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ブロック塀の高さ制限は何m?地震が起こる前の確認で安全対策を!

投稿日:2019-01-16 更新日:2019-01-16

ブロック塀の高さ制限は何m?地震が起こる前の確認で安全対策を!

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プライバシー保護のため、あるいは隣家とのトラブル防止のため、まわりにブロック塀を設けている住宅をよく見かけますよね。しかし、そのブロック塀には高さ制限が設けられていることをご存じでしょうか。

一般的にブロック塀といえば、ブロック内部に鉄筋が用いられた「補強コンクリート造のブロック塀」をさします。しかしそれとは別にもうひとつ、「組積造のブロック塀」と呼ばれる別構造のブロック塀があり、それぞれに異なる基準が設けられています。

今回は「補強コンクリート造のブロック塀」を軸に、ブロック塀の高さ制限から、そのほか守らなければならないルールについて解説します。また、終わりでは別の構造を用いた「組積造のブロック塀」についても触れていますので、参考にしてみてください。

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ブロック塀は地盤面から2.2m以下でなければならない

一般的なブロック塀の高さ制限は、平成13年1月に建築基準法施行令が改定されたことで、現在は2.2m以下と定められています。安全性を考慮する場合、2m以下であることが望ましいとされています。

この2.2m以下というのは、基本的にブロック塀が設置される地盤からの高さのことです。1番低い地盤からブロック塀のてっぺんまでの長さを計測したとき、最長で2.2m以下でなければいけません。

また、ブロック塀に側溝が接している場合など、基準となる地盤の低さが変わることもあります。ブロック塀を建築するときは、計測する前に規定された地盤の見分け方を調べておくのが無難でしょう。

ほかにもブロック塀を設置するときに注意しなければいけない点はいくつかあります。順に紹介していきますので、参考にしてみてください。

壁の厚さ

ブロック塀の壁の厚みはブロック塀の高さによって、その基準が異なります。ブロック塀の高さが2mを下回る、比較的低いものである場合は10~12cm以上で2mをこえ、かつ2.2m以下の場合は15cm以上の厚みがなければいけません。

控壁(ひかえかべ)

控壁とは、ブロック塀が倒れないように支える、法律上設置しなければいけないブロックを積み上げた柱のようなものをさします。高さが1.2m以上のブロック塀に対し3.4m以内の間隔で、垂直に設置する必要があります。

控壁を設置するとき、突き出した壁の部分の長さは40cm以上なければなりません。厚みは塀そのものの厚み以上のものが設置時の条件とされます。

そのほかにもブロック塀を設置するための基礎条件や構造そのものに対する基準もあります。新しくブロック塀を設置する場合は、事前に調べておくことを強くすすめます。

ブロック塀は地盤面から2.2m以下でなければならない

大きなブロック塀は診断義務化

前章で述べたように、ブロック塀には高さ制限以外にも安全のため取り決められた基準がいくつかあります。また、2019年1月から規模の大きなブロック塀の耐震診断の義務化が決定しました。

耐震診断義務化の背景には、2018年6月に発生した大阪北部地震時のブロック塀倒壊による死亡事故があります。耐震診断の主な対象となるのは、人が集まりやすい集合住宅や商業施設などの建物に設置された塀です。一戸建て住宅の塀は除外される方針にあるとされています。

しかし、建築基準法施行令が改定される1981年代以前に建設されたブロック塀は現在の基準外のものである可能性が高いです。前述した、地震で倒壊したブロック塀も1981年代以前のもので、高さはおよそ3.5mあったといわれています。

ブロック塀の建設基準は、安全のために作られたものです。事故を未然に防ぐためにも、身近にあるブロック塀は基準を満たしているものか確認しておきましょう。

地震が来る前にブロック塀のチェックを!

ブロック塀の建設には特殊な技術や知識が必要です。家のまわりにあるブロック塀が高さ制限内であるか、ほかの基準を満たしているか、確認は業者に依頼しましょう。

ただし、ある程度ブロック塀が危険な状態か判断できることもあります。以下のポイントを参考に、一度確認してみるのもいいかもしれません。

・塀が明らかに傾いていないか、触れた際にグラグラと揺れないか
小さな地震が発生した場合でも倒壊する可能性があり、危険です。また、実際にブロック塀に触れて確認する際は、付近にほかの人やものに注意するようにしましょう。

・ブロックがボロボロでないか
ブロックの表面がひび割れていたり、風化したりしている場合、ブロックの内部もまた劣化している可能性があります。内部の鉄筋は、塀の耐久性・耐震性そのものにも影響するため、ブロックそのものを取替えたほうがよいでしょう。

・控壁は設置されているか、またその間隔は適切か
控壁はブロック塀の倒壊を防ぐため、設置が義務付けられています。控壁の間隔があきすぎていてもブロック塀の倒壊のおそれがあるため、3.4m以下ごとに設置されているか確認しましょう。

・ブロック塀が石垣などの上に造られていないか
地震など強い衝撃を受けたとき、ブロック塀が倒壊しないよう、ブロック塀の基盤を安定させるためには塀下に鉄筋が固定されている必要があります。石垣の上など、鉄筋が固定できない場所に設置されたブロック塀は非常に倒壊しやすく危険です。

・ブロック塀が土留め(どどめ)に使われていないか
土留めとは、崖や盛土などが崩れ落ちるのを防ぐため、コンクリートブロックや石などを用いて土を溜めることです。山道を車で走行している際などに見かけたことはないでしょうか。

その土が積み重なった斜面をブロック塀のみで仕切っているものは、支えになるブロックの厚みや必要な鉄筋が不足していることが多いといわれています。そのため、地震などで倒壊する危険が非常に高くなっています。

・ブロック塀が高さ制限を明らかにこえている
ブロック塀の高さ制限は安全を考慮して2.2m以下と定められています。基準を満たさないブロック塀は倒壊する可能性が高く、危険です。

地震が来る前にブロック塀のチェックを!

組積造の塀の場合もチェックを

冒頭で述べたとおり、ブロック塀は「補強コンクリート造のブロック塀」のほかに、もうひとつの構造、「組積造(そせきぞう)のブロック塀」である場合があります。組積造の特徴は、補強コンクリート造と異なり鉄筋を使用せず、レンガや石材、ブロックなど複数の材料を積み重ねて造られている点です。

「組積造ブロック塀」はその構造上、「補強コンクリート造のブロック塀」よりも耐震性が低めであるとされています。そのため「組積造のブロック塀」には高さ制限はもちろんのこと、厚みや控壁にも「補強コンクリート造のブロック塀」とは異なる基準が設けられています。

・塀の高さ
「組積造のブロック塀」の高さ制限は1.2m以下です。ブロックに鉄筋が用いられておらず、「補強コンクリート造のブロック塀」と比べると耐震性が低いため、基準が低めに設定されています。

・塀の厚さ
「組積造のブロック塀」に用いられるブロック塀の厚みは、建築されるブロック塀の高さの10分の1以上が必要です。対象のブロック塀の高さが1mの場合、ブロックには10cm以上の厚みが必要になります。

・控壁
控壁とは、ブロック塀が倒壊しないよう、塀を支えるための柱となるものをさします。「組積造のブロック塀」の場合、控壁は4m以下の間隔で、60㎝以上突出した控壁であることが望ましいとされています。

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まとめ

ブロック塀の構造基準は安全を考慮して設けられたものであり、その基準をこえる場合、造りが安全であるか確認する必要があります。また2019年1月には、おもに人が密集しやすい集合施設付近にあるブロック塀の耐震診断が義務付けられることが決定しました。

家のまわりにあるブロック塀も、高さ制限をこえていないか、塀の厚みは十分であるか、万が一に備えて一度点検しておくといいでしょう。ただし設置や修繕には専門の知識や技術が必要なので、業者に依頼することをおすすめします。

また、ブロック塀にはブロック内に鉄筋が用いられていない「組積造のブロック塀」があります。「組積造のブロック塀」と「補強コンクリート造のブロック塀」では基準値が異なるため、しっかり確認しておきましょう。

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この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

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