空き巣の下見はどこをみている?空き巣に犯行をあきらめさせる方法は

2021.4.30

空き巣の下見はどこをみている?空き巣に犯行をあきらめさせる方法は

空き巣はわたしたちの身近にある犯罪です。そんな空き巣犯はどうやって家に侵入するのでしょうか。実は空き巣はランダムに家を選んでいるわけではなく、下見をしてはいる家を選んでいるのです。

そこで本コラムでは、空き巣犯が下見する際にチェックすることと、空き巣対策を紹介します。ぜひ本コラムを参考にして空き巣の被害にあわないようにしましょう。

空き巣は下見でなにをチェックする?

空き巣犯は下見でなにをチェックしているのでしょうか。空き巣がチェックしているのは次のような項目です。

家族構成

家族構成を把握すると、住人が家にいる時間帯を予想できます。
例えば共働きの夫婦と子供2人の4人家族であれば、昼間に侵入を狙おうと考えます。また高齢者夫婦だけが住んでいる住宅であれば、一日中いることが多いため外出時を狙おうといったように考えるでしょう。

生活パターン

夜に明かりがついていないことが多いと夜勤勤務であるといったように生活パターンをチェックします。
また、チラシがたくさんあるとしばらく家に帰っていないので留守であると予想できます。

防犯対策をしているか

空き巣にとって、防犯対策をしている家よりしていない家の方が侵入しやすいです。
そのため、防犯対策をしっかりしているかどうかというのも空き巣が下見をするポイントのひとつです。

例えば、鍵がしっかり締まっているのか、どんな鍵が付いているのか・監視カメラが設置されているか・ホームセキュリティーに加入しているかなどです。

空き巣は下見でなにをチェックする?

空き巣はスーツ姿で下見をすることも

空き巣の下見はどのような格好で行われているのでしょうか。今の時代に全身黒い服でサングラスをかけて、風呂敷を持った空き巣はおそらくいないでしょう。空き巣は、主に次のような服装で下見をしています。

・普段着
普段街中でよく見かけるような服装で、空き巣の下見をします。見た目が怪しくなくても同じ場所をぐるぐる回っているといった、不自然な動きをしている人には注意が必要です。

・作業服
工事の作業服で空き巣の下見をしている場合もあります。家の近くに工場がない、作業現場が見当たらないのに作業服を着ていて、うろうろしている人を見かけたら警戒したほうがいいかもしれません。

・スーツ
スーツを着ていることもがあります。ただ辺りをうろうろしているだけでなく、訪問販売員として家に入ってくる可能性もあります。そうなると家の中を見られるので、どこに何があるのか確認されてしまいます。訪問販売員が家に来た場合は、家に入れず名刺などをもらって身元を確認するとよいでしょう。

空き巣はスーツ姿で下見をすることも

空き巣のマーキングに気をつけよう

マーキングとは空き巣犯が下見をした際にその家の特徴をマークで表すことです。おもに集団で窃盗をしているグループがその住宅の情報を仲間に共有するために使います。マークは郵便受けや電気メーターの近くといったところ付けるので、その付近に怪しいマークがない確認しましょう。

マークにはいろいろなものがありますが、例えばアルファベットや数字、星印などを使ってその家の家族構成や留守になりやすい時間帯を知らせたりします。

マーキングは先程紹介した訪問販売員を装って下見をした際にしているおそれがあります。家によく訪問販売員が来るご家庭はマーキングを疑い、確認するようにしましょう。

空き巣に無理だと思わせるためには

空き巣が下見をしている際に、「この家の侵入は難しそうだな」と思わせることで空き巣を未然に防ぐことができます。空き巣にそう思わせるためには、どのようなことをしたらいいのでしょうか。ここでご紹介してきます。

ダブルロック

ダブルロックとはひとつのドアにふたつの鍵がかかっていることです。空き巣犯は侵入に5分以上かかる場合はあきらめるといわれています。鍵がふたつかかっていることで家の侵入に時間がかかってしまうので、ダブルロックは有効といえるでしょう。

また、鍵がふたつかかっていることで防犯対策をしっかりしている家であるという印象を空き巣犯に与えます。そのため抑止効果も加わり、空き巣犯が下見で家の侵入をあきらめることにもつながります。

補助錠の設置

ダブルロックと似たような方法ですが、補助錠の場合はあくまで補助的なものであるため防犯効果は低くなります。しかし、簡単に取り外しができるものが多く、全くないよりは効果があるので賃貸にお住いの方におすすめです。

また、窓に設置できるものもあるので、窓の防犯対策として設置するのも有効です。

庭に砂利など

庭があるご家庭であれば砂利を庭に撒いてもよいでしょう。砂利を撒けば、歩いたときに音がするので、誰か来たときに知らせてくれます。

とくに外から見て死角になっている場所に砂利を撒くと効果的でしょう。だたし耳が不自由な方がお住まいの場合や、家の中の生活音が大きい場合は砂利の音が聞こえなくなるので、注意しましょう。

空き巣に無理だと思わせるためには

防犯カメラを設置して防犯強化しよう

犯罪対策の定番として有名であるのは防犯カメラでしょう。家の近くに防犯カメラを設置すれば、空き巣の下見をしているかもしれない人をこちらがマークすることができます。

現在、防犯カメラには家にいなくてもスマートフォンなどで様子を確認できるものもあったりと、いろいろなものがあります。また、設置しておくだけでも抑止効果を発揮し、空き巣が下見をした際にあきらめやすくなります。

万が一、空き巣に入られてしまったとしても、映像があれば犯人特定が容易になります。

まとめ

空き巣犯はスーツを着て訪問販売員して家の下見をしたりして、侵入できそうな家がないか調べたりしています。家の特徴を記しているマーキングされていないか確認しましょう。

防犯対策したいというかたは業者に依頼するのがよいでしょう。経験豊富な業者に依頼することで素早く対応してくれます。とくに防犯カメラは有効な対策で、空き巣に下見されてもあきらめさせる可能性が高くなるでしょう。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「防犯カメラ設置」をご覧ください。

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