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電気式?都市ガス?LPガス?条件で変わる湯沸かし器の取り付けかた

投稿日:2017-09-19 更新日:2018-09-28

電気式?都市ガス?LPガス?条件で変わる湯沸かし器の取り付けかた

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最近ではホームセンターなどでも設置型の湯沸かし器が販売されています。そのためDIYで費用をかけずお湯が出るようにしたい、湯沸かし器を取り付けたり交換したいと思う方もいらっしゃるようです。

しかし、本格的に湯沸かし器をDIYで取り付けるにはさまざまな条件があります。資格なしでは工事ができない、といったケースも少なくありません。
今回はDIYで湯沸かし器を取り付け・交換することについて、必要な資格と取り付け方を中心に見ていきます。

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DIYでの湯沸かし器の取り付けはどこまで可能?

自分で湯沸かし器を取り付けられるかを考えるためには、まず取り付けたい湯沸かし器が何をエネルギーにして加熱するか確かめる必要があるでしょう。ここでは湯沸かし器で主要とされている電気式とガス式について、必要な資格を確かめていきます。

電気式の場合

電気式の場合、必要になるのが水道への接続と電源の確保です。配水栓から家側の水道工事自体は無資格で行えるため、DIYで水道の配管工事を行うことは可能です。ただし、複雑な工事を見よう見まねで行うと最悪の場合、湯沸かし器の熱湯が水道を逆流していくといったこともあり得るので注意が必要でしょう。

電気工事には電気工事士の資格が必要です。しかしコンセントから電源を取る湯沸かし器がほとんどのため、給湯器のケーブルが届く範囲にコンセントの空きがあれば問題はないでしょう。大型の電気式湯沸かし器を新規で取り付けるとなると配電盤の工事をともなうことも多く、DIYでの取り付けには資格がなければ避けたほうがよいでしょう。

ガス式で、かつ都市ガスの場合

ガス式の場合、電気式に必要な水道への接続と電源の確保に加え、ガス管への接続が必要になります。

ガス栓と湯沸かし器を接続するためには安全性を確保するため、「可とう管」か「強化ガスホース」による接続が求められています。可とう管とは、金属など固い素材でできている配管ですが、力を加えれば容易に曲がり形を固定することができるものです。接続方法を間違えると爆発事故や一酸化炭素中毒につながることから知識が求められ、「ガス可とう管接続工事監督者」という資格が創設されました。ですが、受講のみで取れる資格で、自主的な資格でもあるため必ず取る必要はないともいえます。

ガス栓が近くにない場合、ガス配管の工事をする必要があります。この工事に関する資格として日本ガス協会が「簡易内管施工士」資格を設けています。国家資格ではありませんがガス配管に関する工事のため、ガス会社とのトラブルの可能性も出てきます。そのため資格がなければ配管工事を避ける必要があるでしょう。

ガスふろがまや、次の条件にあてはまるガス湯沸かし器の取り付け工事には「ガス消費機器設置工事監督者」の国家資格が必要です。

・ガス消費量が12kWを超える瞬間湯沸かし器(お湯が必要になったときに沸かすタイプ)
・ガス消費量が7kWを超える貯湯湯沸かし器(あらかじめお湯を沸かしておくタイプで、水道管から直接つながっておりタンク内は水で満たされる)
・ガス消費量が7kWを超える常圧貯蔵湯沸かし器(あらかじめお湯を沸かしておくタイプで、タンクの水の量が変動するもの)

この条件を考えると、DIYで接続できるガス式湯沸かし器は台所に取り付ける瞬間湯沸かし器(10kW程度のガス消費量のため)に限られてきます。屋外に取り付けるタイプは使えるお湯の量が少ない16号でも30kW程度あるためです。取り付けできる場合でもミスが命の危険につながる作業です。責任の取れる範囲の工事に留める必要があるでしょう。

ガス式で、かつLPガスの場合

LPガスの場合、都市ガスでの工事で必要な資格のほかに「液化石油ガス設備士」という国家資格が必要になります。なお「ガス消費機器設置工事監督者」の資格は「液化石油ガス整備士」があれば不要です。都市ガスの場合はDIYで取り付けできると思われる台所の瞬間湯沸かし器でもLPガスの場合、大きな壁があります。
      DIYでの湯沸かし器の取り付けはどこまで可能?
      

湯沸かし器を取り付けられない場合とは

これらの事情を踏まえると、DIYで湯沸かし器を取り付けるには次の条件をクリアする必要がでてきます。

・電気コンセントが近くにあり、空きがあること
・水道配管の工事について知識があること

加えてガス式の場合は次の条件も合わせて満たす必要があります。

・LPガスではなく、都市ガスを使用していること
・ガス栓が近くにあること
・台所設置型瞬間湯沸かし器など、出力が小さいこと

この条件を満たさなければ工事に資格が必要になります。とくに、ガス式の場合は全ての条件を満たすことは難しいでしょう。そのため、ガス式湯沸かし器をDIYで取り付けるときは、最低限ガス配管だけは工事資格者のいる専門業者に依頼する必要があります。

給湯器の種類については「給湯器交換の前に知っておきたい!種類・メーカー・費用について 」でも詳しく解説していますので、あわせてお読みください。
      湯沸かし器を取り付けられない場合とは
      

DIYで湯沸かし器を取り付ける手順

ここでは資格なしで湯沸かし器の取り付けが可能と考えられる「小型の電気給湯器」と「台所設置型ガス式瞬間湯沸かし器」について見ていきます。

元止め式か先止め式かの確認

まず、共通して確認するのが「元止め式」か「先止め式」かです。水道配管から水を分岐させる必要があるのは共通していますが、「元止め式」の場合専用の蛇口からお湯が出ます。そのため湯沸かし器で温度を調整する必要があります。一方「先止め式」の場合、湯沸かし器の先で再び水道配管と合流し、同じ蛇口から水を出しても問題ないように設計されています。そのため温度調整は蛇口でできる場合もありますが、湯沸かし器内の逆流を防ぐための専用弁があるなど構造は複雑になっており、値段も高めになります。

そのため、機器がどちらのタイプか確認し、「元止め式」の場合は専用の蛇口になることを確認しておかなければなりません。ガス式の場合、器具から給湯専用のホースが出ている場合が多いようです。

機器の取り付け

取り付ける予定の場所に湯沸かし器を取り付けます。このとき水道配管やガス栓、コンセントの距離も考える必要があるでしょう。元止め式の湯沸かし器の場合、排水も考え流しの上に取り付けることが多いと思います。

給水側との接続

水道配管から分岐させ、湯沸かし器に水を取り入れる配管を接続します。交換の場合は既存のものが使えますが、新規に取り付ける場合は分岐を取り付ける工事を行う必要があるでしょう。

ガス式の場合、ガス栓との接続

ガス栓と湯沸かし器の間を強化ガスホースや可とう管で接続します。この作業は知識が必要になるため、ここだけでも専門業者に依頼したほうが無難です。

蛇口との接続

先止め式の場合、この作業は必須です。蛇口を混合栓にする、もしくは蛇口に近いところに接続部を設け、湯沸かし器からの温水が蛇口から出せるよう接続します。

一方元止め式の場合は湯沸かし器にホースが付いていることも多く、その場合蛇口との接続は必要ないでしょう。備え付けの温水専用蛇口がある場合は、湯沸かし器と蛇口の配管を接続します。
      DIYで湯沸かし器を取り付ける手順 
      

湯沸かし器の取り付けを業者に頼むならこの基準が大切

湯沸かし器の取り付け依頼はガス式の場合、ガス会社、メーカー、専門業者といった選択肢があります。ガス会社やメーカーに依頼すると費用が高めになることもあり、専門業者に依頼する場合も多いでしょう。ただその場合、業者に信頼性があるか見極めることが必要です。

専門業者の見極めのポイントは次の4点だといわれています。

・電話対応
・スピード
・見積もりが明確
・アフターサービスの充実

こうした情報を事前に知ることは困難です。そのため依頼すると同時に信頼できる業者か見極めていく必要があります。

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まとめ

湯沸かし器のDIYによる取り付けや交換は、条件が揃っていなければ難しいと考えたほうがよいかもしれません。とくにガスとの接続に関しては、専門業者に依頼しなければならない場合が大半でしょう。ただ、接続だけを快く引き受けてくれる専門業者よりは、湯沸かし器の取り付けも同時に行いたい専門業者のほうが多いことは確かです。そのためDIYでの取り付け・交換には事前確認と覚悟が必要といえるでしょう。

湯沸かし器の取り付け・交換を依頼する際は

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「給湯器修理」をご覧ください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2018-09-28 12:35:14
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