の基礎知識

防水工事の基礎知識

屋上防水とは、ビルやマンションの屋上やバルコニー、外階段など雨のかかる場所に雨漏りなどがないように防水工事をすることです。とくに鉄筋コンクリート構造の建物は、定期的な防水工事が必要です。防水工事は鉄筋コンクリートの基礎をサビにくくし、建物の構造を守る役割を果たしているのです。

防水工事には、大きく分けて3種類の方法があります。「アルファルト防水」「シート防水」「塗膜防水」それぞれ耐久年数や施工費用などが異なりますので、これからご紹介します。

種類1:アスファルト防水とは

アスファルト防水とは、道路にも使われるアスファルトを使用した方法です。シートにアスファルトをしみ込ませたアスファルトシートを組み合わせた防水性の高い施工方法です。シートを2層以上に重ねて防水層を作り、耐久性を高くします。

アスファルト防水には「熱工法」「常温工法」「トーチ法」の3つの工法があります。熱工法とは、熱したアスファルトの液体を地面に撒き、その上にシートを貼る方法です。冷えるとアスファルトの層が硬化し、防水層を作ります。

常温工法はその名のとおり、熱を加えずシートにコーティングされる粘着層により、貼る方法です。トーチ法は、アスファルトシートに熱をかけることで下地と溶接する方法です。

アスファルト防水は耐久年数が20年ほどで、施工単価は1平方メートルほどで5,000~8,000円が相場です。施工の日数は、5~7日と少し長めの工期が必要となります。施工場所としては、広い屋上に限定されます。そして、耐久性が強いことから基本的に、メンテナンスが必要ありません。

種類2:シート防水とは

シート防水とは、塩化ビニールでできたシートです。耐久性が高いですが、施工が難しいため業者選びが大切です。耐久年数は15年ほどで、施工単価は1平方メートルほどで4,000~7,500円が相場です。

工期は2~4日で、施工場所としては、平らな下地でないと施工が難しい場合があります。

耐久性があるため、屋上緑化をすることが可能です。また、耐久年数まではメンテナンスが必要ないため、取り入れやすい工法となっています。

種類3:塗膜防水とは

塗膜防水とは、アスファルト防水やシート防水のようにシートを敷くのではなく、液体を何重にも重ねて防水加工する方法です。ウレタン防水は、国内で半数近くを占めているといわれる防水工法です。

液体であるため、複雑な場所でも施工することができます。耐久年数は10年ほどで、1平方メートル当たり4,000~7,000円ほどとなります。工期は1~2日と短いです。施工場所は、バルコニーやベランダなどから屋上などさまざまです。紫外線に当たると劣化してしまうため、ひび割れが起きないように定期的にトップコートを塗ります。

耐久性で選ぶならアスファルト防水がおすすめ!

防水工事をどれにしようかお悩みのときには、耐久性が高いアスファルト防水をおすすめします。施工場所や面積によって適した防水工事の方法がありますが、バルコニーなどの狭い範囲ではなく、屋上の広範囲の施工ならアスファルト防水がおすすめです。

耐久性が高い理由

アスファルト防水の耐久性が高い理由は、アスファルトシートの水密性が理由のひとつとしてあります。アスファルトシートを何層にも重ねることで防水層が作られ、水が入るのを防ぎます。また、シートには合成繊維の不織布を合わせていることから、ひび割れがしにくいです。耐用年数までメンテナンスの必要がないため、耐久性が高いといえるのです。

耐久性以外のおすすめポイント

前述したとおり、耐久性があるということは、高い防水性があるということです。防水性が劣っていては、こまめなメンテナンスが必要となります。アスファルト防水の場合には、寿命までメンテナンスはほとんど必要ありません。

シートのつなぎ目はアスファルトによって埋められるため、施工の不具合が出にくいこともポイントです。

アスファルト防水にするときの注意点

熱工法でアスファルト防水をおこなう際には、アスファルトを撒くため煙と石油のような独特なニオイが発生してしまいます。近所に建物があるときには迷惑となってしまうかもしれません。

また、熱したアスファルトを用意するには、釜やバーナーなどが大掛かりな設備が必要となるため、最近ではニオイの出にくいトーチ法や、設備の必要がない常温工法での施工が多くなっています。

アスファルト防水に向いている建物

アスファルト防水に向いている建物

アスファルト防水は、屋上の施工に向いています。ただし、熱を加えるための設備が必要であり、またシートの大きさがあるためバルコニーや廊下など小さい面積の場所には不向きです。

また、熱工法とトーチ法はどちらも火器を取り扱うため、木造建築に向かないです。その倍には、常温工法やほかの防水方法でおこないます。アスファルト防水は、学校や病院、大型のショッピングモールやビル、マンションなどの敷地の広い屋上での施工がおすすめです。

信頼できる防水工事業者の選び方

防水工事を依頼するのに信頼できる業者の選び方をご紹介します。防水工事をおこなっている業者は多くありますが、施工内容や工事費用、工期などもさまざまです。納得できる業者に依頼することが大切です。

信頼できる業者の条件

信頼できる業者の条件としては、大きく4つあります。これから紹介する4つのことをチェックしてみてください。

1.実績がある

アスファルト防水の実績のある業者を探しましょう。ひとことで防水といってもさまざまな施工方法があります。アスファルト防水を依頼する場合には、施工実績のある業者であれば、ノウハウがあるため安心して依頼できるでしょう。

2.見積りをしっかりしてくれる

防水工事は、屋上の状態や形状、広さによって費用が異なります。見積りを取ることで施工の際にいくらかかるのか明確な費用を把握することができますので、しっかり見積りをとってもらいましょう。材料費や人件費など、内訳が細かく記載されていることを確認してください。

4.アフターフォローの充実

施工後の保証など、アフターフォローがあるのか確認することが大切です。業者によって保証内容や保証期間は異なります。また、業者が倒産などによりなくなったときの保証方法が記載されているのかも確認しましょう。

5.説明が適切

専門家でなければ、工事の専門用語はわかりません。そんななかで分かりやすく説明をしてくれるのかチェックしておきましょう。うまくコミュニケーション取れない場合には、思うような工事をしてもらえないかもしれません。納得できるまで相談し、真摯に答えてくれる業者を選びたいですね。

防水工事ができる業者

防水工事を依頼できる業者をまとめました。さまざまな場所で工事を依頼できますが、専門とするものや得意なことが業者によって異なりますので、納得いく依頼先を探しましょう。

・防水の専門業者

屋上・バルコニーなど屋外の防水だけでなく、トイレや浴室など室内の防水工事をおこなっている専門業者です。ハウスメーカーなどから委託を受けていることも多いです。

・ハウスメーカー

建物を建てるときに依頼したハウスメーカーやそのほかの近くのハウスメーカーにも、防水工事を依頼することが可能です。施工場所にあった防水工事の業者を手配してもらうことができます。

・塗装店

外壁や屋根の塗装を専門としています。バルコニーなどの小さい規模の防水工事を得意とし、ウレタン防水などの施工をおこないます。しかし、基本的に塗装であるため、アスファルト防水やシート防水はおこなっていない場合が多いです。リフォーム店から委託を受けることもあります。

・リフォーム会社

防水工事だけでなく、リフォーム全般を受けつけてくれます。気になる点を見てもらい、複数個所の工事をしてもらうことも可能です。その際は、施工場所に合った業者を手配してもらうことができます。

施工費用を安くしたいときは相見積りがおすすめ

施工費用を安くしたいときは相見積りがおすすめ

ハウスメーカーやリフォーム会社などに依頼すれば、自分ののぞむ施工方法の業者を手配してもらえることがあります。しかし、仲介していることから安く済ませたいときには不向きです。

施工費用を抑えたいときには、複数の業者に見積りをしてもらう「相見積り」をおこなうことをおすすめします。複数の業者に見積りをしてもらうことで相場を把握できるだけでなく。業者の保証や人柄などをチェックすることができます。

相見積りをおこなうなら、見積り無料のところに依頼しましょう。弊社でも、無料で見積りをおこなっています。費用や人柄、保険などを含めて検討してみてください。

まとめ

屋上の防水には、大きく分けて3つの施工方法があることを紹介しました。そのなかでも、アスファルト防水は耐久性が強く、20年ほどもつといわれています。メンテナンスの必要がないため、取り扱いがとても簡単です。学校や病院、大きなショッピングモールやビルの屋上など、広い範囲の防水ならアスファルト防水がおすすめです。

ただし、アスファルト防水でも3種類の工法があり、煙や強いニオイが出る熱工法は施工する場所を選びます。最近では、ニオイの少ないトーチ法や常温工法での施工が多くなっています。建物の環境にあった施工方法を選びましょう。

施工業者を選ぶときには、信頼できる業者を見分けるために複数の業者に見積りを依頼することをおすすめします。業者によって施工費用や工期が異なるため、比較してよりよい業者を選びましょう。

ただし、工費が安いからといって納得できるとは限りません。人柄や説明が適切であるかということもチェックしましょう。弊社では、施工業者を紹介することが可能です。見積りもおこなえますので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集者:ふみ
昔から住宅展示会が大好き、理想の内装を追い求めるのが趣味。読者の目線に立ったコラムを作っている。

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2019-12-26 17:02:16
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