ハチの巣はスプレーで駆除できる!ただし、それにはコツが必要!

2022.7.6

ハチの巣はスプレーで駆除できる!ただし、それにはコツが必要!

ハチの巣はスプレーで駆除することができますが、それには注意が必要です。適切なスプレーを使わなければ効果が薄くなりますし、適切な方法でなければハチの反撃にあう危険もあります。

日本にはさまざまな種類のハチが生息していますが、ハチに刺されれば痛みや腫れが起きるだけではなく、最悪の場合はアナフィラキシーショックを起こして死に至るおそれもあります。少しでも安全かつ効率的にハチを駆除する方法をお教えします。

ハチの巣はスプレーで予防できる!?

ハチの被害を防ぐためには、生活環境の周辺にハチの巣を作らせないことが一番です。そのため、ハチが巣を作りそうな場所に忌避剤を使うことでハチの巣を予防できるのです。

忌避剤として有名なものは木酢液や竹酢液です。これらは木や竹を焼いたときにできる液体で、独特なにおいを発します。これらのにおいはハチが嫌う傾向があるので、忌避剤として使えます。

しかし、これだけでなく最近ではハチの巣に使うスプレーも市販されています。本来はハチを駆除するためのものである場合が多いですが、ハチに直接噴射するとすぐに駆除できるという即効性があるだけでなく、噴射した場所にハチが近寄らなくなる残効性も副作用としてあります。なので、ハチが巣を作りそうな場所にあらかじめ噴射しておくことで、ハチが巣を作ることを予防できるというわけです。

ハチの巣の駆除はハチ専用のスプレーじゃないとダメ?

市販されている殺虫剤は基本的に害虫の種類ごとに適した成分が入っています。例えば、ダニ専用の殺虫剤ならダニ駆除に、アリ専用の殺虫剤ならアリの駆除に特化するよう作られています。そのため、ダニやアリなどハチ以外の害虫専用の殺虫剤を使ってハチを駆除するのでは効果が薄くなってしまいます。そのうえ、ハチはその種類にかかわらず、素早い動きで人を刺す危険性もはらんでいます。ハチの巣に使うスプレーは必ずハチ専用のスプレーを使いましょう。

ハチの巣にスプレーをかけるときの注意点。ほかの道具もしっかりそろえましょう

単純にハチの巣にスプレーを噴射して駆除するのは簡単ではありません。ハチの巣の中や周囲には数多くのハチが潜んでおり、一気に駆除できないのに加えて、反撃にあうおそれもあるからです。ハチの巣をスプレーで駆除するには以下のような道具も揃えましょう。

・防護服
ハチの攻撃から身を守るために厚手の作業着や雨カッパなどを防護服として使います。保健所や自治体によっては借りることもできます。

・ヘルメット
頭部をヘルメットで守る際は首に隙間ができないようにタオルなどで隠しましょう。

・ゴーグル
ヘルメットを使わないときはゴーグルで目を守りましょう。

・革製などの生地が分厚い手袋
生地が薄い手袋ではハチの針が通ってしまうので、生地が厚いものがおすすめです。

・長靴
ズボンの裾からハチが入ってくることもあるので、ズボンの裾が入る長靴がおすすめです。

・ゴミ袋
駆除したハチの巣を入れるために使います。

・長い棒
手の届かない場所にハチの巣がある場合は、長い棒を使ってハチの巣を落とします。

・懐中電灯
ハチの巣を駆除するのに適した時間帯は日没後なので、懐中電灯が必要です。
          ハチの巣にスプレーをかけるときの注意点。ほかの道具もしっかりそろえましょう

ハチの駆除のコツは?ハチの種類別にご紹介

ハチは種類によって習性や生態が異なります。ハチの巣をスプレーで駆除する前に、どの種類のハチを駆除しようとしているのか確認しましょう。

スズメバチ

まずは、毒性が強いことで有名なスズメバチの巣の特徴についてご紹介します。

スズメバチの巣の見た目はボール状・球体状のものが多く、球体になる前はフラスコを逆さにしたような形をしています。外側は貝殻が重なったようなマーブル模様が巣の完成に伴って鮮明になっていきます。

スズメバチがよく巣を作る場所は、屋根の軒下、家の天井裏、庭の木などのほかに、床下、土の中などの閉鎖的な場所もあります。そのため、スズメバチの巣を外から見つけることができず、知らないうちにスズメバチを刺激してしまうこともあるため注意が必要です。

同じスズメバチであってもハチの巣は種類によって若干異なるので、ヒメスズメバチは巣が球体ではなく下半分がむき出しになっていたり、オオスズメバチは土の中に巣を作る傾向があったりという細かい違いはありますが、以上のような特徴があるものはスズメバチの巣と断定して問題ないでしょう。

アシナガバチ

次に、私たちの生活に身近なアシナガバチの巣の特徴についてご紹介します。

アシナガバチの巣はシャワーヘッドのような形をしており、六角形の巣穴が外にむき出しになっています。その色は灰色やグレー系の色をしています。基本的にはじめは女王蜂が1匹で巣を作るため、ハチの巣の大きさは最大でも15cmほどと小型になっています。これはハチの巣の種類の中では比較的小型な大きさになっています。

庭の木、ベランダ、室外機、物置、墓石など私たちに身近な環境で場所を選ばず、開放的な場所であれば、いたるところに巣を作ります。

アシナガバチはスズメバチより温厚な性格をしていますが、巣に近づいたり刺激したりすれば人を刺すので注意が必要です。また、アシナガバチは自分が生まれた巣の場所を忘れないという特性を持っているため、駆除した後も再び発生することがあるので、その点にも注意が必要です。

ミツバチ

最後に、蜂蜜を作ることで有名なミツバチの巣の特徴についてご説明します。

ミツバチの巣は外皮がなく巣盤のみで構成されており、平べったい形をしています。ミツバチの巣の層は種類によって枚数が異なり、ニホンミツバチ・セイヨウミツバチは複数枚の板のような巣を、コミツバチは1枚の巣を形成します。大きさは最大で1mにもなり、巣の色ははじめは白色ですが蜜が集まるとオレンジ色へと変化していきます。

ミツバチが巣を作る場所は、木の溝、岩の間、穴、屋根裏、床下、石垣など閉鎖的で狭い場所が多いですが、まれに、木の枝や軒下などの開放的な空間に巣を作る傾向があります。
      ハチの駆除のコツは?ハチの種類別にご紹介

ハチの駆除は早めに!場合によっては業者へ依頼しましょう

ハチの巣の駆除は早ければ早いほど簡単になります。早い段階であれば、ハチの巣をスプレーによって自分で駆除することができるかもしれません。なぜなら、冬を越したばかりのハチは攻撃性が低く、働き蜂の数も多くないため反撃されにくく、完成していないハチの巣は耐久性もないからです。

しかし、その反面、いったんハチの巣が完成してしまうとスプレーで駆除するのは難しくなってしまいます。ハチの巣が強固になるだけでなく、ハチそのものも数が増えて凶暴になるからです。自分で駆除しようとすると反撃にあう危険性が高まり、安全性の面で保証できません。ときには近隣住民にまで被害が及ぶこともあります。

このように自分でハチの巣を駆除することは必ずしも簡単ではないので、場合によっては業者にお任せすることをおすすめします。ハチ駆除の業者であれば、積み上げられたノウハウを持っているので、より安全かつ効率的に対処してくれるでしょう。

まとめ

ハチの巣をスプレーで駆除することは大変な作業です。ハチの巣が完成していない段階やハチの活動が活発でない時期であれば、ハチ駆除専用のスプレーを使って自分で対処することも悪くはない選択肢です。

しかし、もし万が一ハチの巣の駆除に失敗してしまったら自分自身が危ない目に合うだけでなく、周囲の人まで危険にさらされます。周囲の人が刺されてしまえば、その責任は駆除しようとした人の責任になり損害賠償を請求されることもあります。とくに、マンションやアパートなどの通路や部屋と部屋の間といった共有部分は大家さんや管理会社の責任になってしまいます。まさに、「泣きっ面にハチ」という状況になっては、目も当てられません。

安全かつ効率的にハチを駆除したい場合は、ハチ駆除の業者に協力してもらいましょう。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
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