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住民トラブルを未然に防ぐ!マンションの防音工事で高品質な環境整備

2018-10-02

住民トラブルを未然に防ぐ!マンションの防音工事で高品質な環境整備

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住民に快適に過ごしてもらいたいのはマンションのオーナーとしては当然でしょうが、一方でトラブルも少なくありません。集合住宅で起こるトラブルとして一番多いのが騒音によるものといわれています。住民同士の配慮も必要ですが、オーナーとしては入居前に防音工事を行うことで、こうしたトラブルを防いでいきたいものです。
今回はマンションの騒音について、場所別に原因と工事による対策を考えていきます。

床から伝わる音と対策

特に高層化が進むマンションにおいては上の階の床から下の階の天井へと伝わる足音などが響きやすく、騒音トラブルの原因につながります。

音の種類

床から伝わる音の種類は主として「軽量床衝撃音(LL)」と「重量床衝撃音(LH)」の2つに分けられます。

■軽量床衝撃音(LL)
軽量床衝撃音(LL)は椅子を引きずる音や食器やおもちゃなど、固くて軽いものが床に落ちたときなどの音を指します。足音もこちらに分類されることが多いようです。騒音を出さないように気を付けていても出てきやすい音といえるでしょう。

■重量床衝撃音(LH)
重量床衝撃音(LH)は人が床の上で飛び跳ねたり、重いものが床に落ちたりしたときの音です。小さな子ども連れの家庭が上の階に住んでいる場合は部屋の中を走り回り騒音トラブルにつながりやすいといえるでしょう。

対策

床から伝わる音の防音工事は、軽量床衝撃音と重量床衝撃音の対策でそれぞれ異なってきます。床の防音工事を行う際の目安としては、L-45以下の遮音性を目指すことです。これは上の階でスプーンを落とすと、かすかに聞こえる程度の遮音性といわれています。

■軽量床衝撃音への対策
軽量床衝撃音への対策は、遮音性のあるフローリング施工やクッション性のある素材の敷き込みなどで「音を遮る」ことが中心です。
遮音フローリングはスポンジ状の遮音材のついたフローリングで、最近のマンションでは一般的になってきました。クッション性のある素材としては、クッションフロアが一例として挙げられるでしょう。安っぽくなるイメージのあるクッションフロアですが、最近では木目加工などがされた製品も登場しています。

■重量床衝撃音への対策
重量床衝撃音への対策は、「防振」が中心です。
ひとつは固有振動数を計算し、それに対応した防振性を持つ床を作る方法です。効果は高いですが、施工費は高額になりがちです。もうひとつは、床板を受ける横木と床板の間に防振ゴムを入れるといった方法になります。ただ施工したところで抜本的な対策にはなりにくいというのが欠点になります。重量床衝撃音による騒音問題を防音工事だけで解決するのは困難なため、住民同士の理解を求めていく必要もあるでしょう。

その他、構造上床の音が響きやすい二重天井では遮音シートや吸音剤を入れるといった方法、見た目は悪くなってしまいますが吸音メラミンフォームやウレタン系防音材を天井に貼るといった方法があります。
      床から伝わる音と対策
      

壁から伝わる音と対策

隣の住居同士を隔てる壁を界壁といいます。この壁は耐震性を持たせるためにしっかり作ってあることが多いのですが、高層マンションなどの場合は特にこの壁が薄く隣の生活音が聞こえる原因となるようです。

音の種類

壁からは直接壁を叩く音よりも、空気を通じて聞こえてくる話し声やテレビ・オーディオの音などが騒音の中心になります。またピアノやトランペットなど、楽器の演奏もこうした騒音問題の中心になるでしょう。
壁の遮音性はD-55以上を目指した方が良いとされています。つまり壁によって、55dB分以上の音を遮る性能を持たせるということです。目安としては、ピアノの音を隣へかすかに聞こえる程度まで抑えることとされています。

対策

壁からの音に対する対策として、まず新築時に壁の厚みや仕上げ方をしっかりとチェックしておく必要があります。壁の厚みは150ミリメートル以上必要といわれています。コンセントや照明スイッチ設置のために壁が欠けている場合はその部分の遮音性能が落ちるため注意しなければなりません。

また躯体が軽量コンクリートやコンクリートブロックで構築されていると、遮音性能が低くなります。また本来は外壁に対する内部の仕上げとして使われるはずのGL工法や内部に空間のある二重壁の場合も音が伝わりやすく、トラブルの原因となりやすいです。

防音工事としては「壁を厚くする」「防音下地材を挟む」といった方法があります。特に壁が二重壁になっていて空間がある場合、そこに防音材を入れることが大切になってくるでしょう。また換気口などを防音タイプに変えることも必要です。
      壁から伝わる音と対策
      

窓から伝わる音と対策

窓から伝わりやすい音の種類には以下のようなものがあります。

音の種類

窓から伝わる音はピアノやエアコンなどマンション内から生まれる音と、鉄道や自動車交通などマンション外からの騒音の2つがあります。鉄道や自動車交通は住民同士の話し合いで対処できるものではないため、必要に合わせて対策が必要になってくるでしょう。

対策

窓周りの対策としては、防音ガラスや二重サッシが防音工事の中心になってきます。

防音ガラスは伝わってくる音の振動を熱に置き換える特殊な中間膜を用いることで、音を消す仕組みです。一方二重サッシは、既存の窓サッシの内側にもう一枚窓を付ける工事になります。こうした工事は住民でもできなくはないですが、外からの騒音が大きいことがわかっている場合入居前に対策しておくことが必要でしょう。
サッシについて詳しい解説は「防音できるサッシはある?結露しにくいサッシは?交換方法と選び方 」でも行っています。ぜひこちらもご参照ください。

また特殊加工がされた遮音カーテンによる対策も考えられます。またエアコンの室外機が騒音の原因の場合、古い室外機を交換する必要や防振対策もひとつの方法として考えられるかもしれません。

エアコンの室外機の騒音対策については「こうすればうるさい室外機は静かになる!室外機のお悩み解決方法 」も合わせてお読みいただければ幸いです。
      窓から伝わる音と対策
      

マンションの防音工事の相場

マンションの防音工事は「どこを対策すればいいか」「どう対策するか」「対策する箇所はどれだけか」など様々な要素が絡んでくるため、相場は求めにくい部分があります。また工事も大規模になるので費用も大きくなってくるでしょう。

例えば15帖のリビングと廊下を防音フローリングに張り替えたいといった場合、24万円前後かかるといわれています。ただこれは一例で、実際の状況によって金額が前後します。重量床衝撃音対策であればさらに高額になりがちです。

そのため「格安」という文字は魅力ですが、実際に防音工事を任せるかはしっかり検討した方がよいでしょう。確かに費用を安くすることは大切な点です。しかし「格安」がゆえ、防音効果が不十分になってしまうケースも少なくありません。防音工事のプロとしっかり相談し、必要な防音対策をしっかり行い、住民に不満なく過ごしてもらえる環境作りを目指していきましょう。

まとめ

騒音の発生しているケースはさまざまで、複合的な場合も多数あります。マンション内で発生している騒音であれば住民同士の話し合いで解決するケースもあります。しかしその原因が生活音であれば防音工事がいずれ必要になってくるでしょう。
オーナーとしては住民の入居前にこうした工事を済ましておき、トラブルの起きないマンションを目指したいですね。

マンションの防音工事を検討する際は

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番 」の「防音工事 」をご覧ください。

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