「消しちゃった、どうしよう」そんなときにはデータ復旧!
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「あっ、消しちゃった!」データを誤って削除してしまったことはありませんか?また、スマートフォンを水没させてしまうこともあるかもしれません。そんなときにデータ復旧はできるのでしょうか?ここではデータ復旧の方法と、故障の際にしてはいけないことについてみていきましょう。
目次
データが消えてしまった!どんなものならデータ復旧できるの?
トイレにスマートフォンをうっかり落としてしまった。高いところから落としてしまったなど、データが消えてしまう原因には様々なことが考えられます。機械の状態によってデータ復旧できるものから復旧が難しいものまでありますので確認してみましょう。
データ復旧が可能であることが多いもの
・端末からデータを誤って削除してしまったとき
・端末を水没させてしまったとき
・誤って初期化してしまったとき
・画面が破損してしまったとき
・電源が入らなくなってしまったとき
もちろんそれぞれの端末の状況によっては、上記以外でも修理可能であったり、不可能な場合があります。わからないときは業者に問い合わせましょう。
データの復旧は症状を見極めましょう
「あっ、データを消してしまった!」こんなときはパニックになってしまいがちです。特に端末に大切な思い出や、会社で用いる重要な情報が保存されていれば、なおさら冷静でいることは難しいでしょう。端末の状態によってデータ復旧をすることができます。ここではデータ復旧を個人で行うことができるのか、それとも業者に依頼したほうがいいのかを考えましょう。
個人でデータ復旧
データ復旧用のソフトを使えば、個人でデータを復旧することができる可能性があります。 スマートフォンの場合は無料でインストールできるデータ復旧用のアプリをダウンロードすることもできます。しかし無料のものでは、復元できるデータ量に制限があることが多いので、その場合は有料のものを使うといいかもしれません。
業者に復旧を依頼!
たくさんのデータを復旧したいとき、確実に復旧したいときは業者に依頼した方が無難です。また水没してしまったなど個人ではどうすることもできない場合もあります。そのようなときは業者に問い合わせてみるのがよいでしょう。
データを消してしまったときの対処法については「うっかり大事なファイルを削除してしまった!そんな困ったときのデータ復旧の方法について」の記事をご覧ください。
データが消えたときにしてはいけないこと
データが消去されてしまったときに、焦ってしまい自分でなんとかしようと思うかもしれません。しかし、間違ったことをしてしまえば、端末によっては多くの悪影響を引き起こしてしまいます。
水没させてしまったとき
データを消去してしまう大きな原因として、水没は多くの割合をしめています。もし水没させてしまった場合には、注意点がありますので見ていきましょう。
・振らない
水がさらに端末の奥に入る可能性があるため
・充電をする
端末がショートしてしまう可能性があるため
・乾燥させるためにドライヤーをあてる
水を端末の奥に侵入させてしまうことや、熱風のために端末の温度が上昇し、故障につながるため
実際にはどうすればよい?
水没させてしまったら、スピーカーやイヤホンジャック内の水分を拭き取り、自然乾燥させましょう。その後、業者に修理、データ復元の依頼をするとよいです。焦って誤った処置をしないように心がけましょう。
一番簡単なデータの復旧方法はバックアップ
「備えあれば憂いなし」これは電子端末ではバックアップのことといえるでしょう。バックアップは使用する端末になにか不具合が起きたり、壊してしまったときに、比較的簡単にデータ復元をすることができます。
スマートフォンではSDカードを挿入し、電話帳、写真などを保存することができます。またインターネット上のクラウドサービスを利用し、バックアップをとることもできます。ここではそれぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。
SDカードでバックアップ
●メリット
メリットは挿し込み、簡単な設定をするだけで、簡単にバックアップを取ることが点です。データを移行する際も一般的に同じキャリア同士であれば容易に行えるといわれています。
●デメリット
SDカードは小さいため、取り出したときにしっかり管理しておかないと紛失してしまう危険性があります。またたくさんのSDカードを所持すると、どのSDカードが端末に使用していたものかわからなくなることも考えられるでしょう。
クラウドサービスでバックアップ
●メリット
クラウドサービスを利用するメリットは少ない容量であれば無料で利用することができる点です。また使い方の説明を受けやすいこともメリットといわれています。
●デメリット
クラウドサービスを利用して大量のデータを保存する場合は、料金が発生することがあるということです。またインターネット上で管理をするため、使い方がわかりにくいと感じる方も多いかもしれません。
まとめ
データを誤って消してしまったときには、まずは正しい応急処置をすることが大切です。そして端末の状態に応じて、個人でデータ復旧することができるのか、業者に依頼するのかを決めましょう。その際に自分でデータ復旧を行う際のリスクを忘れてはいけません。不安であれば確実な方法として業者を選択することをおすすめします。
データ復旧を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「データ復旧」をご覧ください。