生活110番ニュース 家のリフォーム

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブロック塀にも耐震基準がある!不適合ブロック塀が多いのはなぜ?

投稿日:2019-01-15 更新日:2019-01-15

ブロック塀にも耐震基準がある!不適合ブロック塀が多いのはなぜ?

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE

ブロック塀の多くは地震の際に、大きく揺れて倒壊してしまう可能性があります。現在のブロック塀には耐震基準がありますが、昔のブロック塀は相変わらず危険なままのものが多く存在しています。

しかし、ブロック塀はプライバシーの保護や防犯性の確保など有用な面も多く、住宅街では多く見受けられやすいです。あなたの近所にあるブロック塀は大丈夫でしょうか?現行の耐震基準をチェックしたい部分と照らし合わせて、ブロック塀の耐震性を確認してみましょう。

フロアコーティングのおすすめサービス

地震におけるブロック塀の危険性

ブロック塀の耐震性が十分に確保されていないと、地震が起きたときに痛ましい事件が起きてしまう可能性があります。現に、2018年6月に起きた大阪北部を中心とした地震により、小学校のブロック塀が倒壊し小学生が下敷きになるといった事件が発生しました。

ブロック塀に使われるコンクリートブロックの重さは、ひとつでおよそ10キログラムと規格されています。高さは、よくあるブロック塀で1.6メートルあります。1つの縦列だけで、およそ70kgの重さを持っていると計算できるのです。そのため、コンクリートブロックはひとつだけでも、倒れたときの衝撃は致命的になります。

このように、ブロック塀は普段身近なものでありますが、ひとたび地震が起きると人間に被害を及ぼす危険性もあります。これから造られるブロック塀は耐震基準にのっとり耐震性が確保されていますが、これまで造られたブロック塀は決して安全とはいえないのです。

地震におけるブロック塀の危険性

ブロック塀にも耐震基準があるけれど…

ブロック塀の耐震基準は2000年に発効された、建築基準法の改正の際に追加されました。それ以前にはブロック塀についての記述はなく、多くの業者がデザイン性や利便性を求めて自由に組み上げていたのです。

耐震基準が更新されるまえにブロック塀は急増し、どれだけ基準を満たしていないものが存在しているかさえ完全に把握できていないと発表している自治体もいるほどです。

そのため、仮に新しそうなブロック塀であっても、もしかしたら現在の基準を満たしていない場合があります。震災のときには近づかないように、よく通る道や避難路にあるブロック塀を確認し、可能な限り避けて通る道を覚えておきましょう。

定められている基準

現在のブロック塀の耐震基準は、これまでの被害をうけて非常に厳しいものとなっています。しかし、それでも地震のときに必ず倒れないとはいい切れません。自分の家のブロック塀は大丈夫かどうか、基準をチェックして確認してみましょう。

ブロック塀の素材

ブロック塀は、鉄筋を通すことが指定されています。そのコンクリートブロックと鉄筋も、日本工業規格(JIS)で指定されたもの以外使えないとされているようです。

基礎の形

ブロック塀の下には、鉄筋コンクリート製の基礎を打ち込まなくてはなりません。塀の高さが高くなるほど、この基礎の形も大型化する必要があります。I型、逆T型、L型の基礎形状が指定されており、逆T型とL型はI型よりも強固とされています。

控壁

控壁(ひかえかべ)は、高さが1.2メートル以上のブロック塀を設置するときに必要な、ブロック塀と垂直に付けるブロックです。控壁は、ブロック塀の端から0.8メートル以内、隣の控壁から3.4メートル以内に設置し、鉄筋を接続する必要があります。これにより、風や地震でブロック塀の面に強い力をうけてもある程度耐えることができます。

高さ・厚さ

ブロック塀の高さの限界は、基礎コンクリートの形や控壁の有無、土質によって変化します。一般的な住宅に利用されるI型基礎で土質が普通の場合は、高さは控壁なしで1.2メートル・控壁ありで1.4メートルです。

ブロック塀の厚さは高さによって変える必要があります。塀の高さが2メートル以下ならば厚さは120ミリメートル以上、2メートルを超えるならば150ミリメートル以上となっています。

定められている基準

こんなブロック塀は改修を!

ここまでブロック塀の新しい基準を説明してきましたが、これはあくまでも新設されたブロック塀に限ったものです。もし、ブロック塀がこの耐震基準を満たして積み立てられたものであったとしても、大きなひび割れなどがあったりすると、危険なブロック塀と判断されてしまう場合があります。

耐震基準を満たして造られたブロック塀のなかで、改修する必要があるものをチェックしてみましょう。

2000年以前に造られたもの

2000年以前に造られたブロック塀には、当時の耐震基準にあったように建造されたブロック塀でも、現在の耐震基準に達していないものがあります。もしかしたら、改修しないと倒壊してしまうかもしれません。

耐震基準更新前のブロック塀は、高さや控壁の有無などの耐震基準に照らし合わすまでもなく、一目見て危険だとわかるものが多いことが特徴です。倒れやすく大きな被害が予想できるため、もし自宅のブロック塀が当てはまるならすぐにでも改修することをおすすめします。

片方の面から負荷がかかっている

ブロック塀は、面からの圧力に非常に弱いです。たとえば、隣の土地との土留めにブロック塀を使っていると、土の圧力がかかっているため倒壊する可能性が高いといえるようです。このようなブロック塀は通常の基準では崩れてしまう可能性があるため、補修したほうがいいかもしれません。

ブロックや鉄骨の劣化・不足

ブロックが大きく割れていたり、小さな割れでも中の鉄骨が見えている場合はすぐさま補修しましょう。鉄骨が雨の水分を吸ってサビてしまうと、膨張してコンクリートの強度を低くし、壊れやすいブロック塀になってしまいます。

また、使われているブロックに穴の開いた透かしブロックが並んでいると、その部分に鉄骨が通せないため鉄骨不足で危険と判断される場合もあります。

傾き・ぐらつきがないか

ブロック塀自体が傾いていると、どんな小さな地震が起きても危険といわざるを得ません。もし垂直でなかったりぐらつきがあったりするならば、すぐに固定することをおすすめします。

フロアコーティングのおすすめサービス

まとめ

ブロック塀は、ブライバシーの保護や敷地の境界線など、さまざまな面で使われています。しかし地震が起きた瞬間に倒れ、わたしたちの生命に危険を及ぼすものに変わるかもしれません。

そんなブロック塀には、耐震基準がありますが、十分に浸透しておらず、基準更新前と更新後のものが入り乱れていることが現状です。

そのため、自分の家にあるブロック塀の危険性をチェックし、補修しておくことが大切です。もし、厳密な確認が必要だと感じるのであれば、業者に頼むとしっかりとした基準で確認してくれます。

耐震工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「耐震工事」をご覧ください。

耐震工事はプロに相談
【生活110番】は国内最大級の暮らしの「困った」を解決する業者情報検索サイトです。
140ジャンルを超える生活トラブルを解決するプロたちを掲載しています。
生活のお困りごとは、なんでもご相談ください。
耐震工事はプロに相談
【生活110番】は国内最大級の暮らしの「困った」を解決する業者情報検索サイトです。
140ジャンルを超える生活トラブルを解決する
プロたちを掲載しています。
生活のお困りごとは、
なんでもご相談ください。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE
この記事を書いた人
編集者:いさむ
家のことはなるべく自分でなんとかしたい、という思いからさまざまなDIY方法について学んできた。最近は壁紙張り替えなど、家のリフォームにも興味が出てきている。

記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
2投票,  平均評価値:5

最新記事

おすすめの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019-01-15 13:23:50
https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_seismic/128800/
家のリフォーム
ブロック塀の多くは地震の際に、大きく揺れて倒壊してしまう可能性があります。現在のブロック塀には耐震基準がありますが、昔のブロック塀は相変わらず危険なままのものが多く存在しています。しかし、ブロック塀はプライバシーの保護や防犯性の確保など有用な面も多く、住宅街では多く見受けられやすいです。あなたの近所にあるブロック塀は大丈夫でしょうか?現行の耐震基準をチェックしたい部分と照らし合わせて、ブロック塀の...
シェアリングテクノロジー株式会社

この記事のキーワード

家のリフォーム 耐震工事

お住まいの地域の耐震工事業者を検索

北海道・東北
  • 北海道0
  • 宮城県・仙台市0
  • 青森県0
  • 岩手県0
  • 秋田県0
  • 山形県0
  • 福島県0
東海
  • 愛知県・名古屋市<0
  • 岐阜県0
  • 三重県1
北陸
  • 新潟県0
  • 福井県0
  • 石川県0
  • 富山県0
関西
中国・四国
九州
  • 福岡県0
  • 長崎県0
  • 佐賀県0
  • 熊本県0
  • 大分県0
  • 宮崎県0
  • 鹿児島県0
  • 沖縄県0

詳細検索で探す

耐震工事のお問い合わせ・ご相談はこちら

耐震工事についてご相談・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お名前必須
お名前を正しく入力してください
電話番号必須
電話番号を正しく入力してください
相談したい内容 任意

利用規約プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください。

※ご相談内容を確認後、弊社運営スタッフより折り返しお電話させていただきます。

生活110番とは?

「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、140ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

生活トラブルに見舞われた時は、私たち「生活110番」におまかせください!