
スズメバチ駆除のグッズを購入してご自分で駆除しようとお考えになるのは、「駆除費用を安く抑えたい」という理由からであることがほとんどでしょう。しかし、じつは駆除業者に依頼したほうが費用を抑えられる場合もあるのです。
スズメバチ駆除のグッズは、防護服や殺虫剤、高所作業用の道具などたくさんあります。これらのグッズをすべてそろえると、案外高額な費用が必要になってしまうものです。しかも、たとえこれらのグッズをすべて買い揃えたとしても、スズメバチ駆除はつねに危険と隣り合わせです。
「スズメバチ駆除のグッズ購入費がかさんでしまう」という場合や「スズメバチに刺される危険をおかしたくない」という方は、プロの蜂駆除業者に依頼することをおすすめします。
スズメバチでお困りの方はぜひ生活110番までお電話ください。

目次
スズメバチ駆除に必要なグッズ一覧
スズメバチを駆除するときは身を守るための防護服や手袋、スズメバチを退治するための殺虫スプレー、巣を処分するための枝切りばさみなど、たくさんの道具が必要です。駆除に必要な道具を用途別にまとめました。
毒針から身を守るために必要なもの |
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スズメバチに効く駆除剤 |
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巣を処分するときに必要なもの |
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高所の巣を駆除するときに必要なもの |
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夜間や暗所での作業に必要なもの |
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蜂に刺されてしまったときのために |
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「こんなにたくさんのグッズが必要なの!?」と思われるかもしれませんが、安全にスズメバチを駆除するためにはどのグッズも重要です!自分でスズメバチ駆除をする場合には忘れずに用意しましょう。
では、それぞれの道具をどのように使うのか順番にご紹介していきます。具体的な商品も掲載していますので、駆除グッズをそろえるときの参考にしてみてください。
【重要】防護服はスズメバチの毒針が貫通しないものを選ぶ
防護服は安価なものも販売されていますが、その多くが攻撃性の低いミツバチを想定して作られた養蜂用の防護服です。養蜂用の防護服ではスズメバチの毒針が容易に貫通してしまうので、必ずスズメバチに対応しているか確認するようにしてください。
もしスズメバチに刺されてしまうと、ひどい腫れや強い痛みが生じるだけでなく「アナフィラキシー」を起こしてしまうこともあります。アナフィラキシーとは全身性のアレルギー反応のことで、最悪の場合は死に至ることもある危険なものです。
防護服を着用するときは頭の先から足の先まで、すき間なく全身をガードしましょう。防護服にすき間があると、そこから侵入したスズメバチに刺されてしまかもしれません。
手袋や長靴、ゴーグル、ヘルメットも忘れずに着用しましょう。スズメバチは毒針で刺すだけでなく毒液を噴射することもありますが、ゴーグルを着用することで目に毒液が入ることを防ぐことができます。
おすすめの防護服グッズ
スズメバチ駆除用蜂防護服 アンチ ホーネットIII
蜂が滑りやすい特殊加工を施したつなぎタイプの防護服です。頭部を守る安全帽に顔を覆うポリカーボネート板もついており、長靴と手袋もセットになっているため、別売り商品を購入する必要がありません。
ディックコーポレーション 蜂防護服ラプター III V-1000
三層構造の生地で毒針から守ってくれる上衣とズボン、ポリカーボネート板がついた頭部プロテクター、ヘルメットもセットになっています。手袋と長靴はセットに含まれていないので、別途購入してください。
ディックコーポレーション 蜂防護用手袋 V-4
豚革2枚と特殊シート2枚からなる4層構造で、スズメバチの毒針を防ぎます。
[キタ] 安全長靴 作業長靴 メガセーフティ
安全メガネ 保護メガネ 軽量 防風 防塵 紫外線99.9%カット 実験室 作業用
DICプラスチック ヘルメット 通気孔付・スチロールライナー付
防護服はレンタルサービスもある!
スズメバチに対応した高性能の防護服はどれも高額で、10万円以上するものもあります。一度のスズメバチ駆除のために、なかなかそこまでのお金は掛けられませんよね。
しかし、安全のためには必ず身に着けなければなりません。そこで便利なのが、防護服のレンタルサービスです。数は少ないですが、スズメバチ駆除用の防護服を貸し出している業者もあり、1万円ほどで借りることができます。
また、住民への防護服の貸し出しを無料でおこなっている自治体もあるため、購入するのが難しい方はお住まいの地域の自治体へ問い合わせてみることをおすすめします。
殺虫スプレーは多めに用意する
巣の大きさや蜂の数、スプレーの種類によっても違いますが、スズメバチ駆除にはひとつの巣につき最低2~3本は殺虫スプレーを用意しておく必要があります。途中でスプレーが切れてしまえば、興奮した蜂が襲い掛かってくることになり大変危険なので、必ず多めに用意しておいてください。
スズメバチ駆除には「ピレスロイド」系の薬剤が配合された殺虫スプレーを使うことが効果的です。ピレスロイドとは「ピレトリンに似た化合物」という意味で、キク科の植物である「除虫菊」に含まれる「天然ピレトリン」をもとに、さまざまな合成ピレスロイドが開発されています。
高い殺虫効果を示す一方、ほ乳類・鳥類の体内に入ってもすみやかに分解されて排出されるため安全に使用できます。市販の殺虫スプレーのほとんどにピレスロイド系の有効成分が配合されており、ホームセンターなどで購入可能です。
おすすめの殺虫スプレー
アース製薬 スズメバチマグナムジェットプロ 550mL×5本
スズメバチの動きを止めることができる「モンフルトリン」(ピレスロイド系)を含む4種の殺虫成分が配合されており、速効性と致死効果に優れた殺虫スプレーです。強力噴射でスズメバチを巣ごと退治できますが、1本45秒ほどで使い切ってしまうの本数には注意しましょう。セット買いでたくさん購入しておくのがおすすめです。
スズメバチ駆除用スプレー スーパースズメバチジェット 480mL×3本
揮発性が高く、周囲に広がって素早く効く殺虫成分「メトフルトリン」(ピレスロイド系)が配合された屋外専用の殺虫スプレーです。1本で直径15センチメートルほどの巣を処理することができ、巣の直径が4センチメートル大きくなるごとに追加で1本必要になります。
業務用ハチ駆除殺虫剤 ハチダウン 1本(730mL) 強力噴射式
業務用の大容量の殺虫スプレーです。速効性に優れた「フタルスリン」と致死効果が高い「レスメトリン」(共にピレスロイド系)の2種類の有効成分を配合しており、飛び回るスズメバチも一気に駆除することができます。別売りの延長ノズルを取り付ければ、高所や離れた場所の巣にも安全に殺虫剤を吹きかけられます。
煙幕を使った方法で効果的に駆除
蜂は煙に弱いため、煙幕を使えば一時的にスズメバチを気絶させたり弱らせたりすることができます。蜂の動きが止まっているあいだに巣を取りはずし、ビニール袋に入れて密封してください。
巣を一気に駆除できる効果的な方法ですが、煙自体に殺傷能力はないため、動き出したスズメバチに襲われる危険性があります。また、可燃性ガスが含まれた殺虫スプレーは、引火のおそれがあるため併用できません。
おすすめの煙幕
花火 はちとり煙幕 (1BOX = 10入り) 昼用花火 日本製 国産花火 hnb-day-300298-b
高所に巣を作るスズメバチもいる
スズメバチは種類によって巣を作る場所が違います。都市部の環境にも順応して人への被害も多い「キイロスズメバチ」は軒下や高い木の枝などに営巣することがあり、駆除の際には高所作業用の道具が必要になります。
離れた位置から安全に殺虫スプレーを吹きかけるときは、高所スプレー噴射器や延長ノズルが便利です。また、高所にできた巣を取りはずすときには、脚立やはしごを使いましょう。
脚立やはしごは、巣が作られている場所に合わせて安全に作業できる高さのものを選んでください。脚が伸縮式になっている脚立は、平らでない地面でも安定させやすいためおすすめです。
おすすめの高所作業用グッズ
エアロング 1.2~3.6m 伸縮式高所スプレー噴射用器具
胴の直径が約55~75ミリメートルのスプレー缶に対応しており、通常のプッシュタイプの殺虫スプレーであればどの商品でも使用可能です。
ハチダウン専用スプレーノズル ハチローFH (1本)
殺虫スプレー「ハチダウン」専用の延長ノズルです。手元のチューブを引くことで、自由自在に噴射角度を調節することができます。
長谷川工業(Hasegawa)はしご兼用伸縮脚立 RYZ1.0-12(1.02~1.33m)(16257)
スズメバチ駆除に適しているのは日没後!懐中電灯にもひと工夫
日本に生息するスズメバチのほとんどが、暗闇での視力がありません。そのため、外出していた働き蜂の多くが、暗くなる前に巣に戻ります。日没後2~3時間経ったころに駆除をおこなえば、その巣で生活するスズメバチを一気に駆除することができます。
暗闇での作業なので懐中電灯が必要になりますが、スズメバチは光に向かう習性があるため、そのまま点灯すると懐中電灯めがけて飛んできてしまいます。懐中電灯に赤色のセロファン紙を被せることで、刺激を抑えられます。スズメバチは赤色を認識できないのです。
4~5月の営巣初期なら捕獲器で安全に駆除できる!?
4~5月ごろのスズメバチは、冬眠から目覚めた女王蜂が単独で巣作りをします。この女王蜂を捕獲してしまえば、巣作りを防止することができるのです。女王蜂は攻撃性が低いので、4~5月の時期であれば捕獲してしまうのもよいでしょう。
6月以降になると、活発に動き出した働き蜂を引き寄せてしまうことになり危険です。6月以降は無理に捕獲することはやめておきましょう。蜂の捕獲には、「誘引捕獲器」や「スズメバチトラップ」を使います。
おすすめの捕獲器
シマダ ProBuster 業務用 スズメバチバスター 誘引捕獲器
庭木などに吊るして使います。食品やアルコールを原料とした誘引液でスズメバチをおびき寄せ、捕獲器の中に閉じ込めます。
スズメバチトラップは自作できる!
スズメバチの捕獲器は手作りすることもできます。作り方はとても簡単で、一般的に家庭にあるもので作成可能です。作成手順をご説明します。
まずは空のペットボトルの上部に「H」の字に切り込みを入れましょう。
この切り込みが蜂の入り口になります。つぎに、酒・酢・砂糖を2:1:1の割合で混ぜた誘引剤を作り、ペットボトルの中に入れてください。この誘引剤のニオイがスズメバチを引き寄せてくれます。
あとはペットボトルにヒモをくくりつけて、地上から2~3メートルの位置につるしておくだけです。誘引剤のニオイにつられて寄ってきたスズメバチは、ペットボトルから出られなくなり捕獲することができるのです。
できあがったスズメバチトラップは、できるだけ日陰に設置するようにしてください。日陰に設置することで誘引剤が蒸発しづらくなり、スズメバチトラップの効果が長持ちします。
スズメバチの毒は強力!「ポイズンリムーバー」で万が一に備える
スズメバチに刺されてしまったときには、早急に毒を吸い出す必要があります。「ポイズンリムーバー」を使用することで、腫れや痛みなどの症状を緩和できます。
ただし、あくまでも応急処置なので、スズメバチに刺されたときは必ず病院で診察を受けてください。また、口で毒液を吸うことは危険なのでやめましょう。口の中に傷があった場合、そこから体内に毒が吸収されてしまいます。
おすすめの毒対策グッズ
ASPILABO(アスピラボ) アウトドア ポイズンリムーバー アスピブナン 毒液・毒針除去 APV1100000
スズメバチに刺された患部にカップをあてて、ピストンレバーを押し下げると毒が吸い出されます。
スズメバチ駆除は生活110番に依頼しよう!
スズメバチ駆除に必要なさまざまなグッズを紹介してきましたが、グッズさえあれば誰でもスズメバチ駆除をおこなえるというわけではありません。確実に退治するためには、スズメバチに関する知識や豊富な蜂駆除の経験が必要不可欠です。
また、安全性や効果の高いグッズをすべて買いそろえることは、とても高額になるため現実的ではありません。
しかも、どれだけ高額な防護服に身を包んで優れた駆除グッズを手にしたとしても、絶対に安全ということはないのです。スズメバチ駆除は、知識や経験がない者が安易におこなえば思わぬ事故を引き起こし、最悪の場合、命を落としてしまうことさえあるでしょう。
生活110番であればグッズをすべて買いそろえるよりも安く、そして安全に駆除することができます。スズメバチ駆除は生活110番にお任せください!
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