地震に備えて今やるべきことを知っておこう!今日からできる地震対策

2021.4.30

地震に備えて今やるべきことを知っておこう!今日からできる地震対策

災害大国ともよばれる日本では、近年も大きな地震の被害が相次いでいます。地震の脅威は、もはや誰にとっても他人ごとではありません。しかし、もし地震の被害にあったら冷静でいられるか不安ですよね。できるだけ落ち着いて行動するためにも、日ごろから地震に備えておくのがいいでしょう。

このコラムでは、避難先で役立つ情報から被害をおさえるための対策まで、地震に備えて今やるべきことを紹介していきます。このコラムを参考に、今日からさっそく地震対策を始めてみてはいかがでしょうか。

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避難場所と安否確認の方法を共有

地震が起こるのはいつも突然で、家族が一緒にいるとは限りませんよね。そのため、ばらばらの場所で被災してもふたたび集まれるように誰がどこへ避難するのかを事前に確認しておくことが大切です。

自宅で被災したときにどこへ避難するのかを、まずは確認してください。どの地域にも、市区町村が指定している避難場所があります。避難する場所や施設だけでなく、そこへ移動するための道のりも家族間で共有しておきましょう。

地震が起こるのは、自宅にいるときだけとは限りません。学校や職場で被災したときに、家族がどう行動するのかも知っておく必要があります。状況を想像しながら、誰が・どこへ・どのように避難するのかを話し合っておくことが重要です。

安否を知らせる方法の共有も、突然の地震に備えて今からやるべきことなのではないでしょうか。ばらばらの場所で被災した場合、自分が無事に避難場所にたどり着けても、家族が心配になります。

しかし、地震が起きたとき、通常の電話は回線が混みあっていてつながりにくいです。公衆電話や固定電話では、災害用伝言ダイヤルを利用することをおすすめします。「171」とダイヤルすることで、特定の電話番号へ向けた音声メッセージを録音・再生することができます。スマートフォン・携帯電話同士のやり取りであれば、災害用伝言板やSMSを使うことができます。

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非常用品の用意と定期的な確認

避難先での生活には、食料や生活用品、貴重品などさまざまなものが必要です。これらを非常用品として準備しておくのも、地震に備えて今からやるべきことなのではないでしょうか。

準備した非常用品は、ばらばらの場所に置かないよう注意してください。地震が起こり慌てている状況で、家をまわって非常用品を集めるのは困難です。貴重品は、盗難のおそれのない安全な場所に置くとしても、食料・生活用品・防災用品などは一か所にまとめておきましょう。

一度非常用品を用意しておけば安心、というわけではありません。非常食や水には賞味・消費期限が、使い捨てカイロや電池などには使用期限があります。避難してから期限切れに気づくことのないよう、非常用品の期限は定期的に確認しましょう。

災害時に役立つサバイバルテクニックを学ぼう

避難場所の確認や非常用品の準備は、普段から心がけておかなければなりません。それに加えて、災害時に役立つ情報を知っておくのも地震に備えて今やるべきことといえるかもしれません。

・手軽にできる防寒
真冬に地震の被害にあったら、避難先での生活で寒い思いをすることになるかもしれません。そんなときは、新聞紙をくしゃくしゃに丸めて上着のなかに入れれば保温効果があります。ほかにも段ボールを敷いたり、ブルーシートに包まれたりするだけでも、寒さをやわらげることができます。

・缶切りなしで缶詰が開けられる
非常食に缶詰を入れておきながら缶切りを入れ忘れてしまった、なんてことがあるかもしれません。そんなときは、缶詰の開けたい面をコンクリートの平らな面にこすりつけてみてください。ふちの出っ張っている部分が削れてきたら、缶詰の側面を押すと、缶切りなしで開けることができます。

・サバイバルテクニックの本を持っておく
ご紹介したもののほかにも、さまざまなテクニックがあります。非常用品のなかに一冊、サバイバルテクニックに関する本を入れておくのもよいでしょう。被災した状況に応じて、活用できそうなテクニックを探してみてください。

家具・電化製品の固定や配置を考えよう

地震に備えて今やるべきことは、避難後を想定することだけではありません。家具や電化製品が地震で倒れることで、思わぬ被害が起こることもあるのです。ご自宅の家具や電化製品の地震対策についても見直してみましょう。

タンスや本棚などの大きな家具は、倒れないように専用の器具やすべり止めマットで固定しましょう。また、食器棚が倒れると、ガラスや陶器の破片が散らばってケガにつながります。本体の固定だけでなく、棚にすべり止めシートを、ガラス扉に飛散防止フィルムを貼るなどの対策もしておきましょう。

就寝場所の近くにタンスや本棚があると、眠っているあいだに下敷きになるおそれがあります。寝室に家具を置く場合は、できるだけ就寝場所から離すようにしましょう。

また、部屋の扉のそばに大きな家具を置くのも避けたほうがよいでしょう。倒れた家具が扉をふさいで、逃げおくれるかもしれません。どうしても家具を置く必要がある場合は、倒れても出入りできるだけのスペースを確保しておいてください。

家具・電化製品の固定や配置を考えよう

耐震診断で地震への強さをチェック

住宅の耐震診断を受けるのも、地震に備えて今やるべきことのひとつです。家のなかだけでなく、家そのものの地震対策も完ぺきにしておきましょう。

耐震性が高い家を買ったから、診断を受ける必要はないとお考えの方がいらっしゃるかもしれません。しかし、住宅の耐震性はずっと保たれるものではないのです。大きくない地震でも立て続けに起こると、住宅に少しずつダメージを与えていきます。ダメージが蓄積されるにつれ、住宅の耐震性も低下していくのです。

また、建物が経年劣化することでも耐震性は低下します。木造住宅であれば湿気のために骨組みが腐ったり、シロアリの被害にあってるかもしれません。鉄骨や鉄筋コンクリート造りの建物でも、コンクリートのひび割れや金属部分の錆びなどが、耐震性の低下につながるのです。

建物のダメージを見逃さないためにも、耐震診断を受けることをおすすめします。専門業者に診断を依頼して、必要であれば耐震補強工事もしてもらいましょう。

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まとめ

地震に備えて今からやるべきことはさまざまです。まずは家族の安全のために、情報を共有することから始めましょう。安否確認がスムーズにできなくても、避難先を知っておくだけでも少し安心できるのではないでしょうか。

避難後の生活に備えて、非常用品もそろえておきましょう。期限のある食料や生活用品は、期限切れを見逃さないよう定期的にチェックすることが大切です。また、避難後の生活に役立つようなテクニックも覚えておいて損はないでしょう。

住まいの地震対策も重要です。家具や電化製品は固定して、転倒による被害を避けましょう。もちろん、大切なわが家が倒壊しないことが大前提です。耐震診断を受けてみて、必要であれば耐震工事を依頼しましょう。

耐震工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「耐震工事」をご覧ください。

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