どんなお店が被害にあいやすい?徹底的に対策して万引きを防止しよう

2021.4.30

どんなお店が被害にあいやすい?徹底的に対策して万引きを防止しよう

お店を経営していくうえで、気をつけなければいけないのが万引きです。犯行に及ぶ人の多くは「たかが万引き」という気持ちでおこなっていますが、その被害は非常に大きなものです。

万引きを防止するにはどうすればよいのでしょうか。今回は、狙われやすいお店の特長や効果的な対策方法を紹介します。万引き対策をしっかりして、お店の利益を増やしましょう。

倒産する!?万引きの及ぼす影響

「万引きでお店が倒産する」というと、大げさに聞こえてしまうかもしれません。しかし、万引きによる被害で経営が成り立たなくなり、倒産に追い込まれてしまうお店は多く存在します。

商品1つが万引きされてしまうだけでも、利益を取り戻すためにはその何倍もの商品を売る必要があります。全国にある小売店の利益率の平均は2.1%といわれています。例えば、原価5,000円(売値6,000円)のお酒を万引きされたとしましょう。純利益は1,000円のため、損失を取り戻すには同じ商品を5つ販売しなければなりません。

また、他にもお店のテナント代や人件費などを考えれば、利益はもっと少なくなります。そのような理由から、お店を経営するうえで万引きを防止することは非常に大切だといえます。

倒産する!?万引きの及ぼす影響

万引き被害にあいやすいお店の特徴

万引きされやすいお店と、されにくいお店にはどんな違いがあるのでしょうか。ここでは、万引きに狙われやすいお店の特徴を紹介します。

・店内の見通しが悪い
万引き犯は、死角となる場所で商品を盗むことが多いです。そのため、万引きを防止するには店内に死角をつくらないことが大切です。

・店員の数が少ない。
万引きは、店員や他のお客さんが少ない時間帯に多く発生します。24時間営業のコンビニなどであれば、深夜での犯行が多いです。店内に従業員を多く配置することも、万引き防止に効果的です。

・防犯カメラが設置されていない
防犯カメラが設置しているお店としていないお店では、万引きの発生率が大きく異なります。店内に防犯カメラを設置するだけでも効果があるので、設置していない場合は必ず設置しましょう。

・万引き防止装置が設置されていない
万引き防止装置とは、レジを通さずに商品を外へ持ち出した場合に、ブザーを鳴らす装置のことです。無理に取り外そうとしてもブザーが鳴るため、非常に効果的な対策です。

万引き被害にあいやすいお店の特徴

簡単にできる万引き対策

では、実際に万引きを防止する方法を見ていきましょう。ここでは、簡単にできる万引き防止策を紹介します。

・お客の目を見てあいさつする
「いらっしゃいませ」と声をかけることによって、相手の顔を確認できます。また、目を見て声をかけることで、相手に「顔を見られた」という意識がうまれます。万引きを企てている人であれば顔は見られたくないはずなので、万引きの抑止効果が期待できます。

・探し物をしているお客に声をかける
店内をうろうろしているお客を見かけたら、「何かお探しでしょうか」と声をかけましょう。接客サービスの向上だけでなく、万引き対策にもなります。

・商品の整理整頓をする
商品棚が散らかっていると、お店の管理ができていないという印象を与えます。「これなら万引きできそう」という心理に陥ることもあるため、商品はこまめに整理整頓しましょう。お店の印象をよくするだけでなく、万引き防止の効果があります。

簡単にできる万引き対策

万引き防止には防犯カメラの設置がオススメ

万引きを防止する方法としてオススメなのが、防犯カメラを設置することです。店内に死角が多く、従業員も増やせないという場合は、防犯カメラを設置することで死角を減らすことができます。

防犯カメラが設置されているだけでも、多くの万引き犯は犯行をあきらめるでしょう。一口に防犯カメラといってもさまざまです。防犯カメラの種類をいくつか紹介します。
 

【防犯カメラの種類】

・有線タイプ
一般的な防犯カメラです。電源・映像ケーブルをそれぞれ配線する必要がありますが、安定した映像を映し出せるのが特長です。専門的な知識がないと設置するのは難しいので、防犯カメラを設置できる業者に依頼するとよいでしょう。

・無線タイプ
ワイヤレスで映像を映し出すことができます。電源ケーブルがつなげる場所であれば、簡単に設置することができます。デメリットは、有線タイプと比べると映像が不安定なことです。配線が難しい場所にオススメのタイプです。

・ダミーカメラ
もし予算的に余裕がない場合は、ダミーカメラがオススメです。ダミーなので、映像を映したり録画したりすることはできませんが、見た目は本物そっくりにつくられています。ダミーカメラを設置するだけでも、万引き防止に効果があるはずです。

 

【防犯カメラを設置する際の注意点】

防犯カメラの設置には注意点もあります。
他人のプライバシーを侵害することは法律で禁止されているので、設置場所には気をつける必要があります。

また、防犯カメラで撮影していることを、シールなどで知らせる必要もあります。

 
もし、防犯カメラの設置でわからないことがあれば、防犯カメラ設置業者に相談してみましょう。

まとめ

万引き被害は、放っておくとお店が倒産してしまうこともあります。万引きを防止するには、万引きをしづらい環境をつくることが大切です。
簡単な方法としては、お店に入ってきたお客さんに対して目を見てあいさつすることです。顔を見られたという意識から、万引きしにくくなります。

効果的な万引き防止方法としてオススメなのが、防犯カメラの設置です。防犯カメラを設置することで、店内の死角を減らすことができます。しかし、防犯カメラの設置には専門的な知識やプライバシー保護の注意も必要です。

もし、防犯カメラの設置を検討しているのであれば、防犯カメラ設置業者に相談してみてはいかがでしょうか。万引きを防止して、自分のお店を守りましょう。

防犯カメラ設置を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「防犯カメラ設置」をご覧ください。



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