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瓦屋根の雨漏り修理の前に原因を調べよう!作業における注意点も確認

投稿日:2019-06-27 更新日:2019-06-27

瓦屋根の雨漏り修理の前に原因を調べよう!作業における注意点も確認

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

瓦屋根の家でも年月が経ちますと、家が傷んで雨漏りが起こることも少なくはありません。雨漏りを放置してしまいますと、木が腐ってさらなる被害が起こりえますので、早めに対処するのが大切です。

そこで、瓦屋根の雨漏りが起こる原因や、対策法についてご紹介します。また、修理方法や、業者に頼む場合に気を付けたいことも載せていますので、お役に立てれば幸いです。

瓦屋根の雨漏り修理は原因を突き止めることが大切!主な原因とは

雨漏りの原因は、主に3つあります。雨漏りが起こる仕組みを知らなければ、対策をするのが難しいので、まずはどういった原因があるかを解説します。

瓦と漆喰の問題

瓦やその間に塗られている漆喰が劣化することで、雨が漏れてくるおそれがあるのです。隙間から家の中に雨水が流れこみ建築材に浸透して、雨漏りが引き起こされてしまうのです。

また、瓦の一部分が欠けたりひび割れたりすることでも、家の中に雨漏りが起こる場合があります。割れたのが1枚や2枚だけだとしても、雨漏りの原因となることもありますので、早めに修理するのがよいでしょう。

下地の問題

下地となる防水シートや板金が劣化することでも、瓦屋根の雨漏りは起こることがあります。瓦屋根の構造としては、瓦の下に防水シートが敷かれていることが多いです。そのため、防水シートに穴があいていたり、破れていたりしますと雨が家の中に入りやすくなります。

また、板金については瓦屋根の境目などの、隙間がもともとできている部分を補強するために用いられていることが多いです。この板金が腐食して穴が空いてしまうと防水シートと同様に雨漏りなどの原因となってしまいます。

落ち葉などの詰まり

雨漏りは、雨樋が落ち葉やゴミなどで詰まることでも発生するケースがあります。雨水を排出するための通路が詰まると、水が雨樋の中にたまりやすくなり、軒先の雨樋から漏れ出してしまうのです。これにより、排水口から水が流れづらくなるため、地面に水がたまるなどの被害が起こることもあります。

瓦屋根の雨漏り修理の前に原因を調べよう!作業における注意点も確認

【ケース別】瓦屋根の雨漏り修理方法

瓦屋根の雨漏りを修理する方法は、いくつかあります。一般的な修理方法について見ていきましょう。

ずれた瓦の組み直しや割れた瓦の交換

瓦のずれについては、瓦用ハンマーで少しずつたたいて戻していきます。また、割れた瓦の修理については、その瓦を外すところからはじまります。割れた瓦の上に重なっている瓦を片手で浮かせながら、もう片方の手で割れたものを引き抜くのです。

割れた瓦について、接着すれば使えそうな場合は防水テープや、瓦パテで補修して直します。ただ、接着するのが難しいほど瓦の割れがひどい場合は、新しい瓦を使うとされているのです。

はがれた漆喰の補修

漆喰の修理については、はがれた部分を塗り直すだけではもとに戻らないことがあります。理由としては、一部の漆喰がはがれたとき、その周りもすぐにボロボロになることが推測されるからです。そのため、修理する場合は全面的におこなわれるのが一般的です。

まずは、もとから塗られている漆喰をはがします。金属のヘラを使って、瓦と漆喰との隙間にさしこんだり、軽くたたいたりして崩していきます。

古い漆喰をはがし終わったあとは、葺き土や防水シートの状態を確認する工程に入ることがあるそうです。これは漆喰が崩れていると、その下にある葺き土や防水シートも修理が必要なことが多いためです。

下地が整ったあとは、もとの漆喰の厚みに合わせて均等にヘラで塗って、補修します。ただし、漆喰の量の調整やムラなく塗っていくのは難しい作業となります。自力でおこなうことを考えている方は、失敗する危険性が高いためおすすめはできません。

防水シートの張り替え

瓦の下地である防水シートの損傷については、新しく張り替えて対応します。張り替えるには、壁用のホッチキスのようなタッカーを使う方法と、接着剤を使う方法が主流です。

タッカーで固定する場合は、まず瓦や葺き土を外して、防水シートを敷くことができるようにします。そして、軒先と平行に防水シートを並べていき、10cmほど重なるように下から上の順に敷いていきます。そして、10~30cmほどの間隔で防水シートにタッカーをうちこんで固定します。

接着剤を使う場合は、瓦を接着できるように表面をきれいにする必要があります。きれいにしたあとは、プライマー・接着剤の順に下地と防水シートの間に塗りつけていきます。そして、ローラーなどを使ってきれいに接着していくのです。

また、使用される防水シートにも種類があります。タッカーで固定する場合は塩化ビニールシートを使い、接着剤を用いるときはゴム製のシートを使用することが多いです。

板金の交換

屋根の境目に取り付けられている板金を交換する際は、まず古いものを取り外すのです。境目の近くにある瓦を外しますと、板金が露出してきますのでこちらを取り除きます。そして、下地となる防水シートや葺き土の状態を確認して、損傷がない場合は板金を取り付けます。

雨樋の詰まり取り

雨樋は、屋根に沿って設置されている軒樋と、そこから下に流れ出すパイプの中の部分が詰まることが多いです。軒樋についてはハシゴを立て掛けるか、屋根に上って、詰まりの原因となる落ち葉や土埃、ゴミなどを取り除きます。特に、軒樋から下に流れ出すパイプの入口については、ゴミがたまりやすいです。

また、パイプの中の詰まりは、衝撃を加えるか水を勢いよく流して取り除きます。この方法で効果がない場合は、針金などの細長いものに布やタオルを巻きつけて中をほじくるか、金具を外してパイプを取り出して掃除します。雨樋は、定期的に落ち葉や土埃などのゴミがたまりますので、詰まり対策には年に一回ぐらいのペースで掃除するのが望ましいです。

状況によっては瓦屋根の葺き替えが必要なことも

瓦や板金、防水シートや漆喰などと、屋根の修理が全面的に必要なときは、新しい屋根に入れ替える葺き替えをおこなうのがよいかもしれません。修理箇所が多いと、屋根を新しくするのと、それほど大差のない値段になる場合があるからです。

また、経年劣化による被害についても、部分修理より葺き替えのほうがよいでしょう。経年劣化では、損傷した部分だけでなく、ほかの場所も限界が来ていることが多く、部分修理では付け焼き刃となることが多いからです。

そして、葺き替えるときに、もともとの瓦より軽い屋根に入れ換えることで、地震による倒壊のリスクを減らすことができるでしょう。

瓦屋根の雨漏り修理の前に原因を調べよう!作業における注意点も確認

瓦屋根の雨漏り修理は業者に依頼するのが基本!その理由について

これまで、雨漏りが起こる原因や修理方法について詳しくお話しました。しかし、雨漏りの修理は難しくて危険な作業のため、基本的には業者に依頼した方がよいでしょう。

高所作業で危険を伴う

屋根の補修作業をおこなう中で、転落したり屋根が抜けたりしてケガをする事例は少なくありません。理由としては、斜面となっている屋根は不安定であり、態勢を崩すとつかまるものが少ないため、不測の事態に対応できないことが多いからです。特に自力での修理では、足場を固定するための準備が不十分なことがよくあります。

また、瓦屋根の場合では瓦を踏み割ってしまい、状態を悪化させてしまうばかりではなく大ケガにもつながってしまいます。打ちどころによっては命にかかわる場合もありますので、業者の方でも、屋根の上で作業をおこなうときは足場を組んで安全を確保しています。そのため、高所での作業は非常に危険であり、業者にまかせるのがよいのです。

原因を突き止め対策するには専門的な知識が必要

修理を自力でおこないますと、雨漏りに対して間違った場所を対策してしまう場合があります。屋根は目でみえない部分が多く、経験や知識が不十分では、雨漏りの原因を突き止めるのが難しいです。たとえば、ボロボロの漆喰を塗り直したとしても、その下地となる防水シートや葺き土が損傷していては、雨漏りを止めるのは難しいでしょう。

また、業者に依頼するほうがよい理由として、瓦屋根の雨漏りの修理は技術的に難しいということもあります。防水シートの張り方や板金の付け方によっては隙間ができてしまい、雨漏り対策が不十分なことがあります。そのほかの修理に関しても、自力ではうまくいかない危険性が高いです。

自力で直そうとしても瓦屋根の雨漏りが改善できなければ、さらに費用がかかります。そういったことから、屋根の問題を自力で解決するのはおすすめできません。

災害による被害であれば保険で費用がかからないことも

台風や竜巻などの風災によって屋根が傷付き、雨漏りが起こった場合は、自然災害による被害として保険が適用されることがあります。そのため、想定よりも費用が抑えられるかもしれません。

ただし、火災保険が適用されるにはいくつかの条件があります。それは、20万円を超える修理費であることや、3年以内に起きた被害などです。また、時間などによる劣化や、施工時の不備による被害では、対応されないこともありますので、適用されるかどうかは保険会社に問い合わせてみるのがよいでしょう。

瓦屋根の雨漏り修理の前に原因を調べよう!作業における注意点も確認

瓦屋根の雨漏り修理を依頼する業者の選び方と費用の目安

雨漏り修理でかかる費用や作業内容は、業者によって異なります。ご自身にあった業者を選ぶためのコツを見ていきましょう。

業者の選び方

業者を選ぶときに重要なのは、見積りがわかりやすいことや評判がよいこと、アフターケアがしっかりしていることです。また、作業内容をわかりやすく説明してくれるかどうかも気にするとよいでしょう。

雨漏りがひどく一刻も早く修理を希望する場合、どれぐらいの費用を請求するか、きちんと作業してくれるかどうかを気にする余裕がないかもしれません。そのため、決定を急がずに、見積りや作業内容を示してくれる業者は、信頼性が高いといえるのです。また、作業後のアフターフォローも充実していると、安心して修理を依頼できるのではないでしょうか。

・業者に依頼するとかかる費用の目安
屋根の修理は大がかりなことが多く、数日かかることがあります。業者に依頼する場合の費用相場については、次のようになります。

・瓦や屋根の雨漏りなどの部分修理:1~30万円
・板金修理:10~100万円
・漆喰の塗り直し:15~18万円
・屋根の葺き替え:70~200万円

費用に幅がある理由は、屋根の規模や屋根材の種類によって上下するからです。また、足場を組み立てる工程が含まれている場合は、足場代として15~20万円かかる場合があります。

そのため、まずは見積りからはじめてもらい、そこで業者とご相談してから修理してもらうのがよいでしょう。また、複数の業者に見積りを依頼して、値段や作業内容、スケジュールなどで気に入ったところを選ぶというのもおすすめです。

瓦屋根の雨漏り修理の前に原因を調べよう!作業における注意点も確認

まとめ

瓦屋根の雨漏りの原因はいくつかあります。主な原因は防水シートや板金、漆喰や瓦の劣化であり、雨樋が詰まることでも生じる場合があります。修理するには、古いものを新しく施工するか補強すればよいのですが、大変なことが多いです。

修理には、転落の危険性が高い屋根に上る必要がありますし、雨漏りの原因がわからないと、改善しないことがあるからです。また、技術的に施工が難しい修理もあります。

そのため、屋根の修理は業者にまかせることをおすすめします。業者であれば安全かつ確実に施工をおこなってくれますし、災害保険がおりれば負担する費用を抑えることができるでしょう。まずは、見積りやご相談だけでもおこなってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2019-06-27 17:03:48
https://www.seikatsu110.jp/repair/rp_lhr/148594/
家の修理
瓦屋根の家でも年月が経ちますと、家が傷んで雨漏りが起こることも少なくはありません。雨漏りを放置してしまいますと、木が腐ってさらなる被害が起こりえますので、早めに対処するのが大切です。そこで、瓦屋根の雨漏りが起こる原因や、対策法についてご紹介します。また、修理方法や、業者に頼む場合に気を付けたいことも載せていますので、お役に立てれば幸いです。
シェアリングテクノロジー株式会社

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