
人々の暮らしの身近にあるブロック塀。築年数の古い家に住んでいる人は「古くなってきたし、そろそろ危ないのでは?」と心配している人もいるのではないでしょうか?
この記事では、古いブロック塀の危険性や、ブロック塀の点検方法、ブロック塀の解体費用を安く抑えるコツなど、あなたのブロック塀についての悩みを解決していきます。

目次
そのブロック塀大丈夫?崩れると事故の危険も…
ブロック塀といえば、頑丈そうで、家を守ってくれる壁だというイメージを持つ人もいると思います。ですが、ブロック塀は、時には命を奪ってしまう「凶器」になる可能性もあることはご存知でしょうか?
経年劣化でボロボロになってしまったブロック塀は特に危険です。
地震といった自然災害が起こったとき、劣化したブロック塀は、衝撃で根元から折れてしまいます。そして、近くにいた住民が下敷きになってしまうといった、最悪のケースが起こってしまう可能性もあるのです。
ですので、そういった危険な状態のブロック塀は解体したほうが賢明です。ブロック塀を解体する判断基準やブロック塀の解体費用などを参考にして、解体の必要性を確認してみてはいかがでしょうか。
安全?危険?ブロック塀の状態チェックリスト
劣化したブロック塀を放置しておくと、事故などにつながる可能性があります。ここではブロック塀のどこを点検すればいいのかを説明します。
□ブロック塀を作ってから15年以上経過しているか
ブロック塀は頑丈にできています。ですが、時がたってしまえば物はいつか壊れてしまうものです。
日本建築学会の調査により、ブロック塀の寿命は30年程度になるそうです。また、20年程度でブロック塀を支えている鉄筋にサビができてしまうともいわれています。
あくまで目安としてですが、ブロック塀を設置してから15年以上経ったら、こまめに点検をしたほうがいいでしょう。
雨風や物が当たった衝撃で、普段よりも劣化が早くなってしまうことも考えられます。
□ひび割れがあるか
ブロック塀にひび割れがみられる場合は要注意です。ブロック塀にできたひび割れから雨水が入り、中の鉄骨にサビができてしまいます。
鉄骨にサビができてしまうと、ブロック塀は内側からボロボロになり、少しの衝撃で倒れてしまう危険性があります。このような危険な状態になってしまう前に、早急に対処しなくてはなりません。
□コケが生えているか
雨の多い地域や、近くに草花の鉢を置いているなどといった、水分が付着しやすい環境のブロック塀に、コケが生えてきやすくなります。
コケが生えるということは、当然ブロック塀も湿り気を帯びていきます。その湿り気が原因で、中の鉄骨でサビの広がりが早まってしまうことも考えられます。
コケの除去は、コケ落とし専用の洗剤で落とすことができます。もちろん、業者に依頼してコケを落としてもらうこともひとつの方法でしょう。
点検などをこまめにすることで、ブロック塀の解体費用を、間接的に抑えることができます。長くお世話になることになるブロック塀ですから、できるだけ長持ちさせたいですよね。
ブロック塀の解体費用の相場はどれくらい?
では、ブロック塀の解体費用はどのくらいになるのでしょうか。費用相場は、1㎡あたり、5,000~8,000円ほどが相場だといわれています。
また、ブロック塀が設置されている位置、大きさ、作業スペースがどのぐらいあるかによって細かく相場は変わっていきます。
具体的なブロック塀の解体費用を知るには、解体業者に相談してみることが必要です。見積もりをしてもらうとき、ブロック塀の大きさや位置などをしっかり伝えるようにしましょう。
ブロック塀の解体費用を安く抑えるコツ
「ブロック塀の相場はわかったけど、もっと安くできる方法はないの?」と思う人もいるかもしれません。
ブロック塀の解体工事の費用自体を抑える方法は、なかなかありませんが、間接的に費用を抑えるコツならあります。
それは、ブロック塀の解体工事と、新しいブロック塀の施工を一括で依頼することです。
リフォーム業者によりますが、解体工事と新しい施工を一括依頼することで、費用が割引されることもあるようです。もし、新しいブロック塀にリフォームしたい場合は、一括依頼で割引がある業者を選ぶのもいいでしょう。
ただし、費用が安くなるかは業者のサービス次第ですので、割引のある業者かどうかをしっかりチェックしてから見積もりを出してもらいましょう。
地域によっては補助金制度があることも
住んでいる地域によっては、ブロック塀の解体工事に補助金が出る場合があります。
それぞれの自治体に、補助金が出る条件や、補助金限度額が決められています。
例えば、ブロック塀の立っている位置や高さが規定内であること、撤去後に新しくブロック塀を施工する予定があるかなど、自治体によって条件が違います。
補助金限度額の相場は、10~20万程度であることが多いようです。
もしブロック塀を解体したい場合は、一度自治体に相談して、補助金が適用されるブロック塀なのかを確認してみるのもいいかもしれません。
もしかしたら、ブロック塀の解体工事の費用を抑えることができる可能性があります。
まとめ
ブロック塀は頑丈で長持ちするものですが、だからといって油断していると、水分などにより、中の鉄骨がサビてしまい、寿命を大きく落としてしまう可能性もあります。
こまめな日々の点検が大事です。中の鉄骨が錆びる原因を除去することで、ブロック塀の寿命を大きく伸ばすことも可能です。
また、劣化したブロック塀がどれだけ危険なものかもお分かりいただけたと思います。地震などの災害の際、安全に避難できるよう、環境づくりをしっかりとしておきたいですよね。
もし、危険なブロック塀であることが分かったら、今すぐにでも解体工事のプロに相談してみましょう。
ブロック塀の解体費用の見積もりなど、丁寧に対応してもらえますし、危険なブロック塀を、あっという間に壊してくれることでしょう。
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