ダミーカメラを屋外へ本物っぽく設置するための3つのポイント

2021.4.30

ダミーカメラを屋外へ本物っぽく設置するための3つのポイント

近年では防犯意識の高まりから、いたる所で「監視カメラ」が設置されるようになりました。一般家庭でも防犯対策として軒先に監視カメラを設置しているケースが見られます。

一方で、侵入者に対する威嚇・抑止効果が期待できるダミーカメラも人気です。こうしたダミーカメラを屋外に設置する場合は「ダミーだと気づかせないこと」が一番大切です。なぜなら、防犯対策のためにせっかくダミーカメラを設置しても、侵入者にダミーであると見抜かれてしまえば、逆に標的にされてしまうおそれがあるからです。
そうなると、一般家庭においてダミーカメラを設置する場合は、どのような点に気を付けて選べばよいか悩みますね。

そこで今回はダミーカメラの選び方や、設置する際の注意点について、わかりやすくご紹介していきます。「自宅の防犯対策を検討している」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

本物と見分けがつかないダミーカメラを使う

ダミーカメラを屋外に設置する場合、まず私たちが選ぶべき「本物と見分けがつかないダミーカメラ」とはどのようなものか、ポイントをみていきましょう。

LEDライトが点滅するダミーカメラは避ける

市販されているダミーカメラの中にはLEDライトが点滅するタイプがあります。LEDを点滅させることで「今、録画していますよ」とアピールする狙いがあるようです。

しかし、実際に録画することができる監視カメラの多くは、このような点滅機能を備えていません。そのよう理由から、防犯カメラに詳しい人が見ればすぐに「ダミーカメラだ!」と見破られてしまうおそれがあります。

このため、LEDライトが点滅するタイプのダミーカメラを屋外に設置することは、逆効果にもなり得るので、避けた方がよいと思います。
 

とくにドーム型でLEDライトが点滅するダミーカメラは避ける

LEDライトが点滅するタイプのダミーカメラの中でも、とくにドーム型のカメラは注意が必要です。
あらゆる監視カメラの中でも、ドーム型カメラは「目立たずに監視するのに適している」という点がセールスポイントのカメラです。そのドーム型カメラにLEDライトが点滅する機能が備わっているというのは、カメラに詳しい人にとって違和感を覚えるものです。やはり避けた方がよいと思います。

LEDライトが点滅する電池式カメラは避ける

監視カメラは本来24時間作動しているものです。そのため、本物の監視カメラには電気の配線が必要となります。
しかしダミーカメラの場合は電池式であることが多いです。電池式の場合、電池が切れればLEDライトが消えてしまいます。電池が消耗するたびに交換しなければならないという手間がかかるという点でも、避けた方がよいと思います。
            本物と見分けがつかないダミーカメラを使う

ありえない場所に取り付けないようにする

一般的にダミーカメラを屋外に設置する場所は「玄関先・窓際・駐車場」などが多いと思います。これは本物の監視カメラを取り付ける場合と変わりません。

しかし、ダミーカメラだと見破られないようにするためにはカメラの形状や機能に応じた「最適な取り付け場所」を理解し、本物の監視カメラと同様の場所に取り付ける必要があります。それでは、取り付け時の注意点をみていきましょう。

ダミーカメラをありえない場所に取り付けない

常識的に考えて、電気の配線が困難と思われるような場所や、カメラで映像を捉えきれないほどの極端に高い場所など、ありえない場所にダミーカメラを取り付けると、すぐに見破られてしまうおそれがあります。そのためダミーカメラを屋外に設置する場合は、あり得ない場所に取り付けないようにを付けましょう。

赤外線カメラをセンサーライトがある場所には取り付けない

赤外線カメラは本来、夜間に光が届きにくい場所(死角)に取り付けられるものです。それなのに、赤外線カメラのダミーをセンサーライトで明るく照らすことができる場所に取り付けると違和感が生じます。そのためダミーカメラを屋外に設置する場合、設置場所を誤るとダミーカメラであると見破られるおそれがあり、オススメできません。

セメントの壁に取り付けたカメラには配線をとりつける

穴をあけることが困難なセメントの壁に本物のカメラを取り付ける場合、本来は電気の配線や配線カバーがついているものです。その配線がついていなければ、やはりダミーカメラであると見破られるおそれがあります。そのためダミーカメラを屋外に設置する場合は配線や配線カバーを取り付けるなどの工夫が必要です。

カメラに汚れが付かずピカピカのままだと怪しまれる

本物の監視カメラは電気で作動する仕組みです。そのため本物の監視カメラは、静電気によるホコリが付着しやすいものです。それなのに、いつまでもピカピカでホコリが付いていないカメラというのも、ダミーだと見破られる可能性があります。ですからダミーカメラを屋外に設置する場合は、あえて砂やホコリを付けるという細かな演出も効果的だといえるでしょう。

ステッカーなどと併用して警戒させる

ダミーカメラを屋外に設置する際、効果的な方法として「ステッカーを併用する」という方法があります。

本来ダミーカメラを設置する目的は「侵入者に対する威嚇・抑止効果」を高めるという点にあると思います。その効果を最大限に引き出すために、目立つ場所に「カメラ作動中」と知らせるステッカーを貼っておけば、威嚇・抑止効果を一層高めることができるはずです。
それでは、どのようなステッカーがあるのか見ていきましょう。

・セキュリティーステッカー・防犯カメラバージョン B-S-01 ASIN:B015SISCXA

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安心の日本製ステッカーです。赤色を基調とした3種類のステッカーがセットになっています。
 

・防犯ステッカー・防犯カメラ作動中/24時間監視中 ASIN:B073S3JCKT

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黄色を基調とした3種類のステッカーがセットになっています。

 
 
・防犯ステッカー・2枚セット ASIN: B01N0P8X2N

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監視中の文字と目のイラストが印象的なステッカー2枚セットです。

本物の監視カメラへランクアップできるダミーカメラの紹介

ダミーカメラを屋外に設置したあとで「やっぱり本物の監視カメラを取り付けたいな」と感じることもあると思います。そんなときオススメなのが本物の監視カメラへランクアップすることができるダミーカメラです。どのような商品があるかみていきましょう。

・屋外ハウジング型ダミーカメラ(OS-160)ASIN:B0081NOFFY

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アルミニウム製のダミーカメラで、重厚感があります。また、ダミーケーブルも付いているため、本物と見分けがつきにくい作りです。また、このカメラはハウジングの中にカメラを取り付けるタイプなので、はじめはダミーカメラを採用しておいて、のちのち配線工事を行なえば、本物の監視カメラに取り替えることも可能です。

 
・LEDダミーカメラ内蔵ハウジングセット(CT-F021)ASIN:B0055Q0J5K

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こちらのカメラは本物の監視カメラ機材を使用しているため、本物そっくりに見えます。防雨タイプなので、雨に濡れた場合でも内部は保護されます。のちのち配線工事を行なえば、本物の監視カメラに取り替えることも可能です。

まとめ

いかがでしたか?ここまでダミーカメラの選び方や、設置する際の注意点についてご紹介してきました。「意外と簡単に設置できそうだな」と感じられた方は多いのではないでしょうか?ダミーカメラを自分で設置することは、いくつかのポイントを押さえれば難しくはないと思います。

一方でダミーカメラを見破られないためにも「防犯事情に詳しいプロの業者に頼みたい」と思われる方も多いでしょう。家は大切な財産だからこそ、しっかりとした防犯対策をしたいものですよね。そんな時は無理せず、信頼できる業者に見積りをとることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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