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柱や梁が壊れることを防ぐ耐震スリットについて詳しく紹介します!

投稿日:2019-01-23 更新日:2019-01-23

柱や梁が壊れることを防ぐ耐震スリットについて詳しく紹介します!

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RC住宅に住んでおり、耐震性に心配がある人も多いでしょう。最近建てられた建物には、耐震スリットと呼ばれる耐震性をあげるものが取り付けられています。耐震スリットを取り付けると、どのような効果が得られるのでしょうか。

そこで耐震スリットとはどのようなものかについて紹介します。耐震スリットがなく、取り付けたいと考えている場合は参考にするとよいかもしれません。いつ起きるか分からない地震に備えることは大切なので知っておくと役に立つでしょう。

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RC住宅でよく使用されている「耐震スリット」とは

鉄筋コンクリート造の略称であるRC住宅によく使われている耐震スリットは、耐震性をあげるために柱や梁から壁との間にスペースを作る緩衝材のようなものです。

耐震スリットが使われることになったきっかけは、1995年に発生した阪神淡路大震災の建物の被害がもとになっているのです。地震の被害を調査すると、建物を設計した建築士や設計士が考えていなかったことが起きていました。

地震の揺れを受けた建物の柱や梁が壊れていたのです。柱が壊れると上にある建築物を支えることができなくなり、フロアがつぶされたようになります。この現象は柱と壁がくっついていることが原因で、地震が起きたときに横方向の力に弱い壁に力が加わることで柱が壊れてしまうのです。

柱と壁がくっついている状況を防ぐために耐震スリットが用いられるようになりました。新しく建てられる建物のほとんどには、新耐震基準を満たすために耐震スリットが取り付けられているでしょう。

耐震スリットは柱と壁の間に取り付けるだけではなく、壁と梁に取り付けるものがあります。壁と梁の間に取り付けると地震の縦揺れにも対応することができるのです。柱と壁の耐震スリットは水平スリット、梁と壁の耐震スリットは垂直スリットと呼ばれています。

RC住宅でよく使用されている「耐震スリット」とは

耐震スリットを入れると地震の揺れに強くなる理由

耐震スリットを柱と壁の間に取り付けると、どうして地震の揺れに強くなるのでしょうか。地震で柱が壊れる原因として、柱と壁がくっついていることをあげました。本来、柱は地震が起きたときに変形することで揺れを防ぐのですが、壁が固定されているためうまく変形できず壊れてしまうのです。

そこで、柱と壁の間をあけるために耐震スリットが導入されました。耐震スリットを取り付ければ、柱と壁が固定されておらず柱が変形するため、地震の揺れに強くなるのです。

耐震スリット自体は、柱と壁のすきまの役割になるため、やわらかい素材を使っているものが多いです。耐震性を高めるために、決められた位置に取り付けることが重要になっています。

耐震スリットが向いていない構造もある

耐震スリットを取り付ければ、地震によって柱が破壊されることを防ぐことができると紹介しましたが、建物の構造によって耐震スリットが向いていない場合はあるのです。どのような場合だと耐震スリットが向いていないのか紹介します。

耐震スリットを取り付けたときに効果が得られやすい建物は、壁などが少なく地震が起きたときに揺れやすいものです。大きな地震で揺れやすい建物は、地震が起きると柱などの硬い部分が壊れてしまいます。この部分が壊れないように、柱と壁に耐震スリットを取り付けて変形できるようになるのです。

しかし、壁が多く建物自体の耐震性が高いものに耐震スリットを取り付けると変形しやすい部分を作ってしまうのでおすすめできません。耐震スリットは、必ずしも耐震性が向上するわけではないのです。そのため建物の構造上、耐震スリットの効果が得られるのかを事前に確認しておくことが大切になります。

耐震スリットが向いていない構造もある

古いRC住宅は耐震スリットがないことも…その場合は耐震改修の検討を

新しく作られたRC住宅は、新耐震基準を満たすために耐震スリットが取り付けられていることが多いです。しかし、1995年以前に作られたRC住宅には耐震スリットが取り付けられていないかもしれません。それまでの建築は柱と壁がくっついていることが問題になっていなかったからです。

お住まいの住宅に耐震スリットが取り付けてあるか分からない場合は、耐震診断を受けるとよいかもしれません。耐震診断を受けるには費用がかかりますが、自治体によっては補助金を出しています。自治体のウェブサイトか、もしくは役所などで問い合わせるとよいでしょう。補助金の申請から交付までに時間がかかるため、できる限り早めに自治体に相談に行くことが大切です。

耐震診断では、建物のどこが地震に弱い箇所やどのように補強したらよいかを教えてくれるだけでなく、どれくらいの費用がかかるのかも知ることができるのです。この耐震診断を受ければ、耐震スリットが取り付けた方がよいのかも分かるでしょう。

診断結果後に耐震スリットがなく取り付けを希望される際は、業者に耐震工事を依頼しましょう。耐震スリットがあれば、地震が起きたときに柱や梁の倒壊を防げるかもしれません。

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まとめ

RC住宅でよく使われている耐震スリットは、柱や壁、梁や壁の間に取り付けるもので、地震が起きたときに柱や梁が壊れることを防ぐという役割をもっています。

耐震スリットを取り付けると柱と壁との間にすきまができ、地震のときに柱が変形しやすくなります。さらに、耐震性の計算をするときに柱と壁を別々に考えることができるので、正しい評価がしやすくなるのです。

建物に耐震スリットがあるか分からない場合は耐震診断を受けて、耐震スリットの確認と耐震性が十分に満たされているか調査しましょう。耐震診断を受けて補強すべきとなったら、耐震工事を業者に依頼することをおすすめします。

耐震工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「耐震工事」をご覧ください。

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この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

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2019-01-23 16:08:43
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