ジャガーキャットフードの口コミ評判は悪い?原材料と成分を考察
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「採算度外視で上質なフード」をコンセプトとしてつくられたジャガーキャットフード。
一見良さそうなフードのように思えますが、ネット上の口コミ評判では悪評も少なくありません。
そのため、ジャガーの本当の評判はどうなのか判断しづらいですよね。
本当に良いフードなのかを確かめるには、原材料や成分などの品質を見てみるのが一番です。
この記事で、ジャガーキャットフードの特徴について詳しく解説します。
目次
ジャガーキャットフード総合評価
- 鴨肉、朝鮮人参、クランベリーなど猫の健康を考えられた原材料使用
- コスト削減目的で使われがちな穀物や人工添加物を一切使用していない
- 栄養価が高く、必須脂肪酸やミネラルバランスが良い
- 品質管理の行き届いた工場で、愛猫への配慮も万全
価格/内容量 | ¥4,280/1.5kg |
原産国 | イギリス |
主原料 | 骨付きチキン生肉,鴨生肉乾燥チキン,感想鶏肉,生サーモン,生マス |
人工添加物 | なし |
酸化防止剤 | ビタミンEとローズマリーエキス(オーガニック素材) |
穀物類 | なし(グレインフリー) |
賞味期限 | 製造日から18ヶ月(未開封) |
主成分 | 粗たんぱく質:40.0% 脂質:20.0% 粗繊維:3.0% 粗灰分:9.0% エネルギー:383.5kcal/100g |
以上の点を踏まえると、ジャガーキャットフードは市販のものより良質であることはたしかです。
ジャガーキャットフードはタンパク質の高さを考えると腎臓の負担が気になるシニア猫にはやや不向きですが、子猫・成猫におすすめできるフードといえます。
子猫・成猫に与えるフードを探している方は、ジャガーキャットフードを前向きに検討してもよいでしょう。
ジャガーキャットフードの成分量・栄養バランス
ジャガーの成分分析値 | AAFCO子猫基準 | AFFCO成猫基準 | |
粗タンパク質 | 40.0% | 30.0以上 | 26.0以上 |
脂質 | 20.0% | 9.0以上 | 9.0以上 |
カルシウム | 1.70% | 1.00以上 | 0.60以上 |
リン | 1.58% | 0.80以上 | 0.50以上 |
マグネシウム | 0.02% | 0.08以上 | 0.04以上 |
ナトリウム | 0.60% | 0.20以上 | 0.20以上 |
その他成分量 | 粗繊維:3.0%、粗灰分:9.0%、オメガ6脂肪酸:3.00%、オメガ3脂肪酸:1.40%、カロリー/100g:約383.5kcal |

ジャガーキャットフードのは高タンパク質
ジャガーキャットフードの成分で注目しておきたいのがタンパク質。
猫は犬や人間よりも多くのタンパク質を必要としており、とくに成長期の猫は多くのタンパク質を必要としています。
ジャガーキャットフードのタンパク質は40.0%とかなり高いので、子猫に与えるフードとして相性が良いでしょう。
ただし、シニア猫に与えるには腎臓の負担が気になる量でもあります。
健康なシニア猫に与えるぶんには問題ありませんが、獣医さんから高タンパクフードを控えるように言われている場合はジャガーキャットフードを与えない方が良いでしょう。
必須脂肪酸のバランスも良好
必須脂肪酸(オメガ3・オメガ6)は猫の毛並みや免疫を維持するために重要な栄養素で、バランス良く摂ることが重要です。理想的な必須脂肪酸の比率は「1:5~10」といわれています。
ジャガーキャットフードの必須脂肪酸の量は「オメガ3:1.40% オメガ6:3.00%」です。
比率に直すと「約1:2」なので理想的ではないものの、オメガ3が偏りがちな魚系フードと比べると良好なバランスといえるでしょう。
オメガ3脂肪酸 | オメガ6脂肪酸 | 比率 | |
ジャガー | 1.40% | 3.00% | 約1:2 |
モグニャン | 2.10% | 1.00% | 約2:1 |
シンプリー | 3.89% | 1.33% | 約3:1 |

ジャガーキャットフードと魚系フード2種を比べてみました。ジャガーは動物肉と魚をバランスよく配合しているので、必須脂肪酸バランスが良いのです。
ジャガーキャットフードのミネラル比率とマグネシウム
ミネラルの理想的な比率は「1.2:1:0.08(カルシウム:リン:マグネシウム)」が望ましいとされています。
つまり、カルシウムがリンより少し多く、マグネシウムを抑えたミネラル比率が最適ということですね。
カルシウム | リン | マグネシウム |
1.70% | 1.58% | 0.02% |
ジャガーキャットフードのミネラルは理想的な比率に近いものとなっています。そのため、愛猫に健康的な食生活をさせてあげられるのです。
また、ジャガーキャットフードのマグネシウムはキャットフードのなかでもかなり含有量が低いです。
低マグネシウムのフードを探している方にとっては嬉しいポイントでしょう。
ジャガーキャットフードの原材料
良質なキャットフードを検討するうえでの絶対条件でもありますが、やはり安全性が高さは外せない要素ですよね。
ジャガーキャットフードは猫の健康面に不安要素のある人工添加物を一切使用していないので、安全性に問題のないといえます。
原材料は以下のようになっていますので確認してみましょう。
ジャガーキャットフードの原材料 |
骨抜きチキン生肉・鴨生肉、乾燥チキン・乾燥鴨肉、生サーモン・生マス、ジャガイモ、卵、サツマイモ、エンドウ豆、チキンレバー、鶏脂、チキングレイビー、タウリン、DL-メチオニン、アルファルファ、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、ミネラル類、ビタミン類、クランベリー、アサイー、ブルーベリー、マルベリー、リンゴ、トマト、オレンジ、梨、ニンジン、ホウレンソウ、カリフラワー、マリーゴールド、海藻、朝鮮人参、緑茶、ショウガ、プロバイティクス、L-カルチニン |
参照:ジャガー公式
また、ジャガーキャットフードは穀物を使用していないので、グレインフリーのフードでもあります。
猫は穀物の消化を苦手としているので、グレインフリーのキャットフードのほうが猫にとってはベストです。
つづいて、ジャガーキャットフードに含まれる原材料について詳しく解説していきましょう。
贅沢ともいえる良質な肉類を計80%以上配合
ジャガーキャットフードは「鶏肉・鴨肉・生サーモン・生マス」といった良質な肉・魚類を合計80%以上も採用しています。
これらの肉・魚はすべてヒューマングレードの原材料で、人間基準でも問題なく食べられるほど品質が高いのです。
それだけ品質の高い肉や魚を使用しているジャガーなら安心して愛猫に美味しい食事を与えられるでしょう。
また、それぞれの肉や魚は含まれている成分が異なっています。一覧にしましたので確認してみてください。
鶏肉 | オメガ6脂肪酸、ビタミンA |
鴨肉 | ビタミン類(B1、B2)、鉄分、オメガ3脂肪酸など |
サーモン | アスタキサンチン、オメガ3脂肪酸、カリウム、ビタミン類(A、B1、B2、D)など |
マス | オメガ3脂肪酸、カリウム、パントテン酸、ビタミン類(A、B6、B12、D、E)など |
このように、1種類の原材料で偏ることなく、それぞれの原材料が持つ良い成分が摂れるというのがジャガーの魅力といえるでしょう。
ジャガーキャットフードのなかでとくに注目しておきたいのが鴨肉。
鴨肉に多く含まれるビタミンB群は脂肪や糖質の代謝をうながしてくれるので健康に良く、愛猫の体型維持を強くサポートしてくれます。
さらにサーモンに含まれるアスタキサンチンは、愛猫の免疫力を保ってくれます。肉と魚のメリットを同時に受けられるのがジャガーのいいところですね。
朝鮮人参など、質の高い健康食材配合
ジャガーキャットフードは他フードではなかなか見られない朝鮮人参やマルベリーを採用しているのも大きな特徴です。
朝鮮人参は漢方の材料としても知られるとても優秀な原材料で、サポニンという免疫力の維持をしてくれる成分を豊富に含んでいます。
マルベリーは「アントシアニン・ルテイン・ゼアキサンチン」といった目の健康維持に良い成分が含まれ、成猫やシニア猫が元気に生活できるようにサポートしてくれるのです。
ストルバイト結石に有効な原材料配合
ストルバイト結石は尿のpH値がアルカリ性に傾くことで、尿に含まれるマグネシウムが結晶化して起きる尿路結石です。
とくに成猫は尿がアルカリ性に傾きやすいといわれており、早いうちからストルバイト結石を意識したフードを選ぶことが大切です。
ジャガーキャットフードには、ストルバイト結石予防として採用されることの多い「クランベリー」「DL-メチオニン」が配合されています。
これらの原材料は尿を酸性に保つ役割があるため、愛猫にストルバイト結石リスクを抑えた食生活をさせてあげられますよ。
ジャガーキャットフードは品質管理の行き届いた工場で生産
ジャガーキャットフードを生産しているのは、品質管理体制の高さで知られるイギリスのペットフード工場です。
イギリスはペット先進国といわれるほど、ペットに対する環境が整っているため基準が厳しく、ジャガーの工場も品質管理がしっかりと行き届いています。
製造されたサンプル品は12ヶ月間保管され、安全性に対してしっかりと取り組んでいるので安心できるでしょう。
さらに嬉しいことに、ジャガーキャットフードのパッケージには密閉性の高い保管をするためのマジックテープ式ジッパーが付属されています。
これにより鮮度を落としにくいため、愛猫に新鮮なフードを食べさせることが可能なのです。

安全性だけでなく、猫に美味しく食べてもらうための配慮ができているのもジャガーキャットフードの良いところですね。
ジャガーキャットフードは原材料の質を考えるとコスパが高い
通常価格 | 内容量 | 肉・魚の割合 | 動物肉 | 魚 | |
ジャガー | ¥4,280 | 1.5kg | 80%以上 | チキン、鴨肉 | サーモン、マス |
モグニャン | ¥3,960 | 1.5kg | 63%以上 | なし | 白身魚 |
カナガン | ¥3,960 | 1.5kg | 70%以上 | チキン | サーモンオイル |
シンプリー | ¥3,960 | 1.5kg | 73%以上 | なし | サーモン、ニシン、マス、乾燥白身魚 |
ジャガーキャットフードと同じ株式会社レティシアンから販売されているフードと比べるとわかりやすいでしょう。
ジャガーは肉や魚が80%以上配合されているにもかかわらず、他のフードと300円程度しか変わらないのでコスパが高く、かなりのお得感があります。
「愛猫に肉や魚がたっぷり配合されたフードを与えたいけど、出費は少しでも抑えたい」という人にピッタリのフードといえるでしょう。
ジャガーキャットフードにお試しモニターはある?
ジャガーキャットフードには食いつき確認用のサンプル品が購入できるお試しキャンペーンはおこなっていません。
お試ししたい場合は通常価格4,280円の製品を1袋購入する必要がありますが、じつは公式サイトで購入すると、10%OFFの3,852円でお試しが可能なのです。
割引価格で購入する場合、定期コースの加入が条件となりますが、ジャガーの定期コースは1回のお試し時点で解約してもデメリットはないため安心して申し込みができますよ。

「それでも4,000円の出費はリスクが高い…」という方はレガリエキャットフードの500円お試しパックを注文すると良いでしょう。こちらも品質が高いのでおすすめできます。
ジャガーキャットフードの口コミ評判で見かける悪評を分析
ジャガーキャットフードを検討するときに見かける口コミ評判。
いくら良さそうなフードでも「食べない」「下痢になった」などの悪評があれば心配になってしまいますよね。
ジャガーの口コミでよく見る悪評について解説していきましょう。
ジャガーキャットフードを食べない猫が多い?
愛猫がキャットフードを食べない・食べなくなるのはジャガーキャットフードに限らずすべてのフードに起こりうる問題です。
そのため、ジャガーキャットフードの品質が悪くて食べないというわけではありません。
猫は元々警戒心が強いので、慣れないうちはジャガーを警戒して食べなかったり、途中で残したりする場合があります。
その場合はジャガーをふやかす、前のフードにジャガーを混ぜるなどの工夫をしてみましょう。
ジャガーキャットフードで下痢・軟便になった
ジャガーキャットフードで下痢・軟便になる原因は、愛猫の体がジャガーの消化に慣れておらず、うまく吸収できなかったことが挙げられます。
これも他のフードでもいえることで、キャットフードの切り替え時期に起きやすいトラブルのひとつです。
愛猫が下痢にならないように前のフードとジャガーを混ぜながら、愛猫がジャガーに慣れるまでじっくりと切り替えていくようにしましょう。
また、前のフードと同じようにジャガーを与えている場合も下痢や軟便の原因になりやすいです。
ジャガーは栄養価が高いフードのため、与えすぎるとおなかを壊してしまいます。給与量目安を守りながら与えるしてください。
ジャガーキャットフードを食べた猫が吐く
愛猫がジャガーキャットフードを食べすぎたり、早食いしたりしてしまうと、食べたジャガーを吐くことがあります。
食べ過ぎについてはジャガーのパッケージに記載されている給与量を守れば解決ですが、問題は早食いのほうですよね。
愛猫が早食い癖があるという場合は、早食い防止専用のフード皿を利用するのがよいでしょう。
食べにくいフード皿にすることによって食事に時間がかかり、早食いをしにくくなります。
ジャガーキャットフードの高評価はステマ?
ジャガーキャットフードの口コミ評判のなかには「高評価が多すぎるからステマなのでは?」という悪評も見かけることがあります。
たしかに、ジャガーに限らず株式会社レティシアンのフードは高評価の口コミが多く、怪しいと感じてしまいがちです。
ステマの真偽については証明が難しいのですが、ただひとついえるのはフードに対する知識を持って品質を自分の目で見極めることです。
ここまでご紹介した通り、ジャガーキャットフードの品質はかなり高いので、おすすめできます。
もしフードのことで疑問点・不安点があるのであれば、ジャガーの販売元(株式会社レティシアン)に相談するのもよいでしょう。

お問い合せ先はジャガーキャットフードの公式サイトに記載されていますよ。
ジャガーキャットフードの購入は公式通販がおすすめ!
ジャガーキャットフードは市販や楽天市場では取り扱っていません。注文する場合は公式サイト・Amazonのどちらかで購入することになります。
この記事では、定期コースがあり値段的にもお得に利用できる公式通販サイトの購入方法について解説しましょう。
1袋あたりの税抜価格 | 送料 | |
通常価格 | \4,280 | \640 |
定期購入1袋 | \3,852 | \640 |
定期購入2~5袋 | \3,638 | \640※ |
定期購入6袋以上 | \3,424 | 無料 |
Amazon | \4,870 | 無料 |
楽天市場 | 取り扱い無し | – |
※\10,000以上の購入で送料無料になります。 |
ジャガーキャットフードは定期購入をすることによって、10~20%OFFで購入することができます。1袋のみの注文でも10%OFFが適用されるが嬉しいところですね。
以下に定期購入の詳細をまとめましたので、確認してみてください。
- 購入個数に応じて10%~20%の割引
- 3袋以上の購入で送料無料
- お届け周期は1週間~13週間(約3ヶ月)のなかで選択可能
- お届け個数の変更も自由にできる
- 購入回数縛り・解約によるペナルティなし※
- 定期購入の休止&再開はいつでもOK
※次回お届け日から7日前までに連絡が必要
また、ジャガーキャットフードを継続購入する場合は、3袋以上のまとめ買いをすることをおすすめします。
そうすることで送料が無料となり、さらに15%割引が適用されるためお得に継続していけるのです。
お届け周期も愛猫の食べるペースに合わせることが可能になっているので、無理なく続けていけるでしょう。
ジャガーキャットフードの正しい与え方
ジャガーキャットフードの給与量
ジャガーキャットフードの給与量は以下のようになっています。
⇔この表は左右にスライドできます
成猫の体重 | 1日の給与量 | 1袋の消費日数 | 子猫の年齢 | 1日の給与量 | 1袋の消費日数 |
~2.5kg | 30~40g | 50~37日 | ~生後2ヶ月 | 25~40g | 60~37日 |
2.5~3.5kg | 40~50g | 37~30日 | 2~3ヶ月 | 40~50g | 37~30日 |
3.5~5kg | 50~55g | 30~27日 | 3~4ヶ月 | 50~55g | 30~27日 |
5~6.5kg | 55~60g | 27~25日 | 4~6ヶ月 | 55~60g | 27~25日 |
6.5~8kg | 65~70g | 23~21日 | 6~10ヶ月 | 60~80g | 25~18日 |
8~10kg | 70~80g | 21~18日 | 10~12ヶ月 | 80~110g | 18~13日 |
愛猫の体重や健康状態によって給与量が変わる場合がありますが、この表を目安にしてジャガーキャットフードを与えましょう。
また、成猫と子猫では1日におこなう食事回数が違うことにご注意ください。
成猫は1日2~3回に分けて食事を与えるのが基本となっていますが、子猫の場合は消化器官が未発達なので3~5回に分けて消化に負担がかからないように与えることが必要です。
ジャガーキャットフードの賞味期限
ジャガーキャットフードの賞味期限は製造年月日から12ヶ月となっています。未開封の状態で適切な保管をしていれば、長持ちするのが嬉しいところですね。
ただし、一度でも開封をしてしまうとフードが空気に触れてしまうため、鮮度や品質が落ちてしまいます。
愛猫に美味しくジャガーキャットフードを食べてもらうためにも、約1ヶ月を目安に消費していくのがよいでしょう。
また、適切に保管するには以下のことに注意する必要がありますよ。
- 風通しの良い冷暗所で保存する
- 直射日光が当たる場所に置かない
- 高温多湿を避ける
- 空気を抜きながら、ジャガーの袋を密閉する
まとめ
ジャガーキャットフードは悪い口コミ評判も多いですが、原材料や成分は安全で質の高いものになっているので、安心して購入ができます。
タンパク質が高く、朝鮮人参やマルベリーなど、猫にとって良い健康維持ができる原材料が使用されているため、子猫・成猫に与えるフードとして最適でしょう。
また、ジャガーを1袋お試ししたい場合は定期コースに加入すれば10%OFFで購入することが可能です。
解約してもペナルティがないため、気軽に申し込むことができますよ。
ジャガーキャットフードの成分量をまとめたものが以上となります。AAFCO基準値と比べると、かなり栄養価の高いフードであることがわかるでしょう。