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床のきしみの原因と対策を解説!耐震診断で家の耐震性を確かめよう

投稿日:2019-07-23 更新日:2019-07-24

床のきしみの原因と対策を解説!耐震診断で家の耐震性を確かめよう

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

歩くだけで家の床がきしんでしまうと、その度に音が気になってしまうことがあります。音だけでなく、家の安全性に不安を抱く方もいることでしょう。床の土台に問題がある場合、古い家だけでなく新築の家の床もきしむことがあるのです。

もしも床の土台部分に欠陥や損傷があると、安全に暮らすことができなくなるおそれがあります。そんなとき、家の問題点を発見するには耐震診断がおすすめです。床のきしみの解決につながるので、詳しくみていきましょう。

床のきしみの原因

床のきしみの原因はひとつだけではなく、さまざまなパターンが考えられます。場合によっては、古い家でなくても床がきしむおそれがあるのです。

床材に問題がある

床に使われる木材は湿気を吸い、また放出するので、それに伴って膨張と収縮を繰り返しています。木材が膨張と収縮を繰り返し、擦れあっている音が床のきしみとなっている場合があるようです。

木材の膨張と収縮が原因の場合は、木材に何か問題があるわけではないので、特に気にする必要はありません。時間の経過とともに、きしみは改善されていくようです。ただ、どうしても気になるという方は、室内の湿度をなるべく一定に保つようにすることできしみを抑えることができます。

床のきしみの原因と対策を解説!耐震診断で家の耐震性を確かめよう

土台部分に問題がある

床がきしむ原因としては、土台部分に問題がある場合もあります。床は根太(床板を支えるもの)や大引き(根太に対して縦に置かれるもの)、床束(大引きを端から支える役目があるもの)などによって、作られています。

これら床の土台となる根太や大引きが劣化していたり、床束が十分な数使われていなかったりすると、きしみが起きてしまうことがあるようです。土台部分の劣化や床束の数不足などが原因となっている場合は、自分で補修することは難しいでしょう。

床が傾いている

土台部分の劣化や構造上に問題があることで床が傾き、きしみを起こす原因となることもあります。このような原因で床がきしんでいる場合、知識や経験のない方が自分で補修することは難しいです。地震などによって家が倒壊してしまうおそれもあるので、すぐにでも業者に確認してもらったほうがよいでしょう。

シロアリが発生している

シロアリは、家の木材を食い荒らしていく害虫です。シロアリに床の土台などを食べられると、そこに隙間ができることできしみが起こる原因となります。シロアリが原因できしみが起きている場合は、床の補修とあわせてシロアリ駆除もしなければなりません。駆除に自信がないようなら、業者に依頼するのがよいでしょう。

床の補修方法ときしみの予防法

症状が軽いものであれば、自分でも補修材や隠し釘を使って、きしみを改善することができます。自分でもできる補修や対策方法と、どのような場合に業者に依頼するべきなのかについてみていきましょう。

床の補修方法

床の木材が伸縮することで隙間ができた場合には、補修材や隠し釘を使ってきしみを改善することもできます。隙間になっている部分がわかれば、その部分に補修材を流し込み固まれば補修完了です。それほど難しい作業ではなく便利ですが、隙間の具合によっては補修することができない場合もあります。

また、床材が浮いているような場合は、釘を使って補修することができます。このとき、打ち込んだ釘が目立たなくなる隠し釘を使うと、見た目もきれいに仕上げることができるでしょう。ただ、床のきしみの原因となっている部分に釘を打たなければ、改善されない場合もあるので注意して作業してください。

床のきしみ対策

床にきしみが起きる多くは、木材の伸縮が原因となるようです。そのため、ひとつ目の対策として有効となるのが、湿度を一定に保つことになります。湿度を調節することできしみ対策だけでなく、土台部分の劣化を抑える効果もあるのです。

湿度が高いままになってしまうと、土台部分などが腐食してしまうことになり、最悪の場合はシロアリのような害虫を発生させてしまうことにもなりかねません。また、水気を吸収しやすい木材の床であれば、飲み物などをこぼしたときはすぐに拭き取るようにしましょう。ほかにも、定期的にワックスがけをおこなうのも、効果的な対策になるようです。

床のきしみの原因と対策を解説!耐震診断で家の耐震性を確かめよう

床のきしみは放っておくと危険な場合も

床材の伸縮が原因できしみが起きているのなら、それほど大きな問題はないようです。しかし、きしみの起きている原因によっては、放置すると危険な場合もあります。土台の劣化やシロアリが原因にも関わらず放置してしまうと、資産価値や耐久性が下がってしまうのです。

最悪の場合、倒壊してしまう可能性もありえます。そのため、床のきしみの原因がわからず大丈夫かの判断ができないようなら、安全のためにも一度業者に確認してもらうのがよいでしょう。

耐震診断で家の強度をチェック

耐震診断とは、建物がどのくらいの地震に耐えられるかチェックすることです。床のきしみとは関係ないようにみえますが、実は耐震診断をすれば床のきしみの原因を突き止めることができる場合が多いのです。

耐震診断のメリット

耐震診断では、床下や天井裏など細かい場所まで耐震性をもみてもらうことができます。地盤や基礎に問題はないか、シロアリ被害の有無など、しっかりとチェックしてくれるようです。正確に補修箇所を知ることができるため、余計なリフォームをしなくて済むかもしれません。

また、耐震診断で耐震基準に満たないと判断された場合は、自治体によって補助金制度を利用できるようです。ただ、補助金制度が利用できる条件や金額などは自治体によって異なるため、一度確認してみることをおすすめします。自治体によっては、耐震診断の費用を全額補助してくれることもあるようです。

そして、耐震診断を受けることのメリットは安心や費用面だけでなく、家の資産価値が上がるということもあります。耐震性を証明できることで、購入者の安心につながるのです。もし、持ち家の耐震性を証明できないようであれば、きしみが起きていなくても耐震診断を受けてみるのもよいでしょう。

耐震基準とは

耐震診断は耐震基準をもとに問題ないかを判断しています。この耐震基準には旧耐震基準と新耐震基準とがあり、1981年6月1日を区切りにしてそれぞれ判断することができるようです。ちなみに、1978年に発生した宮城県地震の被害によって、新耐震へと基準が変更されています。

旧耐震では震度5ほどの地震に耐えることができれば、問題ないとされていました。しかし、新耐震では震度5の地震が発生してもほとんど被害を受けず、震度6~7強の地震であっても倒壊などの重大な問題が起きないようにとなったのです。

旧耐震の基準では倒壊してしまうような大地震も起きているため、もしものことを考えると耐震診断を受けておくことはとても大切なことになります。

床のきしみの原因と対策を解説!耐震診断で家の耐震性を確かめよう

耐震診断の費用

耐震診断にかかる費用は、家の造りや大きさなどによって変わってきます。また、耐震診断には一般診断と精密診断の2種類があり、どちらにするかでも費用は変わってくるのです。そのため、あくまでもひとつの目安になりますが、耐震診断にかかる費用相場は以下になります。

一般診断……約10万円
精密診断……約20万円

耐震診断を依頼する場合、最低でもこれくらいは必要になると考えておくとよいでしょう。ただ、自治体の提示する条件を満たせば、補助金制度を利用することもできます。決して安くはない金額になるので、うまく補助金制度を活用するようにしてください。

まとめ

床のきしみは木材の接着不良や土台部分の劣化、シロアリによる食害といったさまざまな原因が考えられます。家の安全性にも関わってくる問題なので、まずは床のきしみの原因を突き止めることが大切です。床のきしみは、程度によっては自分で補修することができます。

しかし、土台部分に問題がある場合には、業者にみてもらうことが必要でしょう。また、耐震診断は床のきしみの原因を突き止める際にも有効な手段なので、家の安全性を確かめるためにもおすすめです。耐震診断は条件を満たせば補助金制度を利用することもできますので、依頼する際には業者や自治体へ確認してみるとよいでしょう。

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この記事を書いた人
編集者:いさむ
家のことはなるべく自分でなんとかしたい、という思いからさまざまなDIY方法について学んできた。最近は壁紙張り替えなど、家のリフォームにも興味が出てきている。

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2019-07-24 11:43:59
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