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木造住宅の耐震性は構造で決まる!耐震診断を活用して効率的な補強を

投稿日:2019-02-05 更新日:2019-02-08

木造住宅の耐震性は構造で決まる!耐震診断を活用して効率的な補強を

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木造住宅は、日本の建築物の5割以上を占めており、日本と木造住宅は切っても切れない深い関係で結ばれているともいえます。しかし、日本の建築物は、常に地震という非常に恐ろしい災害の被害を受けるおそれがあるのです。

木造住宅は耐震性が低く、地震に弱いといわれています。それは本当のことなのでしょうか。現在主流の木造建築の構造や特徴をつかみ、今の木造建築について知りましょう。

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木造住宅の耐震性はそんなに悪くない!

日本は比較的温暖で湿度が高く、樹木の成長に適した環境といえます。そのため、日本人にとってもっとも身近な建材といえば木材でした。住宅に限らず、木造の建築物は多くつくられています。

しかし近年では、鉄筋コンクリートなどの建材が増えてきました。木造住宅と鉄筋コンクリートなどの建材にはそれぞれ特徴があり、それを活かした建築物が造られています。日本でもっとも使われている木材に、どのような特徴があるかを考えてみましょう。

木造住宅の特徴

現在の日本では、半分以上の住宅が木造といわれています。これほど多くの木造住宅がつくられている理由は、木造住宅に大きなメリットがあるからです。

木造住宅の最大の特徴は、その建材の軽さにあります。鉄骨やコンクリートと比べ、構造材の切り出しや運搬にコストがかかりません。そのため、建築やメンテンナンスにかかる費用が安くなる傾向にあります。

建材が軽いということは、家の重量も減らすことができます。家の重量が減ると柱にかかる負荷も減るため、家の間取りを広くしたりという自由度が高くなる可能性もあります。

軽い建材のメリットはもう一つあります。地震の被害をおさえやすいのです。揺れの負荷は建物の重さに関係するので、建物が軽ければ軽いほど揺れによる負荷が低減されます。そして、筋交いや補強などの耐震性の確保もコンクリートなどと比べると簡単です。

木造住宅の欠点

木材は湿気を吸うので、湿度の高い時期が続くと木材が腐ったり、劣化が早まってしまいます。最悪の場合、湿気を好むシロアリが巣を作ってしまうおそれがあります。また、あくまで木材なので、鉄筋コンクリートや鉄骨と比べると、大きな負荷には耐えることができません。

しかし、「木造住宅は耐震性に不安がある」「鉄筋コンクリート造住宅なら地震でも崩れない」とすぐに決めつけてしまうことはおすすめできません。耐震基準などと照らしあわせて、客観的な耐震性を確認することが大切です。

木造住宅の耐震性はそんなに悪くない!

家の耐震性は「構造」が重要

木造住宅が耐震性を持つには、構造しだいとされています。現在主流の建築法は「木造軸組工法」と「ツーバイフォー工法」です。このふたつは同じ木造住宅でも、構造が異なることでまた別の性能を有しています。

木造軸組工法

木造軸組工法は、日本が古くからおこなっている建築法であり、柱や梁を建築物の骨組みとして、そこに屋根や壁をつけていく方法です。耐震性は骨組みである柱や梁が引き受けているため、壁の組み換えなどのリフォームがしやすいという利点があります。

しかし柱や梁だけで地震の負荷を受けようとすると、傾いたりねじれたりする力をあまり軽減できません。そのため、耐震性は木造住宅のなかでもあまり高くないといわれています。シロアリや湿気の被害も柱に集中しやすいため、こまめなメンテンナンスが必要でしょう。

ツーバイフォー工法

ツーバイフォー工法は、北アメリカが発祥の木造建築法です。骨組みは壁が中心であり、非常に強固な組みあがりになります。地震が起きても壁という面で負荷を受けるため、揺れの被害を受けにくいことが大きなメリットとなります。

デメリットは、ホームデザインの面で制限がかかってしまうことです。壁が中心の構造材のため窓の大きさが制限されたり、部屋割が細かくなることがあるそうです。災害時には頼りになりますが、平時ではこの制限がわずらわしく感じてしまうかもしれません。

木造住宅のなかで、より耐震性に優れたものはツーバイフォー工法です。しかし、木造軸組工法にも耐震性を重視したものが多くあり、耐震性以外の利便性でも勝っている箇所があります。木造住宅を新築するならば、耐震性と住みやすさのどちらを優先するかよく検討しておきましょう。

耐震診断を受けてみよう

木造住宅は安くて木のぬくもりを感じられるという非常に大きな長所を持っていますが、同時に劣化も早いという短所もあります。もし、建築してからしばらく年数がたった木造住宅ならば、建材が劣化して新築当時の耐震性が確保できていなくなっているかもしれません。そのような木造住宅は耐震診断を受けてみることをおすすめします。

耐震診断とは

耐震診断とは、木造住宅の建物や基礎の状態を確認し、現在の耐震基準を満たしているかどうかを確認するものです。診断の結果、もし現行の耐震基準を満たしていない場合は、どのような補強をすべきかのアドバイスをもらえます。

耐震診断をおこなう業者のウェブサイトなどから依頼ができますが、その前に自治体に連絡しておくと、補助金が支給される場合があります。依頼をする前に、自治体の窓口で問い合わせておきましょう。

耐震診断前に自分でチェックしてみよう

耐震診断を受けようとお悩みでしたら、ご自身で現在の家の状況をチェックしてみるのもよいでしょう。チェック内容としては、建築した時期が1981年以前か、過去に災害に遭ったことがあるか、間取りなどで確認することができます。

間取りは、壁がより多ければ多いほど耐震性が優れていることになります。しかし、これらはあくまで参考程度にとどめておきましょう。業者に依頼してより確実で安心な地震対策をすることをおすすめします。

耐震診断を受けてみよう

補強が必要と判断されたら耐震工事を依頼しよう

耐震診断の際、補強が必要と判断されたのであれば、可能な限り早く補強工事を済ませておきましょう。木造住宅が耐震性を確保するために補強工事するポイントは、壁や柱、屋根、基礎です。耐震診断の際によく相談し、アドバイスされた箇所を念入りに補強することを心がけましょう。

壁を補強すると、横揺れに対して強くすることができます。壁を強固にする方法として主なものは、柱同士にX状の木材を入れる筋交いや耐力壁のうち増しです。

柱や梁の補強は、縦揺れによる構造材の分解を防ぐことができます。金具の固定や耐力壁の貼り付けなどがありますが、柱自体が重量を耐えることができない状態になっている場合は新しい柱に交換する必要が出てくるでしょう。

屋根は、軽量化すると建物全体にかかる負荷を抑えることができます。金属板やスレート瓦などの軽い屋根材にふきかえると耐震性の向上につながります。

基礎は、現在の耐震基準で鉄筋コンクリートでなくてはいけません。現状がひび割れていたりする場合は、しっかりと業者に割れの場所を伝えて補修してもらいましょう。

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まとめ

住宅を木材でつくると、重量もコストも軽い家になります。この木造住宅は耐震性がないといわれていますが、建築メーカーのこれまでのノウハウから地震に強い木造住宅が標準になり始めています。

木造住宅は、木造軸組工法とツーバイフォー工法があります。それぞれのデザイン性や耐震性に大きな違いがあるので、どちらがいいか相談しておきましょう。もし、いま住んでいる木造住宅が不安ならば、業者に連絡して耐震診断をしてもらうことをおすすめします。いつくるか分からない地震に対して、お早めに対策しておきましょう。

耐震工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「耐震工事」をご覧ください。

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この記事を書いた人
編集者:いさむ
家のことはなるべく自分でなんとかしたい、という思いからさまざまなDIY方法について学んできた。最近は壁紙張り替えなど、家のリフォームにも興味が出てきている。

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2019-02-08 09:59:15
https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_seismic/131461/
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木造住宅は、日本の建築物の5割以上を占めており、日本と木造住宅は切っても切れない深い関係で結ばれているともいえます。しかし、日本の建築物は、常に地震という非常に恐ろしい災害の被害を受けるおそれがあるのです。木造住宅は耐震性が低く、地震に弱いといわれています。それは本当のことなのでしょうか。現在主流の木造建築の構造や特徴をつかみ、今の木造建築について知りましょう。
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