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パソコン復旧をあきらめない!Windows7のシステム回復オプション活用法

投稿日:2018-01-25 更新日:2018-11-15

パソコン復旧をあきらめない!Windows7のシステム回復オプション活用法

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2020年にサポートが終了するWindows7ですが、今現在でもこちらのOSを使っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。このOSを使う際に覚えておきたいもののひとつが、システム回復オプションとなります。

システム回復オプションを使うことで、「スタートアップの問題修復」、「システムの復元」、「システムイメージからの復元」、「Windowsメモリ診断」、「コマンドプロンプト」の5つのプログラムを実行することができ、いずれもパソコンの不調を改善するものとなっています。

これらの回復ツールにはそれぞれどういった役割があり、どうすれば使いこなせるのでしょうか。今回はその部分も含みつつ、Windows7のシステム回復オプションについて紹介していきましょう。

システム回復オプションとは

Windows7のシステム回復オプションとは、パソコンの動作が不安定なときにパソコンを修復してくれるプログラムのことです。

Windows7以降のOSでは、システム回復オプションをシステムとは別個に立ち上げることができるようになりました。そのため、もしWindowsのシステムデータが壊れてセーフモードでも起動をしないときでも、システムの修復が可能となっています。

システム修復システムを表示するには?

システム修復プログラムは、これから紹介する2つの方法によって表示することができます。
 

詳細ブートオプションを開く

パソコンの電源を入れ、メーカーのロゴが表示されたあたりで「F8」キーを何回か押すことで、「詳細ブートオプション」を表示することができます。

このオプションの中にある「コンピューターの修復」の項目を押せば、システム修復オプションを起動するでしょう。

ちなみに、詳細ブートオプションはWindows XPにおいて「Windows拡張オプションメニュー」と呼ばれていたものに相当します。パソコンが強制終了したりハードウェアに不調が起きたりした際にも、このオプションが表示されることがあるそうです。
 

システム修復ディスクを使う

「システム修復ディスク」を使うことでも起動することができます。

システム修復ディスクをパソコンにセットして電源を入れるとWindowsのインストール画面が表示されるため、そこから「コンピューターを修復する」を選ぶとシステム回復オプションが起動するのです。

このディスクは、専用のデータを空のCD-Rに書き込んでおくことで作成することが可能です。

この際、ハードディスク内の再セットアップ用データが破損したり削除されたりしていると、ディスクを作成することができません。

システム修復ディスクの作成方法や使い方は、4章の「パソコンでシステム回復オプションが無理なら修復ディスクで」にて解説しています。
 
システム回復オプションとは

システム回復オプションで復元を実行してみる

Windows7に備えられたシステム回復オプションの機能の1つに、「システムの復元」があります。この機能は、パソコンのシステムファイルを「復元ポイント」として保存したときの状態に戻せるというものです。

復元ポイントとは?

復元ポイントとは、特定の日時にパソコンの状態を保存したものです。手動で作成する場合、「コントロールパネル」の「システムとセキュリティ」のカテゴリから飛べる「システム」にある、「システムの保護」の項目から作ることができます。

復元ポイントは名前をつけることもできるため、日付やどのようなファイルを保存した後かをつけておきましょう。手動以外にも、復元ポイントは1日に1回自動作成されるようになっていますが、何か大事な操作をした後は復元ポイントを作っておきましょう。

システム復元の手順

それでは、Windows7のシステム回復オプションを開いてシステム復元を実行してみましょう。システム復元をおこなうまでの一連の流れは、以下のようになっています。
 

1.言語の選択を求められるため、右側の「▼」をクリックして「日本語(日本)」を選択します。
 下側の入力システムが「Microsoft IME」に切り替わりますが、変更せずに「Next」ボタンをクリックします。
2.ユーザー名の欄から管理者アカウントを選び、パスワードを入力したうえで「OK」をクリックします。
3.回復ツールの選択画面が出てくるので、「システムの復元」をクリックします。
4.システムの復元について説明する画面になるので、「次へ(N)>」をクリックします。
5.保存されている復元ポイントの一覧が表示されるため、最新のものを選択し「次へ(N)>」をクリックします。
6.使用する復元ポイントについて確認されるため、「完了」ボタンをクリックします。
7.再度確認されるため、「はい」をクリックしてください。するとシステム復元の処理が始まります。
 処理は自動的におこなわれるため、終了するのを待ちましょう。
8.「システムの復元が完了しました」の画面が表示されたら再起動し、無事に起動することを確認します。

 

システム復元の注意点

システム復元に関しては注意点が2つほどあります。システム復元の効力を勘違いしていると、作業が終わった後で「必要だったデータが修復されてない!」と混乱してしまいかねないので、以下の点を留意しておくようにしてください。

1つ目は、システムの復元を使うことで復旧するのはWindowsが使用するシステムファイルのみだということです。そのため、ユーザーが作成したドキュメントや画像などの個人的なファイルは復旧される見込みがないことを留意しておきましょう。

2つ目は、古い復元ポイントが削除される可能性です。初期設定では、復元ポイントを保存するためにハードディスクの5パーセント分の容量が確保されていますが、残り容量が少なくなると古い復元ポイントが削除されていきます。そのため、状況によっては使える復元ポイントが限られてくるのです。

windows7でシステム回復オプションを使ってみる<

Windows7のシステム回復オプションでできること

Windows7でシステム回復オプションを立ち上げるとOSを選択する画面が現れます。そこにはシステム復元以外にもいくつかの回復ツールがあるのですが、この項目ではそれぞれの役割などについて解説していきます。

スタートアップ修復

スタートアップ修復は、パソコンが正常に起動しないときに使用する機能です。Windows 7の場合、パソコンの起動時に問題が起こると自動的にスタートアップ修復をおこなってくれるのですが、システム回復オプションから手動で起動が可能です。

スタートアップ修復によるシステムの修復には多少時間がかかりますが、修復が完了すれば「診断および修復の詳細」という修復レポートが表示されます。なお、修復が困難で一度では完了しない場合、何度かパソコンが再起動することもあります。

システムイメージの回復

システムイメージとは、現在のWindowsの状態設定も含めてデータ化したファイルのことを指します。

たとえば、パソコンを再度セットアップする際にシステムイメージを作成していれば、再セットアップしても以前の環境でデータを作成することができます。

ただし、システムイメージの回復をおこなうためには、事前にシステム全体をバックアップするための「システムイメージの作成」をおこなわなければなりません。

ここで留意しておくべきなのが、システムイメージは使用環境の問題も複製してしまう点です。システムイメージを作成する場合は、エラーやファイルの問題などがない状態で作成するようにしましょう。Windowsセットアップ後、各種設定を済ませた状態で作成しておくのが理想です。

そのほか、パソコンの使用環境によってはシステムイメージからの復元が完了するまで膨大な時間がかかることもあるため、注意が必要です。

windows7でシステム回復オプションを使ってみる<

Windowsメモリ診断

Windowsのシステム回復オプションの中には、物理メモリ(パソコンの主な記憶媒体)に問題が発生しているのを診断してくれる機能があります。それが「Windowsメモリ診断」です。メモリ診断を使うと、次回起動時か再起動時にWindowsが問題を検出してくれます。

システム回復オプションの1つであるWindowsメモリ診断ですが、手動で起動させることも可能となっています。コントロールパネルの検索ボックスに「メモリ」と入力し、「管理ツール」の「お使いのコンピューターのメモリの問題の診断」をクリックしましょう。

コマンドプロンプト

コマンドと呼ばれるパソコンを命令する文章を用いて、Windowsの操作や設定をおこなうためのツールです。こちらは通常のコマンドプロンプトとは異なり、Windows修復用のコマンドを適用させることができるようになっています。
以下は、復旧の際に使うコマンドの一部の紹介です。
 

コマンド 内容
rstrui.exe 復元ポイントを使ったパソコンの復旧画面を開けます。
sfc /scannow システムの整合性のチェック画面を開けます。
CHKDSK c: /f ディスクのエラーチェックをおこなえます。
bootrec /Rebuildbcd ブート領域の修復をおこなえます。
ブート領域とはブートセクタとも呼ばれ、HDDの補助記憶装置の1種です。

 
パソコンでシステム回復オプションが無理なら修復ディスクで

パソコンでシステム回復オプションが無理なら修復ディスクで

ここで問題になってくるのが、システム回復オプション自体が破損していた場合はどうすればいいのか、という点でしょう。いくらこの機能が役立つといっても、トラブルの影響を受けてオプション自体が使えなければ、どうすることもできません。

そこで役に立つのが、システム修復ディスクです。あらかじめ作っておいたこのディスクをパソコンにセットしたうえで電源を入れれば、ディスク内に記録されているWindows7のシステム回復オプションを実行することができるのです。

システム修復ディスクの作り方

Windows7のシステム回復オプションを実行するシステム修復ディスクの作り方を解説します。トラブルが発生する前に作成しておくのが確実ですが、ディスクがない場合は別のパソコンで作っても代用できることがほとんどです。家族や友人のパソコンを借りるなどして、ディスクを用意しましょう。
 

1.Windowsロゴがデザインされている「スタート」ボタンをクリックし、「すべてのプログラム」を選択してください。
2.アプリケーションの一覧が表示されるため、「メンテナンス」フォルダ内の「システム修復ディスクの作成」をクリックします。
3.システム修復ディスクの作成画面が表示されたら、空のCD-RやDVDを入れて「ディスクの作成(R)」をクリックします。
4.ディスクの作成を待ちましょう。

 
作業が完了すると、作成したシステム修復ディスクが対応しているbit数が表示され、その情報をディスクのラベル部分に記載することを求められます。bit数とはパソコンの処理能力に合わせたOSの種類のことで、たとえば、64bit版のパソコンで作ったシステム修復ディスクは、32bit版のパソコンに用いることはできません

Windowsがどちらかのbit数であるか確認する方法ですが、「コントロールパネル」をクリックした後「システムとセキュリティ」をクリックします。「システム」をクリックすると「コンピューターの基本的な情報の表示」が出るため、「システムの種類」という部分に注目してみてください。

「システムの種類」には、「32bitオペレーティングシステム」や「64bitオペレーティングシステム」など、自分のパソコンの種類が表示されています。自分が使っているパソコンと同じbit数のシステム修復ディスクを使えるよう、事前に確認しておきましょう。

システム修復ディスクの使い方

システム修復ディスクを入れた状態でパソコンを起動すると、「Press any key to boot from CD or DVD」の文字が表示されるので、すばやくエンターキーを押しましょう。そうすると、システム回復オプションが表示されます。

システム修復ディスクを使う場面だと、パソコン内のシステム回復オプションが破損しているケースが多いはずです。ですので、まずはスタートアップ修復をおこなうようにしてください。場合によっては、それでパソコンの不具合が解消される可能性もあります。

もしスタートアップ修復でさえ問題を解決できない場合は、「スタートアップ修復ではこのコンピューターを自動的に修復できません」というメッセージが表示されます。その場合は、回復ツールの選択画面に戻って「システムの復元」を試してみましょう。

それでも復旧ができない場合はパソコン修理のプロへ

Windows7のシステム回復オプションや修復ディスクを使用しても復旧ができないという場合は、何か別にトラブルの原因がある可能性が高いです。

例を挙げるとパソコンのマザーボードの電池切れであったり、ファンから異音がしたりするなどです。そのようなパソコン本体の不調は、パソコン修理のプロに依頼するのがよいでしょう。

パソコン修理のプロは原因がわからないパソコンの不調を解決してくれるほか、即日で修理をしてくれる場合もあります。ただし、使っているパソコンが3年から4年以上経過している場合や、マイクロソフトによるサポートが終了している場合はパソコンの買い替えを考えるのもいいですね。

それでも復旧ができない場合はパソコン修理のプロへ

まとめ

Windows7のシステム回復オプションは非常に便利なため、パソコンのスタートアップができない場合やシステムの復旧が困難な場合は使ってみるとよいでしょう。中にはデータのバックアップを取っていないと使えない機能もあるため、パソコンが快調なときでもデータのバックアップはこまめに取り、いざというときに「バックアップをしていないのでデータが復旧できない」ということがないようにしてください。

もしWindows7のシステム回復オプションや修復ディスクを使用してもデータが復旧できない場合は、パソコン修理のプロに依頼をするのも手段です。パソコンの不調は本体の故障からくる場合も多いため、困ったときはパソコン修理のプロに依頼をして原因を解明してもらいましょう。

パソコンの修理業者は即日で対応してくれることもあるため、もしもパソコンで解決方法がわからない不具合に直面したら依頼してみるといいですね。

パソコン修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「パソコン修理」をご覧ください。
(この記事は2018年11月15日に加筆・修正しています)

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この記事を書いた人
編集者:ことね
家で飼っているペットのブログを始めたのがきっかけで、ライターの道へ!もともとパソコン関連の趣味もあるため、ペット・パソコン関係の記事を担当することが多い。

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2018-11-15 17:48:19
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