生活110番ニュース 家のリフォーム

このエントリーをはてなブックマークに追加

既存不適格物件とは?違反建築物との違いと物件選びで注意すべき点

投稿日:2019-02-05 更新日:2019-02-08

既存不適格物件とは?違反建築物との違いと物件選びで注意すべき点

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE

学校やけが人などが運ばれる病院などは、比較的耐震性が高い建物であるため、災害時の避難場所となっています。このような比較的耐震性が高い避難場所は、現在の法律の基準にそってたてられ、ある程度の地震にたえることができる構造になっているのです。

しかし、耐震性を定めた法律はこれまでの災害をもとにより安全性の高い内装にするため、一部改正されています。避難場所に指定されている建物は、そのたびに法律にそった構造に変えるために工事がされています。

ところが、建物で現在の法律にそっていない既存不適格物件といわれる建築物もあります。では、具体的にどのような項目に当てはまっていない物件が、既存不適格物件であるのでしょうか。

フロアコーティングのおすすめサービス

既存不適格物件とは

耐震基準では、建物をたてる敷地に対しての建物がたっている面積(建ぺい率)が決まっています。そのため、建物の高さにおいて違反しているものは既存不適格物件となってしまうのです。

既存不適格物件の条件は、まず建物の高さが10mであることが原則です。そのため建築当時は高さが適切であった物件でも、既存不適格物件となってしまいます。また、防火地域に指定されていない建物や建築材料に防火も設備がされていない建築物も、既存不適格物件に指定されます。

既存不適格物件のなかでも多く問題視されているのは、建ぺい率が法律違反であるときです。この場合、敷地を建物の面積の割合が伴っていないため、敷地にあわせた物件にしなくてはなりません。このように、法律違反である物件は工事をおこなう必要性があるのです。

既存不適格物件とは

違反建築物とは違うもの!

既存不適格物件である場合法律違反であるため、罰則や罰金を受けるかもと不安になるかもしれません。しかし、既存不適格物件は消して違反ではないため、物件として存在していても問題はありません。

そもそも、法律に違反している違反物件とは建設してはいけないところにたてられていたり、修復すべき箇所の工事をしていなかったりする建物をいいます。また、建築物の完成後に国の完了調査を受けていない物件も違法物件となります。

そのため、建物が完成したときの法律に適していて、国の調査も通っていた既存不適格物件は、違法物件ではないのです。ところが、既存不適格物件は違反ではないと聞いて安心してしまうのは、かなり危険です。もし、工事をおこなわずに放置をしていたら、工事を促す法令が国からでてしまうのです。法令にかかると、その建物に住むことがとても危険であるとみなされ、物件としての利用を禁止されたり、取り壊しを要請されたりすることがあります。

既存不適格だと住宅ローンが通らないことも

法令に引っかかってしまう以外にも、既存不適格物件であると不便なことがでてきます。既存不適格物件をもっている方のなかには、「いっそ売りに出すか」と考えるかもしれません。

物件を購入することは、基本的に1回払いでは払えないことがほとんどです。そのため、住宅ローンというものを組み購入契約がされることが多くあります。しかし、この住宅ローンを組むためには審査に通る必要性があります。

審査項目に「既存不適格物件でないこと」とうたわれているため、住宅ローンを組むことは難しいケースが多くなってしまいます。また、買い手側としても購入後に工事をしなくてはならいと分かっている物件をわざわざ買う人は少ないのです。

既存不適格物件は、売り手にとっても買い手が見つかりにくいのが現状です。さらに、築年数が経っていると売れ残り物件となる確率が高くなります。このように、手放そうとしても手放すことが比較的難しいのが既存不適格物件のデメリットなのです。

既存不適格だと住宅ローンが通らないことも

建て替え・改築は現行の法律にのっとる必要がある

自分の物件が既存不適格物件であった場合には、現在の建築基準法にそって新しく建て直しましょう。せっかく改築しても、法律違反であった場合は罰金や懲役になりかねません。建築基準法には、防災施設の設置や耐震性といった細かな項目があります。

建物において設置しなくてはならないのが、防火戸やバルコニーなどです。マンションなどは、火の勢いが隣の部屋まで及ばないように仕切りや避難するための経路が確保されています。

また、建築基準法にある耐震基準は幾度かの改正を経て、比較的安全性の高い内容になっています。大きく変更された点は、建物がたえることができる地震の大きさです。これまでは震度5までの地震でも倒れない建物でした。しかし、新しい基準では震度6以上の大規模な地震でも対応できる建物であることが条件というように変更されたのです。

震度6以上の地震でも倒壊しにくい建物にするためには、制震、免震、耐震のいずれかの方法を利用して、補強工事をおこなうことをおすすめします。自分の家にあった耐震工事は、どれなのかを見極めたうえで工事をおこないましょう。

フロアコーティングのおすすめサービス

まとめ

現在の建築基準法にそってつくられていない物件を既存不適格物件といいます。既存不適格物件は法律にそってたてられている物件に比べて、もろくなっていることがあります。そのため、場合によっては、国の法令に違反していることから、排除や使用禁止を命じられることもあるのです。

既存不適格物件は、建設時は法律にそってつくられているため、違法物件ではありません。一方、違法物件は既存不適格物件と違い元々つくるときから、法律に違反している建物のことです。

しかし、既存不適格物件は違法でないからといって放置しておくと、最悪の場合建物を失うことも考えられます。また、災害がきたとき建物が倒壊するおそれもあるため不安です。なにかあるまえに、業者に相談し法律にそった建物にしておくことをおすすめします。

耐震工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「耐震工事」をご覧ください。

耐震工事はプロに相談
【生活110番】は国内最大級の暮らしの「困った」を解決する業者情報検索サイトです。
140ジャンルを超える生活トラブルを解決するプロたちを掲載しています。
生活のお困りごとは、なんでもご相談ください。
耐震工事はプロに相談
【生活110番】は国内最大級の暮らしの「困った」を解決する業者情報検索サイトです。
140ジャンルを超える生活トラブルを解決する
プロたちを掲載しています。
生活のお困りごとは、
なんでもご相談ください。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE

この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
2投票,  平均評価値:5

最新記事

おすすめの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019-02-08 10:04:12
https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_seismic/131476/
家のリフォーム
学校やけが人などが運ばれる病院などは、比較的耐震性が高い建物であるため、災害時の避難場所となっています。このような比較的耐震性が高い避難場所は、現在の法律の基準にそってたてられ、ある程度の地震にたえることができる構造になっているのです。しかし、耐震性を定めた法律はこれまでの災害をもとにより安全性の高い内装にするため、一部改正されています。避難場所に指定されている建物は、そのたびに法律にそった構造に...
シェアリングテクノロジー株式会社

この記事のキーワード

家のリフォーム 耐震工事

お住まいの地域の耐震工事業者を検索

北海道・東北
  • 北海道0
  • 宮城県・仙台市0
  • 青森県0
  • 岩手県0
  • 秋田県0
  • 山形県0
  • 福島県0
東海
  • 愛知県・名古屋市<0
  • 岐阜県0
  • 三重県1
北陸
  • 新潟県0
  • 福井県0
  • 石川県0
  • 富山県0
関西
中国・四国
九州
  • 福岡県0
  • 長崎県0
  • 佐賀県0
  • 熊本県0
  • 大分県0
  • 宮崎県0
  • 鹿児島県0
  • 沖縄県0

詳細検索で探す

耐震工事のお問い合わせ・ご相談はこちら

耐震工事についてご相談・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お名前必須
お名前を正しく入力してください
電話番号必須
電話番号を正しく入力してください
相談したい内容 任意

利用規約プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください。

※ご相談内容を確認後、弊社運営スタッフより折り返しお電話させていただきます。

生活110番とは?

「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、140ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

生活トラブルに見舞われた時は、私たち「生活110番」におまかせください!