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自分で壁の穴を直す方法を紹介!地震を受けた家は耐震診断が安全の鍵

投稿日:2019-07-19 更新日:2019-07-19

自分で壁の穴を直す方法を紹介!地震を受けた家は耐震診断が安全の鍵

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

大きな地震が起こると、ゆれによって家が破損したり家具などが倒れたりしてしまいます。倒れた家具が壁にぶつかり、壁に穴が開いてしまうことも被害のひとつでしょう。穴が小さいものであれば、自分で補修することができるかもしれません。

この記事では、自分で壁の穴を直す方法を紹介します。この記事を読んで、壁の穴の補修方法がわかれば、修理費用を抑えることができるでしょう。

自分で壁の穴を直すときの手順

地震のゆれによる壁の穴は小さいものであれば、自分で直すことができます。自分で壁の穴を直すには、それなりの準備が必要です。まずは必要な準備物を整えて、壁の穴を補修しましょう。

自分で壁の穴を直す方法を紹介!地震を受けた家は耐震診断が安全の鍵

①道具を用意する

壁の穴を直すときに、必要な道具と材料は以下のとおりです。必要な道具をあらかじめそろえておくと、作業もスムーズになるはずです。

【材料】

・リペアシート、もしくはリペアプレート
・補修用のパテ
・補修するためののり付き壁紙

【道具】

・パテ用のヘラ
・スポンジ、もしくは台拭き用のタオル
・鉛筆
・ローラー
・カッター
・紙やすり
・なでハケ、もしくはタオル
・地ヘラ、もしくは定規

②シートを貼る

自分で壁の穴を直すには、まずカッターを使って、壁の穴の周り10㎝ほどを四角く切り取ることからはじめていきます。このとき、鉛筆で印をつけておくと、きれいに切り取ることができるでしょう。

壁の穴の周りは紙やすりでこすって、面を整えておきます。そして、壁の穴より大きめにリペアシートを切り取り、穴が開いた部分に貼り付けていくのです。

③パテを塗る

次に、パテをパテ板のうえでこねて、必要な分を用意しておきます。リペアシートと壁の間には多少の段差がうまれるため、補修用のパテを使って面が平らになるようにパテ用のヘラで塗っていくのです。

全体を塗り終えたら、補修用のパテが完全に乾くまで待ちましょう。補修用のパテが乾いたら、再度同じようにうすく重ね塗りしていくと平らできれいな仕上がりになるでしょう。壁が段差なく平らになったら、紙やすりを使って、きれいに整えます。

④壁紙を貼る

次に、補修するための壁紙を、はじめに穴の周りの古い壁紙を切り取った大きさよりさらに大きく切り取り壁に貼り付けます。貼り付けた壁紙は、空気が入ってしまうことがあるので、なでハケかスポンジ、タオルなどで空気を抜くようにしましょう。

下の古い壁紙から少しはみ出した部分を地ベラか定規を使い、カッターできれいに切り取ります。切り終えたら、新たな壁紙ののりが乾く前に少しめくって、なかの古い壁紙を抜き取りましょう。

新たな壁紙が壁と密着するように、ローラーをかけます。周りに付いたのりや汚れなどは、スポンジやタオルを使ってきれいに掃除してください。これで壁の穴の補修は終了です。このように小さな穴であれば、自分で補修することができるのです。

自分で直すよりも業者に頼んだほうがいい場合がある

壁に空いた穴は、場合によっては自分で直すことも可能です。しかし、自分で直すと余計に被害を広めてしまったり、思わぬトラブルを招いたりすることもあります。そのため、壁の穴が自分で修理できる範囲なのか正しく判断しなくてはなりません。

自分で直せるかどうかの基準

自分で壁の穴を補修できる基準は、3つあります。まず、壁の穴が手の横幅より小さいということです。手で隠れるような穴であれば、自分で直すことも可能です。自分で直せば、費用の削減にもつながるでしょう。

しかし、手の横幅からはみ出すような大きな穴になると、技術が必要で補修作業が非常に困難になります。そのため、仕上がりも満足のいくものにならないことがあるのです。

2つ目の基準は、壁の下地の破損部分が小さいということです。下地の破損が小さければ、ホームセンターやインターネットなどで材料をそろえて直すことができます。しかし、下地の大きな破損になると、石膏などの板で補強しなくてはならないため、難しい修理となるでしょう。また、壁の内部にある断熱材や配線などが破損していないかどうかも調べておく必要があります。

もし異常がみられる場合は、壁の穴の補修だけでなく、中の断熱材や配線の修理もおこなわなくてはなりません。そうなれば、知識や技術がない素人がおこなうことはおすすめしません。

3つ目の基準となるのが、壁に穴が開いたものの壁紙自体にあまり破れがみられないといったケースです。穴をしっかり補修して、壁紙をつなぎ合わせれば自分でも直すことができます。壁紙の破れがひどいときは壁紙全体の交換も考えなくてはいけないため、業者に依頼したほうがよいでしょう。

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お金がかかるからといって放置はNG

壁の穴の補修は、自分で直しても業者に依頼しても費用がかかります。だからといって、壁の穴を放置するとかえって費用が高くなってしまうことがあるのです。壁に穴が開いたまま放置しておくと、穴の周りから壁の破損が広がり、大きな穴になっていきます。

そうすると、いざ修理するときの費用はさらに高いものになってしまうでしょう。また、壁の穴は、ゴキブリなどの害虫や小さな動物の侵入口となります。これは、害虫や動物の侵入による二次被害にもつながりかねません。そのため、壁に開いた穴はすぐに補修することをおすすめします。

壁の穴を直すときに注意したい2つのこと

壁の穴を補修する前に、確認すべきことや注意する点があります。勝手に壁を直してしまうと、トラブルの原因になることもあるのでしっかりと把握しておきましょう。

賃貸の場合は管理人に連絡をする

お住まいの家がマンションやアパートなどの賃貸住宅である場合、壁の穴を勝手に直してはいけません。賃貸住宅の場合は、その建物の持ち主は管理している会社や大家さんになるので、補修などの作業は許可が必要になるのです。壁の穴を修理する場合は、必ず確認してからおこなうようにしましょう。

保険が下りるか確認する

壁の穴の補修は、火災保険の補償対象となることがあります。火災保険の対象になる条件は、自分でわざと開けた穴でないことです。そのため、地震などで開いた壁の穴は、火災保険の対象となることが多いでしょう。

しかし、賃貸住宅であれば、管理会社や大家さんが借家人賠償責任補償に入っていなければ火災保険の補償対象にはならないので注意が必要です。こちらも、管理会社や大家さんに確認をとることをおすすめします。

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壁に穴が開くのを予防するためにも耐震診断を

地震によって家具が倒れ、壁に穴が開いてしまったときは、早めの補修が必要です。壁に穴が開いた状態でそのままにしておくと、壁自体の強度が弱くなってしまいます。また、大きな地震を受けた家は、度重なるゆれによって負担がかかり、強度が弱くなった部分が倒壊する「ゆれ疲れ」という現象が起こるリスクもあるのです。

そのため、地震を受けた家はさらなる被害を防ぐためにも、耐震診断をおこなう必要があります。耐震診断をおこなえば、今後壁に穴が開くような事態も防ぐことができるかもしれません。

耐震診断を受けるメリット

耐震診断を受けることで、3つのメリットを得ることができます。

1つ目は、安全に長く暮らすことができる家になるということです。耐震診断をおこなうと、大きな地震が起きたときに耐えることができるのかを調査してくれます。

とくに、1981年以前に建てられた家は、現在の耐震基準を満たしていないことが多く、倒壊の危険性があるのです。このような場合も耐震診断をおこなえば、どこに補強が必要かわかってくるので、安全性を上げることができるでしょう。

2つ目のメリットは、耐震診断をおこなうことで、家の資産価値を高めることにつながるということです。地震保険などで使われる、予想最大損失率という数値があります。これは、大きな地震を受けた物件を元通りにするのにかかる費用を、その物件を新しく建てたときの費用で割った数値のことです。

この数値が低くなるほど、地震での倒壊が少なく補修に費用がかからない物件であるとされています。この予想最大損失率が低くなると安全とされ、資産としての価値が高くなるのです。

3つ目は、倒壊した際に建て直すよりも、安くつくという点です。耐震診断をおこなうことによって、正確な補強をおこなうことにもつながるため、地震での損傷は少なく済むことでしょう。しかし、耐震診断をおこなっていなければ、建物は大きな損傷を受け多額の費用がかかることが予想されるのです。

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耐震診断にかかる費用

耐震診断の費用相場は、およそ10~50万円です。多少費用はかかりますが、自分で簡単な耐震診断をおこなうよりも正確な結果を知ることができます。また、耐震診断にかかる費用に対して、自治体で補助金制度を設けていることもあります。なかには9割以上を負担してくれる自治体もあるため、そういった場合は自分で負担するのは1割ほどで済むのです。

この補助金の限度額は、お住まいの自治体によって異なるので一度問い合わせてみるとよいかもしれません。費用について気になる方は、このような補助金制度をうまく活用して、業者に耐震診断を依頼してみましょう。

まとめ

地震によって開いてしまった壁の穴は、小さく損傷が少なければ自分で直すことができます。自分で直す際は、準備をしっかりとして正しい手順でおこないましょう。大きな壁の穴や損傷がひどい場合は、業者に依頼することをおすすめします。

賃貸住宅の壁の穴を直す際は、管理会社や大家さんに火災保険の補償対象なのかを含めた確認を、しっかりとおこなうようにしてください。1度地震を受けた住宅では、壁の穴などの損傷部分に大きく負担がかかり、被害が拡大する「ゆれ疲れ」という現象が起こりやすくなっています。長く安全に住むためにも、業者に依頼して耐震診断をおこなってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
編集者:ふみ
昔から住宅展示会が大好き、理想の内装を追い求めるのが趣味。読者の目線に立ったコラムを作っている。

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2019-07-19 18:31:15
https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_seismic/153754/
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大きな地震が起こると、ゆれによって家が破損したり家具などが倒れたりしてしまいます。倒れた家具が壁にぶつかり、壁に穴が開いてしまうことも被害のひとつでしょう。穴が小さいものであれば、自分で補修することができるかもしれません。この記事では、自分で壁の穴を直す方法を紹介します。この記事を読んで、壁の穴の補修方法がわかれば、修理費用を抑えることができるでしょう。
シェアリングテクノロジー株式会社

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