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耐震補強は天井にも必要です!思わぬ被害にあう前に万全の対策を

投稿日:2019-02-01 更新日:2019-02-04

耐震補強は天井にも必要です!思わぬ被害にあう前に万全の対策を

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

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地震が起きたときに心配なこととして、家具などの転倒があげられるでしょう。しかし本当におそろしいのは、家具ではなく天井の脱落です。地震の際に家具の転倒防止をしていても、それ以前に天井の地震対策ができていないと大変危険な状態になってしまいます。

できれば高耐震な天井の基準を満たし、安心して暮らしたいですよね。この記事では、天井の耐震基準や脱落防止の取り組みなどをご紹介します。耐震性の高い天井にして、地震に強い家にしましょう。

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現在の天井の耐震基準

現在の天井に関する耐震基準は、あるできごとを機に以前の基準を改正することで、つくられました。それでは、どのようなことが改正へとつながったのでしょうか。天井に関する耐震基準についてみていきましょう。

大地震を機に新たな耐震基準が誕生

天井に関する耐震基準は、2011年に東日本大震災が発生したことを機に、新しい条件へ変更されました。その理由として、東日本大震災とその余震によって多くの建物の天井が脱落し、大きな被害を及ぼしたことが関係しています。

東日本大震災では、震源地である東北地方だけでなく、東京都などでも建物の天井が脱落してしまう被害が多くありました。このような被害が多発したこともあり、2014年に高耐震な天井の基準など新たな内容を加えた建築基準法が施行されたのです。新たに改正された建築基準法の中には「特定天井」という項目が追加されました。

「特定天井」とはどんな天井?

2014年の改正で追加された特定天井とは、地震の際に脱落のおそれがある天井です。それでは、どのような天井が特定天井にあてはまるのでしょうか。

特定天井にあてはまることの多い項目の1つとして「つり天井」があげられます。つり天井とは、家の上部から格子状の形をした枠をつり下げ、そこに石膏ボードなどをつけるつくりの天井のことです。

じつは多くの建物がこのつり天井のつくりになっています。そのほかも特定天井には、以下のような条件があげられます。

▼人が日常的に使用する空間に設置していること
▼高さが6メートルを超えておりかつ面積も200平方メートル超えであること
▼天井の重さが1平方メートルあたり2キロを超えていること

これらの条件すべてに該当した場合、特定天井とみなされるのです。特定天井にあてはまってしまった場合は、耐震性を満たすために耐震工事が必要になるでしょう。

現在の天井の耐震基準

天井脱落防止のための取り組み

高耐震な天井の基準が新たに追加されたことにより、脱落防止策が注目されるようになりました。天井の脱落防止策は、新築建築物と既存建築物と多少異なります。それぞれどんな方法があるのかみていきましょう。

新築建築物の場合

新築住宅などでは、耐震性の高い天井を取り入れることが、地震に強い家づくりにつながります。耐震性の高い天井としては、つり天井のように上層部分からつられた状態になっているものではなく、建物と一体化しているものがよいでしょう。

天井が脱落してしまうおもな原因に、つり天井が地震の際に横に揺れ、それが壁にぶつかり落下してしまうということがあります。しかし天井を建物と一体化してしまうことで、横揺れがなくなり、地震の際でも脱落の危険性を低下させることができるのです。

また重量の軽い天井を設置すると、万が一巨大な地震で脱落が起こっても、大きなケガにつながるリスクを減らすことができます。新築住宅を建てる際は、天井落下防止が期待できる建物と一体化したものや、軽量のものなどを取り入れるとよいでしょう。

既存建築物の場合

既存建築物の天井を脱落しづらいものにするためには、使用されている金具の強度を高いものにすることが有効です。金具などを補強するだけでも、既存の天井より強度を増すことが可能になり、脱落防止につながります。

天井の耐震補強のしくみや考え方

天井の耐震性をあげるための方法は、おもにふたつあります。ひとつ目は、既存の天井を新しく高耐震なものにかえることで脱落を防止します。天井自体をかえるので費用はかかりますが、より安全な天井へとかえることができるでしょう。

ふたつ目は、もともとある天井のパーツを新しいものにかえるなど、部分的な補強をおこなう方法です。部分的な補強の具体例としては、天井に新しく骨組みを作るパーツを入れて、横揺れを防止するという方法があります。また壁と天井の間にスペースを設けて、横揺れした際でも壁にぶつかることを避けるという方法もあります。

天井の耐震性をより高めたい場合は、これらの方法を組み合わせるとよいでしょう。天井パーツの補強だけでなく、壁との間にスペースを設けて衝突を防止することで、脱落する危険性がさらに低下します。

耐震補強で天井を地震に強いものにすることは、人の命を守ることにもつながります。そのため耐震補強についてよく理解し、必要であれば天井を地震に強いものに変えるなどおこなったほうがよいでしょう。工事の際は高耐震な天井の基準をもとに、改修を検討するとよいでしょう。

天井の耐震補強のしくみや考え方

まずは天井の耐震診断を!

高耐震な天井の基準を満たしているかどうかを調べるためには、天井の耐震診断をおこなうことをおすすめします。天井の耐震工事をおこなう前に耐震診断をおこなって、どのような工事が必要なのか確認しておきましょう。とくに天井に関する新しい項目が追記された、2014年の建築基準以前に建設された家の場合、耐震診断をおこなったほうがよいかもしれません。

まずは現状を把握して、天井の耐震工事が必要かどうかを確かめましょう。天井は地震などの際に、命に関わる大切な家の一部です。そのため天井の耐震工事をする場合は、信頼できる業者を選ぶことをおすすめします。すぐに決めてしまうのではなく、複数の業者から見積もりを取るなど、安心して任せることができる業者選びをしましょう。

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まとめ

2014年に高耐震な天井の基準など、天井に関する新たな内容を加えた、建築基準法が施行されました。この建築基準法では、地震のときに脱落のおそれがある特定天井などの項目が追加されたのです。

特定天井などの危険な天井の場合は、耐震工事が必要となるでしょう。補強をしたり、新しく耐震性の高いものにかえたりするなどの方法があります。

天井の耐震性を判断するには、耐震診断がおすすめです。耐震工事が必要と判断された場合は、信頼できる業者に工事を依頼するとよいでしょう。

耐震工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「耐震工事」をご覧ください。

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この記事を書いた人
編集者:ふみ
昔から住宅展示会が大好き、理想の内装を追い求めるのが趣味。読者の目線に立ったコラムを作っている。

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2019-02-04 16:01:43
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