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「USBメモリをフォーマットしますか?」そう聞かれたときの対処法とは

投稿日:2018-02-09 更新日:2019-02-20

「USBメモリをフォーマットしますか?」そう聞かれたときの対処法とは

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

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USBメモリ内に保存したデータを開こうとしたら、「USBメモリをフォーマットしますか?」というメッセージが表示され、一向にデータを開けないことがあります。もし指示に従ってフォーマットをすると、すべてのデータが消えてしまうので要注意です。

フォーマットという行為自体はパソコンの機能のひとつではありますが、もし急にフォーマットするかどうか聞かれた場合、USBメモリの部品や内部のデータに問題が生じている可能性があります。問題が生じているといっても、必ずしも故障とは限らないので、落ち着いて対処するようにしましょう。

そもそもフォーマットってどんな作業?

「フォーマット」には本来3つの意味があるのですが、「USBメモリをフォーマットしますか?」と聞かれた際には、「記憶媒体を使用可能な状態にする」行為のことを指しています。ちなみに、ほかの意味には「書式設定」と「プレゼンなどの構成」があります。

今回取り上げるフォーマットとは、パソコン内蔵の記憶装置。もしくはUSBメモリや外付けハードディスクといった外部記憶媒体の「ファイルシステム」を初期化したうえで、使用する予定のパソコン向けに再構成することなのです。

ファイルシステムってなに?

ファイルシステムとは、記憶媒体のデータを整理したり、データがどこにあるかを管理したりするシステムのことです。このシステムが存在しなければ、記憶媒体はデータの保存や使用ができなくなってしまうため、非常に重要なものだといえるでしょう。

しかし、OSは種類やそのバージョンごとに対応しているファイルシステムが異なります。たとえば、Windowsでフォーマットした記憶媒体はmacOSで使用することができず、フォーマットによってmacOSに対応しているファイルシステムに変更することが必要となるのです。

メモリのフォーマットとは

USBメモリで「フォーマットしますか」と表示される原因と対処法

では、パソコンに差し込んだUSBを開こうとしても「USBメモリをフォーマットしますか?」と聞かれる場合、なにが原因になるのでしょうか。この項目では、原因の一例とその対処法などについて解説していきます。

論理障害

論理障害とは、ハードディスクなどの記録媒体の記憶領域が破損している状態のことを指します。エラーメッセージが表示されたりファイルが開けなくなったりするなどの問題が発生しますが、部品そのものが故障しているわけではありません。

論理障害が起こる理由はさまざまで、ファイルの損傷やウイルスの感染などがありますが、もっともありがちなパターンは「USBメモリを無理やり取り外す」ことでしょう。USBメモリを取り外す際は、安全かつ適切な手段を踏むようにしてください。

ディスク容量いっぱいにデータを保存している

USBメモリなどに限らず、パソコンでトラブルの起こる要因として「ディスク容量いっぱいにデータを保存する」というものがあります。一般的な目安として、データ容量が80%を超えるとトラブルが起きる確率が高くなるとされています。

データ容量が限界に近い記憶媒体を使っていると動作が不安定になっていき、その結果さまざまなエラーが発生してしまいます。この場合は眠っている不要なデータを削除するだけで、問題が解決することがあります。

電気的なエラー

パソコンを長期間使用していると、不要な電気が段々溜まっていきます。この溜まった電気が、パソコンに悪影響を与えることがあるのです。パソコンの帯電による電気的なエラーが考えられる場合は、パソコンを一度シャットダウンして放電すれば直るかもしれません。

パソコンの電源を切ってコンセントも抜き、ノートパソコンの場合はバッテリーも抜いてください。この状態でパソコンを数分放置していると、内部に溜まった電気が放電されるのです。放電が終わったら、再びパソコンの電源を入れてUSBメモリを接続してみてください。意外とこの方法で認識するようになることがあります。

物理的な故障

USBメモリの部品が故障したことで、処理能力が不安定になることがあります。論理障害と違いがわかりにくいですが、USBメモリのLEDライトを確認し、発光が異様に遅い場合は物理的な故障が起きている可能性が高いです。

また、故障ではなく端子の汚れが不具合の原因になることもあります。USB端子にほこりや油分などの汚れがこびりつくことで、接触不良が起きてしまうのです。綿棒や専用のクリーナーを用いてUSB端子を掃除してみるのをおすすめします。

もしUSBメモリのフォーマットをしたい場合はどうすればいい?

では逆に、USBメモリのフォーマットをおこなう必要が出てきた場合の手順を見ていきましょう。なお基本的にUSBメモリはフォーマットせずにそのまま使用できるものですが、論理故障などが起きた際にはフォーマットによって初期化することも考えてみてください。

フォーマットをおこなったUSBメモリのデータはすべて消えてしまうので、必ずUSBメモリ内部のデータをほかの場所に移動させてからフォーマットをおこなうようにしましょう。Windows10でのフォーマット方法は、以下のようになります。
 

フォーマットの手順
(1)フォーマットしたいUSBメモリをパソコンに差し込みます。
(2)「PC」にあるUSBメモリのアイコンを右クリックします。
(3)メニューが表示されるので、「フォーマット」を選択しましょう。
(4)各項目の設定をおこなったうえで、「開始」をクリックします。
(5)データ消去に関する警告メッセージが表示されます。「OK」をクリックしましょう。

 

フォーマットの設定の詳細

フォーマットの設定画面にはいくつか項目がありますが、それぞれどういった意味をもっているのでしょうか。不用意にいじって不具合を起こさないためにも、各項目について簡単に触れておきましょう。

ファイルシステム
現在、Windowsで使用できるファイルシステムの種類は「FAT」「FAT32」「NTFS」「exFAT」の4つとなります。種類ごとに対応しているバージョンや容量が異なっているのですが、通常は変更する必要のない項目でしょう。

アロケーションユニットサイズ
パソコンのデータは複数個に分割されて保存されているのですが、アロケーションユニットサイズはどれだけの容量に分割かを指しています。このサイズが小さすぎるとアクセスの鈍化を招きかねないため、こちらも通常は変更する必要はありません。

クイックフォーマット
クイックフォーマットはその名の通りすばやいフォーマットであり、通常のフォーマットよりも短い時間で作業を終えることができます。しかし、クイックフォーマットはエラーチェックをおこなわないため、予期せぬエラーを見過ごしてしまうおそれがあります。もし時間に余裕があるなら、通常のフォーマットをおこなうのもよいでしょう。

ボリュームラベル
ボリュームラベルの欄に書いた名前が、その記憶媒体のドライブ名になります。ボリュームラベルに入力できる文字数はファイルシステムによって異なり、NRFSの場合は半角32文字、全角だと16文字まで書き込むことができます。

USBメモリの「フォーマットしますか」を対処する方法

論理障害にはデータ復旧ソフトを活用しよう

もしUSBメモリが論理障害を起こしていたり、誤ってUSBメモリのフォーマットを実行してデータが消えてしまったりした場合には、削除されたデータを復活させてくれる「データ復旧ソフト」を試してみましょう。

データ復旧ソフトにはたくさんの種類があり、中には有料のもの存在します。もちろん有料ソフトの方が高性能ではありますが、パソコンによって上手くいくかどうかは変わってくるものです。フリーソフトでも問題が解決することもあるため、まずはフリーソフトを試してみるのをおすすめします。

ただし、復旧ソフトがスキャンにかける時間が異様に長いと感じたときは、USBメモリそのものが故障している危険性があります。そのまま復旧を進めるとより故障が悪化することもあるため、復旧をいったん停止するようにしてください。

業者に頼めばデータが直る可能性も

パソコン修理の業者は、消えてしまったデータの復旧も取り扱っているのがほとんどです。もしUSBメモリが物理的に損傷していたり、データ復旧ソフトでもどうにもならなかったりした場合には、業者にデータの復旧を依頼するようにしましょう。

USBメモリのデータ復旧を業者に頼んだとしたら、損傷の激しさやデータ容量などによって大きく変わってきますが、少なくても数万円は必要になるのは確かでしょう。少々高いと感じる方もいるかもしれませんが、人件費や技術費などを加味すると、これが妥当な金額といえます。

なお、業者に頼んだりデータ復旧ソフトを使ったりしたとしても、データがすべて元通りになる確証はありません。ですので、大切なデータは必ず定期的にバックアップをとるようにしておきましょう。同じUSBメモリも2年以上使っている場合は、新しいものに取り換えておくと故障のリスクを減らせるはずです。

USBメモリの「フォーマットしますか」エラーが消えないときには

まとめ

フォーマットとは記憶媒体のシステムファイルを初期化する行為であり、一度実行すると内部データも消えてしまいます。ですので、USBメモリのデータを開けようとしたときに「USBメモリをフォーマットしますか?」とでても、安易に「はい」をクリックしないようにしましょう。

突然USBメモリをフォーマットするか尋ねられるのは、パソコンの不具合である可能性が高いです。この現象の原因はさまざまですが、フォーマットする必要なく復旧することができるケースもあるため、これまでに触れたような対処法を試してみるのをおすすめします。

もし自分の力だけでは不可能だと思ったら、一度データ復旧作業をお願いすることも検討しましょう。自分では取り返しのつかない事態に陥っていたと思っていてもパソコン修理のプロであれば、なくしたデータを取り戻してくれるかもしれません。

パソコン修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「パソコン修理」をご覧ください。
(この記事は2018年11月15日に加筆・修正しています)

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この記事を書いた人
編集者:こうた
家電やガジェットにこだわりがある。パソコンの使用歴が長く、インターネットや周辺機器のアドバイスやトラブル対応もお手のもの。

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2019-02-20 14:19:49
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