プロパンガスから都市ガスに乗り換えられる?【条件は2つ!】
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プロパンめから都市ガスに乗り換えることは、不可能ではありません。なぜなら、設備や機器を整える工事さえしてしまえば、都市ガスを使えるようになるからです。
ただし、都市ガスへ変更する工事をする場合の費用は高額です。場合によっては、ガス管の引き込み工事だけで費用が数十万円もかかることもあります。このことから都市ガスへの切替ではなく、プロパンガス事業者の変更のほうが効果的である場合もあります。
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目次
都市ガスに乗り換えることは不可能ではない
あなたのご家庭が都市ガスの工事をするための条件を満たしていれば、都市ガスに乗り換えることは可能です。都市ガスへの切り替え工事をおこなうための条件は以下の2点です。
- 家の近くに都市ガスの本管が通っていること
- ガス導管の設置工事の許可を取れること
家の近くに都市ガスの本管が通っていること
あなたの家の近くに都市ガスの本管が通っていれば、都市ガス工事をスムーズにおこなうことができます。都市ガスに乗り換える場合はまず、ガス本管の有無を調べましょう。調べ方の手順は以下のとおりです。
手順1. 資源エネルギー庁ホームページ内の「小売ガス事業者一覧」にアクセスする
手順2. 「一般家庭への販売」の中から、ご自宅のある地域を探す
手順3. 担当の事業者へ電話またはホームページから問い合わせて、ガス本管の調査を依頼する
また、調査の結果、仮に自宅近くに都市ガスの本管が通っていなかったとしても、事業者によっては工事が可能です。ただし、ガス管の引き込み工事の費用はさらに高額になるでしょう。
ガス本管はガス事業者の所有物です。しかし、工事費用のすべてを事業者が負担するわけではなく、負担額の上限が決まっています。ガス本管の延長工事は距離に比例してかかる費用が増えるため、事業者の負担額を超える分は消費者が支払わなければなりません。敷地内のガス管工事費とは別に本管延長工事の費用もかかることで高額になってしまうのです。
以上の理由から、自宅近くにガス本管が通っていない場合にガス導管の引き込み工事をおこなうことはおすすめできません。
ガス導管の設置工事の許可を取れること
ガス導管の引き込み工事をおこなう場合は、「道路管理者への工事許可」と「土地の所有者への工事許可」を得ることが条件となります。
ガス導管の引き込み工事をおこなうためには「道路工事の許可」を取らなくてはなりません。また、ガス導管を引き込む際に、ご近所さんが所有している土地の地下を通らなければならない場合、そのご近所さんからも許可をもらう必要もあります。この2つの許可が下りなければガス導管の引き込み工事を始めることはできないのです。
もしもこの2つの許可を得られなかった場合、残念ながら都市ガスに乗り換えることはできません。
道路管理者への申請手順は以下のとおりです。詳しくは地域の役所職員に尋ねるとよいでしょう。また、土地の所有者に「工事着手に関する同意書」へのサインをもらうことが必要になる場合もあります。こちらの詳しいことは都市ガス事業者に問い合わせましょう。
手順2.「道路占用許可申請書一式」をダウンロードする
手順3.必要事項を記入した申請書一式を地域の役所に提出する
都市ガスへの乗り換えは道路管理者への申請が肝心
都市ガスに乗り換える際の手順は以下の7つです。
手順2.都市ガス事業者を選ぶ
手順3.自宅で見積りを取ってもらう
手順4.契約をおこなう
手順5.ガス管引き込み工事の日程を決める
手順6.現在使用しているプロパンガス事業者に解約の連絡をする
手順7.ガス管の引き込み工事をおこなう
手順1.道路管理者と土地所有者に工事の許可申請をする
都市ガス事業者を選ぶ前に、道路管理者と土地所有者にガス導管引き込み工事の許可申請をしましょう。
申請を怠ってしまうと、のちのちトラブルになりますので、必ず事業者と契約を交わす前に工事の許可を得てください。もし、許可が下りなかった場合は「何をどうすれば許可が下りるのか?」を地域の役所に聞きましょう。
手順2.都市ガス事業者を選ぶ
もしも自分が住んでいる地域でガスを供給している事業者が複数いるのであれば相見積りを取って、初期費用・作業内容・ガス代などを比較するとよいでしょう。相見積りをすれば、より有利な条件を提示する事業者を見つけやすくなり、安心してプロパンガス事業者を乗り換えることができるからです。
手順3.自宅で見積りを取ってもらう
都市ガス事業者を選んだら、自宅で見積りを取ってもらいましょう。また、見積り書を見て、もしも何かわからない点があるのであれば、このときに聞いておくとよいです。
手順4.契約をおこなう
事業者が提示した見積り内容に納得できたら、契約を交わしましょう。もしも納得できない内容であるならば、業者と契約を交わすのは一度ストップしてください。よくよく契約内容を吟味しましょう。焦って契約を交わす必要はまったくありません。
手順5.ガス管引き込み工事の日程を決める
ガス管引き込み工事の日程・段取りの打ち合わせを事業者としましょう。とくに「工事はいつ始まり、いつ終わるのか?」「ガスはいつから使用できるのか?」この2点を確認しておくと、工事後の予定を組みやすくなるでしょう。
手順6.現在使用しているプロパンガス事業者に解約の連絡をする
現在契約を交わしているプロパンガス事業者に解約の連絡をしましょう。そして、現在使用しているプロパンガスのガスボンベを、都市ガスのガス管引き込み工事の日に撤去してもらうよう依頼をしてください。もしも「工事日に撤去することがむずかしい」といわれてしまったら、工事の翌日や最短日に撤去をしてもらいましょう。
手順7.ガス管の引き込み工事をおこなう
都市ガス事業者にガス管工事をしてもらいましょう。そして、工事後にガスの開栓・
点火をおこない、問題がなければ工事は無事終了です。
工事費用は「ガス管引き込み工事」で高額になる!
確かに都市ガスはプロパンガスよりも安く使用できます。しかし、上述したようにプロパンガスから都市ガスに乗り換えるには高額な初期費用が発生することがあります。その理由は以下の3つです。
- ガス管引き込み費用が高い
- ガス機器の変更・設置費用が高い
- 契約中のプロパンガスガスにかかる解約金が高い
ガス管引き込み費用が高い
ガス管を引き込む際にかかる費用はガス事業者によっても異なりますが、1メートルあたり1万円~2万円ほどだといわれています。
つまり「公道の地下にあるガス本管からガス管を自宅側に10メートル引き込む」という工事をおこなった場合、10万円~20万円の費用がかかるということです。このことから、ガス管の引き込み工事には多額の費用がかかることがわかります。
ガス機器の変更・設置費用が高い
ガス機器の変更・設置費用だけで数万円~数十万円かかることもあります。都市ガスに変更する際、ガス機器を都市ガスに対応するタイプに変更しなくてはならないからです。
契約中のプロパンガスにかかる解約金が高い
もしもプロパンガス事業者との契約が満了を迎える前に都市ガスへ切り替えるのであれば、違約金が発生します。そして、残り契約期間が長ければ長いほど、違約金の額は大きくなります。都市ガスに変更するのであれば、プロパンガス事業者との契約内容を確認し、残り契約期間を把握しておきましょう。
ガス代をグッと安くするなら「プロパンガス事業者の乗り換え」
あなたがプロパンガスから都市ガスに乗り換えるおもな理由は「ガス代を下げたいから」ですよね。ガス代を下げる方法はなにも「都市ガスに乗り換える」だけではありません。「プロパンガス事業者を乗り換える」ことでガス代を下げることも可能なのです。
こちらの記事(プロパンガスを比較|自宅のガスと比べてみよう!)にもあるようにプロパンガスならではの魅力にも注目して、引き続き利用することを考えてみてはいかがでしょうか。
それでは、プロパンガス事業者を乗り換えることの利点を3つご紹介します。
- プロパンガス事業者を乗り換えるだけでとっても安くなる!
- 工事は1時間ほどで即日終了!
- 道路工事の許可申請など面倒な手続きがない
プロパンガス事業者を乗り換えるだけでとっても安くなる!
実際に、プロパンガス事業者を乗り換えるだけで、ガス代は1ヶ月あたり3,600~8,700円も安くなることがあります。年間にすれば43,200~104,400円安くなるというわけです。この数字を見るだけで、あなたの場合はいくら安くできるのかワクワクしますね!
工事は1時間ほどで即日終了!
プロパンガス事業者の乗り換えであれば、作業時間は1時間ほどで終わることがほとんどです。プロパンガスボンベの交換だけで作業が済むからです。そのため、ガス管引き込み工事のようにまとまった時間が必要になることは少なく、すき間時間で作業を完遂させることができるでしょう。
道路工事の許可申請など面倒な手続きがない
ガスボンベの交換作業は自分の敷地内で作業が完結するので、面倒な手続きが圧倒的に少ないです。プロパンガス事業者の乗り換えであれば、道路管理や土地所有者に工事の許可を取る必要がないからです。すぐに交換作業を始めることができ、迅速にガス代を安くすることができます。
以上3つの理由から、迅速にガス代を安くしたいのであれば、「プロパンガス事業者の乗り換え」が圧倒的におすすめです。
しかし、プロパンガス事業者を乗り換える際には、いくつか気をつけなければいけないポイントがあります。こちら(プロパンガスは高いのか?会社変更で劇的プライスダウン!)を確認して、乗り換えで発生しがちなトラブルを回避しましょう。
エネピを使えば安心して・納得して・すき間時間でガス代を安くできる!
ひと言で「プロパンガスの乗り換え」といっても、プロパンガス事業者は全国に数多くあります。そのため、「どこのプロパンガス事業者へ乗り換えればよいのかわからない」という方もいることでしょう。
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- 紹介する事業者はすべてエネピの加盟基準を通過しているので安心!
- 納得のいくガス事業者を見つけやすい
- 現ガス事業者と新ガス事業者との交渉はエネピが実行
紹介する事業者はすべてエネピの加盟基準を通過しているので安心!
エネピが紹介するプロパンガス事業者は、以下4つの審査基準をクリアした信用ができる事業者です。
審査基準2.保安体制が整っているか
審査基準3.サービス内容が充実しているか
審査基準4.不当な値上げをおこなわないか
具体的な審査内容は以下のとおりです。
- エネピの審査担当がガス事業者を訪問し、責任者と面談をする
- 外部調査機関を交えてプロパンガス事業者の信頼性を担保する
- 過去利用者の満足度などを調査する
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エネピの利用手順は、こちら(プロパンガスが高い理由!あなたのガス代、5分で下げてみませんか?)を参考になさってください。