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鉄筋コンクリートのひび割れは危険!耐震性に問題があるサインかも!

投稿日:2019-07-24 更新日:2019-08-01

鉄筋コンクリートのひび割れは危険!耐震性に問題があるサインかも!

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

年月がたつとマンションなどの壁や柱に、ひび割れを見かけることがあるでしょう。最初に見かけたときは小さなひび割れだったとしても、放っておくと甚大な被害になるおそれもあるのです。しかし、この被害は早急に対処すれば、防げる可能性があります。

この記事では、鉄筋コンクリート造のひび割れ原因や対処法などについて解説します。起こりうる危険を防ぐためにも、ひび割れは適切に対処しておきましょう。

鉄筋コンクリートのひび割れは危険かも

鉄筋コンクリートに対して丈夫なイメージを持っている方は多いかも知れませんが、ひび割れが起きているとさまざまな危険性があります。ひび割れの状態によっては、構造部分に深刻な問題があるかもしれません。

ひび割れを放置した場合に起きる問題

鉄筋コンクリートのひび割れは危険かも

たとえば、鉄筋コンクリートのひび割れから雨水が侵入することで、なかの鉄筋がさびてしまうといった問題が起きます。鉄筋がさびることで建物がもろくなり、場合によっては家が倒壊する危険性もあるのです。

また、ひび割れから雨水が侵入することで雨漏りが起き、その状態が深刻になると地盤にまで伝っていきます。そうすると地盤が弱くなり、地盤沈下が起きるおそれもあります。雨水が地盤に流れることで地盤の建物を支える力が弱まってしまい、耐え切れずに沈んでしまうということなのです。

鉄筋コンクリートにかかわらず、ひび割れ部分から劣化は進んでいきやすくなります。ひび割れの数が増えて大きいものになれば、建物の見た目も悪くなってしまうでしょう。さらには耐久性の低下にもつながり、資産価値を下げることにもなります。ひび割れが深刻な状態になる前の、軽度な状態のうちに対処することをおすすめします。

ひび割れが起こる原因

鉄筋コンクリートにひび割れなどの劣化が起きるのは、経年劣化や自然災害、不同沈下といったことがおもな原因となります。どんな材質のものであっても、時間の経過とともにひび割れは起きてしまうでしょう。

また、台風や地震といった自然災害が起きたときには、ひび割れは起きやすくなっています。なかでも不同沈下によってひび割れが起きている場合は、とくに注意が必要です。地盤が部分的に弱まることで、そこだけが沈んでしまい建物全体が傾きます。

これが不同沈下になり、建物に深刻な問題を引き起こすだけでなく、健康にも悪影響を与えるおそれがあるのです。生活しているなかで少しでも違和感を感じるようであれば、業者に確認してもらったほうがよいかもしれません。

ひび割れを見つけたときにやるべきこと

鉄筋コンクリートにひび割れがあったとしても、慌ててはいけません。適切な方法で対処すれば、被害を少なくできる可能性があります。

ひび割れの状態を確認する

ひび割れの状態を確認することで、どれくらいの緊急性があるか、補修の必要はあるかなどを判断することができます。ただ、ひび割れの状態を正確に確認することは難しいため、慣れていな方は業者にみてもらうのがおすすめです。

鉄筋コンクリートのひび割れが髪の毛ほどの細い線のようなヘアクラックであれば、塗膜だけにひび割れが起きており、現状ではそれほど深刻な問題はないでしょう。ヘアクラックのようなひび割れであれば、応急処置として自分で補修することもできます。

しかし、幅が0.3mm以上で深さ4mm以上のようなひび割れが起きている場合は、すぐにでも対処する必要があります。この大きさのひび割れになると、構造部分にも問題が起きているおそれもあるので、業者に補修を依頼してください。

補修作業をする

ひび割れの状態を確認する

ひび割れの幅が0.3mm~1mmほどの小さなものであれば、塗装をしたり、セメントやモルタルなどを使ったりして補修することができます。これ以上のひび割れになると知識や技術が必要になるため、自分で補修することはおすすめできません。

ただ、コンクリートを切り取るカッターなどの道具があれば、ある程度の大きさのひび割れまでなら補修することはできます。鉄筋コンクリートのひび割れは、どんなに小さなものであっても、状態をしっかりと見極めてから作業するようにしてください。

ひび割れを見つけたら耐震診断も受けよう

ひび割れは、もしかしたら建物の耐震性が弱まっているサインかもしれません。耐震性が低ければ、大きな地震が起きたとき非常に危険です。安全な生活をするためにも、耐震性に不安のある方はチェックをしてみましょう。

耐震性をセルフチェックする方法

ひび割れを見つけたら耐震診断も受けよう

耐震性を確認するのなら業者にみてもらうのがよいですが、セルフチェックすることもできます。セルフチェックで正確な耐震性を知ること難しいですが、耐震診断を受けるかどうかの判断基準としてもよいでしょう。まずは、以下のポイントをチェックしてみてください。

・建物が建てられたのは1981年より前か
・深刻な劣化箇所はないか
・基礎や梁の構造上重要な場所にひび割れなどの劣化は起きていないか
・シロアリが発生していないか

セルフチェックするためのポイントはこれだけではありませんが、上記のなかでも当てはまるものがあるのなら耐震診断を受けたほうがよいかもしれません。いずれのポイントも当てはまっていれば、倒壊などの重大な被害を受けるおそれがあります。

耐震診断のおもな内容

耐震診断では、建物全体の耐久性を細かく数値化することで、総合的に耐震基準を満たしているか知ることができます。診断方法は、簡易診断から1次診断、2~3次診断とわかれていることもあり、専用の器具を使って耐久性などを調べるようです。

また、耐震診断を受けることで耐震性だけでなく、劣化原因や補修の必要がある箇所まで知ることができます。鉄筋コンクリートのひび割れの状態を知るだけでなく、リフォーム前に診断を受けておくことで余計な補修をしなくて済むでしょう。

耐震診断を受けるメリット

これらの耐震診断から得られるのは、耐震性の基準を満たしていたときの安心感だけではありません。耐震性が低い建物だった場合でも、適切な補修方法を判断しやすくなるのです。

さらに耐震診断から補修をおこなえば、地震が起きても被害が少ない建物として、資産価値を上げられる可能性もあります。このように、耐震診断にはさまざまなメリットがありますので、万が一のためにも受けておくのがおすすめです。

鉄筋コンクリートの耐震診断にかかる費用相場をチェック

鉄筋コンクリートのひび割れを不安に思って、耐震診断や補強を検討する方がいるでしょう。しかし、これらを業者に頼むときは、どれだけの料金になるかが気になると思いますので、費用相場についてお話します。

耐震診断の費用相場

鉄筋コンクリートの耐震診断にかかる費用相場をチェック

鉄筋コンクリート造の耐震診断の費用としては、1㎡あたり500~2,500円程度となるようです。ご自宅を耐震診断したいときのおおよその費用が知りたい場合は、床面積を把握したうえで上記にある1㎡あたりの相場を掛け合わせるとよいでしょう。ただし床面積が狭くなればなるほど、1㎡あたりの費用も高くなる傾向があるので、ご注意ください。

また、精密診断や補強工事をおこなう場合には、さらに費用がかかっていきます。基本的な診断だけなら、10万円ほどで済むことも多くいようです。しかし、精密診断や耐震設計までいくと20~30万円必要になることもあり、補強をおこなうと150万円以上かかる場合もあります。

補助金制度を利用すれば費用を抑えられる

耐震診断や補強工事にはかなりのお金がかかりますが、補助金制度で費用が緩和されることがあるそうです。とくに、セルフチェックの項目でもあった1981年より前の建物であれば、補助金を受けられる可能性が高くなっています。

自治体によって補助金額や申請条件は違うようですが、なかには全額補助というところもあるようです。耐震診断を受ける際には、まず自治体に相談してみるとよいでしょう。もしかしたら、負担なく耐震診断を受けることができるかもしれません。

まとめ

鉄筋コンクリート造にひび割れを発見した場合は、まずひびの度合いを調べます。もし、ひびが小さい場合は、セメントやモルタルなどを使って補修できる可能性がありますが、ひびの幅が0.3mm以上で深さが4mmを超えるものは難しいでしょう。

大きくなったひび割れを放っておくと、鉄筋がさびつき建物がもろくなったり、地盤沈下してしまったりといった被害につながる危険性があります。ひび割れの幅が0.3mm以上で深さ4mm以上の場合、すぐにでも業者に確認してもらうようにしましょう。

また、ある程度なら自力で耐震診断することもできますが、正確に耐震性を知りたい場合は業者に頼む必要があります。料金は安くありませんが、補助金などで緩和されることもあるので、まずはお近くの自治体へ相談してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

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2019-08-01 12:49:00
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年月がたつとマンションなどの壁や柱に、ひび割れを見かけることがあるでしょう。最初に見かけたときは小さなひび割れだったとしても、放っておくと甚大な被害になるおそれもあるのです。しかし、この被害は早急に対処すれば、防げる可能性があります。この記事では、鉄筋コンクリート造のひび割れ原因や対処法などについて解説します。起こりうる危険を防ぐためにも、ひび割れは適切に対処しておきましょう。
シェアリングテクノロジー株式会社

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