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種類でここまで違う!?断熱材の種類と性能の違いについて

投稿日:2017-12-15 更新日:2018-10-30

種類でここまで違う!?断熱材の種類と性能の違いについて

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住宅の環境は、周りの環境に左右されることが考えられます。とくに冬の寒さは、暖房の効きを悪くし床が冷たい原因になることもあるのです。そのようなときには、ご自宅の断熱性能を見直すのが効果的です。断熱性が高い住宅は、熱を逃がさず外気の影響を限りなく減らしてくれるはずです。

ただし、断熱材には様々な種類のものが存在し、住宅や環境によって最適なものも違います。そこで今回は、断熱材の種類と性能の違いを詳しくご紹介していきます。最適な家づくりのためにぜひお役立てください。

断熱材とは

熱を伝えないためにつくられた素材であり、生活の様々なものに活用されています。熱の伝わりやすさは素材によって違い、人工的に作られて物は優れた断熱性能を持ちます。

クーラーボックスの保温のために使用されたり、大きな用途ではスペースシャトルに採用されるなど幅広い用途があります。また、住宅が外気の影響を防ぐために重要な役割をはたします。

生き物の鳥の羽にも断熱性能があり、寒さをしのぐために効果を発揮するのです。住宅においては、窓サッシや床材に使用され、豊富な恩恵をもたらします。断熱性能が低いと、冬の時期に暖房が暖まらず、暖房をつけてもすぐに寒くなるといった事態が起こることも予想できます。

しかし、すぐれた断熱性能があるものに交換することで、事態を改善できる可能性があるのです。部屋が暖まり、快適に過ごせるようになるだけではなく、エアコンの稼働率を下げて電気代を節約することにもつながります。

また、冬だけではなく夏に活躍が期待できるものでもあるのです。住宅の断熱性能が高いことで、外の猛暑を防ぐ効果が期待でき、クーラーの効きが悪くなるといったトラブルを回避することも可能になります。

部屋の温度を一定に保ち、涼しさが長持ちしやすくなるため、現在よりクーラーの稼働率を下げられる可能性があります。

さらに、温度変化に対する対応力だけではなく、音に対する効果も発揮するとされています。断熱材の種類によっては気密性が高いものも存在し、音を吸収する効果が期待できるのです。

その他にも燃えにくい素材のものを採用し、防火性能に優れたものや、湿気を遮断するために最大限の効果が期待できるものなど豊富にそろっています。断熱材は、人々の生活において欠かせないものと言え、快適に過ごすために大いに貢献する素材となります。
      断熱材とは

断熱材の仕組み

主に熱の伝わりを防ぐ役割をはたす断熱材ですが、どのようにして熱を遮断するのでしょうか。

物質により熱の遮断率は異なり、熱伝導率が小さい断熱材の種類が断熱材として採用されます。さらに断熱材は繊維の隙間に空気を保持し、空気の層を作り出します。この層の働きにより熱を遮断し、外の影響を限りなく減らすことを可能としているのです。

金属やコンクリートなどの重たい素材は、熱を大量に伝えてしまうおそれがあります。暑い場所に金属を放置していると、高温になっている現象を体験した方も多いと思います。

反面空気は熱を伝えにくい性質があるとされ、空気を豊富に含んだ物質ほど断熱性能が高い傾向があるのです。複層ガラスなどが二重構造になっているのはこの性質を利用しているからであり、空気の層を挟み込み熱が逃げ出すのを防ぐ効果が期待できます。

断熱材を断熱材の種類は『繊維系』と『発泡プラスチック系』の2種類

断熱材は大きく分けて2種類に分類されます。それぞれの特徴を理解することで、より優れた断熱材を選ぶ際に役立つはずです。

『繊維系』について

動物や人工的な繊維でできているものを指し、比較的安価でありながら防音効果も期待できるものも存在します。

断熱材の種類によっては、映画館やコンサートホールなどの音響を使用する施設に使用され、外に音を漏らさないために重要な役割をはたします。また、ガラス繊維素材のものは、シロアリなどの害獣被害を防ぐことができ、火災にも強い耐性があるのが特徴です。
ご自宅で音響設備を使用するという方におすすめできる断熱材と言えます。

『発泡プラスチック系』について

発泡プラスチック系の断熱材の特徴としては、防湿性が高く結露防止効果が期待できるものが多いです。

また、板状になっているものが多いため、外張り断熱や床断熱の際に活用しやすい素材と言えます。価格は比較的高い傾向がありますが、形状の自由度が高く、多くの住宅に使用されている断熱材となります。

ご自宅で結露がひどくてお困りの方や、湿度を抑えたいという方におすすめできる断熱材となります。
      断熱材を断熱材の種類は『繊維系』と『発泡プラスチック系』の2種類

断熱材は種類がたくさん

先述で紹介した繊維系・発泡プラスチック系の断熱材は、さらに豊富な断熱材の種類に分類され、それぞれ目的別に使い分けることができます。
ここでは、断熱材ごとの特徴や用途を見ていきます。

繊維系

セルローズファイバー

綿や新聞紙、段ボールなどが原料となっている断熱材です。ホウ酸や硫酸アンモニウムと結合させ、燃えにくくする効果や防虫効果が期待できるのです。特殊な加工が施されているため、比較的費用が高くなり施工にも手間がかかりがちになります。

しかしながら、調湿性に優れているというメリットがあるため、多くの住宅で活用されている傾向があります。ご自宅で結露にお困りの方は、採用してみる価値が高い素材です。
 

インシュレーションボード

主に廃材を中心に成形された断熱材です。再利用した素材で作られているため、エコロジー的な観点からみると、豊富なメリットがあります。断熱材としての性能も高く、調湿性に優れ消臭効果も期待できる断熱材として活用することが可能です。
 

羊毛断熱材

羊毛を主原料とした断熱材であり、不要な羊毛をリサイクルしたものが多いです。湿度を保つために役立ち、結露に対して大きな効果が期待できます。同じく断熱性能に優れた素材と比べて、肌触りがよく人気が高まっている素材となります。
 

ロックウール

玄武岩、鉄炉スラグなどを高温で加工することで作られる断熱材の一種であり、耐火性能、吸音性に優れた素材となります。主に住宅の外壁と内壁の間に埋め込むように使用され、火災の被害増大を防ぎます。撥水性能の高さと、形状の保持が比較的簡単なことも広く普及している要因の一つです。
         

発泡プラスチック系

硬質ウレタンフォーム

プラスチック内部に、熱を伝えにくいガスを泡状に混ぜることで、外気の影響を遮断する能力をもった素材です。比較的高価な素材と言われていますが、住宅に採用されることも多く、快適に過ごすために効果を発揮する素材となります。
 

ビーズ法ポリスチレンフォーム

ビーズ状のポリスチレンを発泡させ、金属の型を使用して形成される断熱材となります。水に強い性質をもち、比較的軽い素材とされています。耐久性に優れており、幅広い用途で活用されています。
比較的費用が安価であり、施工が容易であることも人気の要因の一つになります。
 

フェノールフォーム

欧州の寒冷地で生産されたのが起源となっている素材です。防火性能、耐薬品性などに優れており、火災を防ぐ際に重要な役割をはたすと言われています。熱を加えると炭化するという性質があり、延焼を限りなく防いでくれます。
他の素材に比べて加工がしやすく、必要な場所に必要だけ付けることも可能です。
         

家の断熱材の施工方法

住宅の断熱施工は、主に2種類に分けることができます。それぞれの特徴をしっかり理解し、適した断熱施工をするようにしましょう。

壁断熱

壁に断熱施工を施す前は、まずは既存の内装材の撤去を行います。その後で土台の上に断熱材を敷き、床下からの気流を止めるために外壁の下の部分に断熱材を留める工程を行う業者が多いです。

下部が終わった後は、上部に気流止め施工を施します。必要な断熱材をカットして適切な長さに切り、柱、ポリエチレンフィルの耳をアタッカーで留め付して完了となります。

仕上げに壁全体に連続性をもたせ、安定するようにチェックすることが重要な作業です。施工不良だと後に断熱材が剥がれてしまう原因となりかねません。

天井断熱

天井に断熱加工を施す際は、気流止めをして壁の内部の気流をしっかり止めてから行われます。その後吊り木周りを施工して隙間がないように施工していきます。適切に敷いたら、断熱材同士に隙間がないかどうかを確認し、不備がなければ完了です。

断熱材の施工はこれら以外にも様々な方法があります。断熱工事のプロに依頼する際は、どのような方法で行い、適した作業を行ってくれるかどうかを判断してから依頼しましょう。
      家の断熱材の施工方法

断熱施工の注意点

断熱施工は住宅の環境を大きく変える工事であることが多く、丁寧な作業が求められます。そのため施工ミスが目立ちがちな場所でもあるのです。施工が不十分なことで断熱材が垂れ下がってくる、時間経過により断熱材にずれが生じるようになるなど、後から様々なトラブルが発生することもあります。

基本的には建築の行程のなかでチェックされることが多いため、まれなケースではあります。しかし、自分で作業を行った場合や、安易に業者を選んでしまったことにより大きなトラブルに発生してしまうケースも考えられます。

こういった施工不良を防ぐためには、正しい作業をすることはもちろん、業者に依頼する際も適切に選択することが重要です。ご自分で行う場合は、断熱材同士に隙間はないかどうか、断熱材がしっかり重なっているかなどを確認することが必要となります。

施工の際に業者に依頼して行う場合は、最良の業者を選ぶことが大事です。費用の見積もりを明確に提示することができ、断熱材の種類の選び方や作業内容を詳しく説明してくれる業者を選択する必要があります。さらに、施工後の保証が付いている業者を選ぶのもおすすめです。作業後に不具合が生じた場合も、しっかり修理できる場合もあります。

断熱性能のオーバースペックにも注意

住宅に断熱加工を施す際は、ご自宅の環境やお住まいの地域全体の気候などを鑑みる必要があります。単純に断熱性能が高い素材を選べばいいというわけではなく、適したものを選択することが重要なのです。

断熱性能は得ることができたが、湿気をカットすることができない、またはあまり効果が得られなかったということも考えられます。交換する際に、あらかじめ断熱性能と調湿性を備えたものを選択することで、これらの事態を未然に回避することにつながるはずです。

また、ご自宅が寒冷地だった場合、あまり断熱性能が高いものではなかったらオーバースペックとなってしまうおそれがあります。そのため、正しい知識をもたない方が断熱材を選択するのはおすすめできません。

どんなものが最適なのかは、断熱工事のプロに相談して適切な作業を依頼しましょう。ご自宅周辺の気候に詳しく、似たタイプの住宅の施工経験があるのであれば、信頼しやすくなるでしょう。現在お住まいの住宅には、どのような断熱が必要なのか。断熱材の種類をしっかり見極めることが重要なのです。

一時的に快適な断熱性能を得るだけではいけません。年度ごとに気温の差が激しくなることも予想されます。そのためには、長期的に活用することができる断熱材の選択が求められるのです。

真に快適な住宅を手にするためには、数年先の環境を見据えた選択が必要と言えます。その際の最良な判断は、ご自分だけでは難しいかもしれません。
      断熱性能のオーバースペックにも注意

まとめ

住宅を寒さや湿気から守るためには、断熱性のある環境に整えることが重要になります。そのためには、窓サッシや床材などを交換、または壁などをリフォームすることが大切です。

また、断熱材の種類はいくつもあり、それぞれ適した環境に違いがあります。ご自宅周辺の気候や環境などをしっかり把握し、最適な素材を選ぶ必要があるのです。

業者に施工を依頼する場合は、費用が安い業者だけではなく納得できる作業をお願いできる業者を選ぶことが大事です。施工後に隙間など不具合がないかをチェックし、安心して完了してくれる業者であるなら、安心してまかせられるはずです。

断熱工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「断熱工事」をご覧ください。

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この記事を書いた人
編集者:ほりい
パソコンに詳しく、複雑な作業も難なくこなす。パソコンだけでなく自宅のインテリアにもこだわっており、経験を生かした記事作りをおこなう。

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2018-10-30 14:28:18
https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_insulation/25879/
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