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コンクリートのひび割れ原因を解説!耐震性が低下している危険性も

投稿日:2019-07-22 更新日:2019-07-22

コンクリートのひび割れ原因を解説!耐震性が低下している危険性も

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

コンクリートでできている家の基礎や塀にひび割れを見つけると、地震が起きたときに崩れるのではないかと心配になるのではないでしょうか。じつは、すぐに補修が必要かどうかは、ひび割れの状態や原因によって判断することができるのです。

今回は、コンクリートのひび割れの原因や小さなひび割れの危険性、ひび割れを補修する方法などについて解説していきます。ひび割れを見つけて気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

コンクリートがひび割れする主な原因

コンクリートのひび割れは、原因ごとに対処の仕方が違ってきます。まずコンクリートのひび割れの原因には、どのようなものがあるのか知っておくことが大切です。ひび割れには、以下の原因があげられます。

コンクリートの乾燥

コンクリートは原料となる骨材と水を混ぜて作るため、一定の水分が含まれています。そのため、空気が乾燥することでコンクリートに含まれる水分は、蒸発していくのです。そうすると、蒸発した水の体積分だけコンクリートが縮み、ひび割れが発生する原因になります。

温度差

気温の上昇によってコンクリートが温められると、膨張して大きくなることがあります。一旦膨張したあとに気温が下がって冷やされると、コンクリートが収縮します。それによって、コンクリートにひび割れが起きることがあるのです。

コンクリートの劣化

コンクリートは中性化や塩害、経年劣化などによってもひび割れが起きます。コンクリートに起きる中性化や塩害は、鉄筋がサビることでその部分の体積が膨張しひび割れが起きます。経年劣化は、コンクリートの寿命や雨、風など外的要因から劣化が進行していくようです。とくに寿命が原因で劣化している場合、大掛かりな補修をしたほうがよいでしょう。

施工不良

コンクリートにひび割れが起きる原因として、施工不良も考えられます。家を建てるときになんらかのミスがあり、それがひび割れとなってあらわれることがあるようです。知識のない方が施工不良かどうかを判断することは難しいので、業者に確認してもらうのがよいでしょう。

不同沈下

建物が部分的に沈む不同沈下によっても、コンクリートにはひび割れが起きます。不同沈下が原因でコンクリートにひび割れが起きている場合、建物のさまざまな場所で問題が発生するおそれがあります。日常生活にも影響を与えかねないので、すぐにでも対処したほうがよいでしょう。

コンクリートのひび割れ原因を解説!耐震性が低下している危険性も

これら以外にもコンクリートのひび割れは、複数の原因によって発生することがあります。そのため、ひび割れの原因を特定するときは慎重に判断をしたほうがよいでしょう。

基礎の補修が必要になるかもしれない危険なひび割れ

コンクリートのひび割れの原因に加えて、補修が必要なひび割れの形状を知っておくことも大切です。とくに、次のようなひび割れがあるときには、基礎の補修が必要になるかもしれません。

幅が0.3mm、深さが4mm以上のひび割れ

建物に起きているひび割れの状態によっては、基礎の補修も必要になるかもしれません。その判断をするひとつの目安として、ひび割れの幅が0.3mm、深さ4mm以上というものがあります。この大きさのひび割れになると、鉄筋にまで達するほどの構造クラックのおそれがあり危険です。

もし構造クラックのようなひび割れが起きていると、そこから雨水が侵入し外壁内部や基礎部分を腐食させているかもしれません。この状態になると建物の耐久性や耐震性にまで影響を与えるため、すぐにでも補修が必要になります。

基礎部分のひび割れ

基礎部分にひび割れが起きているようであれば、大きさにかかわらず補修したほうがよいでしょう。建物を支える基礎部分にひび割れが起きていると、耐久性・耐震性に重大な問題が発生するおそれもあります。たとえ見逃しそうな小さなひび割れであっても、放置せず何かしらの対処をするようにしてください。

雨が漏れているひび割れ

コンクリートのひび割れが茶色く濡れているようなら、基礎部分の補修が必要になるかもしれません。ひび割れの周りが茶色く濡れていると、コンクリート内部の鉄筋がサビている可能性があります。そうなると雨水が内部まで侵入していることになるので、場合によっては基礎部分にまで影響を与えているおそれがあるのです。

コンクリートのひび割れ原因を解説!耐震性が低下している危険性も

水平方向に入っているひび割れ

コンクリートのひび割れが水平方向に入っている場合、すぐにでも基礎部分の確認や補修をおこなったほうがいいかもしれません。ひび割れが水平方向に入ることはあまりなく、この場合、建物の構造に問題があるおそれがあるのです。もし外壁や基礎部分にこのようなひび割れを見つけたら、一度業者に確認してもらったほうがよいでしょう。

ひび割れが小さいからといって放置するのは危険!

ひび割れが小さいと大きな問題にならないと思い、つい見逃してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。じつは、小さなひび割れを見逃して放置すると次のような困ったことが起きてしまうのです。

外見が悪化する

小さなひび割れであっても時間の経過にともない、劣化が進行してしまい建物の外見が悪くなります。大きいひび割れがある塀や住居は、さらに見た目が悪くなってしまうでしょう。また、苔などがひび割れに繁殖してしまい、コンクリート内部の鉄筋がサビやすくもなります。

ひび割れが雨漏りの原因となる

コンクリートのひび割れを放置してると、雨漏りの原因にもなってしまいます。たとえ小さなひび割れであっても、そこから雨水が侵入してしまい建物にさまざまな問題を引き起こすでしょう。ひび割れは、小さいうちに対処しておくことが大切です。

耐震性が低下する

コンクリートにひび割れができると、たとえ小さくとも耐震性を低下させるおそれがあります。ひび割れから侵入してくる雨水は雨漏りを起こすだけでなく、建材や基礎部分までも腐食させてしまうのです。

ここまで悪化してしまうと、耐震性だけでなく建物の耐久性も低下し倒壊してしまうかもしれません。そのため、コンクリートのひび割れの原因を知り、少しでも早く対処することが大切になります。

コンクリートのひび割れ原因を解説!耐震性が低下している危険性も

コンクリートのひび割れを補修する主な方法

コンクリートのひび割れは、小さいものであれば自分で補修することもできます。しかし、適切な補修をするのは難しいため、自分でできるのは応急処置だと考えておきましょう。補修後に少しでもひび割れの悪化が見られたら、業者に依頼するのがもっとも安全です。

注入工法

コンクリートのひび割れ補修には、注入工法がよく使われるようです。ひび割れ部分に専用の器具を使い、補修材を注入して補修していきます。注入工法では、防水性や耐久性、躯体の一体化を向上させる効果もあるようです。また、補修材の注入圧や量の調整が必要ない専用器具を使えば、慣れていない方でも利用できるようです。

充填工法

幅が大きいひび割れには、充填工法が適しているといわれています。充填工法を適用するときは、ひび割れの幅が1mm以上のときを目安とするとよいでしょう。

ひび割れに沿ってコンクリートの表面をカットし、カットした部分に補修材を充填します。カットするときはU字型かV字型がよいといわれています。カットする幅の目安は約1cmがよいようです。

繊維シートの張り付け

炭素繊維でできたシートを、ひび割れに張り付ける方法です。シートを張り付けることで、住居や塀の耐久力がもともとの耐久力の水準にまで戻すことができます。

その他にも中性化の補修や疲労の補修など、さまざまな作業があります。ただし、コンクリートのひび割れの原因や状態によって、適切な対処方法は違ってきますので心配な方は業者に一度相談してみるとよいでしょう。

コンクリートのひび割れ原因を解説!耐震性が低下している危険性も

ひび割れしていたら耐震性が下がっているかも。耐震診断で検査を

住居の基礎部分にひび割れを見つけたら、耐震性が下がっているおそれがあります。そのため、業者に依頼して耐震診断をしてもらうことをおすすめします。

耐震診断でチェックされる項目

耐震診断では、建物全体の強度などを数値化するために、さまざまな部分をチェックします。建物の基礎部分はもちろんのこと、外壁の状態や不同沈下が起きていなかなど、細かく診断してもらえるようです。そのため、耐震診断を受けることで、コンクリートのひび割れの原因もわかるかもしれません。

コンクリートのひび割れ原因を解説!耐震性が低下している危険性も

耐震診断や耐震工事に補助金が出ることもある

自治体によっては、耐震診断や耐震工事に補助金を出してくれるようです。ただ、自治体によって補助金の申請には細かな条件があるため、必ず受け取れるわけではないので注意してください。費用を抑えたい方や気になる方は、一度お近くの自治体に確認してみるとよいでしょう。

まとめ

コンクリートがひび割れする原因はさまざまです。ひび割れによって、耐震性に影響を与えることもあります。とくに水平方向のひび割れを見つけたら、注意したほうがよいでしょう。住居の構造に問題があるおそれがあり、耐震性が低下しているかもしれません。

小さなひび割れであっても見つけたら、すぐに補修することをおすすめします。小さいからといって放置すると、外見が悪くなるだけでなく雨漏りや耐震性が低下する原因にもなるのです。ただ、自分で補修するのは難しい場合があるので、心配な方は業者に一度相談してみてはいかがでしょうか。

また、自治体によっては補助金を受け取れるかもしれないので、費用を抑えるためにも相談してみてください。備えあれば憂いなしです。いつ地震が起きるか分かりませんので、早めに対処しておくことで安心できる生活を送りましょう。

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この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

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2019-07-22 12:32:04
https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_seismic/153799/
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コンクリートでできている家の基礎や塀にひび割れを見つけると、地震が起きたときに崩れるのではないかと心配になるのではないでしょうか。じつは、すぐに補修が必要かどうかは、ひび割れの状態や原因によって判断することができるのです。今回は、コンクリートのひび割れの原因や小さなひび割れの危険性、ひび割れを補修する方法などについて解説していきます。ひび割れを見つけて気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
シェアリングテクノロジー株式会社

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