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外壁にひび割れが…そんなときの判断基準と対処法から耐震診断まで

投稿日:2019-07-18 更新日:2019-07-18

外壁にひび割れが…そんなときの判断基準と対処法から耐震診断まで

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

雨風や地震などを気にせず安心した生活を送るためには、家の状態を定期的に確認しておくことは大切なことです。しかし、屋根や外壁などがどんな状態になると補修の必要があり、どんな危険があるのかわからない方もいることでしょう。

そこで、今回は外壁のひび割れについて詳しく解説していきます。この記事で、外壁にひび割れがあることの危険性や対処の必要なひび割れ、補修方法などを確認していきましょう。さらに、耐震診断と補助金についても触れていくので、ぜひ参考にしてみてください。

外壁のひび割れを放置すると起こってしまう問題とは

外壁は、経年劣化や地震などの自然災害によって、ひび割れができてしまいます。外壁のひび割れの大きさは状況によって大小さまざまですが、たとえ小さくとも放置しておくと大きな問題を起こすおそれがあるのです。

雨漏りの原因となりさまざまな悪影響を出す

髪の毛のようなヘアクラックといわれる0.3mmほどのひび割れであれば、外壁でなく塗装だけに問題があることもあるでしょう。しかし、1mm以上のひび割れが外壁にできている場合、雨漏りなどの深刻な問題の原因にもなりえるのです。

1mm以上のひび割れになると、そこから外壁の中へと雨水が侵入してしまうこともあります。そのような状態を放置しておくと、外壁の内部が腐食してしまい家の耐久性を下げてしまったり、湿気によりカビが発生したりするのです。さらに、湿気を好むゴキブリやシロアリなどの発生原因にもなってしまうでしょう。

外壁にひび割れが…そんなときの判断基準と対処法から耐震診断まで

外観が悪くなる

ヘアクラックのような細かいひび割れであっても、外壁全体に広がり無数になれば、きれいな外観とはいえません。それが1mm以上のしっかりとしたひび割れとなれば、さらに外観は悪くなることでしょう。

さらにひび割れが進行してしまう

小さなひび割れであっても放置しておくことで、その部分から徐々に劣化は進んでいきます。そうすると、初めは髪の毛のような細いひび割れであっても、時間とともにくっきりとしたひび割れになってしまうこともあります。雨漏りなどの問題を起こさないためにも、小さなひび割れの内に対処することが大切なのです。

外壁のひび割れの対応方法は状態によって変わる

外壁のひび割れは、大きさによってはすぐにでも対処する必要があります。正しい対処ができるよう、ひび割れの種類や自分でできる補修の目安を知っておきましょう。

まずはひび割れの大きさをはかろう

外壁にできるひび割れは、大きさによって対処の緊急度をはかることができます。そのため、外壁にひび割れを見つけたら、まずは大きさをはかるようにしましょう。幅が0.3mmほどのひび割れであれば、急いで対処する必要はないようです。ただ、いつひび割れが大きくなるかわからないため、定期的に状態を確認するようにしましょう。

ひび割れの種類を判別しよう

外壁にできるひび割れにはいくかの種類があり、その種類によってひび割れの状態や対処法が変わってきます。ひび割れの種類を知っておくことで、より正確な対処ができることでしょう。

ヘアクラック……塗装部分にできる細く短いひび割れ、ほとんどは経年劣化が原因
乾燥クラック……乾燥する際の収縮を原因として起きるひび割れ、狭い範囲で外壁の表面にできることが多い
構造クラック……建物の構造上の問題や地震などの災害が原因で起きるひび割れ、亀裂のように長いひび割れになりやすい、外壁が剥がれてしまうこともある
縁切りクラック……施工時の中断ややり直しなどによってつなぎ目部分にできるひび割れ

自分で補修ができるかどうかの目安

外壁のひび割れが0.3mmほどの大きさであれば、自分で補修することもできます。しかし、1mmを超えるようなひび割れであれば、問題は深刻な状態になっているおそれもあるため、業者に補修を依頼したほうがよいでしょう。

また、0.3mmほどのひび割れであっても、表面上はそう見えているだけで外壁内部には問題が発生しているかもしれません。そのため、たとえどんなに小さなひび割れであっても、自分でできる補修は応急処置に過ぎないと考えておきましょう。安全のことを考えるのであれば、小さなひび割れであっても一度業者に確認してもらうことをおすすめします。

外壁にひび割れが…そんなときの判断基準と対処法から耐震診断まで

自分でできる外壁のひび割れ補修方法3つ

外壁にひび割れを見つけた場合、必ずしもすぐに業者が来てくれるとは限りません。そんなときの応急処置として、ひび割れの補修方法を知っておきましょう。

シーリングでの補修方法

ヘアクラックのようなひび割れなら、シーリング材を使って補修することができます。シーリング材はホームセンターなどでも手軽に購入することができるので、外壁の素材や用途にあわせて選ぶとよいでしょう。

補修方法は、まずひび割れの内側をブラシなどできれいにします。このとき、なるべくゴミや汚れが残らないようにすると、シーリング材がなじみやすくなります。きれいにできたら、ひび割れ部分にシーリング材を入れていきます。

このとき、2回にわけてシーリング材を入れていくと、しっかりと奥まで補修することができます。シーリング材をしっかりと入れたら、指などを使って外壁と同じ高さになるよう均していきます。最後に、シーリング材がしっかりと乾燥したら、違和感のないよう塗装をして完成です。

スプレー式での補修方法

セメント材をひび割れ部分に直接噴きかけて補修するのが、スプレー式になります。こちらもホームセンターなどで購入可能です。スプレー時にまわりを汚さないよう養生をする必要がありますが、作業になれていない方には利用しやすい補修方法となります。

チョーク式での補修方法

セメントがチョークになった道具を使って、ひび割れを補修することもできます。チョーク式もホームセンターで購入することができ、必要な道具がセットになっているものもあります。もしチョークだけしかないようなら、吸水防止剤も用意するようにしましょう。

使い方は、初めにひび割れ部分に吸水防止剤を噴きかけます。噴きかけたら乾かない内に、ひび割れている部分をチョークで擦るようにして埋めてください。ひび割れを埋めることができたら、指で押しながら均していきます。最後にもう一度、吸水防止剤を噴きかけて完成です。

外壁のひび割れは素材や場所によっても左右される

家の外壁に使われる素材には、さまざまな種類があります。使われる外壁の素材によっても、ひび割れには特徴があるのです。また、ひび割れの起きやすい場所もあります。これらのことを知っておくことで、外壁のひび割れをより見つけやすくなるでしょう。

素材ごとのひび割れの特徴

日本の多くの家の外壁には、サイディングと呼ばれる素材が使われています。ほかにも、一軒家などで見かけることの多い素材として、コンクリートやモルタル、タイルなどもあります。これらは、それぞれで起きるひび割れの特徴が異なります。

サイディング……外壁材のつなぎ目を埋めるシーリング材からひび割れが発生しやすい
コンクリート……地震などの災害によるひび割れが多い、激しい温度変化による収縮によってもひび割れが発生しやすい
モルタル……素材自体の防水性能があまり高くなく、乾燥による収縮でひび割れがしやすい
タイル……丈夫な素材とされているがタイルも温度変化などによる収縮によってひび割れしやすい、目地部分もひび割れしやすくタイルが浮いてくることもある

ひび割れが起きやすい場所

外壁に見られるひび割れには、原因に関わらず発生しやすい場所があります。それは、窓枠のまわりや外壁材のつなぎ目部分などです。これらの場所では雨風の影響を受けやすく、劣化の進行が進みやすいため、ひび割れが発生しやすくなってしまいます。

ほかにも、モルタルのような外壁材の場合、外壁全体でひび割れが起きやすくなっているため注意が必要です。雨漏りなどの問題が起きる前にひび割れを発見できるよう、ひび割れの起きやすい場所を中心に確認するとよいでしょう。

外壁にひび割れが…そんなときの判断基準と対処法から耐震診断まで

外壁のひび割れを見つけたら耐震診断を受けてみるのがおすすめ

どんなに小さな外壁のひび割れであっても、状態によっては家の耐震性に影響を与えている可能性があります。たとえ小さくとも、塗膜だけでなく外壁自体にひび割れが発生しているおそれもあるため、安全のことを考えて耐震診断を受けておくと安心です。

外壁のひび割れと耐震性には関連が

外壁のひび割れがヘアクラックのような、塗膜だけに見られる症状なら耐震性に影響を与えることはないでしょう。しかし、乾燥クラックや構造クラック、縁切りクラックなど外壁自体にひび割れが起きていると、耐震性にも影響を与えているおそれがあります。

前述の通り、外壁材にひび割れが起きると、内部にまで雨水が侵入してしまい雨漏りだけでなく、建材の耐久性まで低下してしまうことになります。また、ひび割れが構造クラックの場合、家の傾きなど構造に問題があるおそれもあり、それは耐震性に大きく関わってきます。そのため、地震の多い日本に住んでいる以上は、どんなに小さなひび割れであっても放置しないほうがよいといえます。

耐震診断はどのようなところを見るの

家の耐震性を確認するときは、2つの項目にわけて診断をするようです。ひとつ目としておこなうのは、家を支えるために重要な地盤や基礎の確認です。たとえ外壁に問題がなくとも地盤や基礎に問題があれば、耐震性に大きく影響することでしょう。

ふたつ目の項目が、家自体の耐久力の診断です。耐震診断はひび割れの確認とは違い、外壁の耐久性や配置、劣化度などの構造に問題がないかを確認します。これら2つの項目を診断し、総合的な評価から耐震性を判断するのです。

耐震診断は補助金が出ることも

家の耐震性が心配だとしても、費用がかかることから後回しにしている方もいるかもしれません。そのような方は、お住まいの自治体で耐震診断の補助金について相談してみるとよいでしょう。

補助金を受け取るためには条件がありますが、数万円~数百万円、場合によっては全額支給されることもあるほどです。これを機会に、自治体に相談して耐震診断を受けてみてはいかがでしょうか。

外壁にひび割れが…そんなときの判断基準と対処法から耐震診断まで

まとめ

外壁にひび割れが起きているときは、まずは大きさをはかるようにしましょう。0.3mmほどのひび割れであれば、自分で応急処置をおこない様子を見ることもできます。このような軽度なひび割れの補修には、チョーク式のものやスプレー式、シーリング材などを使うのがおすすめです。

しかし、1mmを超えるようなひび割れであれば、業者に状態の確認や補修を依頼するようにしてください。1mmを超えるようなひび割れになると、外壁材に問題がある可能性もあり、素人での補修や判断は難しいです。このようなひび割れを放置してしまうと、雨漏りや耐震性の低下などさまざまな問題が起きるおそれもあるため、早急に対処することをおすすめします。

また、ひび割れによっては家の構造に大きな影響を与えているおそれもあるため、補修と一緒に耐震診断もしておくと安心です。自治体によっては補助金が出ることもあるため、負担なく診断を受けることができるかもしれません。安心した生活を送るためにも、業者や自治体へ相談してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

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2019-07-18 11:34:10
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