床の穴は自分で直して費用節約!作業がうんと楽になるおすすめグッズ

2021.4.30

床の穴は自分で直して費用節約!作業がうんと楽になるおすすめグッズ

大きな家具を落とすなどの強い衝撃を床に与えると、傷がついたり、穴が開いたりしてしまうことがあります。床の穴を放置しておくと部屋の景観が損なわれるだけでなく、穴の拡大やひび割れなど、さらなる損傷にもつながりかねません。そのため、もし床に穴が開いたら早急に修復をしたほうがよいしょう。

この記事では、床の穴の修復方法をはじめ、作業が楽になる便利グッズをいくつかご紹介していきます。簡単に直せる方法・グッズを知り、ご自身の手で「穴の開いた床」から「きれいな床」に生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。

床の穴を修復する方法

床に開いた穴は、規模によって自分で修理できることもあります。あまりに大きな穴は、業者に依頼したほうがよいケースもありますが、小さな穴であればDIYによる修理をおこなうのもよいかもしれません。

床の穴を修復する方法【小規模】

床に開いている穴が指先で隠れるほど小さなものであれば、比較的簡単に修復することができます。使用するのは、床の修復用クレヨンや補修テープです。

クレヨンと聞くと絵を描くときに使用するものを想像する方も多いかもしれませんが、ここでご紹介するクレヨンも使い方は同じようなものです。穴が開いている箇所に修理用クレヨンを塗っていくだけで、穴を隠すことができます。よりきれいに穴を隠すためにも、クレヨンは少し盛り上がる程度まで塗ってみてください。塗り終わったら床に残っている余分なクレヨンをヘラなどで削り、平らにならしたら完成です。

補修テープの使い方に関しては、ただ貼るだけという非常に簡単なものになります。さまざまな模様のテープが販売されているので、ご自宅の床に馴染むものを選んでみてください。

床の穴を修復する方法【中規模】

床の穴の大きさが数㎝ほどの場合、パテで埋める方法がおすすめです。パテとは、粘土のような材質の接合剤を指し、建築物や車の修理など、幅広く利用されているものになります。以下に使い方をまとめていくので、ぜひ参考にしてみてください。

➀自宅の床材と似た色のパテを用意する
一口にパテといってもその種類はさまざまです。ご自宅の床によく馴染む色合いの、床用パテを用意しておきましょう。床用パテはホームセンターなどで売られているので、手軽に入手することができます。

➁紙やすりで穴とその周辺を軽く削る
パテを塗り込む前に床を紙やすりで削ると、パテが馴染みやすくなります。この作業をおこなっておくことで、後々パテが剥がれてしまうなどのトラブルを防ぐことができるでしょう。

➂パテを塗る・乾燥させる
パテは塗り始めは柔らかいですが、乾燥することで徐々に固まっていきます。固まったパテは若干縮むこともあるので、多めに塗っておくようにしましょう。

➃余分なパテを削る・色を塗って仕上げる
パテが乾燥したら、再び紙やすりで削っていきます。この作業をおこなうことで、デコボコとした修繕箇所を目立たなくすることができます。平らに均したら、さらに目立たなくさせるために、色塗りもおこなうとよいでしょう。

床の穴を修復する方法【大規模】

床の穴がクレヨンやパテによる修復ができないような大きなものであれば、その分修復の規模も大きくなってしまいます。そういった穴を修復する方法としては、一般的は床の張り替えがおこなわれます。

床の張り替え作業はDIYでおこなうことも可能ではありますが、あまりおすすめできるものではありません。というのも、床材の張り替えは、床の仕組みの理解や適切な材料の選定など、個人でおこなうには難しいことが多いためです。

また、床の張り替えが必要になるほど大きな穴が開いている場合、なにか別の問題もあるかもしれません。穴の原因によって張り替えだけでは不十分なこともあるので、個人での対応に限界を感じたら業者に依頼することも考えておきましょう。

床の穴を修復する方法

床の穴の修復に便利なグッズ

床の穴を自分で修復する方法として、クレヨンやテープ、パテといったグッズを利用する方法がありました。ここからは、数ある床修理グッズのなかでも、とくにおすすめできる商品をご紹介していきます。商品の選定に悩んでしまう方は、以下を参考にしてみてはいかがでしょうか。

小規模な穴の修復グッズ

 

【r_planning キズ直し ペン クレヨン 壁 家具 フローリング 床 補修 セット 】

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この商品は、6色のクレヨンとペンがセットになって販売されているので、さまざまな床に違和感なく馴染ませることができるでしょう。修理の跡を目立たせないようにしたい方には、とくにおすすめできる商品です。

 

【ニトムズ フローリング補修テープ ミディアムブラウン 75mm×90cm M5272 】

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貼るだけで傷を隠せる手軽さに加え、その後の傷防止としても活躍してくれるのがこの補修テープです。テープの幅が75mmと広いので、ある程度大きな傷でも補修することが可能となります。

中規模な穴の修復グッズ

 

【セメダイン:木工パテ タモ70g hc-141 】

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この商品は、木材の釘穴や傷の補修用として販売されているパテです。固まった後に削ったり、色を塗ったりすることができるので、床の修理の際にも使用することができます。

 

【ハウスボックス イージーリペアキット ライト 気になる床のキズ補修に 】

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「工具を買いそろえるのが面倒……」とお思いの方におすすめなのが、この商品です。床を補修するための道具がセットになって販売されているので、この商品をひとつ買うだけで作業することができます。

いつの間にかできていた穴には要注意!

「ものを落として床に穴が開いた」「固定式の家具を止めていた箇所に穴が開いていた」など、床に穴ができた原因にはさまざまなものが考えられます。今ご紹介した例のように、床に穴が開いている理由が明確な場合は、補修するだけでも問題ないでしょう。

しかし、「こんな穴いつの間に開いていたのだろう……」といったような身に覚えのない穴は、少々危険といえるかもしれません。ここで、身に覚えのない穴はなぜ開くのか、どういった危険が潜んでいるのかも確認しておきましょう。

腐食や虫が原因のことがある

いつの間にかできている穴は、劣化によるものや害虫の浸食によるものであるおそれがあります。とくに木製のフローリングになっている床の場合、下地にあたる部分も木材であることがほとんどです。

木材は、劣化・害虫による浸食被害を受けてしまうと、徐々に強度が低下していきます。その弱くなった部分が、穴という形になって表れていることも考えられるのです。

耐震性に影響があるかも…耐震性を確かめるには

床に開いている穴が劣化・害虫によるものであるとすれば、家全体の耐震性にも関わる大きな問題になってくることもあります。弱った部分が穴として確認できるということは、それだけ劣化・浸食による被害が深刻化していることを意味します。そうなると家の耐震性は低下していき、地震で倒壊するおそれもあるので決して軽視できる問題ではありません。

身に覚えのない穴ができていて自宅の耐震性が心配だという方は、一度「耐震診断」を受けてみましょう。耐震診断とは、家の構造や建築材料の状態を確認し、自宅の耐震性は問題ないかを判断してもらう作業になります。耐震診断には費用こそかかるものの、自宅の安全性を知っておくという意味ではおすすめの方法です。

この耐震診断を受ける際は、お住いの自治体にその旨を伝え、相談するとよいでしょう。自治体によっては、耐震診断の費用を支援してもらえることがあります。場合によっては全額賄ってもらえることもあるので、事前に確認をとっておくことをおすすめします。

いつの間にかできていた穴には要注意

まとめ

床に開いた穴は、自分で直せる場合とそうでない場合とがあります。ご自身で床の穴を直す際には、クレヨン・テープ・パテなどを穴の大きさによって使い分けましょう。床の穴が大きくて個人での作業が難しい場合は、業者に補修を依頼してください。大きな穴の修理は大掛かりな工事となることが多いので、個人での修理はおすすめできるものではありません。

このように、穴の大きさによって対処方法は変わってきます。穴をよく確認して、適した補修を施してみてください。

なお、その穴がもし身に覚えのない場合は、一度耐震診断を受けておくとよいかもしれません。耐震性が低下した家を放置しておくことは、地震の揺れで倒壊するおそれもあり非常に危険です。安心して生活を送るためにも、ご自宅の耐震性を判断してもらってみてはいかがでしょうか。


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