リフォーム会社の選び方のポイント4つ。自分に合った施工をする秘訣
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リフォームを行うことができる会社にはさまざまな種類があります。対応できる施工内容にも違いがあり、また費用も会社によって異なります。「リフォームをしたいけど、どの会社に依頼したらいいのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どの会社に依頼してもメリット・デメリットそれぞれありますが、自分の要望に合った施工を行ってくれるのかということが大切です。リフォーム会社の選び方としていくつか注意点もあるのでご紹介します。
リフォーム会社の種類について
リフォームをしたいけど、リフォームはどこに頼めばいいのか分からないというかたも少なくありません。リフォームを行うことができる会社にはいくつか種類があります。リフォーム会社の選び方として会社の種類を比較することも必要です。
■リフォーム専門の会社
もともとは工務店で、リフォームに特化した会社も多いようです。中小企業や地域密着型の会社が多くなっています。リフォーム専門ということもあり、水回りや内装、増築などリフォーム全般を行うことができます。
■ホームセンター
一部のホームセンターでは大規模のリフォームを行うことができるところもありますが、小規模のリフォームがほとんどです。販売カウンターと並んでリフォームの相談カウンターが設置されているところがあり、そのホームセンターで購入したものでリフォームを行うことができます。
■ハウスメーカー
ハウスメーカーは本来、住宅の販売に関わっている会社です。そのため、基本的には購入した住宅のメンテナンスを行うのが中心となっており、その一環としてリフォームを行うことができます。
住宅の販売から独立してリフォームを専門に行うために小会社化している場合もありますが、事業の一環として行っている場合でも大規模な増設やリフォームを行うことが可能です。
リフォーム会社選びのポイント
ではどのような点をおさえてリフォーム会社を選んだらよいのでしょうか。
■できるだけ多くの情報を集める
リフォーム会社の選び方としてホームページやチラシ、口コミなどを参考にできるだけ多くの情報を集めることも大切です。複数の会社を参考にすることによって、会社を比較しながら検討することができます。また会社が相談会などを行っている場合もあるので、行ってみるのもよいでしょう。
■施工実績があるか
リフォームは小規模、大規模問わず費用がかかってしまいます。そんなリフォームに失敗しないためには信頼できる会社を選ぶことが大切です。
先ほどご紹介したとおり、会社によってリフォームを行うことができる内容が異なります。会社のホームページなどを見て、希望のリフォームと同じような施工を行っているかどうか確認しましょう。
■適切なプランを提示してくれるのか
リフォームに関する説明を要求したときに、予算に応じて適切な見積もりやプランを出してくれるのかというのも会社を選ぶときには大切な点です。
説明を行う際にメリットだけでなく、デメリットもあわせて説明しているかということも判断材料の一つでしょう。
■できるだけ近くの会社がいいかも
こまめな対応をお願いしたい、というときは自宅から近い会社を選ぶといいかもしれません。遠い場所の会社だと交通費が余分にかかってしまう場合もあります。目安としては車で約1時間以内だと安心です。
リフォーム会社選びの注意点
リフォームを実際に依頼するというときに「やはり大手の会社が安心」と思う方も多いでしょう。しかし実際に会社に依頼するというときには会社の規模はあまり考えないほうがいいかもしれません。
リフォーム会社の選び方で大切なものの一つとして担当者との意思疎通がきちんと行えるか、ということが挙げられます。質問に分かりやすく答えてくれるか、明確な費用を提示してくれるか、ということは会社の規模に関係なく大切なことです。
また費用に関しては安いという理由だけで、会社を選ぶのは控えたほうがいいかもしれません。例えばチラシでリフォームに関する広告を見つけたときに、値段が安いというだけで決めてしまうと実際は製品の値段だけで「工事費別途」となっていることがあります。
「費用をおさえてリフォームしたい!」というときでも、費用だけで判断するのはやめたほうがよさそうです。適切な費用か判断するために、リフォーム会社を決めるときには複数の業者で見積もりをとることをおすすめします。
心配なら瑕疵保険制度を利用しよう
リフォームをしたものの耐震性に問題がある、または欠陥があるという場合、瑕疵(かし)保険で補修費用を補償してもらえる場合があります。瑕疵(かし)というのは、新築時やリフォーム時に建築基準法が定める耐震性や雨水の侵入に問題がある場合の状態をいいます。
具体的に補償内容に含まれるのは、住宅の構造上主要な部分である住宅基礎や内壁、床材、支柱、屋根材などとなっているようです。また雨水を防ぐための外壁や開口部の枠、排水管(屋内部分)が該当する場合もあります。
リフォームで施工に不安がある場合やリフォーム会社で選び方などに不安がある場合は、瑕疵保険制度を利用するのもよいでしょう。
まとめ
リフォーム会社の選び方として、いくつかポイントや注意点があります。リフォームを行うことができる会社にはさまざまな種類があり、自分の希望にあった施工内容が対応しているか事前に確認することが必要です。
施工内容や実績についてはホームページなどで見ることができます。またリフォーム費用は複数の会社で見積もりをとることをおすすめします。