「大切に飼っていたインコが死んだ……」悲しみに暮れ、どうしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
しかし、大切に飼っていたからこそ、手厚く供養してあげなければいけません。そこでこのコラムでは、インコが亡くなってしまったあとの安置の方法や、火葬・埋葬方法についてご紹介します。
家族の一員であるインコをしっかりお見送りしてあげましょう。
目次
インコが突然死してしまった原因とは?
「なんの前兆もなく、飼っていたインコが死んだ……」そんなとき、焦りや悲しみで何も考えられなくなってしまうかもしれません。
そして、「突然死してしまった原因は何なのかを突き止めたい」という方もいるのではないでしょうか。ここでは、インコの突然死で多い理由をご紹介します。
ガス中毒
インコの突然死の理由で多く挙げられているのが、有害な食品や化学物質などによる中毒死です。毒性の強い食べ物や金属を食べてしまうことや、フッ素ガスによる中毒が原因です。
フッ素ガスとは、オーブンレンジやテフロン加工されたフライパンを加熱することにより発生するガスです。これは意外と知られていないことであるため、インコのいる場所でレンジやフライパンを使用してしまっている飼い主さんは多いといいます。
フッ素ガスは致死性が非常に高いため、中毒症状が発症したあと、早くて数分ほどで死に至るおそれもあるのです。レンジやフライパンを使用する場所にインコを連れてこないようにしましょう。
気温の変化
インコは小さな生き物ですので、気温の急激な変化に弱く、暖房をつけていない寒い部屋だと凍死してしまうおそれがあります。
アロマ香料による中毒
よい香りでリラックス効果が得られるアロマですが、それは人間に対しての効果であり、インコにとってはあまりよくないものなのです。
揮発した油分をインコが吸ってしまうことにより、中毒症状を引き起こすことがあり、最悪の場合死に至ります。インコがいる部屋ではアロマを焚かないでください。
誤飲
人間の部屋には、インコの興味をひくようなものがたくさんあります。たとえば、ボタンや輪ゴム、錠剤など、小さくてかじりやすいものは要注意です。
インコがそれらをかじって遊んでいるうちに誤って飲み込んでしまい、身体の中に詰まってしまうことがあります。インコが誤飲しないように、小さいものや危険だと思われるものはしまっておくようにしましょう。
衝突などの衝撃
インコが飛んでいるときに壁や窓ガラスにぶつかってしまうこともあります。そうすると内出血などを引き起こし、容体の急変後、急死してしまうケースもあるそうです。
とくにガラスは透明なものが多く、インコにとっては見えにくいものです。ガラスのテーブルにはクロスをかけておく、窓のカーテンはしめておくなど、インコを部屋に放す前に対策をしておくとよいでしょう。
インコが死んでしまったときにとるべき行動
「飼っているインコが死んだ……」そんなとき、悲しくてやりきれない思いがあふれてくるかもしれません。しかし、亡くなったインコをそのまま放置しておくと、少しずつ腐敗が進んでしまいます。
インコは外傷がない場合、腐敗のスピードは遅いとされています。ゆっくりと気持ちを落ち着けたあと、インコを安置する場所を作ってあげましょう。インコを安置する方法はおもに2つありますので紹介していきます。
冷蔵庫・冷凍庫に安置する
「冷蔵庫に入れるのはちょっと……」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、インコを安置しておくのに冷蔵庫を利用するという方は案外多いそうです。
ティッシュペーパーやガーゼを敷いたタッパーなどにインコを入れてあげて、低い温度の冷蔵庫や冷凍庫の中に安置しましょう。
そうすることで、腐敗を遅らせることができます。しかし、冷蔵庫は食材を入れておくところですので、気が進まない方は無理に入れる必要はありません。
保冷剤・ドライアイスを利用する
冷蔵庫での安置に抵抗がある方は、ドライアイスや保冷剤を使った安置方法をおすすめします。ティッシュペーパーやガーゼを敷いた小さな箱などに保冷剤やドライアイスを入れて安置します。
ドライアイスはタッパーなどで密閉してしまうと、強い冷気で容器が破裂する場合もあります。フタを少し開けておくなど、空気の通り道を作ってあげましょう。
安置が完了したら、大切なインコをどう供養してあげるか決めましょう。ペット葬儀業者に葬儀などを依頼することができますので相談してみてください。
ペット火葬の種類
「インコが死んだとき、火葬してあげたい」という方のために、ペット火葬の種類についてご紹介します。
自治体に依頼
犬や猫と同じように、自治体に依頼するとインコも火葬をしてくれます。しかし、自治体の場合、インコだけでなく犬や猫でも、「一般廃棄物」の扱いを受けます。そのため、返骨されません。
ペット葬儀業者に依頼
亡くなってしまったインコを霊園で火葬してもらう方法です。インコのような小さな動物でも問題なく火葬できる場所が多いです。火葬のプランによっては返骨も可能ですし、希望すれば霊園で納骨もしてくれます。
また、火葬設備を載せた移動火葬車で火葬する方法もあります。火葬車がご自宅や、そのほか希望する場所まで来てくれるため、霊園まで行く必要がありません。
移動火葬車による火葬は4,000円前後、霊園での火葬は7,000円前後が相場のようです。
インコの埋葬方法
「インコが死んだとき、火葬ではなく埋葬してあげたい」という方のために、インコの埋葬方法をご紹介します。
・自然埋葬
プランターに土を入れて埋葬する方法です。自宅にお庭がない場合などにおすすめです。
じっくりと腐敗していき、10年~30年くらいかけてお骨になっていきます。
・自宅で埋葬
自宅のお庭に埋葬する方法です。ほかの鳥や動物に掘り返されないよう、穴は深めに掘って埋葬してあげましょう。
1mほどが理想です。公園などの公共の場に埋葬することは法律で禁じられているため、必ず自宅の敷地内に埋葬してあげてください。
自宅で埋葬する方法
「インコが死んだ……自宅で埋葬してあげたいけどお庭がない。どうしたらいい?」そんなときは、プランター埋葬をおすすめします。
まずはペットの身体のサイズに合ったプランターを用意しましょう。なるべく深さがあるほうがよいです。
次に、虫がわかないように先にネットを敷いてから土を入れます。土を10cmほど入れたところでガーゼを敷き、その上にインコをそっと寝かせてあげます。
インコの上にさらにガーゼを乗せ、10cmほど土をやさしくかぶせたら完了です。お花を植えてあげるなど、すてきなお墓を作ってあげましょう。
5年ほどの短い期間で掘り起こすと、インコがミイラ化している姿を見てしまうことになりかねません。お骨になるまで10年以上の長い年月が必要となりますので注意しましょう。
まとめ
「大切なインコが死んだ……」そんなときは誰しもが悲しみに暮れてしまいます。飼っていたインコも大切な家族だからこそ、手厚く供養してあげなければいけません。
まずはインコの身体を冷やすなどして、しっかり安置してあげましょう。次に供養の方法を決めなければなりません。火葬をするのか、埋葬をするのか、あらかじめ決めておくとよいでしょう。
インコの葬儀などに関してなにか分からないことがある場合は、ペット葬儀をしてくれる業者へ一度相談してみることをおすすめします。
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